Kristfer Kaminskiのレビューコレクション
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菊花と雨10年ほど京都に住んでおりました。京都の町にある独特な雰囲気、雨の音、そして美しい文章がとても魅力的でした。 京の町で茶道を嗜むとはまた味のある設定で、美しい演出もあわさって、町屋の得も言われぬにおいがよみがえってきました。
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可惜夜のさかしま町謎解きホラーの真骨頂を味わわさせていただきました。ストーリーもなかなかホラー味が強くて、背景やBGMもあいまってぞわぞわしながらプレイしました。謎解きはムズかったですが、細部まで意匠を凝らした作りになっていて、いかに労力がかかって生み出されたのかがひしひしと伝わる大作でした。 続きものということらしいので、原作も巡回するかな!
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タバコ屋乙女と小話でもレトロな雰囲気が心地よいショートショート(でいいのか?)でした。最後に明かされる粋な演出もお見事でした。 ストーリーとは関係ありませんが、くるくるとかわるアカヨさんの表情など、とてもち密に作り込まれていて、キャラクターが生き生きとストーリーの中に存在しているように感じました。こういう一手間が物語をより魅力的にするんですね!
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COVERUP
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人生はつづくよ、どこまでも非常に重いテーマで、もし自分が主人公の立場ならどうふるまうんだろうな、と考えながらプレイしました。結局何も自分の中で結論は出ませんでしたが、どんなことがあっても無情に進みはするが、いつか大きな傷も癒してくれる時間という存在はとても尊いものなのかな、と感じました。もちろん、それが付随する人生という概念もまた、よくもわるくも紙一重なんだとも。
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サイコロナイトED3は比較的平和でしたが、ED2,ED1ともに悪魔的所業によるエンディングだったので、何かの拍子にその平和が反転しておどろおどろしいバッドエンドに行くのでは、とはらはらしながらプレイしました。幻想ホラーな世界観がとても独特でステキでした!
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埋められたふたりの人形とりあえずED1をクリアいたしました(他2つのEDを見たいのに完全にドツボにはまっておりたどり着くことができていません)。 これぞジャパニーズホラーのノベルゲームといった雰囲気で、派手さはないもののじわじわと不気味なストーリーラインがとても面白かったです。 田舎の風習ってなんでこう独特な雰囲気を感じるんでしょうね。 自分が都会生まれ都会育ちで常にコンクリートと電線に囲まれていたからか、田舎のあの雰囲気というものが特別に映るのかもしれませんが。 それと同時に、田舎の雰囲気が普通であると感じる世界線も当然あるわけで、本作で行われるような儀式も、特別なことではなく日常の一部であると言えるのかもしれませんね。
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まじなう乙女はオモイゴトに焦がれるIFまだ短編モードしかプレイしていませんが、なんとかクリアできました。 謎解きはクリアしたのですが、まだ多く妄想の余地が残ったままなので、いつか長編もプレイして物語の全貌を知りたいと思いました。 きっと短編では語りえぬあれやこれやがあることと思います。 物語全体(短編しかプレイしておきながら大仰なこといって申し訳ないです)の世界観と雰囲気が個人的にとても好みでした。 面白かったです!
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キツネ耳つくも神に何故か付きっきりで看病される話プレイさせていただきました。 なによりも和風の雰囲気がとても美しく、UIシステムも世界観にあったものになっていて、一気に世界観に引き込まれました! 何もわからぬまま多くの選択肢をたどっていくうちに、ああなんとこういう設定があったのね、と思わずほろりときました。 この多くの選択肢をたどる、という作業により、より一層シナリオが際立って感じました。 とても面白かったです!
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【公開終了】世界征服はティータイムのあとでプレイさせていただきました。 察するに、魔王界隈も引き継ぎ問題や跡継ぎ問題が多く発生しているのでしょうね。。。 勇者に倒される前提で引き継ぎ書をちゃんと準備しているような奴は、もはや魔王にはなれないのでしょうね。 そう考えるといろいろ根深い問題がありそう、などと妄想しています。 とまあそんなことより、シンプルに主人公と魔王が、突発的なエンカウントから徐々に仲良くなっていく様を、非常にコミカルにテンポよく描かれていて、楽しくプレイさせていただきました。 面白かったです!