浦田一香のレビューコレクション
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今宵サンタは街角で。心温まるクリスマスストーリーでした。 それぞれの話で主人公は違い、 同じ町に住んでいて、それぞれに違う人生や考え方があって まるで現実に存在しているかのように感じました。 悪人が出てこない話なので、安心して読めました。 一番好きなのは、哲夫と美貴の話です。 全体を通して「クリスマスプレゼントの内容やどんな物かが 重要なのではなく、プレゼントをするという行為や気持ちが大切」 そんなメッセージを受け取りました。 文章はとても読みやすく、物語に入りやすかったです。
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雫
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ミライハカイ3種類のエンディング、すべて見ました。 まず、イラストがシルバ、望未 二人ともとても可愛く、読み進めていくのが 楽しかったです。 @ネタバレ開始 シナリオですが、コミカルな序盤~中盤から 一転して、シリアスな終盤には驚かされました。 望未の将来については天才という最初の説明から なんとなく、察しがつきましたが 私も俊輔同様シルバへの愛着がわいており、 消えてしまう未来を回避できるエンドがあってよかったです。 あとがきも含め、楽しむことができました! 私も望未のスピンオフ読みたいです。 @ネタバレ終了
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蒼白のマジックシールエメラルド剣と魔法が出てくるファンタジー作品です。 (剣はあまり出てきませんが) BGMはオリジナルの曲が大半で、 クオリティも高いです。 本作で特に好きなのはやはり、バトルシーンですね。 絵の動きや、氷魔法のCGの使い方など 迫力がありました。 @ネタバレ開始 読みながら、何か大きなストーリーの後日談みたいだな…… と思っていたのですが、あとがきで腑に落ちました。 設定や世界観などは若干説明不足なところもあるように感じましたが、 大きなストーリーの一部である、という性質上 仕方ないかなと思います。 もしかしたら、同じ作者さんの今後の作品で、 補完などされるかもしれません。 @ネタバレ終了 キャラクターも魅力があり、良かったように思います。 長期間の制作、お疲れ様でした。
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ありすとーくチャット形式で進む、ノベルゲームです。 画像やBGMなどはありませんが、 お話に起伏があり、とても面白く読めました。 @ネタバレ開始 お話のジャンル的には、ファンタジーとSFの中間くらいだと思います。 現代の高校生らしいアイテムや話題(ツイッター風アプリなど)が出てきたり、 恋愛要素もあり青春モノとしてもドキドキしながら読めました。 @ネタバレ終了 ありすシリーズへの繋がりもあるようなので、 ありすシリーズが好きな方は、ぜひプレイしてみてください。
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その恋、暫定につき、バレンタインシチュエーションボイスZその恋、暫定につき、 のキャラクター達からバレンタインデーの チョコレートをもらえる、短編ノベルゲームです。 暫定につき、プレイ済みのほうが楽しめると思います。 それぞれ、趣の違ったチョコレートをもらえて キャラクターの個性が際立っています。 制作陣のキャラクターへの愛を感じました。 声優さんのクオリティの高いボイスも相まって、 短いながら素敵なバレンタインデー気分に浸れます。 特に翼のシナリオが好きです。 @ネタバレ開始 暫定につき、の最後で告知された 次回作も楽しみに待ってます! @ネタバレ終了
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がんばれ!ヤマトくん文房具たちが意思を持ち、ご主人のために 奮闘するお話です。 120枚もの写真で織りなされる今作は とても表情豊かで、まるで文房具たちが 本当に生きているかのようでした。 ちゃんと目などが付けられていて、愛着が湧きますね。 シナリオもきちんとオチが付いていて良かったです。 文房具は安価でどこでも売ってるので、 使い捨てという感覚がありますが これからは愛情を持って使うことで、 今作のように持ち主を助けてくれるかもしれませんね。
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4月、図書室を出る。コミュニケーションが苦手な主人公が、 友達作りに奮闘するお話です。 選択肢で分岐しますが、 相手の気持ちを考えて行動するということを、 本から学び、行動に移せるところは やっぱり良い子なんだなあ、と思いました。 主人公にはこれからも、いい友人関係を 築いていって欲しいと思いました。
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REACT全てのルートとREACT編(いわゆるおまけシナリオ)を読み終えました。 妖怪退治のお話を主軸にした、バトル伝奇ものです。 ヒロイン達は全員可愛らしく、共通ルートでも それぞれ描写が多いので、自然な流れで個別ルートへ入っていけます。 また、敵達にも描写量の差はあれど、バックボーンがあるので 魅力的なキャラクター達でした。 一番好きなキャラクターは葵紅です。 シナリオ自体も面白かったです。 システム面では、好感度が上がるとお知らせしてくれるので 攻略しやすいです。 また、二週目は共通ルートを飛ばすことも可能です。 ただ、ティラノのバージョンが古いこともあってか バックログがなくコンフィグもないため スキップ中に未読で止まれませんし、 文章の表示速度も変えられませんし、読み返しも出来ません。 戦闘はこのページのゲームの画像説明にあるとおり 暗記してクリックしていく感じです。 二週目以降戦闘をスキップすることも可能です。 グラフィックに関して。 スチルは豊富で、ここぞという場面で出てくるので 良かったです。 また、キャラクターのデザイン(特に服)が良かったと思います。 総じてクオリティの高い作品だと思いました。
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椿堂ノ火親の心子知らずという言葉があります。 そして毒親、親ガチャという言葉が流行っていますね。 親子というのは子供にとって、 産まれて初めてできる人間関係です。 子供は親を選べません。 ですが、親は子供を作るか作らないかという選択が出来ます。 @ネタバレ開始 身も心も男性だと思って育てていた子供が トランスジェンダーで、性的指向も男性に向いている。 そうわかったとき、父親はどんな気持ちだったのでしょうか。 時代の違いもあり、簡単には受け入れられなかったでしょう。 ですが、「帰ってこい」と連絡しずっと待っていた。 最期まで子供を愛していた。 この父親は自分で選んで生み出した命に対して、 真摯に責任を持っていたのだと思いました。 毒親、親ガチャという言葉が流行るこの時代。 直接会わなくても、スマホなどで意思の疎通ができるからこそ 直接会って対話し、後悔のない親子関係を築くことが大切だと思いました。 @ネタバレ終了 文章が綺麗で、BGMの使い方も良かったです。 素敵な作品でした。