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13359 のレビュー
  • コイサクカガミ
    コイサクカガミ
    イラストにふんだんに使われた桃色とスタイリッシュなUIデザインがフレッシュで甘酸っぱい物語の雰囲気と合っていて、とてもまとまりのある作品だなと感じました…!お話もキャラクターも可愛いのですがとにかく画面デザインが洗練されていてすごい!タップした場所が光ったり、シャボン玉みたいなアイキャッチもおしゃれで探せば探すほど職人技が光る美しいゲームだなと感じました! ブラウザ版でも快適に二人を見守ることができて私はすごく嬉しい…泣 @ネタバレ開始 鏡水ちゃんは視力、桜月くんは嗅覚が優れているという設定や、立ち絵の二人の身長差に萌えました!鏡水ちゃんのヘアピンが桃色に変わっているのも桜月くんへの想いが外にあふれている感じがして良いな〜!とうっとり。 選択による変化が告白の順番なところもまさにバレンタイン青春ADV…どこまでも優しい物語…お互い一目惚れのまま一途だったんだなと周回プレイ時改めて分かるので鏡水ちゃんにつられて私も泣いちゃいそうになりました。 おまけエピソードではもみじ様も桜月くんも可愛くてずっとにこにこしていました。桜月くん視点の番外編では、鏡水ちゃんへの気持ちが知れてめちゃくちゃ嬉しかったな〜…。 昆虫好きなお姉様の存在もすごく気になります!姉弟揃って美形で文武両道だなんて羨ましすぎるぜ。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • 弟友コネクト
    弟友コネクト
    みずみずしい思春期の恋の様子がピュアに描き出されたお話で、登場人物のやり取りから作者さんの日常への温かいまなざしも感じます。作品に漂う爽やかで柔らかい空気をず〜〜〜っと吸っていたくなりました!トキくん可愛い〜!晴くん、羨ましい(°Д゚) @ネタバレ開始 一周目はキャラ同士の掛け合いのテンポが良くて好きだなぁ〜と読んでいたのですが、二周目改めて台詞に注目すると作者さんの言葉選びのセンスが光っていてすごい…!と驚きました。料理のシーンから理玖ちゃんやトキくんの家庭の事情が分かってくるのも自然でしたしプレイヤーを現実に引き戻さない雰囲気の作り方もお上手で見習いたいなと感じました。 受験勉強のシーンはメガホン片手に私も応援、膝枕のシーンでは晴くんの部屋だと忘れて私もニヤニヤ。弟との距離感もリアルで、共感を覚えるプレイヤーさんも多いんじゃないかなと思います。理玖ちゃんはちょっぴり天然、晴くんは勘が鋭そうな印象を受け、どっちがお父さん似なのかな?なんて髪の色も見ながら考えちゃいました。 タイトル画面が変わる演出もカレンダーをめくっているみたいでオシャレですね…!透明感のある背景に作者さんのイラストが馴染んでいるので画力がお高い…と見たことない立ち絵差分が出てくる度見惚れてしまいました。理玖ちゃんの白タートル姿が一番好きですがバチャフェス会場でお会いしたトキくんのエプロン姿も拝見できてすごく嬉しかったです! トキくんたちの制服姿が板に付いてくる頃には理玖ちゃんも卒業かと思うと寂しいですが、後日談で二人の関係が進展している様子が伺えて安心しました。トキくんも少しは余裕ができて、理玖ちゃんをリードするようになったのかな?でも困ったように眉を下げて独り言を呟くトキくんの反応も可愛くて大好きです! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • 4日後に死ぬ!
    4日後に死ぬ!
    とっっっっても面白かったです!!!! 鮫崎さんの絵柄が大好きなのでどこを見ても好きしかない……みなさん仰ってるけどUIや演出がお洒落で最初から最後までワクワクしっぱなしでした!最推しはエマちゃんです!!!! @ネタバレ開始 エマちゃんのダーリン呼び、最初は奴隷の意味だったんですね……! 過ごしていくうちに本当の愛が芽生える関係性が大好きなので回想で一気にふたりに惹かれて……一緒に眠る時のスチルとその時の会話がとても尊い…… ずっと運命の日に囚われてたけどその後の話をエマちゃんがして桜城さんが気づいてやりたい事を考えるの、エモすぎます……;;; 千春ちゃんもピリついた関係から始まってどうなるんだろ……(エマちゃんが居ないことに思考が止まってる顔)と思ってたので死について告白した時の千春ちゃんの反応が胸に来て、ウッ!ウワーーー! エマちゃん√でカヤちゃんは千春ちゃんのこと大切だったんだなあと……と信じてたので、大きな愛じゃなくて、憎悪の方だったなんで……! 千春ちゃんは親友だと、大切に思ってて……、に、2章。カップリング勢力が3つ生まれてる……!!!!! 美花ちゃんにとっても桜城さんがどれだけ大きな存在だったのが、というか対応がイケメンすぎる……ここまでいったら無意識たらしかもしれない…………罪な人………… 瑠花ちゃんのことも受け入れてる器の広さイケメンすぎますよ…… そして所長!!!絶対なにがあると構えてたのですけど愛が!!予想以上に愛が強かった たった一人のためにすべてを犠牲にしちゃうタイプの愛、えーーん好きですよ…… おたすけ所長コーナー、バッドエンドでヒントがあるタイプの作品好きなのでわ〜〜!好き!と喜んでたのでここでこのコーナーにも意味がちゃんとあったのを理解してゾクッときました。す、好きしかない……! サブキャラもサブに収めていいんですか?って疑問になるほど魅力たっぷりの人物が多くて 遊ぶ前と後で印象が変わったのはごくらくメイドのおふたりですね!カルマちゃん、かわいいね、愛されキャラだった……! @ネタバレ終了 素晴らしい作品ありがとうございます!
