ティラノゲームフェス2022参加作品
8885 のレビュー-
狗尾神社例大祭は8月23日13時よりミノルくんとエノコさんの二人がお祭りを楽しむ様子を、暫くは遠くから見守る大人ポジで眺めてまったりプレイしていました。 ちょこちょこ「ん?」と思う箇所があったのですが…。 @ネタバレ開始 してやられましたー! あの頭文字でこんなにも展開が変わってくるとは…! ヨウタくんの真相など、一つ一つ明かされていくたびに「ああ、神様に関わるとはこういうことなのだな…」と思いました。 初回選択肢はりんご飴を選んでいたので、まさに真実を話してくれる方の心がこちらに届いていた形なのですが…その後でロードして見た別の展開には「神様ですものね、神様に関わるとこういうことありますわね…」と神妙な気持ちになっていました。 その後でのあの方の真相告白に、すべてが腑に落ちました。 20年ぶりに…のあの終わり、「今日からここに住みます!」とでも言いそうなあの展開、ミノルくんが果たしてどうなるのかとても気になります! 今度こそ、お祭りのときのように楽しい気持ちのまま二人が結末を迎えられるといいのですが…! @ネタバレ終了 本作は、ぜひ前情報なしで楽しんでほしい作品です。 素敵な作品をありがとうございました!
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この月明かりの下に影はない夜の学校に肝試しに行くという時点で「とても肝が据わっていて、勇気があるのですね!」と本気で思いますが、主人公が一緒に来ていた人たちの目の前でああなったとき「怖い!」とこちらも本気で思いました。 @ネタバレ開始 過去の記憶の断片のようなものを見る度に、自分の予想が外れればいいのに…と思いながらプレイしていました。 初めから水原さんがこちら側にいることを不思議に思って「この子はどうしてここにいるの?」と思っていました。 その後で断片1を見て「もしや」から断片2で「確信」に変わって、これは絶対に最後まで行かなければと感じました。 第六感が冴えわたっていたのか、奇跡的にすべて正解の選択肢を選んでいたようで、バッドエンドには一度も当たりませんでした。 一番初めに影らしきものを見たときは「なにあれ!?」と思っていたものが、断片2回目の後から倒すのも忍びなかったです。 終盤に主人公がそれぞれの場所、影らしきものが何であったのかなどすべての謎明かしをしているときは、一部予想通りとはいえ切なくなりました。 最後、私はあえて帰還の選択肢を選びましたが…主人公の思い付きはナイスでした。 クラスメイト達がどんな反応をするのか、楽しみです。 主人公の明日に希望があり、トーコさんには…生まれ変わりがあるのかは分かりませんが、私も主人公のように彼女にはもっと明るい場所が似合うと思うので、明るい場所へ戻れることを願います。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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Replicare-散歩-森の中を散歩するだけのゲーム…ということですが、調べる場所によっては猫チャァンが出てきたり、お花が出てきたりと楽しく過ごさせていただきました。 オートセーブ機能がありがたかったです。 ※蜘蛛やアリの画像もダイレクトに出てくるので、これからプレイされる方で虫が苦手な方は少し注意です。 @ネタバレ開始 初回はおさんぽを楽しみ、普通にタイトル画面の位置へ戻ってきました。 その後で中級・上級コースにも行けました…が、こちらもバッドエンド。 その後もバッドエンドにしか辿り着けなかったので、ヒントなどがあると嬉しかったです! うまくお散歩できずですみません…! @ネタバレ終了 森の中のどこをクリックできるかな?と探したりするのが面白かったです。 森の中の癒しの画像とともに、ちょっと不思議な雰囲気を持つゲームでした。 ありがとうございました!
