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浦田一香のレビューコレクション

  • 季節は、未来に恋をしている。僕は、君に恋をしている。
    季節は、未来に恋をしている。僕は、君に恋をしている。
    綺麗な文章と共に彩られる素敵な片思いでした。 プレイし終わった後、登場人物全員が愛おしく感じました。 文章だけでなく、ボイスやUIデザインなど 全てが高いクオリティでまとまっていたように感じます。 4人がいつまでも仲良しでいられることを願います。

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  • 夜半の夏、地下鉄にて
    夜半の夏、地下鉄にて
    プレイしていて、どんどん引き込まれていきました。 地下鉄での会話は短い時間ですが、会話の最中の仲夏の想いを考えると 悲しくてつらいと同時に、彼女の幸せを願う気持ちが湧いてきます。 主人公との大切な思い出が、仲夏にとってかけがえのないものだと 伝わってきました。 素敵な作品をありがとうございました。

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  • 同窓 積み重ねた日々
    同窓 積み重ねた日々
    人にはそれぞれ個性や生き方があり、自分にないものを持ってる人を 羨ましく思うものです。 2人は違うタイプの人間ですが、 こうして本音で語り合えたのは、時間が経ったのと2人が 大人になった証ではないかと思います。 2人はきっと、これからも良い関係を築いていけるように 感じました。

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  • さよなら、また明日
    さよなら、また明日
    切ない物語でした。 自分を好きになってくれる人が、自分が本当に好きな人とは限らない。 そして、口から出る言葉が本当の気持ちとは限らない。 そんな人間関係の難しさや、恋愛の機微が表れているように 感じました。 欲を言えば、もう少し登場人物たちの背景が読みたかったですね。 以下、バグ報告です。 初めて図書室に行った後、廊下に戻り、教室へ行くを選ぶとゲームが止まってしまいます。 雫の立ち絵が表示されている場面です。 win版をDLしてプレイしました。

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  • 想い出のナツハナビ
    想い出のナツハナビ
    プレイし終わった後、無言になってしまいました。 いい人や真面目な人が損をしたりすることは、許せないと思います。 ですが、綾子は2人に生きてほしかったと思います。 私は綾子はそういう人だと感じました。 死んだ人は何をしても帰ってきません。 いじめっ子のことは許せないと思います。 ですが、この方法だけは取ってほしくありません。 いじめっ子にもいじめと関係のない家族がいるとかは、どうでもいいです。 ただ、誰も救われないのが嫌なのです。 すみません、自分の過去の経験のせいもあって、上手く言葉にできませんでした。 限られた時間での制作、お疲れさまでした。

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  • ふたつの恋慕
    ふたつの恋慕
    どちらのお話も、青春時代特有の初々しく綺麗な恋愛でした。 健優子編 優子の悩みは多くの人に共感してもらえるでしょう。 特に、学生の方は学校という閉じた環境で、自分を思い通りに表現できないことが多々あると思います。 健も人と話す時、常に敬語であることから、周りから一歩距離を置いているように感じました。 優子はそんな中、変わろうと一歩踏み出します。 自分から変わる、自分の悪い面に目を向ける。 どちらもとても勇気がいることです。 ですが、そんな勇気が人を成長させたり、運命を変えたりするのではないかと思いました。 お互いにいい影響を与え合う、とても良い関係になれた二人だと思います。 涼平紗南編 幼馴染、いいですよね。 好きです。 ですが、いつまでも子供の頃のように無邪気でいることはできません。 いずれは、社会に出ていかなければなりません。 涼平が下した決断は、とても格好良く憧れてしまいますね。 幼稚園時代の約束、まだ恋も何も知らない頃の約束に一途な紗南も好きです。

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  • ティラノフェス2018オープニング
    ティラノフェス2018オープニング
    開催おめでとうございます。 結果発表を楽しみにしています。

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  • 白夜想
    白夜想
    シナリオのトリックも見事でしたが、 それ以上に残った二人、脱落した二人の話をもっと読みたいと思いました。 会話というのは、人間らしさでもあります。 人間らしさを奪われた悲しみや苦しみ、 それに立ち向かう彼女たちの姿をもっと見て見たいと思いました。 そして、こんな世界でなお、相手を愛している二人。 抗うことができないルールの中で、懸命に 生きて、愛するという人間らしさを忘れない二人こそ この作品を象徴しているのではないかと思いました。

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  • ピーピングプール
    ピーピングプール
    人間らしい感情、独占欲を描いた作品です。 一見すると、いじめ、からかい、いやらしい感情の作品ですが、 むっちゃんの成長を描いた作品とも言えます。 守られて、誰かに頼らないと生きていけないような 弱い少女が、成長して幸せを掴む話でもあります。 むっちゃんは意志が弱い女の子に見えて、 たい焼きや魚の食べ方に対して、強いこだわりがあります。 それは、むっちゃんのという人間を形成する個性に 他なりません。 きっと、むっちゃんにも自分の個性をわかってもらいたい、 このままの自分ではいけないという思いが 学生時代にあったのだと思います。 分岐点となったのが、「私」にたい焼きの好みを 話し、笑ったことだと思います。 むっちゃんが自分らしさを全面に押し出せた瞬間でもあります。 周りに流されるだけではない、自分というものが むっちゃんもちゃんとあるのです。 この経験があったかからこそ、誰よりも先に 幸せを掴むことができたのでしょう。 学校という空間で(たい焼きの場面は商店街でしたが)個性や 自分を出すのは、とても勇気のいることです。 わかってもらえないことが、たくさんあります。 ですが、1人でも理解してくれる人、否定しない人がいれば その人は成長できると思いました。 素敵な青春ストーリーでした。

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  • 向日葵に添えるアイリス
    向日葵に添えるアイリス
    花に関する素敵なお話です。 人は花に比べ必ずしも、長生きとは限りません。 早くして亡くなってしまう人もいます。 ですが、最期の時まで寄り添ってくれる存在が居れば 不幸とは言い切れないと思いました。 人が必ず死ぬように、花も必ず枯れます。 しかし、花はまた季節が来れば咲きます。 人間も同じで、死ぬ人もいれば生まれてくる人もいます。 そんな、季節の移り変わり、生命の移ろいを 綺麗に表現した作品だと思いました。

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