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63610 のレビュー-
雨夜の山荘で君は惑うサウンドノベルとミステリーを愛する者として、必ずこの謎を解き明かしてみせる。 そう、ばっちゃんの名にかけて。 雨の山荘に集まった人間と、そこで起きる惨劇、この王道ミステリーを前に、御馳走を前にした犬状態で始めました。 ゲームをクリックし、始まるムービーにこれからの展開を思い、キャラクターを見て第一印象から犯人を予想したり、もうこの時点からガッツリ引き込まれました。 ここからは探偵としてのコメントになるため、伏せます。ものすごい量書いてしまいました…。 @ネタバレ開始 電波が届かない圏外、というワードにそれで助けを呼べないのね、と何度も頷く。さらに洪水警報、洋館、一本橋ときたら、ミステリーの舞台の出来上がりです。 友人の二人も、犯人候補なので情報は見逃さぬように目を皿のようにしてシナリオを読みました。 主人公は名前を選べるのもいいですね、せっかくなので自作の推理が得意なキャラの名前にさせていただきました。探偵気分を楽しみます! 細かい館の指定はじっくり読みます。なるべく1発でかっこよく推理を決めたい…! そしてユヅキのハートは俺のもの! ジンはおバカそうですが、なんというか憎めないタイプですね。 ユヅキさん、なかなかセクシーな服着ちゃって! 何かあっても一人でシャワー浴びたらダメだよ! 殺人鬼来ちゃうからね! さて、楽しいひとときも終わり、ユヅキと電話もして、明日からも楽しむぞー! …まぁ、そうはいかないけどね。 早朝に電話で起こされると、なんと支配人が死んでいると。客が殺されるかと思っていましたが、なるほどそうきたか。 って、ジン! なんで私を指名するんだ! うわああ、お約束の橋がダメになったー!! 絶望していると、なんとジンが真面目に話し始めたました。おちゃらけてるけど、やる時はやれる男子らしい。 遺体が発見された現場で検証スタート、ここから一気に本格ミステリーです。推理する場面があるとやはり楽しいですね。 確かにあれは殺人…みんなの背筋が凍ります。正直、全員が固まっているのが一番安全だと思うのだけど、というかこの中の誰かが犯人の可能性があるから、バラバラなのは危ない気がする。 探索を開始して、まずアサノさんはなぜバーにいたかが気になりました。寝室でも部屋でもなく、バー。呼び出された、が一番ありえるかな。 電話線が切れてることからも、内部犯な気がする。アサノさんを殺すだけなら、さっさと逃げたほうがいいし。なるほど、選択肢によっては前の晩に死んでるケースもあるのか…ゾッとします。 確かになんでメグミさんは衣装がないのに気付かなかったんだろう。 でも、壺を盗んだから衣装だってそのまま持ち去ればいいのに。証拠品になってしまう。 起きとったんかワレ(笑) 見回りの時に殺された、でも窓の割れ方から外からではない、うーん謎が深まります。 なんと、主人公でない視点も見せてくれるのですね。それはニクイ! カザマーーーー!!! 割と疑ってたけど、犯人じゃなかったね、ごめん!! ミオリーーーー!!! それは死亡フラグだ! ああそうか、さっきの人物がアサノさん殺しはしてない可能性もあるね。 シノザキさんの言うことも分からないでもない、ユヅキかジンが犯人の可能性も十分あります。 アリバイをお互いに確認しますが、あまり進展なく、ただカザマさんが残した写真により内部犯であることは確定しました。 おっさんは確かに言い方は悪いけど、メグミさんは疑われても仕方ないかと…。 うーん、早くも手詰まりに。浴室がバーと近いのは若干気になりますね。 しかし見取り図を見てひらめいてしまった探偵! 『出た。私の推理が終わってないけど、探偵は謎が全て解けちゃったやつ!!』 怪しいのは、コウモトさんなんだけど…。 えへへ、間違っちゃったー! ゲームオーバーと思ったけど、一応進みましたね。 ここで戻って、犯人指名の手前からスタート、ここ分からないって言うべきかな。でも、あの地図で何か閃いてはいるんですよね。ただ、単独犯かは絞れないんだよな…なのに名指しは一人だけ。 一応、外を調べた人が怪しいとは思っていたので、セトガワさんも指名してみました(ポンコツ探偵め!!) あら、話進んだ…? ん…? これ当ててしまった感じ!? そうか、カザマさんの言ってた違和感はここか! ショーケースが割れていた、確かに言ってない。 ひいいい…セトガワ、あんた薬中かい…。 みんなの連携プレーでなんとかなったと思ったのに、無駄にタフなドランクジャンキーセトガワ、まだ抵抗するよう。しかしジンが食い止めてくれました。