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63382 のレビュー
  • ヤドカリ
    ヤドカリ
    プレイしました! お話に緩急があって、短いながら読み応えのある作品でした。 多くを語るとネタバレになってしまうので割愛させて頂きますが、題名の意味を回収した時に「あ、この回収の仕方、好き」と思いました。 一つ、もの惜しいと言いますか… 最後から一つ前の選択肢が別の側面をもう少し見て見たかったなぁと思いました。 文章も読み易く区切っていらっしゃるので、読み易かったです! 楽しい時間をありがとうございました。
  • ハイ ソーシャルディスタンス サークル ゲート
    ハイ ソーシャルディスタンス サークル ゲート
    オーマイガー…… 踊りだしたくなるようなダンサブルなナンバーでゴキゲンなタイトル画面から始まり、洋画のような小気味好い会話。 開始1分で『あ……これ絶対自分が好きなヤツじゃん』と確信しプレイさせていただきました。 怒涛の如く押し寄せるカオス具合も『まぁ、高次元だから!』でオールオッケーなのです。Don't think! Feel! 選択肢を間違えてオーマイガーになっても、小話を挟んでひとつ前の選択肢に戻れる仕様もCOOL!でした。
  • 軍議でござる
    軍議でござる
    切羽詰まって後がない! 垂れ流されるグダグダ感! プレイヤーはそんなしょっぱい軍議の真っ只中に放り込まれます。 プレイヤーは、トンチとユーモアで戦局を切り拓く…… ……ということは一切なく、主人公はひたすらお偉いさん方をアグレッシブに煽りまくります。 別の意味で緊張感が走ります(笑) 諦めの境地か、一か八かのウケ狙いか、はたまた単なるKYか…… 御家老と姫は、会社でいうなら取締役レベルでしょう。 普通だったらつまみ出されるどころか、クビになるヤツですね。 この時代だと斬り捨て御免もありえます。 いつまで経っても何も決まらず。 「で、今日の会議って結局なんだったん?」って、会社の会議あるあるですね!(笑) もう解散でよいかと。 シュールな笑いが最高な一作でした!!
  • 篠目村
    篠目村
    タイトル画面だけでめっちゃ怖そうですが、ホラーが苦手な方にもおすすめしたい作品。無理は駄目だけど頑張ってほしい! とても読みやすい文章と綺麗な実写画像、ストーリーに集中できる短時間&楽々エンディング回収、そしてガッツリ残る余韻……と、良いとこだらけの素晴らしい作品でした。ありがとうございました! あの人が頭から離れないので、もう1回行ってきます~。
  • ラヴ・シルエットシンドローム
    ラヴ・シルエットシンドローム
    冒頭から始まるどこか挑戦的な……試すようなBGMがとにかくプレイヤーをあおってきてめちゃくちゃ好きでした…… ぶっとんでるのに分かりやすい世界観設定で初っ端から物語に引き込まれていきました。 アイキャッチの演出がテンポの良さを引き出していて、スタイリッシュ! それに合わさってUIも世界観にピッタリで統一感がありました。 メタ的な表示も「コントか……?」と思わず笑ってしまいました…… そして見えない時に限って外見の質問wwwとほんと終始笑ってしまいました。 この作品、めちゃくちゃ面白いです
  • ラヴ・シルエットシンドローム
    ラヴ・シルエットシンドローム
    良い!!!!!!!!!良きラブコメ!!!!!!!! まだ注目されていないのが勿体ない!!!!!!!!! 私がラヴシルのパイオニアになりましたね…!!(?) センスの良いタイトルに良作の予感がした所、やはり! 感想コメント一番乗り失礼しまーっす!!!!!!!! 恋した女の子がシルエットに見えてしまうという発想が斬新! 濃いピンク色で統一したUIに、画面遷移のSEとフレームイン演出! おまけに選曲もいいんですよね~~~~~!!!!!! 全エンド回収、おまけシナリオも後書きも堪能しました!! @ネタバレ開始 アナザーエンドで全部持ってかれたと言っても過言じゃないですね。 アナザーエンドで分かった素のアイチャンと、それでも アイチャンを「好きな気持ちに変わりはない」主人公君! 素のアイチャンを「今までの中で一番可愛かったな」って…! 話しかけるなと言われて口パクで話しかける主人公君~! 仏像の封筒やラーメン屋を探してくれる主人公君~! お似合いのカップルでしたね!お幸せに!! @ネタバレ終了 アナザーエンドとおまけを含めて完結する作品ですので、 ぜひ開放してみて下さい! 自分はそれで本作への評価がぐっと上がりました!! ラヴシル~~~~~!制作お疲れさまでした☆彡
  • クロは今日もおるすばん!