  • 僕がハイスペ男子になれたら付き合ってくれますか
    僕がハイスペ男子になれたら付き合ってくれますか
    ゆうれいさんの乙女ゲーム!というわけでエンド4つとも拝見いたしました! @ネタバレ開始 まなぶくんのゲージにより、姿が変わるのすごくないですか?! 私はこの段階で、え、これ、もしかして季節ごとにゲージで差分あるんじゃね…?って考えプレイしてました(なんという制作者脳) 本当に差分ある!きゃっほー! エンド1→2→3と見て、流石にエンド4がなにか分からずヒントを拝見!なるほど!! @ネタバレ終了 とってもよかったです〜! まなぶくん、すき!!素敵な作品をありがとうございました!
  • 記憶の翼
    記憶の翼
    バチャフェスで作者様にご挨拶いただけたことと以前からTwitterのTLで見かけていたことをきっかけに遊ばせていただきました。 @ネタバレ開始 最初は圧倒的に見た目と説明からカイムくん推しになるやろなと思っていたら、まさかのハギトくんにおちるという展開に自分でも驚いています。 こういうタイプに心動くことは今まで少なかったのにおかしいな・・・・・・・・・・・。 ハギトくんルート進めてから「頭撫でられるの好き」とかの理由がはっきりわかってきたあたりでエモさMAXになりました。 何が言いたいかってハギトくんルート激エモでした本当にありがとうございました。 だけどビジュアル的には天使輪花ちゃん以上に悪魔輪花ちゃんが好みでどういうことだ!??????(カイムくん×悪魔輪花ちゃんもくっそ尊い匂いがするのでなんかもう罪深いです 素敵なゲームをありがとうございました!
  • 月明かりと夜風のワルツ
    月明かりと夜風のワルツ
    とにかく全体の雰囲気が素晴らしかったです。 グラフィックの美しさもさながら、UIのデザインも洗練されていてプレイしやすく、すぐに世界観に没入していきました。 魔法の存在する世界ということで、リシュアちゃん・レナートくんそれぞれの立ち位置と2人を取り巻く環境も設定が詳細に作り込まれており、2人の葛藤にとても共感できました。 何より、2人のやりとりがとにかく可愛くて、ずっと見ていたい…!と感じました。 @ネタバレ開始 リシュアちゃんの魔法に対する考え方が優しく一本芯が通っていて素敵でした。魔法が苦手でも出来ることを見つけていける世界をリシュアちゃんなら実現してくれそうですし、その未来をレナートくんと見てほしいと思いました…!レナートくんとの距離を縮めようと頑張るリシュアちゃんが可愛くて、告白のシーンはキュンときました。 レナートくんは魔法が苦手ではあるけれど、魔法が使える人を妬むことなく肯定的に見て憧れ、尊敬を抱いているというところがすごく良かったです。 ただ、その憧れがリシュアちゃんとの距離がなかなか縮まらない理由になっているのがまた絶妙でこのもどかしさたるや…!という感じでした。リシュアちゃんのことをナチュラルに世界の宝だと思っているレナートくんが可愛すぎました。 そして2人の考え方の背景にはトヴァルさんの考え方や行動が活きているのが好きポイントです。リシュアちゃんの一家、あったかい…みんなこうであってほしいと思わずにはいられませんでした。 2人の過程を見ているからこそパーティでぐっと2人の距離が縮まった時は思わず拍手をしてしまいました。タイトルの「月明かりと夜風のワルツ」をこんなに綺麗に回収されるなんて…スチルの美しさも相まってとても印象的なシーンでした。 エンディング後のやりとりまで可愛くてほっとする読了感でした。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。
  • 睡蓮と色
    睡蓮と色
    完結編だけあって、一段と凄みを感じる文章でした。 交錯する二人の心の丁寧な描写は、とても優しく、 このシリーズの最後をとても盛り上げてくれました。 @ネタバレ開始 色の演出と山場はとても素敵で少し泣きそうになりました。 晴れた空の下、遠回りをして帰る二人のラストは、 読んでいた私の心も晴れやかになりました。 ありがとうございました。 @ネタバレ終了 @ネタバレ開始 余談になりますが、私も隣に座ってくれる人が欲しかったです… あれ…これは何の涙でしょうか…。 @ネタバレ終了
  • 白詰草と靄
    白詰草と靄
    前作から続けてプレイさせて頂きました。 しかし、視点の変化などによって、前作とはまた違ったものを感じました。 (初見でもプレイ出来ると思います。) 白詰草と靄というタイトル、本編の表現としてとても面白かったです。 白詰草のいくつかの花言葉と、二人の関係、先の見通せなさ、 どうしようもない恋愛感情に共感出来ました。 ありがとうございました。 @ネタバレ開始 余談ですが、私も昔、遠距離恋愛をした事があります。 …上手くいきませんでした…。(泣) @ネタバレ終了
  • 菊花と雨
    菊花と雨
