日向日影@文化系物書きVtuberのレビューコレクション
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おもいをつたえるプログラム ばーじょん.Aあのピアちゃんが帰ってきたということでプレイさせていただきました! 前作を継いだキャラクターや新規キャラクターが全体に魅力的で、そのやりとりも時にはシリアス、時にはコミカルと前回同様に楽しめます! 今回はゲームプレイが全体にボリュームアップしていて多様な遊びをたっぷり楽しめますし、ストーリーを伝える演出も豊富になっていてすごく「ゲームを遊んだ!!」って気分になれます。 また、ストーリーも非常に練られていて、前作同様にポジティブなメッセージがよく伝わりました!また、AIという今作のテーマについてもがっちりと描かれていました。 作品全体が非常に作りこまれていて、またストーリーも現代に必要なものを、あくまでポジティブに考えられていて、かわいらしい見た目と裏腹に「骨太」で「粋」な作品だと感じています。 プレイしたい方は前作をプレイされてからの方が絶対おすすめなのでぜひ! @ネタバレ開始 個人的にはあれだけ好評だった前作のシステムをゲームプレイの一部としたのにはかなり驚きましたが、それだけ色々な形で楽しんでもらいたい、そこにメッセージを込めたいという思いがあるのだろうなと。 また、前作は主人公の一人称に近い描き方だったのが今回は三人称的な描き方をすることで、物語とプレイヤーの距離感を調整していて、それゆえに今作の「ああ、ついにこの物語が一つのピリオドを迎えたのか」と、終わった時グッときたのです… 作品全体から心意気を感じましたし、次作どんなことを仕掛けてくるかも楽しみです…! あとやばすぎますねバッヂはまだ取れないです…!いつか取ってやります! @ネタバレ終了
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デッドエンド シェアハウス最初に名前を入力するので、自分が物語の中に入ってプレイする気分になれました。 みんなのやりとりが本当に仲良さそうでかわいらしく、それゆえにああなっていくのが非常に驚きでした…。 @ネタバレ開始 モネ君が恐怖演出みたいな感じから抱きついてくるときはとてもやさしい世界だったのに、それが一瞬で崩れてしまうのが本当にドキッとしました。 BGMもすごくあっててよかったです! @ネタバレ終了
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ビフォア エッグノックエッグノックの前日譚なので、ぜひプレイする方はエッグノックを先にプレイしてから遊んでいただきたいです。 彼にCVがついたのはとてもびっくりしましたが、かわいくも物悲しくてすごくぴったりしました。 @ネタバレ開始 あの長い語りは本当にきました…。声優の方本当に素晴らしいです! 最後にエッグノックの時のBGMが流れたと思ったら、まさかあのセリフのボイスを聴けるとは…! 全てをプレイした後、タイトル画面の表情を見て「ああ…」と本当に切ない気持ちになりました。 @ネタバレ終了
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マイリトルアミュレットアミュレットくんがほんといいヤンデレでやっていてゾクゾクしました。 映像の美しさとBGMがほんとよくて何周もしてしまいます。 @ネタバレ開始 「ローションポー」は声を出して笑ってしまいましたw小籠包みたいに言われましてもww ハートが満タンになると溶け落ちてアミュレットくんに殺されるというのがとてもヤンデレの表現として完璧すぎて感動しました。 そして最後のハッピーエンドのアミュレットくんの表情がもう本当によかったです! @ネタバレ終了
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諦めないで学生時代の記憶を思い出しつつ、脳内に真矢〇きさんを迎え入れながら遊びました! 最近使っていなかった頭の一部を使った感じで楽しかったです! まだまだできるなってところとさっぱりわからないところがあって色々と感じましたね…。 やりとりにいっぱい小ネタが仕込まれていて、短いながらも楽しい作品でした! @ネタバレ開始 順列組み合わせの問題ができた時は一人でドヤ顔していました( ・´ー・`) エンディングによって「諦めないで」の意味が変化していくのがとても印象的でした。最後の含みのあるVR表現がとても気になります。これどっちがVR世界なんだ…?と思ったのは僕の考えすぎでしょうか…。 @ネタバレ終了