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この番組は嘘つきの提供でお送りしますUMAに憧れる主人公、サンタクロースと出逢う―――から始まるとってもキュートでポップな物語、随所に挿入される動画やカットインなど見所満点で楽しませていただきました! @ネタバレ開始 メリーさんの見た目はとても可愛いのに「~じゃ」と話す口調がとてもツボでした。かわいい…! 街中で見かけるエセサンタたちに泥っぽい雪玉を投げたり激憤したり、かと思えばショーウィンドウのお菓子を見て目を輝かせたり…くるくる変わるメリーさんがかわいすぎて、クリックする手が止まりませんでした。 ちなみに私はサンタはいると長らく信じていましたし、今もいると信じています…!! ウソツキン挽回の機会が性なる夜の誤字からぶっ壊れていったところで「なんて誤字…!」と思っていましたが、その後の「サンタクロースなんていないよ!」のユウくんに対してひかりさんが「宇宙は1000億×1000億ととても広いから、一つくらいそんな星だってあるかも、ここにいるメリーさんがサンタだと私が証明する」との旨で諭すシーンは本作でも飛び抜けて好きなシーンです。 皆が「いない」と言う中でああいう表現ができる人、サイコーです。 バグさんとのサンタ証明対決は、子どもたちの反応に最後はあたたかな気持ちになりました。 いない、いないと否定するだけなら誰にでもできる、信じることのほうが難しい…それを感じるとともに、信じるって素敵だなと感じました。 私が子どもならたぶん大喜びでメリーさんに質問しに行ったと思います。 最後は大逆転という展開ではありませんでしたが、届く人には届いたという結びで心がぽかぽかとした気持ちで終えられました。 特にメリーさんが仲間のサンタクロースに呼びかけ、空からも声が降ってくるところが最高でした。 来年も必ずメリーさんに会いたいです。 @ネタバレ終了 プレイ後、サンタさんにお手紙を書きたいと思いました。 私はもう大人ですが、私がサンタさんにプレゼントをいただいていた頃の感謝を込めて、プレゼントがどれほど嬉しかったか、ありがとうの言葉を贈りたいと思います。 素敵な作品をありがとうございました!
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消えない痣の治し方じんわりと優しさや暖かさがしみ込んでくる、素敵な作品でした。 @ネタバレ開始 顔の痣、そして心にも傷をおってしまった純平さんの痛々しい気持ちや苦悩と共に、友人と恋人という理解者のおかげで癒されていく様子が描かれていて、人間関係の難しさやありがたさを感じられました。 クリア後のタイトル画面が変わるのも良かったです! @ネタバレ終了 この先も辛い事や悲しい事があるかもしれないけれど、それだけではなくて楽しい事や嬉しい事もあるんだよと考えさせられるお話、ありがとうございます!
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東京オディエットアモ 大篠八雲編東京オディエットアモ・八雲編プレイさせていただきました! ロミオ編では「切れ者弁護士」公親編では「掴み所のないトリックスター」という印象だった大篠先生。 白スーツのキャラは腹黒に決まってる!(偏見)そんなイメージで始めた八雲編ですが… パーティーシーンでのドキドキ展開…からの、まさか素は茶目っ気たっぷりな良い意味で『ダメな大人』…!!? 今作もお洒落な東京オディアモワールドで、ジュリさんの奮闘が始まります……。 @ネタバレ開始 たぶん、母親との過去などから女性不信気味?になっている大篠先生…女性への軽薄と表裏一体とも言える紳士的な態度は、そこから来ているのかなぁ、と少し切ない気持ちになりました。 そんな大篠先生が素を出せる相手として、男装ジュリさんはこれ以上ない配役! 