    ある意味での和風ファンタジーだと思いました。 着物、茶道、雨に和傘、非常に趣ある世界での出会いが、 東京から来た主人公の立場から、まるで異世界のように感じました。 時間に限りのある、京都という世界の中で、儚く咲く恋物語。 主人公の心情の変化と傘の風情が、とても素敵でした。 ありがとうございました。 @ネタバレ開始 余談ですが、京都というと、私は中学生のときの修学旅行で行ったくらいです。 正直何を見て何を買ったのか、全く覚えていません、もはや行っていないのと同じくらいです。 それくらい、当時はつまらなかったのだと思います。 大人になった今なら、少しくらいは楽しめそうな気がします。 改めて行ってみたくなりました。 ただ、お土産は私の場合、傘ではなく木刀な気がします…。 (何も成長していない…。) ありがとうございました。 @ネタバレ終了
  • 白雪とネクロマンス
    白雪とネクロマンス
    雰囲気のあるタイトル画面とファンタジー要素に興味を持ってプレイさせていただきました。 開始直後からタイトルにふさわしい美しい雪の演出とドラマチックなBGM、童話の挿絵のように繊細なイラストに圧倒されました。 @ネタバレ開始 ゲーム開始直後からスチルが動いて、なめらかに動いている!すごい!綺麗!という気持ちと痛々しい!血が!真っ赤な血が!の気持ちの間を右往左往してしまいました。 開幕一番のショッキングなイベントに慄きつつもストーリーが気になってプレイを続行。とはいえエリオットさんの振る舞いは厳しく、いくら人間ではないとはいえ理不尽な目にあうアイビーさんの姿はとても痛々しくて思わず胸がぎゅっとなってしまいました。 作中で判明するふたりの過去がまさに悲劇であり、自らの死を選んだアイビーさんにはもちろんのこと、エリオットさんにも愛があったことがわかって辛かったです。そしてそれ以上にあの事件の後のエリオットさんにも歪んではいるけれど、「死んだから~」のセリフを見るに確かな愛があったのだろうということが感じられて余計に悲しかったです。 ストーリーの終わりは大円満のハッピーエンドというわけではありませんが、ふたりにとってはあの結末が起こってしまった悲劇の中でも、もがいた末にたどり着いたベストエンドなのかなと感じました。 いち、プレイヤーとしては物語の先のふたりが少しでも安らかであったのであれば良いなと思います。 @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございました。
  • I kill you
    I kill you
    遊ばせていただきましたー! (タイトルで実はずっと物騒なのかと思ってました。(笑)) @ネタバレ開始 制作者である水咲さんがXでタイトルの『I kill you』のことを呟いていらっしゃるのを見て、ずっと気になっておりました。遅くなってスミマセン! オンラインゲームの仮想空間と現実世界とで、姿が2つあるのも非常に楽しく。 主人公である灯花ちゃん、めっちゃかわよ!でした(特に性格が好き。あの性格でチャクラム選ぶとこも好き!) ストーリーは途中不穏もありましたが(一度友達の手を取って先輩と道を違えてしまったんですが、直前をやり直したら無事アナザーまで見れました) アナザー2つ目の先輩『これが恋なの…?』みたいな恋知らなくて、初めての感情にバグってるのえもいです! ご馳走様でした!! @ネタバレ終了 本当は先輩のFAが描きたくて仕方がないので後日どこかで描かせていただくかもしれません。素敵な作品をありがとうございました!
  • 月明かりと夜風のワルツ
    月明かりと夜風のワルツ
    かわいいとやさしいの宝庫&ユーザーにとって福利厚生にあたるUIが充実かつデザインも素敵で、最初から最後までななづこさんの世界にたっぷりと浸からせていただきました。 Xで初報が出てからリリースの日が楽しみだった本作、期待以上にかわいくてやさしくて楽しい作品でした! @ネタバレ開始 素晴らしい世界観と人と人の絆が感じられる、とても素敵なあたたかい物語でした。 リシュアさんに関わるすべての人があたたかくて、エンディングを迎えたときのレナートさんとの距離感もすごく好きです。 恋人になった後も急激に距離を詰めていくのではなく、二人は二人の歩幅で一歩ずつという終わり方が私の好みドストライクで、ここから先の二人…数年後の二人も見てみたいなと思いながらの読了でした。 レナートさんがリシュアさんにどう思っているかを問われたときに「人類の希望……世界の宝……」と答えたときは、笑いがこらえきれませんでした。恋愛的な意味かは別として、すごく大切&好きなんだなというのが伝わってきました。 この辺りは画面の外にいるユーザーは「も~、実は相思相愛すぎるな二人とも~!」などと言って悶えるターンでした。 尊い…画面が尊さに満ちている…ななづこさんの丁寧なセリフ回し大好き…! また、レナートさんがリシュアさんたちのお宅に迎えられることになったエピソードは本作でも特に好きなシーンでした。 特にトヴァルさんのやわらかな考え、人間社会が作り出した上下関係や社会的地位などの手垢のついたものをすべて取っ払った「分け隔てなくすべての人に自分ができることを」という根っこの部分がすごくいいなと感銘を受けました。 レナートさんが悩んでいる最後の一ピースのときも、とても的確な言葉(頼りたいときに頼れる場所にいること)で導くなど、トヴァルさんが大好きになりました。 