    クロは今日もおるすばん!
    とても暖かい雰囲気のお話でした。 イラストも可愛らしく、背景やUI周りもポップで可愛らしくデザインも好きです。  クロは飼い犬のようでもあり、子供のようでもあり、生活は新婚生活のようでもあり、不思議な存在&関係でした。 @ネタバレ開始  このままふんわりと曖昧なままにしていてもお話として成り立ったのだとは思いましたが、最後の選択肢を選んだ時にクロの存在が一気に現実感をもちました。  そういった理由があったなんて……。 最後は2人とも幸せそうに過ごせていて、心がほっこりしました。 また、アフターストーリーも良かったです。 @ネタバレ終了 全体的には、やはり暖かいお話で良かったです。 2重、3重に楽しませていただきありがとうございました。
  • スミレちぇんじ
    スミレちぇんじ
    時折画面から目をそらしたくなりながら、 しかし目が離せなくて結局続きが気になり一気に読んでしまいました。 @ネタバレ開始 しかも最後のオチ?の部分も突き抜けていて凄かったです。 漫然と読んでいると気づけないなと思いました。 @ネタバレ終了 短いながら、ここまで強い印象の作品は久しぶりでした。 制作お疲れさまでした。&ありがとうございました。
  • あいちゃんピキング!
    あいちゃんピキング!
    ま、まさか、こういう話だとは……! 驚きが仕掛けられた作品でした。 @ネタバレ開始 『ぼく』にとってエンド1の夕暮れのシーンがあいちゃんとの最後の時間になり、その思い出を頼りに『おじさん』になるまで生きてしまったぼくが、 あいちゃんとの幸せな記憶を頼りに、よく似た女の子の家に遊びに行き……ということだと思いました。 そこまであいちゃんに固執する理由は、率直に死別したからか、 『ぼく』があいちゃんのことを大好きだったにもかかわらず別の男性と一緒になってしまったからか、 その2つかな、と私には思えました。 エンド2は単純に誘拐。 エンド3は、”負けて悔しい”と書いているので、友達にあいちゃんを取られた悔しさがあるということですかね。(そうか?) ひょっとしたらあいちゃんによく似た最後の女の子は、あいちゃんの娘?である可能性もあるのかな、と思いました。 最後家から出てきた女の子はミクちゃんかとも思いましたが『お泊りに行っている』ので違いますね。 だけど、エンディングでは人探しの張り紙……。 ただただ 後味の悪い印象を与える意味があるのかと思いましたが、 あるいは、連綿と続いていく誘拐の連鎖のようなものを意味しているのかもしれません。つまり、後日その子も……。 考えるほど不安な想像をせずにはいられなくなってしまいました。 この衝撃とモヤモヤを誰かと共有したい……。 @ネタバレ終了 迷いに迷ってしまってツイッターの攻略情報を見るまでは、全エンドコンプリートは出来なかったと思います。 もっと色々な人にこのゲームをやってもらって、感想を聞きたいです。
  • クローネとはぐるまのしま
    クローネとはぐるまのしま
    そっと傍にいてくれるような、迷っている背中を押してくれるような、そんな優しい作品でした。文章が美しくてとても好きです。
  • ひまわりの迷宮
    ひまわりの迷宮
    プレイしました。 探索とは全然関係ないですが、序盤の絵画講座が勉強になりました。登場した絵画がクレジットで所蔵美術館と一緒に明記されているので、気になった絵はすぐに調べることが出来ます。生前は売れなかったゴッホのモチーフがああいった形で回収されるとは思いませんでした。ヒロイン(ピンク髪!)のイラストとタイトル画面で流れるBGMがお気に入りです。
  • 裏のお山のお鎖さまの【フルボイスBLノベル】
    裏のお山のお鎖さまの【フルボイスBLノベル】
    少しずつ物語の全体がわかっていき、どんどん引き込まれていきました。また演出が丁寧で、その上凝っていて不気味な雰囲気をより際立たせていてとても面白かったです!!