しかし、犯罪者とはいえ、人を撃たせてしまったのは…ジン、ごめんね。 悲しい犠牲を出してしまったけど、残された人たちを助けることはできました! エンディングで主人公の初期案が出たり、小ネタを出してくれるのも良かったです…!(クジャク?に笑いました) これがおそらく最短の攻略とは思いますが、犯人を指名できなくても話が進んでいたので、分岐に戻ってみることに。 ジンが疑ってる中にジャンキーセトガワがいませんね。シノザキさん疑われてる…。 こっちだと先程の推理とは別方向で、メグミさんの疑いが晴れてますね。これはすごい! さらに新たな被害者も出て、全く別のシナリオへと変貌を遂げています。 じゃ、ジャンキーセトガワ…お前、死んだんか。いや、首がないからセトガワじゃないとは言い切れないけど。 そこでユヅキから、本当にシノザキさんが怪しいのか? と言われます。やはりジャンキーセトガワか!? やっぱりか!? こちらでは動機は分かりませんし、犠牲者が増えてしまう、でもなんとか守りたかった二人だけは守れましたね。ユヅキ…ジン、ありがとう。 @ネタバレ終了 1発で犯人は当てられませんでしたが、とても楽しい本格ミステリーでした! サウンドノベルはキャラクターの外見がシルエットなどで曖昧に表現されることもありますが、今作は3D的なイラストが使われており、そこも目を惹きます。なにより、視覚的にキャラクターが分かると名前とキャラクターが混じらなくて済むのでとてもよかったです。 シナリオもとても読みやすく、サウンドノベル初心者の方もきっと楽しめると思います! またきちんとヒントがあるタイプのゲームかつ、選択肢によって違う展開を迎えてくれるので、ミステリーサウンドノベル好きもたまらない。 ぜひたくさんの人に遊んでいただきたい作品です!
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6月のマリッジブループレイ前、序盤と、プレイ後に見方が変わる作品でした。 ピアノのBGMも相まって、雰囲気づくりが抜群に良くて面白かったです。 @ネタバレ開始 何よりも、『救われてしまった』という表現がとてつもなく好きです。 一見彼彼女二人の関係は、他人にとっては歪(私自身もそう思います) けれど、あくまでそれは他者(私)からの視点で 主人公である彼女にとって、彼の存在はどこまで必要な存在だったか。 同時に、彼にとって彼女の存在はどれだけ大切な存在だったか。 それは当事者にしかわからない二人だけの幸せだと思えるような関係、最後の終わり方がとても好きでした。 それに、純粋に彼女たちが幸せな姿が見れて良かったです。 @ネタバレ終了 短時間で心をつかまされる作品でした。綺麗で楽しかったです。 ありがとうございました。
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七文字しりとり学園物語「全日本七文字しりとりの会Presents」や「サブタイトルの奪われたスライスチーズ」を見て、なんだかふざけたゲームだと思ってしまいましたが、会は実在するし確かにスライスチーズは序盤で奪われるマジなやつでした!! 本作、とても面白かったのですごくおススメです! まず全日本七文字しりとりの会が実在するのが熱いですね。こういったほかのジャンルの本職?の方のゲームは全然違うアプローチから一風変わった仕上がりになることが多いので凄く好きです。 本作においては熟練ゲーム制作者のようなシステムの組み込みも素晴らしかったです。打ち込みだと七文字しりとり初心者プレーヤーにも分岐多すぎて作者的にも厳しいところ、単語ストック&選択肢という形で七文字しりとりを見事に表現していますし、それにより単語のストックや生徒会の横暴といったストーリーもゲ―ムそのものとリンクする形になって凄く良かったです。 ルックアラウンドや連想などは実在する七文字しりとりプレイヤーが実際に使っている手法と推測しますが、これを上手に組み込んだおかげでゲームとしての楽しみがメチャクチャ上乗せされていたと感じました! 序盤で詰まったと思ったらそこもルックアラウンドするの!?という展開には痺れましたし、ラストバトルのルックアラウンドも感動モノです!ビバルックアラウンド!(ルックアラウンドと言われて思わず家の中を見渡したのは秘密です) 冒頭のチュートリアルや幼馴染との会話も凄く面白いし、探索ゲーとしても楽しめるし、道中では腑に落ちる謎解きも出てきますし、しりとりバトルは手に汗握るゲーム性ですし、2人組の敵やかなりずるい生徒会長をやっつける爽快感は抜群でした。 一気にのめりこんでプレイすることウケアイの面白ゲ―でした! もう少し育ったら子どもとも七文字しりとりで遊んでみます!!