ジェイさんのさりげないやさしさも大好きです。心が凹んでいる時などにさりげなくチョコをもらえたら、自分を気にかけてくれる人がいるというあたたかさに元気になれますね。心の絆創膏みたいで。 リシュアさん宅のみなさん、大好きです。ちょっとしたやり取りを見るだけで、心が癒されます。 ふんわりかわいいグラフィック、大変眼福でした。いつまででも見ていられるスチルはもちろん、背景も美しかわいかったです。 タイトルのケーキなどの小物もご自身ですべて描かれていたはず…すごくかわいいです♡ プレイした後に改めて見ると、あのうさちゃんぬいはあの時の!お菓子はレナートさんの…!と、物語の細かなエピソードなどを思い出してほっこりとした気持ちになりました。 こちらまでやさしくてあたたかな気持ちになれる素敵な一時をありがとうございました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • アヤコのお見合い
    アヤコのお見合い
    日本情緒あふれる雰囲気、妖怪がいる日常感が楽しい~! 婚約者の怪しいところを探るゲーム性も面白かったです! @ネタバレ開始 絶妙な難易度!しっかり毎度つっかえました!(笑) どのエンドを選んでも、なんだかぜんぶ幸せそうでほっこりします。 相性のよさとか、アヤコちゃんの大らかさが成せるものなのかな? しかし本当の白百合さんと仲良くなっても、しばらくはメモを片手に疑いの目を向けるのかしら…?なんて想像しながらFAを描かせていただきました^^♪ 「水無月さんがホクロ逆になっちゃったのって鏡だから…!?」とか、本物の誠さんの正体が人間(?)なのも、お話に奥行きを感じられて良…。 すごくこだわって丁寧に作られているのだろうなぁ…と尊敬の念を抱きますし、嬉しくなりました◎ @ネタバレ終了 キュートな大正浪漫が堪能でき、とっても幸せです♡ ありがとうございました!
  • ふたりだけのPARADISO
    ふたりだけのPARADISO
    本当に南の島に旅行に行ったかのような、癒される作品でした。 目の前で繰り広げられているかのような、鮮明で分かりやすい文章で読みやすかったです。 写真やBGMの雰囲気がとても合っていて、視覚的にも聴覚的にもまったり癒されました。 @ネタバレ開始 旅行に行ったかのような気分だけではなく、素敵な大人カップルの恋愛も、体験できて、満足満足です。 航さんと葵さんの出会い~お付き合いが始まるエピソードはロマンティックでありつつも実際にありえそうなシチュエーションで、ストーリーをそのまますっと受け入れられました。 食べたり飲んだりしているものもおいしそうです・・・!! イタリア料理が好きなので~~!! iPhoneからのプレイにつき、バッジ取得できませんでしたが、最後まで読ませて頂きました! クリア後に、かつて自分が旅行した所に近いのかな?などとサンノヴァ島を、ググっていまいました…! 架空のリゾートだったのですね!人魚の伝説など、土地の設定がしっかりしていたので、本当にある場所だと思ってしまいました。 そこで改めて「この作品はすげえ!!」と感動しました。 ラストの家族旅行では、人魚さんも結果的に救われたような描写で、全てにおいてハッピーEDで良かったです。 また癒しを求めて再プレイさせて頂きたいと思いました。 @ネタバレ終了 この度は素晴らしい作品をありがとうございました!
  • 月の光の鎖屋さん
    月の光の鎖屋さん
    やっと噂のルミエルくんにお会いして堪能してまいりました! @ネタバレ開始 イラスト担当の方のイラスト、めちゃくちゃ美麗ですよね!!美しいルミエル君に惹かれる…!この部分と、制作者の御子柴さんの文章能力が光るわけです。無敵ですね! 中盤辺りの事件で大丈夫かなとハラハラしました。 人形の姿のおねーさんな主人公も可愛く、ショタですごく優しいルミエルくん二人に幸あれ。バッド回収後に速攻でTrueエンドを見ました。 (あと個人的におまけの文章量にたまげましたw) @ネタバレ終了 FAは予告通り剥いて逃げます。 ルミエル君の柔らかい感じが少しでも出ていればいいのですが。素敵な作品をありがとうございました!
  • ショタカレ!
    ショタカレ!
    ショタ好きとしてプレイしなければ!という使命感で遊ばせていただきました! なんとLive2Dで動く…!リアルにそこにいるような息づかい…!そしてスチルもめちゃくちゃ美麗!!堪能させていただきました。 女子大生と小学生はなかなかヤバいラインだな…と思っていたらヤバい選択肢が色々来たので選んだところ…ww コメディに振ったエンドも好きでした! 最推しは風華くんです! @ネタバレ開始 大人びたショタが好きなのでアタックしてみたら、弱音を吐いてくれる…とても真面目で実直な姿に絆されました…! 好きとなったら真っ直ぐに想いを伝えてくれた姿に感動し、さらに美麗スチルでやられした。 エンディングのアニメからのひまわりのスチル、最高です! @ネタバレ終了 ショタと合法に仲良くなれる素敵なゲームをありがとうございました!!