女性相手では決して見せなかったであろう情けない部分も、シニカルな部分も、全部知った上でジュリさんが大篠先生を「好き」と伝えたからこそ、二人が結ばれるエンドに辿り着けたんだね…!と、二人を祝福したい気持ちでいっぱいです!! matineeエンドは先生自ら「恋の奴隷!」と言い切る程、甘く幸せな展開。ピアノの上って…なんてロマンティックなシーンなんでしょう!!! そしてサティのジュ・トゥ・ヴ!すき…大好きな曲なんです……めちゃくちゃ個人的な感想ですが、この曲がハッピーエンドで聴けて、幸せ感倍増でした! そしてsoireeエンド… 公親編の印象から、最大レベルの警戒で挑みました…笑 でもこの結末は不穏ではあるけど、二人にとってとても美しいものかも知れない。このまま、ジュリさんは大篠先生に閉じ込められていて欲しい…幸不幸はわからないけど、二人の愛が行き着く先だったのかなぁ…と、ものすごい説得力のある結末でした。 ジュリさんをラプンツェルになぞらえて髪を切る…と言う会話や、蜘蛛の巣の例え。どれも二人の心情をこれ以上ない言葉で表現しているなぁ…と感じました。 真夜中に二人でトランプをするシーン、とても印象深かったです!絶妙な緊張感で、これからの展開へ不安と期待をじわじわ煽る。 静かだけど、力のあるシーンですね……! soireeエンドの世界線でも、二人は愛故に幸せなのだ…と言う強烈な説得力がありました。大篠先生の闇の深さと糖度高めの展開が味わえて、今作はsoireeエンドの方が好きです!!(もちろん両エンド好きだけども!) フィギュア集めのシーンとsoireeエンドに出て来るロミオ様、ジュリさんへの愛がひしひしと伝わってきます…男装ジュリさんを一目で見抜くロミオ様。 うっかりロミオ様ルートに行く道をもう一度探したくなりました笑 そして作品を追うごとに深まるパックンの謎。この人の闇の深さを知る時は来るのでしょうか…!? @ネタバレ終了 オディアモ三作とも、いつもこの世界にあっという間に引き込まれています。 しっかりと作り込まれた世界観とよく練られたシナリオ、引き込まれるような音楽。美しいイラスト。 まだこの世界の続きが見られるなんて、幸せ者だ〜〜!!次作お兄ちゃん編、正座を崩さず待機しております! これからも、陰ながら応援しています!
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日かげり日おろしひまつぶし素敵なイラストと「数分で読み終わるノスタルジックちょっとふしぎノベル」という説明が気になってプレイさせていただきました。 和風ホラーな感じはありますが怖いのが苦手でも大丈夫だと思います。キャラや雰囲気が素晴らしい作品でした! 見落としそうになったのですが、任意で入手したアイテムについて会話が聞けます。こちらの作品をしっかり味わうには外せない部分かと。ぜひ! 私はブラウザ(Edge)でプレイ、特に問題なく快適プレイでした。 素晴らしい作品をありがとうございました(*´ω`*)
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モノクローム・モノローグ某ハンターからの逃走企画を彷彿させるゲームの、参加者らしき人物A。Aについての紹介はなく、画面には色もない、最小限の情報のみが与えられた状態から選択が始まります。 選択肢はエンドに影響は無いと知りながらも、選択することで進むシステムは緊迫感がありました。 同じ選択肢を選び続けたら何かないかなーということもやってみたのですが、(以下念のため伏せ) @ネタバレ開始 現在特に変化は無いようです。自称世界一あいつのことを忘れて現実逃避に寝ようとしたAだと思いますw @ネタバレ終了 そして、視点の切り替えで行われるプレイヤーの誘導はなんとも巧み。明かされた真相はなかなか複雑で何度か読み返したりもしたのですが、このロジックを編み出せるのはすごいと思いました。 @ネタバレ開始 視点が変わると真実も変わる。犯人の「真実」を知ることは誰にも出来ないのかもしれませんね。 @ネタバレ終了