  • セリカ・リドル
    セリカ・リドル
    失われし文明の謎を追い求める古の魔導士セリカ。 これは、彼女の旅の記録を辿る壮大な叙事詩である…… という重厚なファンタジーになるはずの設定や素材が揃ってるのに、展開されるのは、しょーもない下ネタやパロネタのオンパレード!! ○ん○んとか、ムー○ンとか、う○こブリブリとか……オイオイオイオイ! も〜〜〜…… こんなの…… こんなの…… 大好き!! 爆裂級におもしろいので全部オッケー!!(笑) 登場する幻獣と、彼女らが問いかける謎(リドル)は有名なものばかり。 プレイヤーは、案内役のななみさんと最初にリドルの答え合わせをした上で、「さあ、セリカはどう切り抜ける??」と記録を辿る物語構成になっており、ストーリーの先に興味をそそられ、読むのがやめられません。 ……まあ、全然切り抜けられてないんですが。 シナリオのレベルがほんとに高いです。 一話ごとの序・破・急が美しいほどにスムーズ。 キャラも個性があふれまくってインパクトがすごい。 しかも揃いも揃って巨乳だと!? ハレンチな!けしからん!ありがとうございます!! ヨグさんとは、良いお友達になれそうだ……。 「イービルウィッチ」シリーズの世界線上の物語なので、最後までワクワクしながら楽しめました! あかねちゃんの活躍もお待ちしてます!!! おいらもドリームランドに行きてえなあ……
  • 風待ち人 夢追い人(iPhone・iPad対応版)
    風待ち人 夢追い人(iPhone・iPad対応版)
    なかなか営業成績が上がらない新社会人の神山と金田が、ストリートミュージシャンの岬と出会ったことから始まる物語です。選択肢はなく、40分程度で読了しました。 とても面白かったです!読み終わった後、そっと背中を押してくれるような温かい作品でした。文章の表現も好きです。作品の世界観に寄り沿った、美しくも飾らない文章は読んでいて心地が良かったです。登場人物につきましても、金田と岬のキャラクターがとても個性的で、2人のやり取りの場面はとても楽しく読みました。あと、岬がチラッと目を向けた時のイラストが特に好きです⋯⋯! @ネタバレ開始 ストーリー部分についても、夢と現実の狭間で迷いながらも、3人が自分なりの結論を出していった部分にすごく好感が持てました。特に主人公の神山には大きな共感を抱きました。3年後の神山は「あまり変わってない」と言っていましたが、すごく変わったよと自分は思ってしまいました。その領域にたどり着くことが、本当に難しいんですよね⋯⋯。 @ネタバレ終了 最後に作品の途中で流れた『よわむしスプートニク』という楽曲について、初めて聞きましたが、すごく良い曲ですね。ライカのエピソードは知ってるので、個人的に響くものがありました。素敵なゲームをありがとうございました!
  • 人間らしく
    人間らしく
    ストーリーにグイグイ引き込まれました。 ……からの、最後に残された「とある仕掛け」に、鳥肌が立ちました。 読んで良かった……
  • 飛びたいの
    飛びたいの
    様々なエンディングに分岐する、少し不思議なお話です。 @ネタバレ開始 エンディングは可愛いものから 感動するもの、残酷なものまで様々です。 二人の過去や設定などは 明示されませんが、もっと読みたいと思わせるような 魅力的なお話でした。 絵(スチル)も力が入っていて良かったです。 @ネタバレ終了
  • 贋作のゆりかご。
    贋作のゆりかご。
    怖いよ! ニコニコしながらなんの話してるんですか燈さん!! 所要時間10分ほどのショートエピソード。 ミステリアスな燈さんの独白を聞くだけの物語ですが、その話の内容があまりにもあけっぴろげであまりにも不気味。 サイコパス道まっしぐらな感じが、すがすがしさすら感じます。 しかし最後まで彼女の話を聞けば、なぜそこまで壊れてしまったのかがわかります。 苦悶の末たどり着いた暗黒の境地。 おそらく彼女の心は穏やかな夜の海のように静かなのでしょう。 彼女に魂の救済があらんことを……。 帰り道はボディーガードを雇いたい! ((((;゚Д゚)))))))
  • 旅人とほのぼのカフェ
    旅人とほのぼのカフェ
    作中のキャラ、食べ物、アイテム、背景、音楽…どれも魅力的で優しい気持ちになれるゲームでした。 昔好きだった絵本のような懐かしさと優しさに溢れています。 @ネタバレ開始 ハイイロさんが出てきて、なんだこいつ!と思っていたら予想外の切ない描写にびっくりしました。 旅人さんもハイイロさんもよかったね…本当によかったね… 思わず泣いてしまいました。 @ネタバレ終了 私もほのぼのカフェに行かせてくれ~;;
  • こと国シスターズ!!
    こと国シスターズ!!