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恋廃トンネルかわいい女の子、しかも両手に花状態で心霊スポットに出かけるなんて、これどう考えても怨霊たちに憎悪とか憤怒マシマシで呪われるやつでは?と冒頭から既に主人公の未来の雲行きが怪しく見えて仕方のないチキンなのでした。 ホラー苦手なチキンでもプレイできるよね?と思って進めていたら、二手に別れようという選択肢で「一人で行く」があって「一人で行けるわけないでしょーー!!ちびるわ!!」と、光の速さでその選択肢は捨てて、玉緒さんとさざねさんのどちらでいいか迷いました。 @ネタバレ開始 ちょっと怖がってるさざねさんと一緒にいたほうがいいかなーと思って一緒に行動したら、まさかの告白…!! さ、さざねさんが可愛すぎる!!と目を輝かせて画面に見入っていたのも束の間……いきなり激昂する玉緒さんと崩落、そこからの懐中電灯1000本脳ノック(涙) 肝試しに来たら懐中電灯でボコスカされることになるなんて幽霊も怖くなって出てこないレベルのジェットコースター展開に「しゅ、主人公ーー!!」と叫びつつ画面の前で合掌しました。 迫りくる幽霊たちからさざねさんと仲良く脱出するお話ではなかったのですね……(撃沈) 気を取り直して玉緒さんと一緒に行くことにした時も、さざねさんが大変なことに。 こちらは先に迎えたさざねさんエンドで脳1000本ノックされてしまっていた主人公は生存していたのですが、さざねさんに対する玉緒さんの計画が…!! 大変緻密に計算された計画に「怖すぎる…!」とスチルを前に震えました。 感情をこめてピアノを弾いているわけではないよ、死のタイピングを行っているんだよ……こんなきれいでかわいい女の子が…!!となりました。 これ怖いのはホラースポットに出てくる幽霊じゃなくて、身近な人間だー!!(時すでに遅し) 命綱なしでバンジージャンプするような、スリリングな怒涛の展開に肝が冷えました。 @ネタバレ終了 終わってみると始める前に予想していたあの手この手で脅かしてくる幽霊などではなく、もっと別の部分が恐ろしい話でした。 可愛い女の子と生存エンド目指してやるぜ!な展開は元より息をしておらず、半径30センチ以内の全方向「にぎゃーー!!」な展開で楽しませていただきました。 素敵な作品をありがとうございました!
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幼馴染との絶対的な恋の物語目が覚めたら記憶が一切ない状態で始まる理由は様々ですが、この物語は最後まで読むと「なるほど、それでね!」と思うどんでん返しに驚くこと間違いなしな物語でした。 なれこさんが非常に丁寧に記憶喪失の主人公をケアしてくださり、なれこさん可愛いなぁとニヨニヨしていました。 記憶も徐々に戻っているようだし、このまま全部戻るといいね! @ネタバレ開始 ―――というのも、まあ全部が全部「今回はこのように記憶がジェネレータされました」みたいな話だったと分かったときは、顎が外れるかと思いました(笑) どんでん返しからのどんでん返し状態で、二転三転する真実に度肝を抜かれっぱなしでした。 字面だけでいくと「抜かれる肝がいくつあればいい?」状態でした。 最終的に主人公はなれこさんの記憶を取り戻すために創られたAIで、これまでもプログラムを試行し続けてきたうちの一回にすぎない……という事実に残酷さとともに、真実のスケールにただただ驚くばかりでした。 ダウンロードした時は、かわいい幼馴染と一緒に記憶を取り戻すライトなゲームという印象でしたのに、全然違いましたー!!(笑) 失われた記憶を取り戻したいからということでしたが、どれほどAIを用いて記憶の試行を繰り返しても、最終的に完全な記憶を取り戻せることはないのではないか、記憶とはその人が歩んできた人生そのものであるからこそどれほどの高性能なAIにさえも取り戻せないものなのではないか……と思い、AIだった主人公が「この記憶は俺となれこさんだけのもの」と口にした言葉にこそ、記憶の真価があると感じました。 @ネタバレ終了 誰かと過ごした一時その記憶がいかに大切なものであるか、部品などのように交換したりすることのできない唯一無二のものであるかを改めて感じました。 素敵な作品をありがとうございました!
