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浦田一香のレビューコレクション

  • 解なき選択
    解なき選択
    ネタバレはなるべくなしで感想を書きます。 タイトル通りの、解なき選択をプレイヤーに委ねるゲームです。 陽介の最後の選択は、難しい問題ですね。 どちらの想いを尊重するか、ということだと思います。 どちらも、お互いのことを大切に思っていたから この5年間があったのだと思いました。 映画の内容や陽介の感想も、しっかり伏線になっています。 陽介が映画の感想で「枷になってしまう」「その後の恋愛が難しくなる」 というようなことを言ってしましたが、 私も同じようなことを思っています。 この世界には黒と白で割り切れないことがたくさんあります。 立場や見方で正解が変わってきます。 綺麗な物語のようには行かない難しさを伝えてくれる作品だと思いました。、

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  • 夜の河原
    夜の河原
    二人の男性あるいは男子が会話する話です。 五分のお話ですので、事件やイベントは起きません。 ただ、この会話を通して少しでも成長できれば、 夜の河原の会話も無駄話にはならないのでは ないかと思いました。 自分を信じろというメッセージが 一番重要だと感じました。 SNSなどで言葉が軽く扱われる時代だからこそ 大切に扱わないといけない。 そのように思いました。 もしかして、片方は今の僕で片方は未来の僕なのかな とも思いました。

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  • 妹のろい
    妹のろい
    少しだけネタバレを含みます。 普通の兄妹愛ものと思いきや、 妹のさゆにまかさの設定が。 それにしても、お互いを思いやる いい兄妹ですね。 相手のことを本当に思うなら 時には突き放したりすることも大切ですね。 この作品で一番好きなのは さゆとアキヒトの別れのシーンで アキヒトが「俺よりいい男を見つけろよ」というようなことを 言うシーンですね。 それに対するさゆの返しも好きですね。 お互いが依存のような関係から一段上に成長できた 瞬間だと思います。 折原はほとんど出てきませんし、両親は一切出てきません。 プレイヤーをさゆとアキヒト二人に集中させるためだと思います。 いい判断だったと思います。 気になった点を二つ書きます。 「数日後」「ある日」などゲーム内の時間が経過すると 黒背景に大きな白文字で表示されるのですが 字が現れて消えるまで5秒くらいかかるので せっかくテンポの良いシナリオなのに待たせるのは もったいないと思います。(何度もありますしね) 暗転2~3秒+地の文で「数日後」で良いと思います。 逆に、finを地の文で済ませてしまったのは 少し素っ気ない感じがしました。 二つ目は冒頭。 「俺の名前は水藤アキヒト  ごく普通の男子高校生だ」 から始まるのですが、 いきなり  俺は重度のシスコンだ!(大文字) から始めてもいい気がします。 主人公である、アキヒトの名前は何度も登場しますし ごく普通の高校生であることも、冒頭で紹介しなくても わかります。(重度のシスコンは普通ではないと思います) 気になった点も書きましたが、良いゲームでした。 兄妹愛ものとして、完成度が高いと思います。 絵も可愛いです。

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  • Movie_club
    Movie_club
    全てのエンディングを見ました。 まず、これだけの登場人物全員に 役割と個性を与えたことは、すごいと思いました。 どのキャラも好きになれましたね。 次に、声。 多数のキャラが登場するうえに ルート分岐するので 台本を書くのが大変だったと思います。 全員、性格や容姿に合った声だったと思います。 最終的に一番好きなキャラは 久瀬ですね。 ルートの内容も良かったですし 映画に対して一番真剣な姿勢が伝わってきました。 UIなども映画を意識して作られており 作品の雰囲気作りに一役買っています。 映画や作品作りが好きな人、 夢を追っている人、 夢を諦めた人、 夢が見つからない人など いろんな人にプレイして欲しいです。

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  • ようこそ。この美しき世界へ
    ようこそ。この美しき世界へ
    素敵な設定だと思いました。 勇太の世界は黒一色でしたが、 皐月によって色をを得ました。 この先もずっと、二人は一緒に生きていくのでしょう。 勇太がどんな絵を描くか楽しみですね。 見えるようになったばかりですから、 最初は上手く描けないかもしれません。 ですが、その絵はきっと大切な人の心を動かす絵になると思います。

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  • 俺と母ちゃんと青いおっさん
    俺と母ちゃんと青いおっさん
    心が温かくなるとても良いお話でした。 口喧嘩はしてますが、 この親子が強い絆で結ばれているのが 伝わってきました。 母子家庭ということで、この先 様々な困難が待ち構えているかもしれません。 ですが、この二人なら乗り越えていけると 思えました。

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  • 写真部の幽霊部員
    写真部の幽霊部員
    キャラクター全員に役割がちゃんとあって、 ストーリーも綺麗にまとまっています。 写真はただの静止画ではなく、 思い出を絵として残してくれる。 そんな、素敵なものだと思いました。 後悔している人が希望を持って前へ 進めるような作品です。

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  • 永遠の紡ぎ
    永遠の紡ぎ
    私たち人類は太古から、物語を愛してきました。 優れた物語というのは、感情を揺さぶるものだと思います。 ジン・永遠・刹那が紡いだ物語は、きっと感情を揺さぶり 後世まで伝えられていくでしょう。 少ない登場人物で、とても濃い物語でした。

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  • 桜ノ叙事詩
    桜ノ叙事詩
    約30分という短い時間で、とても濃い作品でした。 時代は違っても、人を好きになる気持ちや愛する気持ちに 変わりはない。 そんなメッセージが伝わってきました。 真っ直ぐな2人の気持ちには、思わず心が熱くなりました。

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  • 季節は、未来に恋をしている。僕は、君に恋をしている。
    季節は、未来に恋をしている。僕は、君に恋をしている。
    綺麗な文章と共に彩られる素敵な片思いでした。 プレイし終わった後、登場人物全員が愛おしく感じました。 文章だけでなく、ボイスやUIデザインなど 全てが高いクオリティでまとまっていたように感じます。 4人がいつまでも仲良しでいられることを願います。

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