    腹違いの妹3人に自宅を占拠されることから始まる物語。僕は4時間ほどで2エンドとも見ることが出来ました。 @ネタバレ開始 本作品の大きな魅力の1つは、生き生きとしたキャラクター達だと思います。特に、3人の妹は大変魅力的で、彼女らについては正直甲乙つけがたいです(笑) 前半で好きになったのは、シェンメイとノーラでした。シェンメイは外見と芯の強さが良いですね……! 彼女に「兄さま」と言われるたびに胸がときめいて、途中不整脈みたいになっていました。ノーラは、ものすごく魅力的なのに、本人がそれに気が付いていないところが素敵です。彼女の悩みを聞くお話は、特に好きなエピソードの1つです。また、カリナについては後半で一気に好きになりました。彼女は、楽観的なところ(達観しているなと思うこともありました……)、そして、他者に対する思いやりを持っているところが大きな魅力だと思います。前半では「なんか末っ子っぽいな」なんて失礼なことを思っていたのですが(笑) 大切なところでお姉ちゃんっぽい一面を見せてくれたのがとても良かったです。 個人的には、この3姉妹との何気ない日常を描いた前半部分が大好きです。かなり笑える展開やテキストも多くて、クリアした後もまたプレイしてしまうほどの中毒性がありました。「こんな可愛い妹たちがいたら、そりゃモノクロの世界もカラフルになるっしょ……!」なんてアホなことも思っていました(笑) また、ストーリーで重要な役割を果たす由乃葉も、等身大の人物として魅力的に描かれていたと思います。余談ですが、由乃葉さんはショートヘアも良く似合いますね……! なお、彼女らの魅力は、イラストや声優さんによって高められているところも大いにあったと思います。イラストは、率直に言ってめちゃくちゃ好きです。というのも、イラスト担当の1人である乃黒さんについては、前作「ハロー、神様Worker」の時からのファンでして……。今回は特に、3姉妹の制服姿が大変尊かったです。 また、声優さんも素晴らしい仕事をされていました。みなキャラクターにぴったり合っていたと思います。ノーラの片言の演技なんかはかなり難しかったと思うのですが、違和感なかったです。また、お菓子作りのシーンでは、声優さんのすごさを見せつけられました(笑) さて、ワイワイと楽しい雰囲気で始まる本作品ですが、後半は別の一面を見せてくれます。ある人物の登場で、喜朗は大きな決断を迫られるわけですが……。そこで見せる登場人物たちの成長こそが、本作品のもうひとつの大きな魅力だと思います。 ラスト付近では、悩み苦しむ喜朗にかなり共感してしまいました。 「他者と誠実に向き合うとは、どうすることなのか」 「何が優しさとなりえるのか」 そんな問いについて、自分も深く考えさせられました。 一例をあげると、「自分の正直な思いをどこまで相手に伝えるべきか」という問題。これは非常に難しいですよね……。もちろん、気を使うあまりに何もかも黙っているのもどうかと思います。相手としては「正直に言ってほしい。頼ってほしい」と思うのも無理はない。しかし、相手を思うからこそ黙っておくのも、時として誠実な態度になりえる気がします。何が誠実な行動になるのかは、時と場合による。だからこそ、普段から相手とよくコミュニケーションをとることが大切なのかな、なんてことを思わされました……。 また、「目の前の人に、別の人を投影しているかもしれない」という問題。これに悩む喜朗を見て、自分はハッとさせられました。程度の差はあるでしょうが、人はみな、目の前の人に誰かを投影しているような気もします。だからこそ、そのことを謙虚に受け止め、目の前の人を知ろうとする努力がとても大事なのだと思いました。 エンドは2つありますが、どちらも誰かとリスタートする点は同じです。喜朗は、本当の自分を知ってもらい、そして、相手の本当の姿を知ろうと決意するわけです。 「西川喜朗はリスタートする必要があった」 それが制作者様のお考えであろうし、自分もその通りだと思います。難しい問題に対して誠実に向き合い、世界をカラフルに変えてみせた喜朗には、尊敬の念を抱きます。明るい未来を感じさせる2つのエンドには、大いに勇気を頂きました。 @ネタバレ終了 総じて、大変かわいらしいキャラクターと、人間の普遍的かつ本質的な悩みを描いたシナリオが魅力の力作だったと思います。なお、同じく創作をする者としては、これだけのスタッフで協力するのは多くの苦労もあったのではないかとも思いました。素晴らしい作品をご制作頂き、ありがとうございました。
  • 何モ言ワズニ飯ヲ食エ
    何モ言ワズニ飯ヲ食エ
    タイトルとスケッチブックのイラストを見て明るい作品かな~と思ったのですが、思いっきり真逆でした(笑) 主人公の淡々とした語りや限られた選択肢が逃げ場の無い世界であることを表しているようで、タイトル通り有無を言わせない感じが凄い。 カニバリズムを含んだグロテスクな内容など人を選ぶかと思いますが、シンプルさや全く希望の持てないエンディング回収など、私好みの作品でした。まだ引きずってますよ負の感情~。 強烈なホラー作品、ごちそうさまでした!