蒼猫のレビューコレクション
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きみとほしをみる。さほど遠くないかもしれない未来を舞台にした、コールドスリープから目覚め記憶を失っている女性と少し大人びた少年の人間ドラマ。女性と少年の交流を主軸に書かれているのでSFの知識がなくてもまったく問題なく読める作品でした。 @ネタバレ開始 家族よりも早く目覚めてしまったためひとりになってしまったハルタくんの何処か大人びた風にも見える面と星に願いを叶えてもらいたいと思う少年らしい面のどちらも好感が持て、最後に見せた笑顔が「ああ良かった」ととても子どもらしかったことがとても印象に残りました。 @ネタバレ終了
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鳥籠の嘘ある日理不尽に地下牢へ監禁されてしまった少年の物語。 しっかり騙されました。一人称を使ったキレイなトリックだと感じました。 @ネタバレ開始 自分も監禁されていた少年が同じことを別の少年に行う循環に心が痛みながらもきっとその行為をすることによって少年本人は過去のことを昇華できたのかもしれないとも感じました。その循環がここで終わるのかそれとも……そんなことも考えさせられました。 @ネタバレ終了
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呉暮(くれぐれ)初見みごとに騙され「え!?そういうことなの!?」と驚いたあとに実はこんな仕掛けなんだよというのが判明してまた驚きそこから先はトゥルーエンドに向けて何度もチャレンジさせていただきました。視点の使い方の巧みさもお話しも素敵でしたありがとうございます。
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申刻〜サルコク〜
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ティラノフェス2020オープニング
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GHOSTEACHERとてもしっかり作り込まれている育成ゲームでした。選択肢や授業によって生徒の姿が変わることもですがフロッピーに収録されているどの話も魅力的だったりとやり込みたくなる要素も盛りだくさんでした。
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ぼくのえにっき
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もんすちゃっと ~人魚姫の場合~タイムラインでお見かけしてプレイし始めたら人魚姫さんとのやり取りが微笑ましくてトゥルーまで何度もプレイしました。 @ネタバレ開始 スマホの充電が手回し方式というのが想像するととても楽しくて個人的に好きなポイントのひとつです。話したくて一生懸命ぐるぐるするリエッタさんかわいいですね。 @ネタバレ終了
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真夜中の学校真夜中の学校を人面猫と往く。それだけでも心惹かれるシチュエーションなのですが登場する怪異、人面猫さんの語る怪異についてがとても興味深く終わり方も悲しすぎずけれど何処か切ないようなでもこれで良かったのかもしれないと思えるようなものでした。
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窓辺の彼女窓辺でいつも通り過ぎる彼女との会話を心待ちにしている男の子のお話。心がほこほこする内容でラストにもほっとして良かったねえと主人公に語りかけたい気分になりました。 @ネタバレ開始 登場人物(?)がどちらも人でないことは早い段階で気付いたのはおそらく身近に彼らに会うことが多いからかもしれません。それも含めて彼らのやり取りが目に浮かんで微笑ましかったです。 @ネタバレ終了