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無垢を裂く落ち着いた色合いとどことなく映画を観ているような画面構成で『恋とはなにか』を丁寧に描いた力のあるシナリオが素敵な作品でした。 二人が真剣に悩みに悩みに悩んで考えて答えを出していく過程など細部までとても丁寧で4つのどのエンドも気になってコンプリート待ったなしでした。 @ネタバレ開始 愛ではなく恋という思春期につきものな感情に対して自分たちなりに悩み、葛藤する様子がリアルでした。 2人のみならず物語を盛り上げる学校内の描写もリアルで、自己顕示欲や自己肯定感の揺らぎなど子どもから大人になる過程でのみ見られるアイデンティティの微細な変化まで感じました。 プレイ冒頭のムービーの時点でコノミさんというキャラの持つ魅力に惹かれました。 同・調・圧・力!! やだやだやだ、こういう空気大嫌い!!と私が同調圧力大嫌い人間なので、この時点でコノミさんに同情し、コノミさんがとても気になりました。 そして、河原で拾った石を手にし続けるコノミさんのキャラクター性にガッツリ惹かれました。 恋なのか、それとも依存なのか……そもそも恋というもの自体がどこからどこまでが恋なのかという時点でこうだと言える答えそのものが明示できないので、そんなとても難しい問題に挑む姿もまた魅力的でした。 恋って本当に難しい…! スチルもとても多く、どれも美しくて雰囲気が出ていました。 なによりムービーなどまで力が入っていて、素晴らしい作品でした! @ネタバレ終了 攻略面もチャートがあり、安心してクリアできる設計が親切でよかったです。 恋とは何か―――その難しすぎる問題に自分なりに考えて答えを見つけようとする2人の姿に共感し、時にハラハラ見守った素敵なゲームでした。 ありがとうございました!!
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魔女と斥候内乱も無事に収束へと向かう中、第三王子は魔女と斥候のどちらとほんのりいい雰囲気で過ごすかを選んで一時を楽しめるお手軽ほのぼのファンタジー物語でした。 どちらかのエンドへ辿り着いた後は冒頭へも分岐へも自由に戻れる設計が親切でした。 @ネタバレ開始 王子様がえげつないくらいしたたかですね…! 魔女さんはまだ体が男に寄っていると気にしているところを、ニコニコ笑顔でスベテを受け入れて、自分の流れへ持ち込んで押して押して押し切る…! この子、絶対に将来とんでもない大器になる予感しかしないです。 @ネタバレ終了 この国に起きた内乱や今後王子や王女による時代の王が誰になるかで一波乱ありそうなところなど、この物語そのもの舞台などがとても気になるお話でした。 魔女さんと斥候さんとの未来、そして革命軍のことなど、もう少しこの世界を見ていたくなりました。 素敵な作品をありがとうございました!
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星追いリフレイン目が死んでるとまで言う主人公が目を覚ますと、そこには可憐な女の子が…! 友だちがほしいという願いを叶えてくれると言うのだが、果たして?と冒頭から掴みよし、転校生の女の子がまた眼鏡の奥が気になる感じでなおよし、と読み進めていたら…最後はどうなるのか気になり、クリックする手が止まりませんでした。 @ネタバレ開始 まさかのループ…!! 主人公が「瑞樹さんとはだれか?」と聞き出した時「はへ?」と画面の前で変な声が出ました(笑) いやいや、ついさっき会っていたじゃん!と。 物語を進めるうちに願いを叶えてくれるというネガイボシが無限ループ状態の転校を叶えていたり、主人公の友達がほしいという願いを叶えていたり…と物語の根幹に関わってきていると知ったときは衝撃でした。 主人公に友人ができた時に消えてしまった伊那さんにショックを受けて、Normal Endから慌ててロードして復帰、選択肢が増えてる!と喜び勇んで、今度こそトゥルーエンドへ辿り着けました。 Normal Endでは解明されきっていなかったネガイボシの仕組みが理解できたとともに、伊那さんの最高の笑顔も見られて眼福でした。 最後に伊那さんが転校してくるスチルが最高でした。 @ネタバレ終了 どっしりと軸を据えた物語で、とある地点で「え?」となってからはノンストップで読み進めたくなる力のある物語でした。 素敵な作品をありがとうございました!
