ゲーム実況OKの作品(実況前に必ず作品の概要や規約を熟読してください)
49562 のレビュー-
だいすき!くりすます実況させて頂きましたm(_ _)m プレイ前あんなに可愛く見えていたゆうやくんの笑顔が、プレイ後怖すぎました(/ω\)(笑) 楽しい作品をありがとうございました!
-
さいごのクスリ息子の名前を決めてスタート。難病の私に息子がくれたクスリ……。 @ネタバレ開始 タイトル画面だけ見て、プレイ前はクスリをくれた息子は幼いのかと思っていたのですが、そうではなかったようで……。 end1に突っ込みました。 Noooooo!!! き、きちんと話さないとダメですね……!! 続けてend4→2→3の順でした。あ、後追いしないでーっ!! 難しい問題ですが、せめてすれ違って後悔することのないように出来ればな、と思います。 @ネタバレ終了 幸せを願わずにはいられない、心に迫る物語でした。
-
party!×2ええと……まずは馴染みのある和泉くんから。ポチッ。 とりあえず、どこに誰がいるか把握して……。 選択肢の正誤をSEで教えてくれる、相変わらず親切な設計。 @ネタバレ開始 ED20→21→22到達。 失礼だとはっきり怒れる雅くんはエラい!(居なくてもあまねさんは余裕そうだったけど、嬉しいよね) ED24→23到達。店長やマネージャー、わんのメンバーとの交流も良いなあ。 ED25到達。和泉くん視点これで全部?絵が1枚抜けてるみたいだけど……。 じゃあ楽くん行ってみようか。ポチッ。 ED14到達。んー一発で行けなかったか。こっちのが人数いるし複雑そう。 あ、あまねさんのスチル回収。 ED13→10→12→11到達。 萌ちゃんみたいな小さい子もデート対象になってるのが微妙な背徳感を感じるのは自分だけかな……。 ED9→8到達。スチルからして楽くん視点はこれで全部かな? じゃ、古田店長。 これは、親バカ物語の始まりだ……! ED16→19→15→18→17到達。 マネージャー、何だかんだ言って気遣いの出来る人みたいだなぁ。 ええと、店長視点はこれで全部……? では大谷さん。 ED1→6→2→3→4→5→7到達。スチル埋まった!コンプしたっぽい! にしても凄いスチルの数……。 プレイ時間30分枠ですが、コンプするとなるとやりがいのあるボリューム感でした。 @ネタバレ終了 それぞれのルートがさりげなくリンクして面白い。 賑やかで時にちょっぴり切ない夏の一幕を楽しませて頂きました。
-
今日のご飯は何だろなクリアしました!ほんわか暖かくて楽しかった
-
最も簡単な声優のなり方とても勢いを感じる作品でした! 声優になるには沢山演技の勉強をして努力して…などというお手本的な回答ではない新しい発想!驚く一方で、なるほど!そういう手法もあるよね、と納得でした。 @ネタバレ開始 でも何より驚いたのは全ての声をお一人で演じていたこと! 本気で一人三役演じていたことに全く気付かなかったです。すごい! @ネタバレ終了 声優になりたい方だけでなく、なりたいけれどなかなかうまくいっていない方に「こういう道もある」と新たな可能性を示唆し励ましてくれるお話でもあると感じました。 ネタゲーかと思いきや最後には優しいエールを感じる作品でした。ありがとうございました。
-
ティラノフェス2022オープニング今頃になってしまいましたがフェス開幕おめでとうございます! とても楽しみにお待ちしていました。 今年も開催していただき本当にありがとうございます。 遅ればせながら私も感想投稿を徐々に開始し、フェスを満喫させていただいています。最後まで堪能させていただきたいと思います! 運営様は閉幕までお忙しいと思いますが、陰ながら応援しております。
-