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ココロ・コンフリクト ~はつこいドロボーとわたし~3人の素敵な青年たちとキラキラ・ドキドキで、ちょっぴりビターな交流を描いた長編ファンタジーでした! コメディーもあり、明るく楽しく読めます! 立ち絵やスチルなどイラスト全般が美しく、細かい所まで描かれていて凄いです! 天真爛漫な主人公のユイナちゃんが、ツッコミを入れつつも逞しく異世界を渡っていく姿は思わず応援したくなりますね! それと、ユイナちゃんを見ていると、何故かお腹が空いてきます(笑)。 @ネタバレ開始 はじめは顔面パンチ&蒟蒻ベッチョリで「ユ、ユイナちゃーん?!」とその自由っぷりに慄きましたが、フィンが寛大で優しい王子だったのでホッとしました。 その事件からユイナちゃんへ私の見守りスイッチが入り、終始レオンさんに「この子を頼んだぞ……」とお願いしつつ、ラスボスのように現れたマオ君も加わって、賑やかで楽しい物語にどんどん夢中になっていきました。 ユイナちゃんが生来の明るさを持ち続けてくれたおかげで、どんなことが起きても「なんとかなるな!」と安心できた気がします。 レオン→フィン→マオ ルートの順で読みましたが、全員で一つの物語だなあと強く感じました。 フィンは不器用で優しいし、マオ君はやれやれと言いつつも面倒見がいいし、レオンさんは強くて弱いあたたかな人で、どのルートも良すぎる……っ!!! 個人的にレオンさんに滅茶苦茶感情移入してました! 個別ルートに行っても、他の子たちがヒョコッと出てくるのがいいなあと思います。みんなちょっと違った姿を見せてくれるので、これはこれで何度も美味しいなあと(´~`)モグモグ サブキャラクターもみんな個性があって、特にシェフが好きですね。胃袋と心を掴まれました! シルフさんのデフォルメ立ち絵がとても好きで、ユルキャラなのにスンッと顔面に闇が差し込むギャップが愛おしいです。マルの上司はシルフさんのモフモフ姿に嫉妬した雷の精霊かな、と迷推理してました(笑)。 そしてぱんこで明かされる真実……! 中世ファンタジーの皮を被った、SF?! 「ご飯が海外のメニュー? ファンタジーなのに、マルの通信はなんで無線のSEなんだろう?」等々の疑問が解消されつつも、むしろ謎が深まって大興奮でした! お、俺のって……??? うわわっ、背景が気になる……! @ネタバレ終了 あとがきによると8年間制作されていたそうですね。とてつもないと情熱と、作品に対する愛情を感じました! 読者として、この物語を読めたことが幸せです! 素敵な物語をありがとうございました!
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白無垢の決意凄い暖かく、人の優しさに触れた様な物語でした。 @ネタバレ開始 敬子さんも優司さんも、兼継さんもそれぞれを想っての決断だったんですね……。 兼継さんも残った2人が遺志を汲み、結果的に報われて本当に良かったです。この物語に悪い人なんていなかったんだ……。 それに、おまけで色々知れて凄い嬉しい&楽しかったです!みんな頑張ってくれ!!! @ネタバレ終了 とても暖かくて、素敵な作品でした。めっちゃ面白かったです!
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不幸の味を知ってるか他人の不幸は蜜の味とか言いますが、想像した通りやはり甘くはありませんでした… @ネタバレ開始 救っても何とも言えない気分になり、救えなかったら悲しみしか残らない……でもそんな切なさが私はとても好きです。 色々と謎めいていて気になる部分が多く、また1と3以外にも辿ろうと思います! @ネタバレ終了 ありがとうございました!
