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m某のレビューコレクション

  • 順路の女神
    順路の女神
    自分が人形を想う気持ちの大きさと、産み出した人形師の気持ちの大きさ、 二つを比べてしまったときに、可愛さ余って憎さ百倍じゃないけど、一気に色褪せてしまったんだろうな。 「それでも構わない」と、橋谷が人形と過ごすエンドも見てみたかった。

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  • I'm mirror
    I'm mirror
    自分以外の人が苦手な人のお話。 それを何とか克服しようと、姿見を用意したのだが…… すぐに終わる掌編で、エンディングは二つ。 いずれのエンディングもヒンヤリするような結末で、 「世にも奇妙な」的なお話でした、鏡怖い。

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  • アナタイロ列車
    アナタイロ列車
    静かで穏やかな雰囲気だけど、込められた意味は熱い作品。 今となっては懐かしい、木製クロスシートの車両やバーカウンターのある列車を舞台にして、物語も列車も進む。 @ネタバレ開始 勘のいい人であれば、この列車が意味するところを序盤に察知するかもしれない。 この手の案内人は得てして説教臭い人が多いが、穏やかに接してくれるアンヘルさんの押しつけがましくない言葉に、主人公も読み手も救われるのではないだろうか。 @ネタバレ終了 個人的には、バーテンダー姿のアンヘルさんがグー(*‘∀‘)

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  • みつけて
    みつけて
    だれもいなくなった学校を舞台に、幽霊の少年に導かれ、ひとり校内中を探索するホラー。 探索は苦労する事もなく、比較的サクサクと進められる。 そして、ホラーと言いつつイイ感じで終わるのかと思いきや、そこはやっぱりホラー。 クレジットが流れ終わるまでがゲームです。

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  • 氷雨の記憶
    氷雨の記憶
    少女Aでも、青年Aでもない、個人として何かを残したい、成したい。 そして、それを誰かに見届けてもらいたい。 奇しくも、同じような二人が出会って、そして辿り着いた二つの結末が書かれています。 そこに至るまでの二人のやり取りや心の機微が、とても詩的に書かれていました。 それこそ、嫉妬する程に。

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  • カザリバナ
    カザリバナ
    あじさいちゃんが結構、かなり人間臭くてw あと、衣装がかなり蠱惑的。 虫をおびき寄せるという、本来の役割を衣装に反映したのかなと思いました。

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  • しろつめくさ
    しろつめくさ
    シロツメクサで作った花のかんむりをアイテムとして展開する、二人の女の子の物語。数分で読み終えられます。綺麗な背景、BGMだなと油断していたら、最後にゾッとさせられました。

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  • 狐の窓
    狐の窓
    シリアス、オカルト、ホラーのタグが付いていますが、夜中にヘッドフォン装着して「い゛や゛ぁぁぁ!」と悲鳴を上げるような作品ではなく、どこか和風ファンタジーのような、何かあたたかな読後感を抱いた作品でした。 @ネタバレ開始 歳月が流れても「向き合って」お礼を言える子、 そして、少しズレていても純粋で、奇妙な姿の大人、 もしかしたらそれ故に、今まで要らぬ苦労をしょい込んできたのかも。 それぞれ好感の持てる二人の「ハロー・グッバイ」でした。 可能ならば、輪廻転生を繰り返して再び巡り合ってほしいです。 @ネタバレ終了

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  • 老と白
    老と白
    独特の渋い絵柄で、以前から気になっていました。 バックログやメニューまで手を入れられて、尚更引き立てられます。 @ネタバレ開始 かなりのクズさを見せる村長ですが、それがこれと言って産業もなく作物も取れない寒村の様子を物語っているように思えました。 ぶっきらぼうであんまり口は良い方じゃないけど、唯一となった同郷のましろを護り、これからの路銀を渡してやる淵野。あの村の荒んだ状況においても腐らず、冷静に村を抜け出す準備をしてきた聡明なましろも、そこに惹かれたのでしょう。 二人の行く末に幸多かれと願わずにはいられません。 @ネタバレ終了

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  • 探しもの
    探しもの
    選択肢が二つほど現れますが、一本道です。 探しものを見つけるたび、「えっ?!」 なるほど……、ホラーゲームですね。 最初、何でもなく思えたタイトル画面すらホラーチックに思えてきました。

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