  • 虹色の夢
    虹色の夢
    このゲームすごい…!! この一言に尽きます。本当に夢中になれるし、やりがいがあるし、様々な遊び方があるし、キャラは魅力的だし、やり込み要素もあるしで、褒めても褒めたりません。 「どうしてこれが無料で遊べるの?」と疑問符だらけです。 @ネタバレ開始 以下、ネタバレではないですが、私の感情が溢れすぎてニュースに載るのが恥ずかしいのでネタバレの中で語らせていただきます。 まずはBGMが素晴らしいです。どこかクセになるような、耳に残る音楽がとても好きでした。特にダズくんとの会話中のBGMがお気に入りです。 次にキャラですが、私のプレイした段階では、まだ全キャラ出ていないにも関わらず、魅力的な子が多すぎてすでに推しを決められません。 サニーくん、シーラちゃん、二ヴェル神父、セルゲイ様、キュリ男、ダズくん、テオさん…とどんどんお気に入りが増えてしまいます。 全キャラにボイスがついているのも圧巻で、本当に驚きました。まさかモグラやカモにまでついてるなんて思わないじゃないですか…!!こんなところにもこだわりが…!?となりました。 お声はみんな合ってて聞いているだけで楽しかったのですが、中でもマーヤさん、キュリ男、シーラちゃん、リンクさん、セビラノさんあたりが本当に好きでした。 肝心の宿屋経営ですが…一周目の私は見事に借金を返しきれず、双子に宿屋を手放させてしまいました…(涙)言い訳をさせてください…!あと29万6千円だったんですよ!それくらいもう私が立て替えるから!あと一月待ってあげて!と思ってしまいました笑とても悔しかったですが、同時に「今度こそ!」という思いが芽生えました。こういうふうに感情を刺激する仕組みが素晴らしいゲームでした。 フェスの終わりが近いため、一旦ここで感想をお届けしましたが、必ずや宿屋を成功させてイケメン(orシーラちゃん)と幸せになってみせると心に誓いました…! デートはサニーくんとシーラちゃんを同時に進めていたのですが、成功するととっても幸せな気持ちになれます。好感度が上がった時のハートの演出がとても心地よく、やっぱり考えられてるなあと感心しました。 お仕事中の演出に加え、随所に登場するアニメーションもすごいクオリティで本当に凝ってるなあと感じるばかりでした。誰と一緒の仕事内容をこなしているかでアニメーションが少し変わるなんて凄すぎませんか…!?(誰に言っている?)お外でお洗濯を干しているオーロラさんと寝てるキュリ男が好きでした。どっちも可愛い♡ そして忘れてはいけないのがミニゲームの種類豊富さ、こちらもかなり感動しました。ケリィのミニゲームでは毎度同じゲームが来るのかと思いきや、ちゃんと種類があり…もうここまで来ると驚きすぎで開いた口が塞がりません。 魚図鑑やエンド数、イベント数、まだ見ぬ闇ギルドなどやり込み要素もまだまだ備えていて、いくらでも遊べそうな雰囲気です。本当になぜこの大作が無料…?如月さん、ありがとうございます(感涙)という感じです。 まだ借金の返済が終わっていないのでこのゲームの4分の一くらいしか魅力をわかっていない身で感想をお届けしてしまい申し訳ありません。ただ、素晴らしい作品だったので必ずフェス中に思いを伝えたいと思贈らせていただきました。 そして魅力を並べて書いたところ乱文稚文になってしまい、非常に読みづらくて申し訳ありません。(もしこのコメントにご返信いただける場合は本当に手短で大丈夫です…!) ファンアートは好きなキャラが多すぎて迷いましたが、一旦女の子最推しのシーラちゃんを描かせていただきました。これはお休みの日に「今日は羊ちゃん、デートに誘ってくれるかしら」とでっかい羊メロンパンを用意して待っている姿です。想像するだけでキュートですね…♡ 以上、長々と大変失礼いたしました。 @ネタバレ終了 「虹色の夢」はプレイヤーがプレイしていて「楽しい」や「またやりたい」と感じる工夫がたくさん施された本当にやりがいを感じるゲームです。そして何より、随所に感じる作者様のこだわりと、この作品にかける思いをたくさん感じられる超大作でした。少しだけでもとプレイしようと思ったあなたはいつの間にか時間を溶かされているかも…?