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足の下が透視できる少年加賀地くんと誘拐犯のおじさんの話単に透視ではなく「足の下が透視できる」というタイトル名と、イラストが好みで気になっていました。なのでどのような内容か全く分からないまま突撃プレイしちゃいました! プレイ後になったのですが「社会派コミカル掌編」という説明文を見てなるほど!と思いました。暗い部分には真面目に考えるところがあるのですが、コミカルで気持ち良くもありました。特におじさんが好きです! 素敵な作品をありがとうございました(*´ω`*)
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運命のひと。プレイしてわずか20分でしたが、私の頭の中では"拍手喝采"そして"にやけが止まらない"そして"心がウキウキ♪"です! とても素敵な恋を覗き見させて頂きました(*'▽') @ネタバレ開始 告られたからといって、ホイホイ付き合うとか言わない姫田先輩カッコイイ~(*'▽')って思いました。 そして、一途で直球な主人公♪ 『どうか、ハッピーエンドでありますように』と祈りながら読んでいました。 想像以上に楽しませて頂きました(^^♪ そして、オマケでも更に心が踊りだしてしまいました。 @ネタバレ終了 見事に、私の憧れ恋愛ストーリーにヒットしてしまいました♪ 今日は素敵な夢を見れそうな気がします。 素敵なお話をありがとうございました。
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占い師レイ様の助言
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不幸の味を知ってるかタイトルイラストに惹かれて作品説明を見たら「他人の過去を覗けるナツミちゃんのイマジナリーフレンドになって、不幸を覗きまくろう!」って……大丈夫かな? ちょいと怯えながらのスタートでしたが、心配していた後味の悪さは残らなくて良かったです。決してハッピーではないですが(笑) 視点が変わることで見えるものだったり、周回と分岐が無駄なく効いるのも凄いなと。各エンドに主要キャラのことを考えさせられたり、短時間でとっても濃厚。おまけの説明も読めて良かったです! 素晴らしい作品をありがとうございました!
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おべんと☆モンスター面白かったです! オープニングで声だして笑っちゃいました。 愛らしいキャラクターたちですね。 名前も解説も、とっても楽しませていただきました。 手元にグッズにして置いておきたくなりました☆
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キミのニセモノに恋をするあ
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市立タイマン学園 ~LEGEND OF DELINQUENTS~テッペン目指してLet'sカチコミ! 市立タイマン学園に入学し、無事目標達成できました。 全バッジ取得済みです。とても面白かったです! 前作もそうでしたがチュートリアルがとても親切で、遊びやすさに配慮されていると感じました。 ランダムイベントの作り込みもすごくて、称号・性格やダチのサポート等で結果が変わるところも圧巻でした。 RPGにおいて戦闘は大事な要素だと思いますが、敵の特徴もバラエティに富んでいますし、ダチのスキルも面白くて終始楽しく戦闘ができました。 漢気を自らステータスにふることで強くなっていくのも、自由度が高くてとてもいいシステムだと思いました。 ドット絵×チップチューンでレトロゲーム風に作られていて、どこか懐かしさのある雰囲気なところも素敵だと思います。 BGMはとくに戦闘曲が好きです。プレイ期間中はゲームをやってない時も頭の中で曲が流れてました(いまもまだ流れてますw) また自キャラのカスタマイズはバリエーションに富んでいて、キャラメイキングも楽しかったです。 シナリオ・テキストもノリがよくて面白かったです。 以下はネタバレになりそうなのでタグで囲みます。 @ネタバレ開始 セーブ画面の「ワルくてニューゲーム」にはじまり 美術の先生の「うっとり。これはうっとり。(後略)」 戦闘前の「能書きは良いから早くタイマン張ろうぜ?」などなどなど…… ツボなテキストがたくさんありました。 あちこちに散りばめられたパロディネタもとても面白かったです。 あまり詳しくないので全部の元ネタはわかりませんでしたが、ときメモネタはばっちり気づきました! 