泣きべそ*花散る空とても面白かったです。冒頭からラストまでグイグイと惹き込まれて一気にプレイしました。 まず架空の「音声のみのSNS」の設定がとても興味深かったです。あまり知らないだけで実際にありそうな気がするくらい現実的な設定だと感じました。主人公がそのSNSでの交流を通じて他のメンバーと仲良くなっていくところ、メンバーたちと花火大会でオフで会うことになり実際に会うところ、そしてその後の展開とあらゆる描写がリアルに感じられました。 登場するキャラの性格もきちんと設定された上で描かれており、自分をそれなりに良く見せようとしているSNSでのやりとりの段階からそれがほんのり現れ、リアルで会うと隠しようもなくなっていくあたりも描写がお見事でした。人間、程度の差はあれどそれぞれみな長所も短所もありますもんね。 中盤から終盤にかけてはどこに着地するのかハラハラと読み進めましたが、主人公にとっては最も望ましい形のエンディングなのではないかと思いました。現実味と読後感が両立した、本作のテーマを踏まえればこれ以上なく、最も印象に残る素晴らしい落わり方だったと感じます。 フルボイスでプレイしましたが、皆さん自然な演技だと感じました。特に主人公の声は声優さんが声を当てている、という雰囲気でなく非常にリアルに感じられて良かったです。作者さんが作詞しているテーマ曲もとても素晴らしく、OPもEDも動画があって非常に印象に残りました。また、クリア後には好きなシーンからプレイできたり、作中作が見られたり、CGや動画が閲覧できたりと嬉しいおまけがいっぱいで嬉しくなりました。過去作キャラのカメオ出演も嬉しかったですね。 @ネタバレ開始 カラスのイケメンぶりには見てる自分も惚れそうになりました。 @ネタバレ終了
-
文化棟の魔女面白かったです。推理ゲームではないですがミステリー要素がふんだんで大満足です。 まず冒頭の主人公がボランティア部に入部するまでの流れがこれ以上ないくらい素晴らしいと感じました。開始直後の引きとしてもとても強いですし、何より月岡さんのキャラクターが説明なく端的にダイレクトに伝わってくる。まさに完璧だと思い感動しました。 その後は日常の謎的なお話が続くのかと思いきや、気付けばあっと驚く連続殺人事件が発生する怒涛の展開でした。わらしべ長者的というか芋づる式に大事件に繋がっていくのが気持ち良かったのと、やはり魔女月岡の安定感が凄かったです。 最後は王道の関係者を全員集めての謎解き。本作のジャンルは紛れもなくミステリーだと思います! @ネタバレ開始 主人公が意外とかなりの熱血漢で行動力もあってとても有能で驚きました。また、SNSの画面が完全にどう見てもスクールシャークだったので、あの画面が出るたびに気になって集中できませんでした(笑) @ネタバレ終了
-
樹海の怪演出が非常に巧みで開始早々に驚きましたが、その後も間の使い方や演出が秀逸で何度も肝を冷やしました。 主人公の樹君はどうなってしまうんだ!と終始ヒヤヒヤしながらプレイしました。色々と考察しがいのあるストーリーですし、グラフィックも綺麗でとても印象に残りました。
-
Lov【ラヴ】長髪の美青年との恋愛ゲームということでプレイしました! たくさん会話していくうちにエルの純朴で優しい人柄が知れて大好きになりました。 反応もピュアっピュアで、物をガシャガシャ倒して去っていくところが可愛いです。 @ネタバレ開始 エンド2で切ない終わりを迎えた後にエンド1に辿り着きましたが、本当に本当にハッピーで好きでした。朝日を浴びて微笑むエルが綺麗で幸せな気持ちになりました。 素敵な作品をありがとうございます! 最後に バグが2箇所見られたので一応ご報告いたします。(私の環境だけでしたら大変申し訳ありません) カーテンを開けた後にバルコニーに出ないを選択して部屋に戻ると、ラベル:’nma’は存在しませんという表記が出てきて、そのまま日記の△月□日(「今日は彼女と結婚式をあげた。」から始まる文章)に飛ばされました。手帳を発見するくだりと日記の前半が飛ばされてしまったようです。 また、2回目に目が覚めた時にご飯を食べない、を選ぶとラベル:’10’は存在しませんと出てきて進行不可能になってしまいました。 遊んだのはブラウザ版です。 @ネタバレ終了
-
親戚の男の子を引き取った話実際に動画サイトを開いているような演出と、親戚の男の子を引き取って動画にしていくという興味深い内容でとても楽しく遊ばせていただきました! @ネタバレ開始 最終的にどうなるのだろう? 何かとんでもない展開になるのかな?…と思いつつ読み進めていましたが、 最初はボロボロだった幸太くんが、すっかり元気になってハッピーエンドに! おお、よかった!でも…本当にこれで終わりなのか? と何かが引っかかりつつコメントを見ると…衝撃的な事実に言葉を失いました。 まさかの、逆…だったのですね! @ネタバレ終了 面白い作品をありがとうございました!