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神の箱庭ノアの箱舟ではノアの家族と選ばれた動物たちのつがいが乗っていましたが、これはノアの家族でもなく後の世に生きるつがいとしては選ばれなかったにもかかわらず、とある島で生きるエノクという謎の少年と過ごすうちに衝撃の真実に辿り着く、IFの可能性を紐解くような不思議な物語でした。 @ネタバレ開始 ノアの箱舟の一件でもそうですが、神様は気まぐれが過ぎる(苦笑) ノアの箱舟よりさらに遡れば、食べてはいけないというのならそもそもそんな樹をエデンの真ん中に植えておくなよーとか、自分が気に入らないからって全部流してリセットするねーなんて我儘にもほどがあるんじゃないかーとか、まあ色々と神様には思うところがあるのですが、エノクさんのことも「ちょっと(死なせるのは)惜しくて」って……神様っ!!ちょっと!! 島の外に出られないというところで、大体の予想はついていたのですが……神様がエノクさんを箱庭に留め置いておくためというあたりで、神様マジ神様でした…。 最後にエノクさんがプレイヤーに話しかけるスタイルの終わり方、良かったです。 スチルもとても美しく、見とれました。 @ネタバレ終了 外に出ることもなく、自分以外は誰もいない……そんな島で過ごすエノクさんの人生の過去と未来を見守る一時、その謎を含めて最後まで楽しくプレイさせていただきました。 素敵な作品をありがとうございました!
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削除者- Deleter - Episode1 ~ 光の欠片 ~怨霊化した自殺者の魂を浄化する削除者と呼ばれる者たちがいるという設定に心惹かれ、実際にプレイを開始すると導入がまた素敵な作品でした。 ホラーということで、確かに音まで込みだと苦手な方はちょっと怖く感じるかもしれませんが、あまり怖くない物語でしたので、ホラーが苦手な方にもオススメします。 @ネタバレ開始 神が思いの外、スパルタだった件(汗) 自殺者の魂は千年間、自死の繰り返しをさせられる上に最後は消滅……え、無理…と考えていたら、やはり千年間の繰り返しには耐えきれずにおかしくなってしまうという説明に「だって、痛いのとか苦しいのとが千年間とか無理ゲーすぎでは」と思わず真顔に。 神様のスパルタすぎる姿勢にヒェッとなりながら、まずはアロンザさんの任務を見届けました。 たまに挿入されるビュオビュオという効果音が何かが起きそうで、ちょっと怖かったです…! 後半のゾーイさんたちもこちらはこちらで良き!と思いつつ、個人的にはアロンザさん&ファウストさん推しです! 特にアロンザさんの基本的にクール、でもやさしいところがドストライクでした。 「死んでもなんの慰めにもならない。死者にとっても自分にとっても」と誠実な言葉をかけたりするそのやさしさが好きでした。 魂玉や怨霊化した自殺者のいる空間は時間の経過が早いなど、道具や世界観設定も魅力的でした。 こういう独自の道具設定や世界観設定が出てくるとワクワクします! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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犬井くんとはろうぃん!作者様の淡いタッチの絵柄が好みな上に 彼氏の犬井くんにあれこれ出来ると知り、 喜んでプレイさせて頂きました~☆彡 「可愛い犬井くんにいたずら出来るなら、 学年トップぐらい取ってやる~!!!」 という決意を固めるのも当然ですね! @ネタバレ開始 黒パーカー!私服の犬井くんだ!やったー! 犬耳も尻尾も似合うよ犬井くん!(*´▽`*) もふもふタイム!ありがとうございます!! もう外さなくていいんじゃないかな…(笑) からの犬井くんの反撃(!)にドキリとしたけれど、 強引に進めない所に誠実さを感じてほっこりします。 @ネタバレ終了 高校生の等身大の恋人感が感じられて良かったです。 甘い甘い物語をありがとうございました♪
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トキゴエ列車からの脱出多くの謎から始まり、そしてその謎が徐々に紐解かれていくストーリー内容……最高! それはそれとして合間に挟まるホラー要素もしっかり楽しめました 個人的には優し目のホラー演出だったので、ホラーが苦手という人でも程良く楽しめると思います 他の方も感想に残されていますが、ストーリー、演出、ゲームのUI等多くの点が丁寧且つ親切に作られており、ホラーゲームやクリックゲームの初心者にはうってつけだと思います 勉強になる……。 素敵なゲームをありがとうございました!
