Kristfer Kaminskiのレビューコレクション
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銀雪の呪福時代を感じる世界観の中、朽ちた社のもとでとある神様と出会うところから始まる、という導入部がとても面白かったです! わびさびのある少したんぱくな文体と、浮世絵のような紙芝居的グラフィックもまたその世界観への没入感を高めていました。 ひなびた村が、これまでの自然との共生か近代化による自然との反目かに揺れる中での一連の出来事ですが…… @ネタバレ開始 具体的な時代は明示されなかったものの、西洋の製鉄技術を取り入れようか、という時代なので、時期的にはおそらく高炉で鉄を溶かすコークスが開発される前くらいなのでしょう。 となると、石炭をとるために周囲一帯の森林は伐採されつくすでしょうし、そうなってしまえばもうもとの村の環境には戻れないことが確定してしまいます。 いかに土地の神といえども、そこまで環境が変わってしまうのなら、天命を全うしたということで、土地とのご縁を切ってしまったほうがよかったのかもしれない、とむなしい気持ちになりました。 きっとこういう近代化との競争は当時各地で起こっていたのでしょうね。 路傍のお地蔵さんにはしっかり感謝していきたいと思います。 @ネタバレ終了
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アヤコのお見合いかわいらしく戯画化されたグラフィックに味のあるUI、そしてどこかノスタルジーを感じるストーリーのテイスト。 世界観がぐっと鮮やかに伝わってきて、没入感がすごかったです! ひっきりなしにやってくる偽物のお見合い相手にいろいろ質問していくことで物語が進むのですが、自分はことごとく2択を外し続けました笑 一方でアヤコさんはおしとやかでとても素敵な淑女だと感じました。 でもなんで妖怪と暮らしているのだろうか、という含みももたせつつ、最後はしっかり気持ちよくエンディングを迎えられたので、まあいいか、と納得させました!
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猫に恋した男性圧倒的犬派ではありますが、猫の魅力と言うか魔性と言うか、確かに猫もいいなあと思いました! 視覚的にも楽しい演出で彩られるのは、もはや偏愛と言ってもいいほどの純愛ではありましたが、確かに猫って、犬とは違って、ぞっぷりはまり込んでしまうような妖しい存在でもあるなあと再認識し、それならしょうがないと納得していく15分でした。 個人的に猫で好きなパーツは目ですね。 猫の目って本当にきれいだと思います。
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とある霊の話プレイさせていただきました! 前半超ホラーで、BGMや淡々とした語り口調もあって相当な雰囲気がありましたが、後半からの怒涛の展開で驚きました。 @ネタバレ開始 あの男子生徒はどうして主人公たちの目の前に現れたのでしょうね。 いじめっこたちを殺し切ったあとにもまだトイレに出没していたということは、いじめがあってもそれを黙認してきたクラスメイトという集団に対しての恨みがまだ晴れていなかったからなのでしょうか。 間違っていたらすいません。。。 @ネタバレ終了
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告白[Confession of love]最後までなんにも気づかずプレイを進めて、最後の最後で、ああそういうことか、と手を打ちました! 超個人的な話になるのですが、九条さん超好みでした。 少しクールないい塩梅の雰囲気がササリました!
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涙恋歌 -消えたキミを辿って-EDコンプしました! @ネタバレ開始 死者を想うあまり彼岸を越えてしまった、というストーリーラインですが、そうなると疑問に思うのが、冒頭の夏祭りのシーンはどこまでが現実なのか、ということです。 もし夏祭り全部が主人公の妄執なのだとしたら、一番怖かったのは、時に人智さえ超える人の想いの力そのものだったのではないか、と。 とはいえ夏祭りに花火は鉄板で美しいですよね。 そんな幻想的な光景を前にしたら、思い出が滾ってしまうのも無理からぬことでしょうね。 @ネタバレ終了 個人的にサムネのカッパが怖かったです。
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うさぎユニバース完全クリアまで2時間かかりました。 あーだこーだと悩みながら時間はかかりましたが、こういうパズル大好きなんです! 2時間夢中になって楽しめました! 星座をモチーフにしたストーリーも、おとぎばなしのようにきらきら輝いていて心に沁みました!
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タバコ屋乙女と小話でも
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人生はつづくよ、どこまでも
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夢魔さんと死にたがりさんにやにやしながら進められるデート編とは一変、一日の終わりに主人公がどういう選択をするのかについては結構重たいテーマが横たわっていて、自分自身もどの選択肢を選ぶべきなのかかなり迷いました。 とりあえずデートプランはいくつも作れるようなので、じっくりプレイしながら自分の中で結論を出していきたいと思います!