-
イケメン彼氏と鼻糞を喰おう!サムネ右端のイケメンに惹かれつつ、タイトルから「そ…そういうことだよな…」と少し恐れを抱きながらもプレイさせていただきました。 タイトルやキャッチコピーからぶっとんだ話の予感がしていましたが、予想を裏切らないぶっとんだストーリーで笑ってしまいました笑 ストーリーだけでなく、フルカラーの漫画から始まるプロローグや、最初から最後までクオリティの高いグラフィック等、演出面でも驚かされる点が多くありました。 キャラクターは和式くんが一番好きです。隠しルート含めて全ルート楽しませていただきました。 それにしても、イケメン3人の名前の癖が強すぎる! 楽しい作品をありがとうございました!
-
明日転校するまえに山田さんに告白するぞ~!!20分ほどでクリアしました。 サクっと楽しめて、最後には考えさせられる良いEDでした。 @ネタバレ開始 私が前回制作した作品と似たような題材だったので、違った角度から楽しませていただきました。 本作では、関係値の薄い相手に告白すること(異性に好きだと伝えること)というのが、主人公の独りよがりな行動としてバッドエンドにいってしまうことが、ある意味リアルで良いなと思いました。 遠距離ということを考えると友達が正解というのは現代的で正しいなと感じました。 @ネタバレ終了 細かい演出がプレイのしやすさにつながっていて、テンポよく最後までプレイすることができました。 次回作楽しみにしています。
-
チョコ、或いは失われたカカオの物語。期待を裏切らない素晴らしいカオス具合でバーチャルフェス会場でゲラゲラ笑いながらプレイしましたwwww @ネタバレ開始 一番好きなENDは最後に一途な彼を選ぶENDが好きです!!! そう、男は男同士。女は女同士で愛が溢れればいいのです!!!(?) @ネタバレ終了 素晴らしいゲームをありがとうございます!!! 立ち絵のマッチョみたいに笑い過ぎでムキムキに慣れそうでした!!!
-
ブスなのにトライアングル!めっちゃ好きです!クセのあるストーリーなのに雰囲気を崩さないままシリアスになったりホラーになったりと読み応えがありました! 前作のブスってハッピー!もプレイしていたのですが、登場人物もストーリーもエンディング数もかなりパワーアップしててめちゃくちゃ楽しかったです! 私はともくんと蛍くん、パパが好きです! @ネタバレ開始 発達障害だったり性別が迷子だったりとかなり衝撃的な個性を持っている子もいましたが、それを受け入れたり向き合っていったりと難しい要素を取り入れるのが上手いなーと思いました! @ネタバレ終了 面白いのにときめける作品をありがとうございました!
-
まったく証拠は無いですが、あなたが犯人です。タイトル画面からして反則級の面白さ!!え?この女性出てこないの!? 次々に起こる難事件に主人公が挑む!!のはいいのですが…ツッコミが追い付きません!!(笑) @ネタバレ開始 一応、自分なりに推理してみようと真剣に考えていたのですが、ものの5分で打ち砕かれました。なんぞこの選択肢!?(褒めてます) ですが、冒頭のシーンの答え合わせがあったりと、若干推理している…気がするのは気のせいでしょうか?気のせいですね!…知らんけど。 @ネタバレ終了 他にもシリーズが出ているようですので、プレイしてみたくなりました! 本当にツッコミだらけのゲームでした、楽しかったです!!