  • キャット!ラブキャッチ!?~ウインタースノー~
    キャット!ラブキャッチ!?~ウインタースノー~
    前作未プレイなのですが、全く問題なく楽しめました! 男の子も女の子もみんな猫耳で、ケモ耳好きの私にはとっても幸せな空間でした♪天国はここにあったんや……。 全員猫擬人化といってもそれが特に物語に関わってくるわけではないのですが、実際のにゃんこもそれぞれこんな性格なのかなぁと想像しておりました。 男の子ではイベリヤ先輩が一番好きでした!恋人ルートがあまりに甘くてドキドキしました/// でも断トツで好きだったのはシュアラお嬢様!!マーリちゃんも含め女の子同士でキャッキャしてる所はとても尊かったです。なんでつっかかってくるのか詳しくは明かされなかったので、ラグールちゃんのことが大好きなんだろうなぁと勝手に思ってます。 @ネタバレ開始 巫部さんのキャストトーク聞いて、わかる~!!!と頷きまくってました。シュアラちゃん攻略ルートでも女の友情エンドでもいいので、何卒、何卒……。 @ネタバレ終了 パートボイス、用語集、ムービーと、とても凝っているハートフルラブストーリーでした♥
  • 夢にまで見たアイドル
    夢にまで見たアイドル
    感想が遅くなりましたが、配信にてプレイさせていただきました。 タイトル画面の時点でゆらゆらと動くロゴ周りの星たち。 ふわふわに揺れる髪や瞬きする目と可愛さがたっぷり詰まったアイドルにふさわしい演出に心が躍りました。 @ネタバレ開始 開始直後、ステージを背景に語られる誰かの独白。 輝かしい舞台にいる誰かの物と思いきや、それを否定するような内容でもあり…。 そして場面は切り替わり仕事帰りの主人公が帰宅する場面へ。 典型的な仕事に疲れたサラリーマンといった様子で、夕飯をいただきながら見る動画を配信サイトから探しているもよう。 偶然視界に入ったインディーズバンドのライブ映像を見ながら現実的な問題を指摘する主人公。 だけど彼も以前は音楽をしていたようでクローゼットの奥にはまるで見ないように、だけど手放せないという心理が隠れているように押し込まれたギターケースの存在が。 少し休むつもりがどうやら眠ってしまったようで、女性の声が聞こえ瞼を開ければ…。 可愛らしい女の子らしさに溢れる部屋にフリフリのドレスを身にまとった女性が!? さっきまで自分の部屋にいたはずなのに、どうみてもそこは自分の部屋ではなく。 間取りこそよく似ているようでも完全に置かれている家具から今目の前にいる彼女の部屋に自分がいると考えた方が自然な状況。 先程から突然現れた不審者状態の主人公に目の前の彼女は警戒している事も合わせ、何とかやりすごさなければまずい。 選択肢がきたので、とりあえずハズレと思う方を選択。 完全にただの不審者となった主人公の視界が暗くなったと思えば、自分の部屋に戻っていた? どうやら先程までの事は夢のようでそこでおしまい。 今度はタイトルにもある重要ワードであろう「あんた…アイドルか何かか?」を選択。 すると彼女は少し驚いた様子を見せるも、上機嫌といった反応になり。 とりあえず難は逃れたかと会話を続行しようとするとファンの演技をしているのに名前で呼んで欲しいと言われる無理難題が…。 そんなのわかる訳がないと、素直に名前を確認すれば田中恵という名前であり、親しみを込めてメグと呼んでも構わないと教えてもらえた。 …凄く直感的な感覚ですが、主人公がスマホを扱っている事から時代は現代なのでしょう。 しかし彼女の名前はどちらかといえば80年代かそれより前に多そうな名前の印象を受けました。 部屋の中も、可愛らしい女の子の部屋なのはそうなのですがどこかセンスがレトロなのも気のせいなのか。 (特にベッドにかかっているレースに花の絵×青の配色な掛け布団?のセンスが顕著でしょう) 会話を続けるうちに、主人公は今の状況が夢であると推測。 実際にエンド1の際には夢オチだった事も考えれば、突然場面転換した事も合わせてそう考えるのが自然でしょう。 それなら夢かどうか確かめようとばかりに主人公の頬をビンタしようとするメグ。 やめさせようとするも間に合わず、頬に痛みを感じる事に…。 結局目を覚ましたら自分の部屋だったという事から夢だったのに変わりはないのでしょうが、夢の中でもビンタをされたら痛いんだ…? その後、学生時代の友人であるトウマと合流し昨日の彼女について調べていく流れへ。 もしかしたら彼女は以前どこかで会った事がある人物なのではないか?と思うもトウマは知らないと返答。 ならばもう用は済んだと帰ろうとするも、トウマがパンケーキを食べ終わるまでは付き合う事になり。 その際彼がスマホで見せてくれたショート動画を投稿できるSNS。 そこには18歳の若者が自分で作詞作曲をした曲を弾き語りしている動画が流されていた。 そして、そこから今度はトウマ側の本題を切り出そうとしたところで話を切り上げ退席する主人公。 次に場面が切り替われば、目の前には再びメグの姿が。 場所はメグ行きつけの喫茶店らしく実際にテーブルには今彼女がいただいているホットケーキの皿もあり。 初めて訪れた場所ではあっても、構造はどこか昼にトウマと食事をした場所によく似ているというまたしても不思議な部分もあり。 お洒落とは思うのですが、やはり内装の雰囲気はどことなくレトロ感が漂う感じですね。 店主の趣味と言えばそれまでなのですが、配色や壁紙に窓際を飾っているレースの感じというのでしょうか…。 話しかけてみれば、どうやらメグも主人公の事を夢の中の登場人物と思っているらしく。 お互いに相手が夢の中の存在と思っている奇妙な構図のようでした。 