m某のレビューコレクション
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可惜夜のさかしま町可惜夜シリーズ中最難関で、何度もヒントにお世話になりました。 真犯人というか真相は「そうきたか!」と。 @ネタバレ開始 その真相故にいささか胸糞悪い感じで終わりそうなところでまた急展開、正直「ざまぁ」と思ってしまいましたw @ネタバレ終了
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私には姉がいました。他の方の感想への返信にも書かれていましたが、「種族を越えても愛情は結べる」を強く感じました。 其れゆえに、「悪役」には何か報いがある場面があれば読後感も多少晴れるものがあったと思います。それこそ「フィクション」なのですから。 ただそれも、作者さんにとっては蛇足なのかもしれませんね。
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COVERUPその昔、東京は足立区の千住というところに「お化け煙突」というのがありまして、見る場所によって一本に見えたり二本に見えたり、はたまた三本に見えたり……。 12話の短いお話も見る角度、読み方を変えてみて、初めて浮かび上がる隠蔽された事柄に感嘆しました。ノベルゲームの醍醐味ここにありと。 1話が短くてサクサク進められましたが、逆にこれだけ短い話の中にそれとは気取られずに隠すのはかなり難儀したのではないかと思います。 BGM、案内人共に楽しませていただきました。
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喫茶logic作中に「なぞなぞ」は出てくるものの、物語の主眼はそこに在らず、主体は喫茶店のアルバイト君(押切君)と女子高生(日高さん)のラブコメ物語。物語終盤、試練を乗り越えて曇りなく晴れやかな日高さんが、なぞなぞに絡めて距離をつめてくるいじらしさが可愛い。短時間でハッピーな気持ちにさせてくれるおはなしでした。
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座敷牢からの脱出プレイし終えて思ったのが、「これ、ノベルゲーム用のエンジンだよね?」 普通に脱出ゲームとして楽しめる代物でした。 攻略用のヒントをまとめたテキストファイルが同梱されているのですが、 それに頼ることなくクリアできる難易度です。 最後の展開には「そうきたか」と。 物語的にも面白いゲームでした。
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大掃除説明文にあるように、1周のプレイは数分。 選択肢ごとにセーブをしていけば、全エンド回収しても時間はかかりませんでした。 TRUEエンド終わりに動画が流れるのですが、力作です。 タイトルからどういう話の展開になるのか、予想できない人も多いと思いますが、 例えば、ここにゲームの投稿をするような方にはお勧めの内容だと思います。 そこに至るまでのBAD ENDには笑わせてもらいました、あるあるだなぁ。
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7番目の怪談
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ラストサマー・バケーション・イン・ザ・ダーク夏の残り香が、まだ残っている内にプレイしました。 日向の表現が何となく不穏だったので読み進めて行ったら。 その瞬間まで明るい(そう振舞っていただけかも)日向のお陰で、この問題特有の陰湿さが若干薄らいで読み進められました。 表現豊かにリアルに書かれると、「無理!」と閉じてしまうので。 @ネタバレ開始 最後、「それ」でしか救われなかった葵でしたが、 結局は日向への贖罪を含めて丸く収まった、と感じました。 そのまま生きていても、一生背負っていくことになるでしょうしね。 @ネタバレ終了
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非公開中タイトルだけ読むと穏やかな感じを受けるのですが、タグに並んだ文字列の何とも不穏なこと……。 「キャーッ!」と言うよりも「ゾクリ」とするホラーでした。 @ネタバレ開始 「怨恨」というもの、人間の感情の中では最大のパワーを持つものかもしれませんね。 あまねく全国にある神社も、祟りを恐れて祀ったという(天満宮がそうですが)所が少なくないようで。 @ネタバレ終了 実話と言うことで、色々と心中お察しいたします。
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つくもと空の屋台ある程度気合が必要な可惜夜シリーズと違って、気軽に始められて短時間で終わるゲームです。 なぞなぞと言うと、「そんなのわかる訳ないやろー!」的な独りよがりの意地悪なものにも遭遇するのですが、本作のなぞなぞはいずれも素直に解ける、気持ちの良い難度のものばかりでした。 それでも、どうしてもわからない方のために攻略記事を公開しているのは良いと感じました。もやもやとわからないまま終わってしまうのは何とも後味が悪いですからね。 例え自力ではクリアできなくても、「なるほどそうだったのか」と気付きを得られるのは、それはそれで気持ちの良いものだと思います。 一点だけ、 バッジ取得時に「ノベルゲームコレクションへの登録が必要です」と表示されているのですが、「え?ログインしているのに……」と何回かクリックしてしまいました。 ゲームの本質部分ではないのですが、ちょっと気になりました。 屋台という形式なので、何か美味しいものが出てくるのかとwktk(死語)していたことは内緒です。