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あびのレビューコレクション

  • Lullaby for Killers
    Lullaby for Killers
    キーワードを集めることで選択肢の鍵が解放可能になるというシステムが面白かったです。その為エンディングには周回必須となりますが、各地点へのスキップポイントも用意されている親切設計がありがたかったです。 最初のプレイの時は急にパチッと終わる感じでびっくりしましたが、それがまた良いなあとも感じました。サブタイトルに魅力を感じていたので、タイトル画面などに戻ってくると真っ先に目に入って、なんとなくドキドキしてしまったんですよね。 かなり独特な世界観や彼等の間で伝わるやりとりがTIPSで補完されるわけですが、その文章もまた味があって良かったです。 ただ全てのTIPSを集めても世界観の全てを把握できるわけではない、かなり断片的な印象があったので、過去作等との共通世界観として確立してるものがあるのかな? あとTIPSの表現方法で何となく伺かを思い出すなあ、などと思いながら作者さんサイトを覗いてきたら伺か作者さんだったので二重で深い納得を得ました。 とにかく独特な作り込みを感じられる世界観から成る空気感が素敵な作品でした。それとコンフィグ画面が騒がしくてふふってなりました。

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  • もち姫 食べ歩き編
    もち姫 食べ歩き編
    最初のイラストの衝撃よ……。全く食欲の湧かない色をしてますが本当に美味しいんですか? 本当に? 予想していた三倍以上くらい食事のバリエーションがあって驚きました。すごい。 なんていうか光沢が良いんだなあ……! どれも美味しそうでグワーッとなりました。おなかすいてしまう。あと名古屋に登山に行きたくなってしまう。 もち姫のもちもちしたマイペース感も可愛かったのですが、何よりエンディングイラストがすごく可愛かったです。ゆぅくんは振り回されてるような印象だったけど一緒に食べてるのが美味しそうで良かったね~! とニコニコしちゃいました。

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  • 私の兄貴はワンと鳴く
    私の兄貴はワンと鳴く
    とにかくカスミちゃんのキャラデザがすごく好きです。かわいい。 そしてポチが可愛くも恰好良くてポチ~! となりました。 コメディシーンはテンポよく、シリアスシーンはBGMも相まって切なくと、メリハリのあるシナリオと可愛いイラストで読みやすく面白かったです。 あとネタバレにならない範囲で言うと、終盤のエフェクトがちゃんと違う物になってるのがいいなあ、と思いました。 めちゃくちゃに馬鹿だけど優しいお兄さんとの素敵なゲームでした。

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  • memento mori 幻の記憶
    memento mori 幻の記憶
    ミニゲームのヘルメットで笑ってしまいました。 基本BGMも明るいので割とライトな雰囲気でサクサクと物語を読み進めることが出来ました。が、予想外の展開……! 二度目の選択肢の演出が良かったです。こっちだとループするかな? と思って最初の選択肢の方を選んだら。「意思」の強さ好き。 黒羽さんが可愛かったので黒羽さん~! と一周目は思いましたが、しかし二周目は二周目でそれも待ってくれ!? という感じで。すごく続きがありそうな所で終わってしまったので、えっここで!? と驚いてしまいました。 はたして次のループはあるのかないのか……! ミニゲームでは気軽にループするのに!

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  • 泣けない兎
    泣けない兎
    美麗なグラフィックにキャラクターに対する誠実さを感じられるシナリオなど、とにかく全体的に丁寧に作られた印象を思わせる作品でした。 恐らくエンディングには関係しないのだろう選択肢も沢山ありましたが、こちらを見ていくことで初めて知れるような情報もあって選択肢回収が楽しかったです。笛クン(相手は人じゃないけど)人タラシだあ……。あとトイレで笑いました。 バッドエンドだけどBADEND3は色々と優しさが感じられて好きになっちゃいますね。 シーラ様はいわゆる民間信仰の方の神様だったのだろうけど、時系列上、そちらを人間が捨てた後に、恐らく院長先生達が信仰しているだろう創唱宗教の方の神様などが台頭してきたのでしょうか。それとも創唱宗教の台頭による唯一神信仰化の中で、まるで悪魔のように扱われるようになったとかだったりするのでしょうか……。そもそも神様を信じていないという笛くんでは踏み込まなそうな話題ですが、この場にいたのが院長先生など別宗教の人間だった場合どうなっていたのか少し気になったりなどしてしまいました。 閑話休題。最初はどことなくスレているような印象を覚えてしまった笛クンですが、物語を進めていく中で、その優しさや誠実さに触れられて好感を持てる流れになっているのが、きっと多くの神様や精霊達もプレイヤーと同じような流れで笛クンの印象を変えていったんだろうなあ、と思えてニコニコします。 でもやっぱりセツカちゃんとの問答がいちばん人たらし~! 主人公! という感じで好きです。メンタルがイケメン。

