九州壇氏のレビューコレクション
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Lullaby for Killersあの世に来てしまった主人公が、適切な成仏をすべくあの世を歩いていく物語。全部で30分ほどですが、何度か読み直しも行い、1時間ほど遊ばせて頂きました。 総じて、独特な世界観があるゲームで、随所に制作者さんのこだわりを感じます。システム面は感動しましたね。内容については、個人的にはやや難解に感じ、最終的にもしっかり理解できたか自信はないです。というのも、あの世だけでなく、現世についても独特の世界観で構成されていて、なかなか理解が追い付かず。自分とキャラクターの情報量の差は常に意識させられました……。ただ一方で、そうした隔絶を簡単には埋めてくれないことによって、この世界の奥深さや非情さを感じられたのもまた事実です。また、読者が僕でなければ、もう少しちゃんと理解できている気もします……(笑) 何度か読み直したのにも関わらず、このような感想で申し訳ないです。他の方の考察も聞いてみたいな、と強くかんじる作品です。
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致死量の**グラフィックが大変素晴らしい作品。全部で10分たらずでプレイできました。青をはじめとした色使いが素晴らしいです。僕はテロップ無し→ありの順でプレイしましたが、結果的にそれでよかったと思います。終わり方が異なるのは良い演出だと思いました。 加えて僕が興味抱いたのは、タイトルですね。「致死量の**」とは何を意味するのか。作中でははっきり明言されておりません。ここからは完全に僕の考えですが、「**」とは、作中にも出てきた言語化しがたい感情を指すのかもな、と思いました。そうなるとこのタイトルは、テロップ無し版のラストがどうしてああいう終わり方だったのかを示すヒントになっているのかな、なんて思ったり……。 いずれにせよ、さまざまな考察も可能な素敵な作品だったとおもいます。ありがとうございました。
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エレベーターエレベーターに閉じ込められた主人公が、数字を入力して色々なエンドにたどり着くゲーム。個人的にはなかなか難しく感じてしまったため、割とすぐにヒントを参考にしながらプレイさせて頂きました。メタ発言など、シュールな笑いを誘うエンドが結構多くて、クスリとさせて頂きました。「幸いエンド」とか結構好きです。また、ダ〇ジョーブ博士への怒りは大いに共感できました(笑)
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熊本熊本に関するクイズに挑める作品。15分ほどで読了できました。デザインのディテールも凝っていて、プレイしていて楽しめました。しかし、「ヒノクニ」はなかなか難しい(笑) 熊本県に隣接する県に住んでいるはずなのに、知らないことばかりでした(笑) 全体を通して作者さんの熊本愛がビシビシ伝わってくる、素敵な作品でした。
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#こっち向いて_めごちーv1週間、アイドル「めごちー」を撮影するゲーム。全部で1時間半ほどプレイさせて頂きました。シンプルながら奥深いゲーム性があって、夢中でプレイしてしまいました。個人的には、「僕を殺す瞳」よりも更に好きです。ティラノでこんなゲームが作れるのか、という意味でも大いに感動しました。 ストーリーについてですが、とにかくめごちーが可愛い! びしっと指さされるのが特に好きでした(笑) また、ラストについては「オフショットエンド」のグッドエンドがダントツで好きでした。これ、本当にええ話や……! めごちーが別の顔を見せてくれるところは、キュンキュンしました。どのエンドの彼女も、幸せになってほしいなあ……。
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彩りのあなたと美術部員の女生徒と「オレ」の物語。10分ほどで読了できました。「オレ」が何者であるかはなんとなく途中で察することができましたが、ラストは予想外でした。なるほどそういう終わり方かと……。「オレ」はもちろん嬉しいのでしょうが、女生徒はこの展開で良かったんでしょうか。イラストの様子は幸せそうでしたけどね。個人的には、ちょっと怖さも感じるお話でした。
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写真部の幽霊部員1人の高校生の恋を描いた青春ノベル。40分ほどで読了できました。 高校の部活動という舞台設定は、王道だけどやはり良いですね。主人公は不器用な奴ですが、その真っ直ぐさが本作品の青春の雰囲気に良く合っていたと思います。終わりと思わせてからの展開が特に好き。キャラクターは槇奈が特に好みです。
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彼女を追いかけてクラスメイトとの甘酸っぱい青春を描いたお話。10分ほどで読了できました。サイコホラーとのことでしたが、なるほど、宣伝文句に嘘偽りはありませんでした(笑) この作品を読んで思ったのですが、気になるあの子からの呼び出しがあったとしても、皆全て断るべきですね! これからは声を大にしてそう主張していこうと思います。 ちなみに僕は、誰かに呼び出されるなんて羨ましい経験、一度もありません。
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雨の天秤 God and Close associate神様と側近の日常を垣間見るというお話。全部で10分ほどで読了できました。やり取りはかわいらしくて、微笑ましいですね。一方で、イラストの力もあってか、神々しさも感じることができ、雰囲気が大変良かったです。変に色々な設定を書こうとせず、二人が遊んでいる様子を描くことに徹底したところが本作の魅力なのだと感じました。読後感が良く、おすすめです。ごちそうさまでした。
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無人島無人島にひとつだけ持っていけるなら何がいいだろうか。そんな問いについて考えてみる物語。全部で30分ほどで読了できました。単純に、ゲームとして面白いです。また、公衆電話もそうでしたが、人間を多面的に描いているところも好きです。