富井サカナ/DIGITALLのレビューコレクション
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とがラジオ都市伝説をモチーフにしたホラー作品です。掌編作品ですが起承転結がしっかりしていて伏線とその回収もされていて満足の一作でした。君子危うきに近寄らずという格言が頭に思い起こされました。ゲームに出てくるタイプのラジカセ、もはやあまり見なくて懐かしいです。
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極限デッドライン明快なストーリーとシンプルで楽しいゲームシステムでした!ゲームバランスや難易度もほど良く、2周目のプレイでなんとかクリアできました!絵柄もポップでミニキャラも可愛らしいです。非常にテンポよく遊べる執筆SLGゲーム、面白かったです。
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うたたねデバッカー!ゲーム制作会社の新入社員が主人公という設定そのものから興味深い一作でしたが、遊び心に溢れたゲームのためかなり珍しいゲーム体験を味わうことができました! 様々なミニゲームを遊ぶことができたり、プレイを重ねることで色んな要素が解放されたり、凝った演出がてんこ盛りなので一風変わったゲームが好きな方には特にお勧めです。登場する社員とのやり取りは温かい絵柄の通りにほのぼのしていて癒されました!
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私立♥細マッチョ学園!! ~夏だ!水着だ!!変態だ♥~細マッチョ学園が帰ってきた!ということでこちらもプレイさせて頂きました。前作の学園から舞台が海に変わり、露出もエロ度も段違いだったように感じました。 素晴らしいテンポの良さとギャグとエロの塩梅、エロエロ効果音は他では味わえないプレイ感覚です。私はヘテロ男性なので、風紀委員主人公のSっ気と何よりひれ伏したくなる理事長目当てにフルコンプまで一気プレイでした。理事長の水着がTMR西川氏みたいにカラダがナツになってて素敵! @ネタバレ開始 アイスキャンデー芸は巷に溢れていますが、肉まん芸は初めて見たので感動しました。何を見させられてるんだ!!! @ネタバレ終了
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歪曲世界と持ち出せない図書館魅力的な世界観で描かれるマルチエンドの探索ゲームです。探索パートはグラフィックを含めてクオリティが非常に高く、操作キャラを切り替えて進めていく一工夫あるシステムが楽しめました。 シナリオは独自のファンタジー世界観が雰囲気抜群です。終盤のシナリオ分岐のギミックはせっかちな自分にはなかなか見つけられませんでしたが、作者さんの丁寧な攻略情報のおかげでなんとかクリアできました! 今作も画面レイアウトが素晴らしくてとてもプレイしやすかったです。
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フィル・フルオライト死後の世界を舞台にした幻想的で不思議な世界観は雰囲気満点でした。システムとシナリオが融合している感覚もあり、一風変わったゲーム体験ができてとても楽しめました。作り込まれたシステム面のクオリティが非常に高くて、どうやって作ってるんだろうと思いながら何周もして色々試しているうちに無事にTRUE ENDに到達できました!!
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将軍捕物帳凄く面白かったです! ストーリーは珍しい時代劇モノで、タイトルの通り人情派の将軍が盗人を捕らえるお話です。ストーリーはメチャクチャテンポが良いですし、とにかく登場キャラの個性が凄いです。冒頭の将軍とじいが登場するシーンで心が鷲掴みにされましたが、その後も次から次へと新キャラが出まくりです。いずれも見た目から面白いし、掛け合いも面白いし、ちょこちょこアニメーションするしで最高です。キャラ名のほか、地名も含めてネーミングセンスが抜群でそこも見どころです。 グラフィックの差分(ちょっとずつおやつ減ってるよ!)や細かい演出の作り込みも素晴らしいです。ストーリーモードのプレイ時間は1時間弱ですが、エンディングムービーの充実感ったらないですし、その後のエピローグも完璧な時代劇感でした。なおシャッフルゲームそのものは通常モードで初回からノーコンクリア、クリア後のおまけは上級も鬼も全て含めてリトライ3回ほどだったので、思わぬ能力に開花したかもしれません。皆さんの感想を拝見して悦に浸っております!
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ショクバグラフィックもテキストもシンプルなゲームですが、それがかえって職場の閉塞感や現実離れ感を現している感じがしました。職場ってなんだかファンタジーだよなぁとか、事務作業っていったい何のためにやってるんだろうとか、なんだか直視すると精神衛生上良くないものに向き合っているような、逆にこうやって遊ばせてもらうことで救われているような、とても不思議な感覚がありました。 頼りになるぐみちゃんが最高でした!
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クルクル・ポーカー変則的ポーカーゲームでとても面白かったです!難易度はかなり低めなのでターン数と目標点数をきちんと確認すればノーコンクリア可能なレベルです(面白みのないプレイングかもしれませんが、フォーカードかフルハウスの4倍を狙い、カード入替のためにワンペアといったスタイルでした)。 敵味方キャラのグラフィックやファンタジー世界観とちょっとしたフレイバーテキストのおかげでゲームへの没入度も高まり、初回起動からあっという間に3EDを迎えました。
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ある殺し屋の生殺与奪殺すか殺さないかという究極の選択を突きつけられ続けるゲームです。殺し屋自身にもターゲットにもそれぞれ人生があり生きる理由がある中で、さて殺すか殺さないか。 ノータイムでヒャッハー!と皆殺しなジェノサイダーとしてのEDを迎えてから全EDを回収しました。グラフィックは綺麗ですし、全体的に全く無駄がなく想像の余地もあるストーリーも楽しめました。結局正義って相対的なものでしかないですもんね。 短いプレイ時間で綺麗にまとまっている良作でした!