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counseling短い中にも変化と緊張がある面白い作品でした。 紬のかわいらしい雰囲気と、幼稚園風の名札がどんどん見え方が変わってくるのが非常に印象的でした。 @ネタバレ開始 実際にカウンセリングを受けたこともあるので、 最初は「確かにこういう感じだったな」と思っていたのですが、 三問目のあたりから急に変わってきて、「これは何だ…?」と思えてくる瞬間、 「あ、これ結構ヤバいやつなんだ」と思ったときのビクッとする感じが非常によかったです! @ネタバレ終了
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心霊ホラーノベル「怪話」こわい…。 ちょっとずつ広がる違和感が少しずつ恐怖を生み、結末へと導いていくというまさにホラーの神髄を見せられるような作品でした。 映像、文章、音声を使った多様な演出の全てが高精度かつ的確で、またサウンドノベルというスタイルも非常にピッタリでした! @ネタバレ開始 最初の「怪道」の段階で笑い声と映像、そしてちょっとした違和感が積みあがっていく文章…もう救急隊も警察もだめだなんて……。すでにそこから作りの丁寧さと怖さに衝撃を受けてました! とにかく全ての作品のクオリティが高く、「ゅべぬろ」はいわゆる「人怖」としての要素もありつつだからこそ心に迫るものがありました。 「顔なしこけし」は映像の怖さもさることながらあのオチがなんとも切なかったです。 私は同じ話を視点を入れ替えて語り直す作品が好きなので「婚前旅行」がとても好きでした。T彦くん嫌な奴だと思っちゃってごめんよ… そして最後の…、えっあれは何?これから何が起きるの…??とても楽しみです! @ネタバレ終了
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あの子に告ると僕の記憶がダドゥンドゥしちゃうダドゥンドゥしてます。 ダドゥンドゥしてるんだから仕方ない。 ノベルゲームの可能性の広さを感じました。 @ネタバレ開始 もうボイスで吹き出しました!ずるい…(誉め言葉) 結局、二人はどうなったのでしょう…。 あと「別のタイツの人」って声に出して読みたい日本語だなって思いました。 @ネタバレ終了
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プダラを着た悪魔さすがです。好きです。 @ネタバレ開始 最初のなんとなく見たことあるような体に、なんとなく見たような顔を合わせるゲーム画面を見た瞬間に爆笑してしまいました。今年一番笑いました。あの英語の注意書きの白々しさ(誉め言葉)も含めて2023年にこれができるのはあなたしかいない…! あのゲームが意外に難しくて熱中しながら頑張りました!急にリンゴとか出てくるし…! いつもの警官たちが来た時のあの工場長の振る舞いがもう1から10まで大好きですし、終わり方も最高でした!! @ネタバレ終了
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怪異ホラーミステリー×コマンド選択式アドベンチャー「星影の館殺人事件」レトロなコマンド選択アドベンチャーを彷彿とさせるビジュアルに惹かれてプレイさせていただきました!グラフィックもBGMも本当に最高でした! かなり本格的なミステリーだし、しっかり考えて推理することも必要ですが、ヒントや資料、人物メモなどが現代的にしっかり完備されていて遊びやすくなっていて、しっかり楽しめます。 捜査では苦労するところも多いのですが、昔の理不尽な苦労と言うより段階をしっかり踏む必要があると言った感じの苦労で、それゆえに手に入れた情報の価値をより感じることができます。 一人一人のキャラが癖がありつつも立っていて、ストーリーを進めていくたびに違った姿が見えてくるというのも非常に魅力に感じました。 ストーリーは二転三転して、かなり想像を超えた展開に行きますが、それでもあとで振り返れば全てが理にかなっているというのがミステリーとしてとても上質で、「いいミステリーだったなぁ」と、熱中してプレイした後しみじみと感じました。 @ネタバレ開始 コワバミドリの生態や分家の存在など呈示された情報や伏線が最後に一気に推理として結びついていくのがミステリーらしいミステリーとして本当に面白かったです! 修と学の親子が一番印象に残っています。最初は「この二人どうしよう…」って感じだったのが、その実情が少しずつ分かっていくたびに、特に修の生き方には、ああありたいということとは違うけど、やはり敬意は払いたいなと心から思いました。 山守家の未来と言うのはいい方向には進まないのかもしれないですけど、それでも彼と、彼が誇りに思う息子が、誇り高く生きてくれればと、そんな気分になっています。 改めて素晴らしい作品をありがとうございました! @ネタバレ終了