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regalec243のレビューコレクション

  • 今日は恋するひなまつり
    今日は恋するひなまつり
    ちょっと抜けている女雛様がとても可愛らしい作品でした。 アニメーションや表情の変化などが多彩で非常に凝っていて、種々表れる人形たちの可愛らしさ、かっこよさ、美しさ、コミカルさがとても引き立てられていたと感じました。 個人的には謡君推しです。 背景やUIも上品で作品にあっていて、特に各エンドの終わり方の演出は本当に見事だなと思いました。 女雛様達が人形であるという設定もうまく生かされていて、それも合わせて最後のエンドにはほっこりさせられました。 幼いころ同じように見えていた雛人形もよく見ると個性があったんだろうなあと、そんなことを考えながら読ませていただきました。

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  • あの子は僕のともだち
    あの子は僕のともだち
    あとがきまで読み終わって、これは気付きたかったなあ、とかなり感じる作品でした。 結末を知って見直すと、色々とスルーしてきたところがすっと腑に落ちて爽快感を覚えます。 舞台は現代なのですが、おはじきだったり神社への帰路の描写だったり、そこはかとない昭和感も魅力的でした。 少年が試行錯誤しつつも不思議な少女のために探し物を手伝っているのがとても健気で、常に行動的で前向きな少年の姿勢もある種の安心感を与えてくれたように思います。

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  • えほんやさん
    えほんやさん
    親しみやすいタッチの絵で構成された作品でした。 個人的にはうさぎとかめの絵が可愛らしくて特に好きです。 昔話は幼いころに何回も聴いている分、場面場面の光景のイメージが頭の中にあって、だからこそ作者様はこういう光景を見ていたんだと比べることができ、懐かしいながら新鮮な気持ちで読むことができました。

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  • そこほれ!チャコフさん
    そこほれ!チャコフさん
    敵・アイテム・BGM・プレイスタイル全てにおいて、予想したよりずっとゆるい感じの作品でのんびりと楽しめました。 クリアまでのダンジョンの長さも、短すぎず長すぎずでちょうどよかったです。 ゆるい作品なのですが、いざ高い点数を取ろうとすると、もう少し敵を倒してお金を稼ぎたいという欲望とリスクを天秤にかけたり、アイテムの引き等の運に大きく左右されたりと、中々一筋縄ではいかない作品で楽しめました。 因みにハイスコアは6970点です。

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  • 手のひらの蝶
    手のひらの蝶
    手の描写・色の表現が素敵な作品でした。 昆虫の羽を毟るにせよ(?)、昆虫を飼うにせよ、昆虫標本にするにせよ、どれも愛でるという目的は同じで、だからこそあの結末を迎えたのかなと感じました。

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  • ヒトナツの夢 / A Dream of Summer
    ヒトナツの夢 / A Dream of Summer
    はじめて読んだのは2年前ですが、ブラウザ版になったということで再読いたしました。 屋上から見える風景や海鳥の声は同じはずなのに、グラフィック・音楽・描写が全部合わさって場面ごとに見え方や聞こえ方が全然違ってくる、そんな魅力ある作品でした。 友人たちとのささいなやりとりなども学生感あふれて描かれており、ついつい主人公の学生生活を羨ましく思ってしまいます。 展開は王道ながら丁寧に描かれていて、力の入ったエンディングも相まって読後感が非常によい作品でした。 ありがとうございます。

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  • 薔薇の箱庭
    薔薇の箱庭
    薔薇の写真を多用した世界観で、庭園の中にいるような気分に浸れる作品でした。 ところどころ演出も凝っていて、特に最初の読み込み画面が素敵でした。 出口のない箱庭の中で主人公が辿る結末にはかなり驚いたものもあり、その前半とのギャップも魅力的です。 因みにEND4については背景転換後フリーズしたかのように見えますが、14クリック位の間メッセージウィンドウが非表示になっているだけのようなので、最後まで結末を見届けられます。 読了後、バラ園に行って香りや色をゆっくり堪能したくなりました。 ありがとうございます。

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  • ハンドメイド物語~時を越えた魔女~
    ハンドメイド物語~時を越えた魔女~
    とにかく何よりも、作者様のハンドメイドへの熱意が全体からあふれ出ていた作品でした。 作中に出てくる200個以上のアイテムの絵、多分全部自作ですよね。この絵の質からも熱意に圧倒されます。 僕のクリア順としては、1週目のセーブデータからBAD、ノーマル、右下スチルのエンド 2週目のセーブデータから、残りのエンドの内左下スチルを除くエンド 3週目のデータで左下スチルのエンド といった感じでクリアしました。左下エンドが作品の真髄みたいなところがあったので最後に回収できてよかったです。色々なイベントが繋がって驚きました。 とにかく、遊び始めて真っ先に驚かされたのは、タイムリミットが1000日後というスケールの大きさでした。 体感としては手探り感を重視したゲームで、のんびりと長い時間かけて少しずつ進めるのに向いているゲームかなと思いました。2週目以降エクセルを使って効率化していった感じです。 バッチ実装前から始めていたので2ヵ月位ゆっくりと遊ばせていただいた気がします。 手探り感が重視された結果でそれが醍醐味でもあるので一概には言えないのですが、個人的には長いタイムリミット・クラフト可能アイテム数と比較してイベントが少なめで、やや作業感が強く感じたので、もう少しイベントが多くても嬉しかったかなと感じました。 あと、せっかくアイテム数が200以上あるので、色々なアイテムに関わるイベントやコメントがもう少し見れるともっと嬉しかったかなと思いました。 作品の規模やパズルを取り組んだシステムなどとても意欲的な作品でした。 ありがとうございます。

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  • ゲームオーバーできません!
    ゲームオーバーできません!
    再読いたしました。 なかなかに「ひどい」タグがぴったりのカオスな作品です。(誉め言葉) ファンタジー要素とやたら現代チックな要素がいい感じに混ざり合っているのが魅力的な作品でした。 発想の幅が広いのもすごいなと思います。 地味に作者様のちょっとした知識が所々文章に表れているのも好きです。 きっちり最後で話を締めており、家族というテーマも合わさり読後感がよかったです。争いの元は他集団のステレオタイプ化だなあとか思いながら読んでいました。 動く背景も中々かっこよかったです。 ありがとうございました。

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  • 白猫乙女の会
    白猫乙女の会
    レビューが上手くないので簡単に書かせて貰います(作中より引用)。 個性的なキャラが会話を繰り広げながら事件の真相を追う推理ものでした。キャラ達のやり取りもなかなか和みます。 プレイヤーが違和感を見つけないと真実は闇の中な上、違和感を感じる部分が見事に会話の一部として流れていくので、注意深く文章を読んで真相を推理する楽しみがありました。真相にたどり着いた時の嬉しさもひとしおでした。 第一話は自分では答えが出たかなと思ったものの、ちょっとした思い込みで泥沼に嵌ってしまってヒントの位置づけの閑話をよく読んでみたら「なるほど」っという感じで真相に到達することができました。 第二話は第一話に比べてやたらリアルな事件設定で、それ自体個人的にかなり好きな設定でした。それだけでなく、推理パートでは選択肢ではなく違和感を感じた部分を入力しないといけないシステムになっていて、それも相まって推理に熱くなれました。 クリアした達成感のある作品でした。ありがとうございます。

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