-
呪いのビルホラーっぽいタイトルにどきどきしながらプレイしました(怖がりなので)。 とあるビルで親族の集うパーティが催され、そこで起こる悲劇。うおお、やっぱり怖いよう!!と、何度かデッドエンドを繰り返してしまいました。 @ネタバレ開始 が、3~4回目でハッピーエンドを見る事が出来ました!なるほど、これはホラーというより伝奇(?)ものかな?と、落ち着くことができました(笑)。 葵ちゃんの口調や行動力がかっこよく、また見たいと思いました!! 個人的には、バッドエンドも好きです。何となく切ない気持ちになりますね…。 @ネタバレ終了 選択肢をミスっても、直前や分岐点に戻れるので、さくさくとプレイ出来ました!そしてコンプリートも出来ました!やったね!! 感想を書こうとして、初めてタグを見たのですが…思わず笑ってしましました!!超怖がりの自分でもプレイできたので、きっとあなたも大丈夫!(…多分) とても楽しかったです!素敵な作品をありがとうございましたー!!
-
僕らの都市伝説4人のごく普通の暇を持て余した少年が、非日常に足を踏み入れる物語、面白くないわけがないです。 周りから見ると性格合うのかな?と思うような男の子たちがつるんでる、というところにもリアリティを感じますし、彼らが作る絶妙に胡散臭くて、眉を顰めるような怪談も「らしい」なと思いました。 @ネタバレ開始 それぞれの個性が掛け合わさることでできる物語というのが面白く、ただの作り話から人が狂っていく、悲劇が起こる展開にゾクゾクしました。 怖さの度合いが分からなかったので、夜には遊べませんでしたが、一昔前の据え置き機のホラーゲームを思わせるような作りも相まって、やめておいて正解だったなと思います。 BGMも作品にあっていて、プレイし終わっても耳に残り、ゲーム画面が目に浮かびました。 お調子者の柳沢君、比較的常識人の田畑君、気が弱く優しい嶋君、オタク気質の寺尾君という組み合わせがまた良かったです。 彼らの掛け合いや日常が、話が進むにつれて歪んでいくのが、短いながらに伝わってきました。 人は何をきっかけに狂うのか、足を踏み外してしまうのか分からない。 後に残るのは面白半分で人の人生を狂わせてしまったという後悔だけ。 基本的にどのシナリオも後味が悪いので、怖いのと苦いのが堪らなかったです。 また怪談も流行り方や規模がそれぞれに違うのも面白かったです。 「カッパの幽霊」は特にほかの怪談と比べた時の落差がありました。 それだけに一番ぞわっとしました。カッパからここまで怖い話を作ることができるのか……恐れ入りました。 「エマラ・テッド教団」は内容からそこまで怖くないなって思ったのに、それを真に受けちゃった先生が、別人のようになって戻って来るのが怖すぎます。 あれは先生なのか、それとも別の人間なのか、人間ですらないのか……これからの4人のことを思うと一番怖かった。 「ガラガラ男」は、田畑君はなぜそこまで寺尾君が夢中になって流行らせようとするか理解できない、という感じですが、自分はなんとなく寺尾君の気持ちが理解できてしまいました。 彼からしたら、ガラガラ男は自分の創作物だったんじゃないかなと。 創作者が自分が作った物語やキャラクターを愛する、彼も最初はそれだけだったんだろうと思います。 だから噂が広まって喜び、噂が消えかければ再び火を付けようとする。 彼が作ったのがもっと健全なものであれば良かったのに、とお互いの熱量が違ったことでのすれ違いもあり、切なく感じました。 真エンドはとてもあっさりでしたが、それまでのシナリオが4人の友情が壊れてしまう内容ばかりだったので、大人になって自分たちが作った都市伝説がまだ生きているのを確認して笑い合う未来があったことに、すごくじんとしました。 末永く良い友人でいてくれと願います。 @ネタバレ終了 とても雰囲気が良く最後まで楽しめました。ホラーやオカルトが好きな方に特にオススメの作品です!
-
倒叙推論テンポ良くサクッと楽しめるミステリー。面白かったです! タイトル画面を表示したときから、カッコよくてセンスが良い……!と感じました。 メイン二人のキャラデザと名前が優秀で、すぐに覚えられました。キャラが立っていて良いです! 始めから犯人が分かってる形式のミステリーはあまりやったことが無かったのですが、ハラハラドキドキしながら物語を進めました。犯人は分かっているものの、細かいトリックなどは分からないので、そこは蛇川さんたちと一緒に考える楽しみがありました。 最後にビシっと決める蛇川さんがカッコよかったです。 素敵な作品をありがとうございました!
