富井サカナ/DIGITALLのレビューコレクション
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深海の探偵ミステリータグと探偵のタイトルに惹かれてプレイしましたが面白かったです! まずプレイ冒頭のプロローグがとても引きが強いと感じました。画面演出の効果もあって雰囲気が抜群で、早々に期待感が高まりました。その後、あらすじにもある「探偵」「謎の島」といった本筋のストーリーに突入しますが、探偵と助手が依頼人の依頼に基づき調査を進めて謎を解き明かす展開が楽しめました。割と短めで章区切りがされているのでテンポもとても良かったです。 分類としてはミステリーよりはファンタジーおよび人間ドラマ的な要素が強いと感じましたので、ミステリー、探偵モノが少し苦手という方も安心して楽しめると思います!
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ワンバウoneゲームボーイ風のプレイ画面に惹かれて遊びましたが、想像以上に再現度が高くて起動直後から期待度MAXでした! 本作、ワンちゃんになっていくつかのコマンドを駆使しながら話を進めていくとてもゲーム性の高い作品でとても楽しく遊べました!ポイントクリック×においを覚える・嗅ぐ、掘る、吠えるだけで進行させるなんて素晴らしいです。起動直後から3章まで、あっという間に一気に遊ばせて頂きました! グラフィックはご覧の通り往年の懐かしい雰囲気が味わえますし、ストーリーの進行に応じたイベントスチルも沢山用意されています。ヒントやおまけなどシステム面も万全の作り込みですし、BGMもゲームにピッタリでした! 全5章のうちの残りの2章は未実装ですがつづきから遊べるシステムも実装されているようですので、アプデを待たずにまずは3章まで楽しく遊びましょう!おススメです!
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墓守の鬼BL、ホラー、平安、和風のタグがありますが、本作単独だとむしろコメディ要素強めと感じました!意外性もあるので誰とは言いませんがツッコミキャラのツッコミがキレッキレなのと、出オチ気味に登場しただけで吹き出してしまうキャラがいますのでお楽しみに! 30分~小一時間の短編作品ながら、フルボイスかつイベントスチル多めなと豪華な作りです。前作の関連も強く、先が気になる終わり方なので次回も楽しみです。
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砂鳴村〜エピソード限定版〜硬派な全画面ノベルゲーム作りに定評がある作者さんのホラーノベルということで楽しみにプレイしました。テキストの文体を含めたゲーム全体の印象からプレイを始めて直ぐに「弟切草っぽさ」感じたので、同作オマージュと聞いて制作コンセプトの表現は完璧だなぁ、と感じました! この先果たして何が起こってしまうんだろう?というホラー感満載の全画面ノベルゲームでした。立ち絵など登場人物の顔を示すグラフィックがないことにより、それが却って遊び手の想像力を刺激するのがこのジャンルの強みだな、と感じました。それ以外の様々な状況を表現する背景は不思議な状況も含めてリアルなグラフィックで点数も非常に多いので臨場感は抜群です。因習村で行われてきた習わしや過去に起きた出来事とヒロインの因縁など王道のストーリーに「砂」や「砂鳴」というオリジナルなモチーフを融合させたシナリオはお見事でした。 選択肢はかなり多くてEDコンプ迷子になりそうかと危惧しましたが、分岐箇所がストーリーに照らして適切な箇所であることと、スキップの速度がかなり速いので周回プレイも快適でした!
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kara no utsuwaタイトル画面の雰囲気はお洒落でスタイリッシュだと思っていたのですが、むしろグラフィックはメチャクチャ可愛いくて温かみのある雰囲気でした。ゲーム冒頭から怒涛の展開で引き込まれましたが、最終的にそういうことだったのか!ととても腑に落ちた印象です。シチュエーションや展開のメタファーが効いていて素晴らしいセンスを感じました。考察もはかどる深みのある作品でした。 あまりうまく言語化できないので是非プレイしてみてご自身で体感の上、他の方々の感想を巡って頂ければ!遊んだ後に他の方の感想を巡って二度楽しめました。
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昔はいい子だった。バッジの大盤振る舞いにつられてプレイしましたが面白かったです!エモい夏祭りとアツいタイムリープのハイブリッドに風変わりな世界観マシマシな作品です。やはり印象的なのは世界観やキャラクター陣の個性の唯一無二さだと思いましたが、タイムリープシーンの演出や夏祭りの探索パートのマップ導入、全体的なゲームシステムなど、細部まで作り込みを感じる一作でした。最後のEDまで到達した際にはとても達成感を味わえました。
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君のうさミミを鍋にしてたべたい!萌え萌えなうさミミグラフィックとラノベのようなタイトルに騙されてはいけません!こちら、シナリオや様々な伏線の配置・回収の技巧はまさに硬派なミステリでした!柔らかい美麗なグラフィックと硬派なシナリオの組み合わせがオンリーワンの魅力を生み出している作品です! 画力(えじから)も強い衝撃の冒頭シーンから、生まれて初めて聞いたまさかの「食ミミ願望」に襲われる主人公!プレイ序盤から引きの強い設定と展開に惹き込まれましたが、その後も謎が謎を呼ぶ展開が訪れます。細かく章立てが区切られていたり、暗号解読ミッションなどのおかげでテンポよく遊べますし、終盤の様々な謎が一気に回収される気持ち良さったらありませんでした!とてもロジカルですし、ゲームならではの演出にも痺れました!! 良質なミステリ作品としてとても楽しめましたのでミステリファンにもおすすめですし、うさミミヒロインと委員長美少女の魅力も爆発しているのでそちら目当ての方にもおすすめです!
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アンドロイドのお使い残念ながら魔導物語は未プレイなのですが、このマップ探索システムの懐かしさは垂涎物でした!画面レイアウトや音源から漂う雰囲気はまさにあの頃のアレです!魔改造的にティラノに実装しているためか移動時や方向変更時、メニューを開く際などにキー入力の反応が遅めでしたが、このゲームのコンセプト的に凄くサクサク動くよりはピッタリに感じました。道に迷いつつ1時間半くらい掛けてプレイしましたが一度もフリーズがなかったのは感動です。 特に感動したのは戦闘時のコマアニメーションです。これもあの頃のアレだ!!となりました。あと、レベルアップまでの数値や体力やダメージが数値で表示されないのはやっぱり良いです!中ボスや後半の強めの敵に瞬殺されることはありましたが、少しレベルを上げれば何ともなかったです。ようやくたどり着いたラストですが、これは是非プレイしてその目で確かめてほしいです! @ネタバレ開始 買い込んだパワーアップアイテムが最後まで使いどころが分からずクリアしちゃったのですが、探索漏れですよね、きっと。 @ネタバレ終了
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ハーレムでぶたちゃんと月兎とは違う魅力のあるぶたちゃんの方もプレイしました!何をやっても喜んで応えてくれるぶたちゃんはまさにメイドの鑑だ(もちろんフィクションとして)!と感動すら覚える慈愛っぷりでした。歯がギザギザしてるのに包容力が抜群です。 @ネタバレ開始 途中からはこれでもかというほどの大活躍を見られましたが、驚くほどの最強っぷりに思わず敵側に感情移入してしまいました。強すぎだよ! @ネタバレ終了
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ハーレムで月兎とタイトル画面のメガネっ子メイドの姿に惹かれてプレイしましたが、選択肢のあるシーンではマジかよ!と思いながら遠慮なく全て選びました!終盤の演出がとても印象的で、うわっ!カッコ良い!とハッとなりました。