蒼猫のレビューコレクション
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なんでも代行いたします仕事でも私事でもふとしたときに「誰か代わりに全部やっておいてくれないかな……」と思うことはありますが、本当に『全部』やってくれたらどう思うのだろうという例えのひとつを拝見できた気持ちです。エンド1で「やっぱりそれが良いのだろうね」と納得させられたと思ったらエンド2の展開には「そうきたか」となりました。
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Eat-Tsuke!淡々と語られながらもその内にある形容しがたいこれまでの人生で生み出されてきた心の有り様が伝わってくるようで何度もぞくりとしました。 日記の画像も生々しさが伝わってきてより怖さを感じることができました。
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怒ると死にます。怒るとしんでしまう奇病にかかったヒロインとの正統派ストレートラブコメでした。とにかく葵ちゃんがかわいい。そしてちょいちょい挟み込まれる小ネタがどれもツボをつかれて何度も笑いました。ドイツ帰りの医者には腹筋を持っていかれました。そんなこんなもありつつけれどやはりこれは正統派ラブコメだ!と強く感じました。素晴らしいゲームをありがとうございます。
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今宵、忘却列車にて。
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エンドロールが終わる前に閉じ込められた映画館という密室で展開されるホラー。短い中に必要な要素がしっかり収められていてラストのひと言にぞっとしました。はたして彼らは本当に逃げられたのか、あれはあの映画館が原因なのかもっと別のものなのか。いろいろな想像が膨らむ作品でした。
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ヤーウェ・イルエ
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monochrome light ⊿選曲のセンスがとても良いなと感じました。流れていく会話と流れている音楽の相性がとても良くてどちらも含めてどちらもありきの作品だと思いました。 カイト編はラストに「おお、そうきたか」と思わされることもあったりとどちらも最後まで一気に読み進めました。
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隠さなきゃスタートを押したとき一瞬「おや?」となりましたが最後にはなるほどこういう流れかと納得しました。 @ネタバレ開始 隠せなかった、隠さなかったエンドの主人公の生き方がそれからは前向きなものが多い分、隠し続けた人生を歩んでいった主人公の最後が悲しく感じられました。 隠さないといけないという気持ちの裏に「誰から」「なんのために」に最後の最後に気付けたのだろうかなどいろいろ考えさせられました。 @ネタバレ終了
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お前のスパチャで世界を救えVtuberにこれまでまったく縁がなかったので大丈夫かな専門用語とかわからないけどと思いながら絵柄の可愛さと紹介文に興味をそそられてプレイさせていただきました。 にあちゃんがとても可愛かったです。最初に行き着いたエンドはまさかの某所行きでしたが。 「推しは推せるときに全力(でも加減は考えて)に推せ」というのは好きなものがある人にとっては共通だなとも思いました。
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点鬼簿行路圧倒的すぎる絵の力も相まって夏に読むにふさわしい上質のホラーと物悲しさを感じる登場人物たちにただただ呑み込まれました。どちらのエンドもとても好いですしどちらか選ぶのも難しいほど両方の結末に納得しました。 舞台ものという意味では『舞台の世界に救いを求めた悲劇』と表すのが正しいかわかりませんが、そんな悲しさを感じました。 素晴らしい作品をありがとうございます。