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  • 緋の花嫁
    緋の花嫁
    山に入った所で閏様とのハッピーエンドあります? と思ってしまいましたが(エンディング数を確認して)ないですね……。その直後に駒子さんと手を繋いで逃亡エンドありません? と思ってしまいましたが(エンディング数を確認するまでもなく)ないですね……。 どのエンディングにも決してハッピーエンドとは言い難い仄暗さや罪悪感があって、もう全員で村捨てよう? と何度も思ってしまいました。捨てよう? 村を捨てよ町へ出よう? 第一印象ではしーちゃんが元気で可愛いなあと思っていたのですが最終的にしーちゃん……しーちゃんが希望だよ……しーちゃん……光属性……しーちゃん良い子だね……。となってました。

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  • シークレット・ガーデン
    シークレット・ガーデン
    まずタイトル画面の演出がいいなあ、というのをプレイ前とエンディング回収後の二度の機会で思いました。な~んかあるな? と思いながらも、あえて厳密に読み解きはしないまま始めたのですが、なるほどなあ。 恐らくですが画面全体ではなく背景にだけ掛かっている? らしきエフェクトが美しく、どこか幻想的でもある雰囲気を作り出されていて、それでいて仄暗さも感じられる独特の空気感がとても素敵でした。 最序盤の段階では左程サスペンス感はないのですが、それでも確かな謎はあって、手探りで進むようにして迎える最初のエンディング……。どのエンディングを最初に見ても「謎」の「解答」については察せられそうですが、だからこそ次に残る「何故」という謎にワクワクドキドキしながら他のエンディングも拝見させていただきました。 自分の場合はセーブ機能は使用せずに全選択肢を回収していったので15周+@を始めからで周回したわけですが、そうすると最初のデフォルト名がランダムらしきことにも気付けるわけで。その時点では何も思っていなかったそれも最終エンドまで見ると「意味」が生まれて、なるほど上手いなあ! と。 模倣の箱庭。いつだって楽園は永遠じゃないので、いつしか終わりも来るのだろうなあ……とは思いましたが先生がつよいよお。ていうか見付けてほしくない物はもっとちゃんと隠してよお。だんだんアウト基準が低い方にガバくなってしまってきているのでは? などと思ってもしまったり。理想、どんどん高くなってしまってはいませんか? いや最初から現在までずっと通してこうだったのでも大概に正気じゃなくて構わないのですが。 透過グラデーションが印象的なシステムグラフィックも非常に素敵でした。特にメインメニューはアニメーション動作が気持ちよくて何度も開閉してしまいました。 Androidブラウザ版プレイ。あっバックログがフリックでスクロール出来たのもありがたかったです。 もしかしたら環境に依るかもしれませんが、END5のエピローグ直前で「ラベル'wait_cond_loop'は存在しません」エラーが(念の為にブラウザ更新してから再プレイもしましたが)表示されたので合わせて報告させていただきますね。プレイ進行自体は恐らく問題なく出来ていたと思うので本当に一応な報告ですが……。

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  • 緑の目の従者
    緑の目の従者
    手書き感あるグラフィックが非常に魅力的で、ただ背景を見ているだけでもハッピ~な気持ちになれました。 探索モード……みたいな……でそこはかとなく感じた不穏さにドキドキして、明日花ちゃんとの関係の不穏さにドキドキして、そして……エンディング……分岐……! どちらを先に見ようか大分悩んでしまいました。そして、どちらのエンディングも衝撃的ながら納得感があって面白かったです。う~ん女子だなあ!

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  • お師匠さまは弟子くんと
    お師匠さまは弟子くんと
    キャラデザとイラストが、か~わいい! お師匠さまと弟子くんの押して押されてな関係がとにかく可愛かったです。 ほのぼのドタバタ日常感ある雰囲気なので、終始ライトな気分で楽しめました。 どうしても可愛いという言葉しか出てこないのですが、や~によによしてしまいますね。ました。へへ。

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  • ペレテモイ
    ペレテモイ
    レア非ペレテモイ。とにかくコイツが難敵だった。ラストステージ・ラストペレテモイを敢えてペレテモイせずに俺は探索を続けたよ。 その探索の中で俺のPWRが残り1にまで減ったことは一度や二度じゃなかった。だが、その度に薬をくれる方の緑の薬剤師が現れて俺を助けてくれた。アイツは非ペレテモイだが大した奴だよ。要らない時は時短の為に通報しちまうような俺の為に薬を分け与えてくれるんだからな。 そして俺は遂にラスト非ペレテモイに出会った。非ペレテモイを全てペレテモイしても何も起こらないことは知っていたさ。それでも俺達はペレテモイせずにはいられないんだ。そういうものだろう? そして、その時には俺ももう気付いていた。この探索の中には数多のペレテモイとのペレテモイがあった。けれど俺のベスト・ペレテモイは緑の薬剤師だったってことにさ。 ペレテモイ――これは俺の運命のペレテモイとペレテモイするペレテモイだったんだ。 (以下蛇足) めちゃくちゃ個性的で癖になるBGMやSEやグラフィックやワードのインパクトが強くて面白かったです。 何となく意味のある物にも見えたり見えなかったりするペレテモイのデザインもすごく好きで第一印象で浮かんだ言葉を脳に刻み込みながらペレテモイするのが楽しかったです。

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