m某のレビューコレクション
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かんさつにっき~Crimson flower.説明に遭った通り、数分で読み終えることのできるお話。 その短時間の中でも、徐々に違和感というか焦燥感が積み重なられて 先へ先へと読み進んでいってしまう。 @ネタバレ開始 最後、モヤモヤの残る人に対しても「答え合わせ」的なおまけも用意されているので、スッキリしないと落ち着かない人でもプレイできる。 一つ、主人公(読み進めて行く人)がどうなったのか、そっちの方も気になりました。 @ネタバレ終了
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重ならない、ただ独り舞台が海外?としているためかマイルドになっていますが、日本でもありますよね、じめっとした因習が根付いている寒村。そりゃ若者もみんな離れるわっていう閉鎖的な村。 @ネタバレ開始 そんな村でも、ジェフの奥さんのダリアは戻りたいと言ったのは、やはり死を目前にして人生を振り返った時、懐かしさが勝ったのかなと。 どんなところでも故郷というのは、忘れがたき存在ですね。 @ネタバレ終了
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彼と彼女の怖い話READMEに書いてあった「概要:ナンセンスホラーコメディ」を見て、 真反対のものを合わせた不協和音しか聞こえないと思っていたのですが、 説明するとしたら確かにナンセンスホラーコメディでしたw キャラクターは表情豊かで飽きさせず、 忘れた頃に不穏なBGMとともに差し込まれるホラー成分が、 いい具合にピリリと効いていた作品でした。
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sigh建物内を歩き回り、比較的短時間で3ルート回収できました。 正に、仮想きもだめし。 あれは何だったんだろう?的な、謎を残したエンドもあり、 不気味さを残したホラー感に溢れたお話でした。 @ネタバレ開始 お化けが怖いが、でも人間が一番怖い。 そういうのってありますよね。 @ネタバレ終了
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可惜夜のさかしま町可惜夜シリーズ中最難関で、何度もヒントにお世話になりました。 真犯人というか真相は「そうきたか!」と。 @ネタバレ開始 その真相故にいささか胸糞悪い感じで終わりそうなところでまた急展開、正直「ざまぁ」と思ってしまいましたw @ネタバレ終了
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私には姉がいました。他の方の感想への返信にも書かれていましたが、「種族を越えても愛情は結べる」を強く感じました。 其れゆえに、「悪役」には何か報いがある場面があれば読後感も多少晴れるものがあったと思います。それこそ「フィクション」なのですから。 ただそれも、作者さんにとっては蛇足なのかもしれませんね。
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COVERUPその昔、東京は足立区の千住というところに「お化け煙突」というのがありまして、見る場所によって一本に見えたり二本に見えたり、はたまた三本に見えたり……。 12話の短いお話も見る角度、読み方を変えてみて、初めて浮かび上がる隠蔽された事柄に感嘆しました。ノベルゲームの醍醐味ここにありと。 1話が短くてサクサク進められましたが、逆にこれだけ短い話の中にそれとは気取られずに隠すのはかなり難儀したのではないかと思います。 BGM、案内人共に楽しませていただきました。
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喫茶logic作中に「なぞなぞ」は出てくるものの、物語の主眼はそこに在らず、主体は喫茶店のアルバイト君(押切君)と女子高生(日高さん)のラブコメ物語。物語終盤、試練を乗り越えて曇りなく晴れやかな日高さんが、なぞなぞに絡めて距離をつめてくるいじらしさが可愛い。短時間でハッピーな気持ちにさせてくれるおはなしでした。
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座敷牢からの脱出プレイし終えて思ったのが、「これ、ノベルゲーム用のエンジンだよね?」 普通に脱出ゲームとして楽しめる代物でした。 攻略用のヒントをまとめたテキストファイルが同梱されているのですが、 それに頼ることなくクリアできる難易度です。 最後の展開には「そうきたか」と。 物語的にも面白いゲームでした。
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大掃除説明文にあるように、1周のプレイは数分。 選択肢ごとにセーブをしていけば、全エンド回収しても時間はかかりませんでした。 TRUEエンド終わりに動画が流れるのですが、力作です。 タイトルからどういう話の展開になるのか、予想できない人も多いと思いますが、 例えば、ここにゲームの投稿をするような方にはお勧めの内容だと思います。 そこに至るまでのBAD ENDには笑わせてもらいました、あるあるだなぁ。