-
私の声が聞こえますかゲーム公開直後にプレイして、感想を書き留める間もなくクリアして余韻に浸っていたため間が空いてしまいましたので、改めて読ませていただきました。 声が小さいことに悩みを感じる主人公が出会った先輩。 彼女との交流を重ねて、少しずつ知っていく事実。 さわやかでキラキラしていて、ちょっと苦くて、少しだけ甘い。 青春ってきっとこんな色と味なんだなぁ、としみじみと感じる作品でした。 キャラクターのイラストからもそれがにじみ出ていて、すごく好きです。 高峰先輩のポニーテールとっても可愛らしい! @ネタバレ開始 お祭りの時のスチルも素晴らしかったです。 高峰先輩の横顔、あふれる涙、花火のように儚く美しかったです。 声が小さいって不便ではあるけれど、それでそこまで生きにくくなるわけでもない、それがかえって辛さに拍車をかけているというのがよく伝わってきました。 箔斗君が出会った高峰先輩、彼女にすんなりと声を聞きとってもらい、会話が成立する、当たり前のことだけど彼にとっては特別な出来事で。 初めて高峰先輩と出会うシーン、2周目なので彼女の悩みも理解しつつ読みましたが、箔斗君が魔法って言った時の嬉しそうな表情と、彼女の思いを感じ取れました。彼女にとってもまさに運命の出会いだったんですよね。 そして去り際の少し寂し気な感じも、また会えるのだろうか、会っていいのだろうか、という不安が滲み出ていました。 それがだんだんと緊張が解けてきて、自然に話している二人に心が温かくなりました。 「ハロー」のやり取り、すごく好きです。 互いに違うけれど目に見えない辛さがある繊細な人だから、相手を思いやって言葉をかけられると感じました。 「そういう考え方もあっていい」って言うのは簡単だけど、否定や自分の意見より先にそれがすっと出てくる高峰先輩が素敵です。 なかなか自分のことを話してくれない高峰先輩に、寂しい気持ちになった時、卓也君がそっと背中を押してくれるシーンもすごく好きでした。 些細なことで喧嘩をしてしまっても、すぐ謝れるかどうかが大事なんだと思います。 そうして少しずつ箔斗君が変わっていく姿、この年頃の子の成長速度の速さを見た気がしました。何かきっかけがあると目の前が開けて、ぐっと前に進めるときってあるよな、と。 高峰先輩の「誰も知らないところに行きたい」この気持ちがすごくよくわかります。 それで何かが変わるわけではないけど、知っている人がいないところの方が心が休まる気がするとき、無性に現実から離れたいとき、ありますよね。 高峰先輩に花火の夜告白した後の卓也君との会話もすごくじんとしました。 彼は本当に大人びていて、気遣いができて、周りに人が多いのはそこもあるんじゃないかと思います。 親友ってこういう人を言うんでしょうね。二人にはずっと仲良くしていてほしいです。 高峰先輩がどうして箔斗君の前から姿を消そうと思ったのか、その理由が本当に切なかったです。 自分と一緒でなければ、もっと普通に楽しめることがある、それを知っていたから、優しい彼女はいなくなることを選んでしまった。 けれども本当は誰かに自分の世界を認めてほしかった、理解してもらいたかった、そんな思いがあふれた「私の声が聞こえますか」にじんとしました。 高峰先輩も大学へ進んで、自分の声を聞いてもらえるようになり、その明るくなった姿にうるうるしました。本当に良かった。 これからの二人がゆっくり前に進んでいく姿が目に浮かびます。 自分のことで申し訳ないですが私は人より耳が悪い方です。 なので普通に会話していても聞き返してしまうことが多く、耳がいい人がうらやましいと思っていたんですよね。 この作品を読んで、高峰先輩のように聞こえが良すぎることで苦しんでいる人がいることを初めて知りました。 真逆の境遇ですが、人と違うことで当たり前が当たり前にできないこと、些細な言葉に悲しい気持ちになること、とても共感できました。 そしてきっと誰もが人と少し違う部分があって、時に悩みながらも生きているんだなと思いました。この作品に出会えて本当に良かったです。 @ネタバレ終了 青春の中に優しさが溶け合った物語、2周目でしたがやはり涙が出ました。 色んな人に読んでほしいお話です。本当に素敵な作品をありがとうございます!