浦田一香のレビューコレクション
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生きるその先に -覚醒編-
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キツネ耳つくも神に何故か付きっきりで看病される話雨の日に神社で倒れていたところを、化狐に助けられ 看病されるという内容です。 主人公は記憶があいまいで、思い出したいのに 上手く思い出せないという状態です。 時折回想で出てくる流行病とは? 狐は本当に味方なのか、それとも主人公にとって悪役なのか? そして、自分の記憶と向き合っていく……。 というような先が気になる一種のミステリー仕立ての内容です。 @ネタバレ開始 ミステリー仕立てですが、 正解を暴く、ということではなく その本質は風月の長い長い看病を想像し、 彼女の献身と愛に思いを馳せることにあるのではないでしょうか。 寿命の違い、種族の違いなどありますが、 二人は魂で共鳴し合って、 愛し合っていたんだなあ、というのが伝わってきました。 前3作と比べ、プレイ時間こそ短いですが 前日譚まで読むと、ぎゅっと凝縮されているように思いました。 @ネタバレ終了 トキゴエでも作者さんの絵が少し登場しましたが、 今作ではとても上達されていて、今後もとても楽しみです。
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右と 、左。全てのエンディングを見ました! 面白かったです! 登場キャラクターは魅力的で、お話も練られていました。 上の説明文にあるとおり、綺麗なだけじゃない青春や それでも前に進もうとする若いエネルギーが とても眩しく映りました。 みんな不完全で完璧な人なんていない。 それは体のこともそうですが、性格のことも 表しているように思いました。 背景CGも自作だと思うので、すごいと思いました。 惜しいのはバグがあることですね。 途中で止まる、選択肢が出ない という方は一旦ゲームを右上の×などで 終了して、再度起動して初めからプレイすると バグを回避できます。 私がプレイしたのはDL版です。 参考文献から、作者さんが勉強されて 制作に臨まれたことがわかりました。 お疲れ様でした。
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白い日傘とアンデッド全てのエンディングを見ました。 向さんの作品は何作かプレイしているのですが、 今作では緩急という面が秀でていたように思います。 面白くて笑える部分と、感動できる部分の バランスとも言えます。 長すぎず、短すぎず丁度いい感じがしました。 @ネタバレ開始 ホネ子を思い出した本名で呼ぶことや 結婚式ごっこ、二人の思い出の場所、遠い約束。 綺麗なものが沢山詰まっていたように思います。 バッドエンドにも力が入っていたように思います。 @ネタバレ終了 グラフィックやUIなども良かったです。 夏にプレイするのがおすすめです!
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親愛なる彼女の痕跡全てのシナリオを読みました。 2時間くらいで読めました。 キャラクターのグラフィックは綺麗でした。 @ネタバレ開始 キツかったです。 事前に少しだけ評判を聞いていたので 一筋縄では行かないシナリオだろうなあ、と 構えていましたが、それでも苦しかったです。 キャラクターは誰も好きになれそうもないです。 そういうキャラ萌えを狙ったシナリオではないので しょうがないですが。 恋は盲目なんて言葉がありますが、 特にメインの3人は暴走していたように思います。 人を好きになるって、愛することって 綺麗なことばかりじゃない。 そんなことは頭ではわかっていても、 いざ好きになると、どうしても自分や相手の 醜い部分に向き合うことになる。 それをまざまざと見せつけられたような気がします。 及川は内面が好きと言っておきながら 結局、自分の理想の女の子像を 押しつけていただけなのかな……? 来未は信じるということで、人を疑うことを放棄して 相手に依存していたのかな……? それとも、人を全面的に信じられる自分が好きだったのかもしれません。 いろいろネガティブな単語を並べましたが、 こういう人の内面を抉るようなシナリオ、大好きです。 @ネタバレ終了 面白かったです! 声優の皆様の演技も良かったです! バックログのボイス再生など、スクリプト・システム面も 充実してました。 ぱすてぃぶソフトさんの今後の作品にも期待します!
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生きるその先に -覚醒編-生きるその先に -岐尾森編-(以下第一部) REACT の二作をプレイ済みの状態で開始しました。 第一部とは違った舞台、ヒロインが登場し お話を盛り上げます。 まず、グラフィックについて書いていきます。 スチルが豊富で、フリゲでは珍しく 立ち絵にポーズ差分があるのが嬉しいですね。 さらに、包帯や髪飾りの差分もあります。 次にBGMについて。 今作では、第一部やREACTのBGMを織り交ぜつつ オリジナルのBGMが多数使用されていて 良かったです。 シナリオやキャラクターに関して書きます。 @ネタバレ開始 鬼晶が好きなので、第一部より イチャイチャ描写が増えていて、嬉しかったです。 REACT勢も物語にがっつり関わってくれて 楽しかったです。 気になった点としては 詩衣の父親の説得が大変そうだなあ と構えていたら、割とあっさりだったので 拍子抜けしました。 今作では、夏生の鬼としての覚醒をどうするか? が大きなテーマというか問題になっています。 すなわち、人として生きるか、鬼として生きるか そして、どう生きていくか……。 「生きるその先に」というタイトルにより密接に なっていたように思います。 個人的にはシナリオ中で自己犠牲 という要素が大きかったように思います。 愛する人のため、自分より大切な存在のために 自分を犠牲にする。 そんな展開が印象的でした。 ですが、お互いが幸せになるためには 自分が犠牲になっても、相手に我慢を強いても 幸福な未来は訪れない。 一緒に楽しいことも苦しいことも分かち合って生きていく。 そういったことが一貫して描かれていたように 感じました。 @ネタバレ終了 第三部も楽しみにしています!
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【Road of Lord】 —Chapter1 冬の訪れ—様々な点において、高クオリティでした。 グラフィックは美麗、ムービーも良く 戦闘においては効果音や炎の演出が特に良かったです。 ボイスも声優の皆様、全員上手でした。 @ネタバレ開始 シナリオに関して書いていきます。 わかりやすさを重視したのかな、という感じでした。 王様を暗殺した真犯人まで、チャプター1で 明かしています。 もしかしたら、さらに背後に悪役がいるかもしれませんが 作品に引き込むためのチャプター1で ここまで明かす必要はあっただろうか? と少し気になりました。 キャラクターは全員個性があり、魅力的に映りました。 @ネタバレ終了 今後にも期待しています!
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coda:爽やかな青春モノ…… @ネタバレ開始 ではない。 光の献身というか愛は、遥人を変えられなかったのでしょうか。 全ては語られませんが、光が死後も 遥人を想っているので、愛も本物だと思いました。 @ネタバレ終了
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今宵サンタは街角で。心温まるクリスマスストーリーでした。 それぞれの話で主人公は違い、 同じ町に住んでいて、それぞれに違う人生や考え方があって まるで現実に存在しているかのように感じました。 悪人が出てこない話なので、安心して読めました。 一番好きなのは、哲夫と美貴の話です。 全体を通して「クリスマスプレゼントの内容やどんな物かが 重要なのではなく、プレゼントをするという行為や気持ちが大切」 そんなメッセージを受け取りました。 文章はとても読みやすく、物語に入りやすかったです。
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雫