情報通のよしおの台詞はあの声で脳内再生されましたし、目つきの悪いコアラとか、変な髪型。とか、詩〇が一緒に帰ろうとしたりしなかったりするあたりとか、めっちゃ笑いました。もちろん伝説の樹の下も! あ、あとゲームが違いますが、 ルームメイトが井上〇子なのには椅子から転げ落ちそうになりました。なつい! 作者様の旧作ファンならニヤリとできる仕掛けもあちこちにあって、かみかくしの夜の彼女が出てきたときにはニヤリどころか爆笑しました。 後半の分岐もルートそれぞれのよさがあり、メインストーリーと膨大な量のサブイベントをまとめあげた作者様のお力に敬服いたしました。 ENDにつきまして。 <ノーマルEND> ノーマルENDは一番最後にクリアしました! 旧校舎移動中は拠点とのやりとりが他ルートとは異なり、 主人公が望んだこととはいえ孤独を味わってしまうところがユーモラスに描かれており、とくにエリちゃんがヒロインENDの時とだいぶ様子がちがうのがツボでした。麻雀得意なんだ……。 裏番クリア後、主人公が冷酷な様子すら見せる絶対的権力者になってしまい、仲間との絆すら不要になってしまうところは色々と考えさせられました……。 <エリEND> 可愛くて優しくて少しユニークなところもあるエリちゃん。 いつも傷をいやしてくれるエリちゃん。 すごくいい子で私も彼女が好きになりました! 彼女を守るために主人公も強くなっていく……。 旧校舎からのシナリオの流れに感動しました。 最初にクリアしたのがエリENDだったのですが、 クリア後のおまけでまみちゃんが出てきてびっくりしました! <ミキEND> 戦闘時になんなら主人公よりもダメージを敵に与えられるくらい強い彼女。 でも主人公が解き放つトゥンクワードに思わずドキン!なところとか、 おもしれー女!て言われて赤くなって言い返すところとか。 腕っぷしが強くても恋にはきっと免疫がなくて、うぶでおもしれー女……。 かわいすぎませんか?ほれてまうやろー! こっちのルートの時のエリがあまりにいい子すぎて切なくなりました。 さらにミキもエリへの気遣いを見せたり筋を通そうとして…… なんていうかふたりとも僕のためにごめん!な気持ちになりました。 最後までどうなるかハラハラしましたが告白シーンで一安心。 というか感動して泣きました。 めっちゃ悩みましたが……私、ミキ派です。 アニキもいい味出してて好きです。 めっちゃ差し入れくれるしゲーマーだし絶対いい人。 @ネタバレ終了 隅々まで楽しめる素敵な作品でした。ありがとうございました!
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フォーチュン・チャーリー!面白かったです。サムネイルにポップにある、 「ここはサーカスですわ~!」 「-次に目を覚ました時はどうかその罪と向き合えますように」 というシーンの印象がプレイする前と後でまったく変わってしまう。怖。 @ネタバレ開始 まったく救いの無い1~6章は見ててももうつらくてつらくて・・・なのに見てしまう。一体何が起きているか、人は理解したくなるものなのですね。 そんな中、最後の7章の始まりは、ついに真実がわかるんだ・・・と鳥肌もののワクワク感がありました。 地獄の中に最後に救いが・・・って思ったけど、最後のチャーリーの言葉と、7人の元天使たちの話を聞くとやっぱりチャーリー救われてないのかも、となんとも複雑な気持ちでした。 嘘をついているつもりもないのに嘘をついて罰を受ける。人間ってそういうものなのですね。 地獄の中にひとつ救いがあるとすれば、最後のおまけで1発でfriendな人が登場した驚異の引き。最後に救われました。 そのあとなぜかsalvationがなかなか引けず相当なトライをすることになりますが、おまけのボリューム、そしてどのお話もすごく深く面白く楽しめました。 @ネタバレ終了 人間の本質をえぐるような深い作品、ありがとうございました。これでアングラ人鳥歌劇展さんからすると優しめの今年のフェス3作品、というのが驚きですが「宇宙のカタコンベより。」も素晴らしかったですし、過去の作品もぜひプレイさせて頂きます。
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灰と再生の導きの星絵本のような、素晴らしいお話でした。 優しい文章、優しい音楽。読んでいる間、心地良く包まれるような感覚の時間を過ごすことができました。 @ネタバレ開始 読み始めてすぐ泣きそうになりながら。 「きみの、きみだけのいろだよ。」この語感、最高です。 セイの言葉、なんて一言一言包み込んでくれるのでしょう。 ずっととまりぎになってくれる存在。何度でも頑張れるね、フェニ! @ネタバレ終了 「灰と再生の導きの星」。とても優しいタイトルです。 気持ちがふわっと楽になれました。素敵なお話をありがとうございました!