トウマといい、目の前でおいしそうに甘味を食べられパンケーキを羨ましいと言えばメグはパンキーキが何かを理解していない? 確かにパンケーキとホットケーキの違いって何?と聞かれると難しいですが、少なくともメグが食べているのは厚みからホットケーキなのでしょう。 以降、定期的に夢で主人公とメグは顔を合わせるようになり…。 後日、今度はメロンソーダをいただいているメグとの会話にて主人公が以前バンドをしていた過去を話す流れに。 家にギターケースがあったりトウマが見せたショート動画に関する流れ、そしてインディーズバンドに対する現実的な独り言を思えば想像はできていました。 ここで再び選択肢が。 上を選んだ場合そのままエンドに直行でしたが、これがなかなか予想外の展開だったというべきか。 メグのアイドルスイッチをONにしてしまった結果、主人公がアイドルとしてデビューというとんでもな事に!? お前がかよ!?と全力でツッコミをいれつつ。 でもまぁ…幸せならいいのか?いや、いいのか…? 本筋の選択肢を選べば、自身はもう28歳である事。 今更遅いという事を伝える流れへ。 ここは主人公の言い分というか、現実的な事を考えたり大人になるという事を思えばとても理解できるのが辛い所。 メグはまだ28歳じゃないのと言いますが、一般的に28歳と言えばすでに定職についており後輩もできてある程度責任のある仕事が任せられる年齢でしょう。 人によっては家庭もあり、妻子を養っている頃合いとも想定できる。 だから夢を追いながらも生きていく事を考えれば20前半か、遅くとも半ばが潮時と思うのは無理もない。 悲しいけれど、夢を追いかけるのに遅い事はないという言葉はあってもそれを実際に掴めるのはほんの一握りの人しか存在はしないのです。 しかしメグは主人公の演奏するギターが聞きたいとお願いをしてくる。 しばらく触れていないので演奏できるかわからないと返せば、次に会う時までに練習をしてきてと諦める様子もなく。 選択肢として、ギターを取り出し演奏をするかしないのかを問われ。 演奏しない事を選べばかつて彼が音楽をやめた理由であろう記憶の断片が零れ落ち。 彼女にもう二度と会わない事を願って眠れば、夢で会う事はなくなり日常へ…。 これは夢を追いかける彼女の熱に影響された一時の夢だったのだというように。 ギターを演奏する事を選べば夢の中でメグが嬉しそうに報告をする流れへ。 今までまともに事務所に向き合ってもらえなかった彼女が、ようやくレッスンを受けさせてくれるように。 メグからしてみれば、主人公と夢で話をするようになってから彼女の状況は好転しているらしくここで一つの想定が生まれる。 彼女はこの世界のどこかで生活をしている、実在する女性であり 主人公と彼女の人生がリンクをしている。 だから主人公が前向きな行動をすれば、それが結果として彼女へも影響しているのだとしたら? それまで向き合う事を避けていたギターを演奏した。 たったそれだけで彼女は夢に向かい前進したというのも偶然の一致にしてはできすぎている…。 そして、三ヶ月が経過したある日…とうとうメグがステージに立つ事が決まるという待ち望んだ展開が! 大きなコンサート会場で事務所の新人代表として歌えるという晴れ舞台。 しかし、その施設は現在閉館しているはずというやはり奇妙な点が再び浮上し…。 やはりメグは実在する人物だとしても、主人公と生きている時代がズレている? 今まであった、夢の中でメグと会う際に感じた不思議なレトロ感。 部屋は間取りが似ていて、行きつけの喫茶店も構造はどこか似ている。 とすれば、今生きている時代が違うだけで二人は同じ場所にいると考えるのが近そう…? こうなると気になってくるのは、主人公の住む部屋は事故物件であり過去に自殺した人がいたという話で。 メグは本来、主人公の生きている現代では故人のはずだったが何かしらの理由で干渉ができたのをきっかけに運命が変わったのではないか。 だから主人公が前向きに行動をする事で彼女は死の運命を回避している…? 実際、今も夢でメグに会う前に主人公はトウマへライブハウスで演奏をする予定があると話をしていた。 それもメグのデビュータイミングと同じ、今から二ヶ月後でありこれも偶然で済ませるには都合が良すぎる。 それを聞いたトウマも、思わずお前本当にユカリなのか!?と驚きを隠せないようで。 元々、主人公が音楽をやめたのはバンド活動に熱中しいつかプロになる事を夢見ていたのにその夢を悪い大人の食いものにされた事が理由だった。 やりきれない話ですが、そういった悪質な者が存在するのは珍しい話でもなく。 けど、それ以上に主人公にとって辛かったのは自分がどこにでもいる夢見る若者の一人であるという事実だった事。 自分は特別で、将来音楽の道で成功するとどこかで信じていたのに。 私見ながら、夢を見る…しかし、追いかける若者である事と将来成功する事は両立はするでしょう。 問題はそれがどれ程難しいことなのか? それまでに現実ではどれだけ多くの人が諦めていく事になるのか。 思い上がりにすぎなかったと主人公は思ったのでしょうが、そもそも成功すると信じて行動をしなければスタートラインに立つ事ができないのも事実であり。 後は夢を夢で終わらせない為にどこまでやれるのか…そういう勝負にも関わらず諦めたのだなと。 でも、それを責めるのも違うしそこから安定した仕事をする道を選ぶのもまた彼の人生でしょう。 そして、ここにきて順調なはずだったメグにも予想外のトラブルが。 本来彼女がデビューするはずだった舞台で、他の子がデビューをするという事に話が変わってしまった? 二人の人生がリンクしているなら、主人公サイドで何もトラブルがない以上メグに問題が起きる要素なんてなかったはずなのに。 