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陰の盗人前作に続き個性豊かな登場人物、そして今作から参戦したハライシさんの可愛らしいこと……。 こんどはどんな行動をするんだろう、と次の展開が楽しみになるようなキャラクター性が心を擽ります。 短めなのでサクっと遊べ、そのうえで登場人物が魅力的に書かれているのが好きです。 素敵なゲームをありがとうございました!
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シロツメクサの恋心~Another clover~可愛いイラストから繰り広げられる激重ストーリー&激重感情! めちゃくちゃ好きです 愛って難しい でも素晴らしい……。 合間に挟まるアニメーションも印象的です 是非皆様ご自分の目で確かめて欲しい。 素敵なゲームでした、ありがとうございました!
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ORDER雰囲気を味わおうと、淹れたてコーヒーを飲みながらプレイしました! が、途中からゲームに夢中で全く味わえず。気が付いたら無くなってました(笑) 8つのエンドとゲームオーバー見れました。いろんなお味の結末があって、とても面白かったです! @ネタバレ開始 エンド4~8は直ぐ見れたのですが、残りに苦戦。攻略の力を借りちゃいました。感謝! で、抜けた先がエンド1……やられました( ;∀;)デモスキ 他のエンドでも思い通りにならなかったり、権力を持った人間が変わっていく様だったり。考える・感じるものがあって面白かったです! そして最期にエンド2を見れて良かった! ファンアートはそんなエンド2の後をイメージ。ジョーとの幸せなコーヒータイムを想像しながら描かせていただきました(*´ω`*) @ネタバレ終了 素晴らしい作品をありがとうございました!
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呪われた生徒会七不思議を確かめに夜の学校へ……という怪談の定番とも言える題材に、個性的な名字の生徒会メンバー達が挑み、ちょっとした選択の違いで結末が変化する短編ホラー。 @ネタバレ開始 七不思議とは何だったのか、何が起きてその現象が起こったのか、その謎は夜の闇の中なので気になります……。 短い中に七つの正体は厳しいかも知れませんので、 怪談の1つだけを追いかける形ででも正体が知りたい……!(我が儘) @ネタバレ終了 ストレートな分岐の仕方が親切なので、夏のお供に。(今冬ですが問題なし!)
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ヌコの特等席雰囲気の良い喫茶店で、マスター&朱里さんと過ごす、ゆったりとした心地よい小さな非日常のひととき。 @ネタバレ開始 眼鏡を頭に乗せて眼鏡を探していたような猫探しでした……あの帽子の大きさ的に疑問を感じずにはいられませんでしたが……気にしたら負けな気がする……。 @ネタバレ終了 看板猫共々長く主人公の憩いの場であって欲しいものです。
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トキゴエ列車からの脱出探索ホラーノベルという珍しいジャンルと美麗なグラフィックに惹かれプレイしました。 ゲームオーバー時の復活機能など、親切に丁寧に作られた印象を受けました。おかげさまで全ENDを読了出来ました! プレイヤーの疑問点を登場人物が解説してくれる、舞台となる世界の矛盾が全て消されている事から、物語の整合性を大切にする作者様なのだなぁと思いながらTRUEまで読み進めました。 @ネタバレ開始 聡志くんと大介さんの笑顔が素敵だなと思っていたら、ラストのスチルで満開の笑顔が見られて、切なくも良かったです。 NORMAL ENDが名の通りHORRORな結末でしたので、どうTRUEに転換するのかな…?と思っていた所、伏線回収で全員を救う展開に成程ー!と思いました。 聡志くんと大介さんも無事救われて良かったです。 @ネタバレ終了 本作で作者様が伝えたかったと思われるメッセージが電車で例えられている点も良いなぁと思いました。 制作お疲れさまでした!
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FestivalDress着せ替えゲーム大好きなので気になってプレイさせていただきました! 材料集めてお菓子作って服に変えてイケメンさん達と会話ができて、とても楽しかったです。 使った衣装とお菓子はどれもすごく可愛くて、眺めているだけで幸せな気持ちになります。!お菓子は食べてみたい) 衣装をフルコンプリートするのに夢中でイケメンさん達を攻略するのをうっかり忘れてしまったので、また今度リベンジしようと思います。 素敵なゲームをありがとうございました!
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8番目のアリス【完全版】プレイさせて頂きました。 メルヘンな背景と可愛い女の子でとても面白かったです。 バッドエンドが多くて選択肢で迷いましたが、クリアすることができました。 素敵な作品をありがとうございます。