浦田一香のレビューコレクション
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6月花火季節に合っていて、情緒的なものを感じました。 短い時間の中でイラストも豊富で良かったです。 作中で不登校になる前のことなど、多くは語られませんが 一人で見る花火に感動できる心を持ち合わせている花宮さんに 明るい未来が待っていることを祈ります。 @ネタバレ開始 家族と花火に行かなかったことを 「私は間違っていなかった」 と独白する場面がありますが、花宮さんが一時的に不登校を選んだことと掛けているのかな、と深読みしたりしました。 @ネタバレ終了
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雨音がやんだらまた君に会える全てのエンディングを見ました。 キャラが映っているイラストはAIということですが、場面に合っていて良かったと思います。 BGMは作品の題材の一つであるピアノを連想させる曲が多く、シリアスな場面と調和していたよう思います。 シナリオですが @ネタバレ開始 選択肢によって、結末が結構変わりますね。 事故や病気によって失くしたものはありますが、亡くなった奏が紅葉の中で生きていると感じられるようなシナリオで、人は死んだ後も残せるものがあると思いました。 文章も良かったです。 @ネタバレ終了
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スクリーンメモリー前作がとても面白かったので今作も期待しながら読み進めました。 結論から言うと、「すごいものを読んだ」という感想を抱きました。 @ネタバレ開始 舞台や一部の登場人物は前作と同じで、どのように関わっていくのか興味深く読み進めていきました。 まさか、美蘭の出生にこのような秘密があるとは思いませんでした。 シリンジ法自体は知っていたのですが、ノベルゲームで出てくるのは初めて見ました。 今作のテーマの一つは妄執だと思うのですが、その通りに様々な人物の愛憎や重たい感情が入り乱れて、非常に読み応えがありましたね。 @ネタバレ終了 Xの方を拝見すると、新作を制作中とのことなので、とても期待しています!
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ミラーリングサマー2~3時間のプレイ時間ですが、読み始めたら止まらずに一気に読み終えました。 すごく面白かったです! 正直、どう着地するのか、ちゃんと物語が締まるかどうか不安なところもあったのですが、読後感も非常に良かったです。 @ネタバレ開始 どんでん返し、伏線の設置と回収がとても上手く、謎が謎を呼ぶ感じで飽きずに最後まで読めました。 キャラクターも全員魅力的でした。 @ネタバレ終了 今後の作品も期待しています!
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Only Dance !良かったです! @ネタバレ開始 少女がなぜ泣いているか、ここはどこなのかなど一切の背景は説明されません。 時々選択肢があるとはいえ、エンディングは一つで、プレイヤーは踊っている妖精を眺めているだけです。 しかし、「花火のような~」など短いテキストに情緒が溢れておりプレイヤーの心に訴えかけるものがありました。 人によって様々な感情を抱くでしょう。 音楽も主張が強くなく、作品や踊りにとても合っていたように思います。 「語らないことで多くを語る、考えさせる」というような感想を抱きました。 @ネタバレ終了
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サヨナラを八月に残して
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華やかな宴
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カラス青年カラスが魔法使いに人間にしてもらって、話していた女性に会いに行く。 これだけ聞くと子供向けの絵本のようですが、いろいろと大人向けなダークな背景が沢山あります。 くろ君がしずくを想う純粋さやひたむきさがとても一途で心打たれる場面もありました。 おともとても兄想いでいい関係だな~と思いましたね。 選択肢次第でちょっと展開が急な場面もありましたが、30分くらいでとても読み応えがありました。 真面目な人や人生をやり直そうとする人には幸せになってほしいですね。
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マリンクラブ面白かったです!笑えました! 可愛いキャラが性格悪かったり、えげつないことを言ったりやったりするのは伝統ですね!(キリヤくんも選択肢次第でなかなか変な子ですが) 小学生などの子どもや子供心を忘れてしまった大人にプレイしてほしいです! 子どもたちには親に隠れてプレイしてほしいですね! いやむしろ、親と一緒にプレイするのもありかも……。
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こんどこそいいお話でした。 伝えるべき時に、伝えるのって大切ですね。 ネット上の活動だと、どうしても反応がわかりにくいときもありますが、これからも自分の作品を褒めてくれた人たちを大事にしていこうと思えました。