あびのレビューコレクション
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スターダストキャットウォークどこか現実離れした、それでも現実と地続きにある絶妙な空気感と関係性がとても素敵でした。 ブラックとイエローを基調とした画面デザインはスタイリッシュで、背景の色調も含めてグラフィックに統一感があり、星より煌びやかな光ある夜の街を思わせます。文章も美しい。 そして何より夜くんが可愛い! クールなのに言葉は素直で甘え上手な夜くん、すご~くネコチャンでネコチャンじゃん!? とはしゃいでました。 作中でも触れられていますが瞳の色がめちゃめちゃに綺麗~! すごく好きです。 グラフィック・シナリオ共に、きゅんとしながらも美しく素敵なお話でした。
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才能の使徒それも主人公ちゃんの才能故なんだろうなと思える、とても優しい結末にほわほわしました。 中学生。悩める少年少女が自分の才能を知れる時期として確かに丁度いいのかもしれませんね。もっと早くから自分で自分の才能をこれだと決めた子はそれで良くて、だけど高校生まで行くと今になって分かってもと尻込みしてしまう。そういう所も含めて面白いお話だなあと思いました。 まるで属性の特盛のようなウノの個性的っぷりには、初見、思わずふふっとなってしまいました。「><」のお顔がかわい~くて好きです。
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美しき人まさしくゲームタイトルに応じるかのように、シナリオ・グラフィック・BGMといったゲームを構成する各要素がとても美しく素敵でした。 考察ゲームであるという説明に対して、一見、そこまで考察の余白があるようには感じないシナリオ。あえて疑問を挙げるなら語り手の感情が多少過剰に感じられるくらい……? そう思いながらEXTRAを開いて、あぁ~なるほど! ぽんと手を打つような納得です。 たった一言の前提を足すだけで受ける印象が大きく変わりますね。とても面白かったです。なるほど確かに、それは本当に美しいだろうなあ。
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【R15】フリークスの幻影肢【完結版】めちゃくちゃ正直に言うと序盤はローテンションで休み休みプレイしていたのですが、トキヲの立ち絵が表示された所でテンションが上がって(自分に正直)、急&Aにあたる終盤はノンストップで一気に駆け抜けさせていただきました。 ガラリと雰囲気が変わり怒涛の伏線回収な終盤、め~ちゃめちゃ好きです。 かなり独特な世界観であるだけに現実とは切り離して捉えていたぶん、実在人物の名が出た時には虚を衝かれた気分でしたが、な~るほどな~! 人間、突拍子もないことを考えるなあ。 各キャラとても魅力的に描かれていて(個人的には特にイチカが好きです)、シーン切り替え時の引用も雰囲気あって素敵でした。 それとオープニングも良かったです。これ見直してると何でトキヲのこと気付かなかったんだ? と思ってしまいますが、いや最初の掛け合いが印象付けとして上手すぎるんですよね……。
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後藤一家の日常ただ事実調査をするだけではなく、疑惑が事実だった場合どうしたいかという依頼人の希望に沿って気を配ったり手を回したりする悦子さんに、探偵なのに良い人だ~!(探偵に対する偏見オブ偏見)とプレイしながら好感度が爆上がりでした。 ゆ~て本当は浮気の事実なんてないんだろうな、と割と確定直前までのんきに考えていたので早々に確定して驚いてしまいました。さすが専門家だ……。そして確定後の展開が面白かったです。 小学生組の絶妙な小学生感もすごく良くて、たまに登場する度にこにこしてしまいました。
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睦眼さん - hizumi2 -睦眼さんの瞳の数ごと変化する各デザインがめちゃかわでビューティフルでサイコーでした。すごく好きです。 それとオンマウス時の選択肢の変化が好きです。 生まれた時から死を望んでいたさちちゃん、すごく寂しいな……。すごく断片的にしか描かれていないとは思うのですが家族との関係とか、決して悪いものではないように見えただけに、彼女の内面を構成する根本的な問題として、すごく寂しいな……、と思ってしまいました。 独特な世界観と雰囲気によるゲーム構成が素敵です。
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ゆーたんまずボイスドラマ版で一周、それからゲーム版で残りの選択肢を見てきました。 ゆーたんの音声の加工感が個人的にとても好きでした。最初に見たのがハッピーエンドだったので、プレイ後、へええ~そう読むんだ~と言いながらぐぐりに行ってました。 パソコンが脆弱なため一瞬しか映らないスチル群や動画をプレイ中は殆ど正常に見れなかったのですが、あとでCGモードで確認できて助かりました(思い出の方には載っていないので記録されない画像なのかなと思いかけ)。 ネームレス被害者達が持っていた……のデザインが皆それぞれ違って可愛いですね。オンマウスで見れるCGモードの一言コメント好き。 タイトル画面の演出がSEまで変化するのも面白かったです。 ゆーたーんエンド、おまけで言われるまで気付かなかったのですが、言われて気付いてふふっとなってしまいました。
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ウデナガール想像してた以上に先輩がツンクールだったのでドキマギしました。すごく眉間に皺寄せますね!? そして終盤では本当の本当に予想してなかった展開に。びっくり。 めちゃくちゃにカッコ悪い告白がすご~く青春って感じで良かったです。 ここで終わるんだ!? という物語の締め方も独特の余白があって良いな~! と思いました。 これから彼等がどうなるか分からないけど、ひとまず各バッドエンドとは違う未来を迎えるのかな……。そんな想いを馳せながらエンディングムービーを見て「!?」となりました。これが……ウデナガール……。
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運命の選択真っ直ぐなノアさんと素直なリドくん。しかし二人の未来を許してくれない村の掟によって苦悩するさまに、幸せになってくれ~! と願いながらプレイさせていただきました。 イラストがとても可愛かったです。ピンポイントですがサンプル画像にもあるリドくんが顔を出してるスチルの目や頬の線の書き方がすごく好きです。 エモーションボイス仕様なので、各ボイスを楽しみながらも自分のペースで読み進められて快適でした。 拘束服な悪魔さんもデザイン良~! でした。詳しくは後述で。 (以下若干ネタバレ含) バッドエンド時点、な~んか見覚えのある髪と首輪なんだけど(既プレイ)えっ君そういうこと言う子だったっけ!? 思ったより悪い声してたんだね!? とめちゃくちゃ動揺してしまいました。 がよくよく考えてみたら、どちらかは村人全員虐殺エンドだな! と信じて疑ってなかった私より圧倒的平和解決だったので良心的なんだよな……?
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異常体管理記録報告連絡9件わーいSCP風リスペクト作品だ! うきうきとプレイさせていただきました。面白かったです。 もっと詳しく知りたいと思ってしまう絶妙な情報量がいいですね。そして好奇心が身を滅ぼすのだ……。 アイコンにもなっているのに「一週間妹だった妹」の写真ではお姉ちゃんの方に恐怖を感じてしまいました。目が怖い……怖くない? もっと話が続いてたら報告者さんに妹が出来てそうだな~! と思って、そういった、次いつ誰が遭遇するか分からない状況にも強いSCPリスペクトを感じて良かったです。(ほぼ)安心安全の収容済み案件も好きだけどネ! またBGMも全て自作ということで、どのBGMも各報告の雰囲気に合っていて素敵でした。個人的には「どこでも回る水車」でのBGMが一番好きです。