諦めモードになるメグに対して、今度は熱を取り戻したように彼女へ言葉をかける主人公。 そこでようやく発覚する、メグは今まで精一杯の強がりで振る舞っていたという事。 辛い想いをしながらも、それでもいつか夢は叶うと信じてきたけれど一体それはいつの事になるのか? 一体、いつまで耐えればいいのか。 メグは、自分を応援してくれる相手は主人公しかいない。 だけどそれだけでいい、メグが欲しかったのはこれだったのだと悲痛な訴えをする。 そして、ここは重要と言える選択肢でしょう。 もう精神的にボロボロであるメグと一緒にいるべきか、一緒にはいられないと判断するべきか。 もし、一緒にいる事を選べば彼女は夢が叶わずとも主人公に依存する事で心を保つ事はできるのかもしれない。 しかしそれは、本当にメグの為だと言えるのか? 本当に彼女の事を思い、夢を応援するというなら突き放すというのも必要な優しさかもしれない。 バッド回収を先にして、最後は気分良く終わりたかった為あえて見ている地雷を選びました。 メグと共に生きる事を選んだ主人公は仕事をやめ、自由になった時間で彼女に会いに行くため夢を見る事にした。 その為に、薬を服用して…たった数時間会えないだけで寂しがる彼女の為にもう少し作用時間の長い薬を使おうと考えるようになって…。 共依存としか言えない歪んだ世界で…自分にだけ微笑むアイドル、メグとの時間を望む結末。 再び選択肢に戻り、もう一方を選べば主人公はようやく気付いたらしい。 自分が前向きに行動する事で、彼女のプラスになると信じていたけれどそんな事はなく。 むしろ、自分と出会った事で彼女は弱くなっていき傷を舐め合うようになっていたと。 これでは支え合いではなく、この関係は依存でしかない。 だからこの関係はここまでにするべきで。 この先は、自分で頑張らなければならないのだと。 プロになれるのか、それはわからない。 それでもこれからやれるだけの事をやって、自分の事を信じていこうと決意を告げる主人公。 それを聞いたメグも、いつかプロになった時には自分の隣でギターを演奏して欲しいと返し。 そして、彼女がデビューをした時にはCDをたくさん買って欲しいと精一杯の笑顔を向けた。 やがて、夢から醒め。 主人公はライブハウスでの演奏後、仕事を続けつつもコツコツ演奏も頑張ってみる事を選んだ。 再び主人公が音楽を演奏した事を喜ぶトウマ、そんなトウマにまた一緒にバンドを組んで欲しいと頼む主人公。 以前話題にあがったショート動画の投稿も、とりあえずやれる事は試してみたいと前向きな様子は心が温まり。 どうやら最近はレトロブームとして、主人公達の親世代で有名になった曲のカバー等が流行っているらしい。 そして、ある動画で耳にした曲は…忘れる事のない、この声は……。 芸名を古河ゆうか。 本名が、田中恵という昭和アイドルのものだった。 例え、もう会う事がないとしても。 それでも主人公は最終的に、前向きに歩み出すという応援をしたくなる素敵な結末でした。 一方、メグは無事にデビューをして夢を叶える事に。 歌が終わり司会者との軽めのトークがされる中でされる『好きな人』についての質問。 アイドルに恋愛話はご法度とばかりに舞台袖にいるマネージャーは両手で大きな×を作って合図を送る。 (この司会者さん、きっと後で叱られるんだろうな) なんて思いながら、彼女は夢で会った彼についての気持ちを正直に言葉にする。 ぶっきらぼうで、口は悪いけど自分がアイドルになる事を誰よりも応援していてくれて。 きっと、今自分がこの場所に立っている事を誰よりも喜んでくれている大好きな人がいる…。 「‟夢”を見ました」 夢の中でしか会えない関係だったけれど、それはただの夢じゃなかった。 スタッフロールの後に語られる出会いの日の直前にあっただろう出来事。 きっと、本来の彼女はやはりもしここで主人公と出会わなければ死んでいたのかもしれないと思えて。 だけど、涙で濡れた顔を見せても自分の事をアイドルと言ってくれる人と出会えて事でもう少しだけ頑張ろうと思う事ができた。 夢の中でしか会えない、違う時代を生きた二人の出会いによって動き出す物語。 いつもの事ながら、読後感としてどこか救われた気持ちになれる素敵な内容でした。 @ネタバレ終了 全てが終わってから見れば、タイトル画面にも思わずにやりとする要素があったり。 素敵な作品をありがとうございました。
  • 世界一彼女の近くで
    世界一彼女の近くで
    三人称視点の恋愛ものというのが気になってプレイさせていただきました! @ネタバレ開始 主人公の正体には最初の文章で気付けました。かなり早い方でしょと自慢げでいたんですが、他の方のコメントを見ていたらプレイ前に気付いた方がいらっしゃって…負けた!(?) 最初の彼女の顔を見えにくくするという文章を見て無機物、近いのはスマホかな→そういえばコンフィグの文章にお風呂云々ってあったから眼鏡か!となりました。 嬉しいことも辛いことも、本当に一番近い距離で彼女を見守っていたことが伝わりました。 どんどん中を深めていく二人に対して主人公は自分が守ると対抗心むき出しでしたが、彼にできることが限られていることは限られていて…もどかしかっただろうなとも思います。 そして結婚式の彼女の行動に嬉しくなりました。彼にはこれからも二人を見守っていて欲しいですね! おまけもキャラ紹介から4コマまで、色々あって楽しかったです! あと山口さん、メガネっ娘から安易にメガネを取ろうとするんじゃないよ…!!ソファで寄り添ってる絵でも取ろうとしてるでしょ!とツッコミを入れてました笑 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!