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みゃあすけ隊長のレビューコレクション

  • 人生にXXは必要なのだろうか?
    人生にXXは必要なのだろうか?
    人生に必要な××とは一体……。興味をそそるタイトルに加え、かっこよすぎるOPムービーで一気に作品に引き込まれました。 哲学的なタイトルですが、こちら恋愛ゲーム、ギャルゲーです!これが嬉しいサプライズでした。 ヒロインは同じ顔で性格が真逆の2人。他人のはずなのに、一体どうなってるんだ。あの子は何者なんだ。何が起きているんだ? と序盤からいくつもの疑問が浮かび、先が気になってストーリーを進める手が止まりません! しかも片方のヒロインは任意で名前を決められるというのが、非常に面白いシステムで こんなのどうしても愛着が湧いてしまいます! しかも従順で純粋ということで、私は???ちゃんに愛情まっしぐらでした。可愛すぎる……。 @ネタバレ開始 初回プレイは新田一等兵のルートへ。 余談ですが、主人公の名前を「隊長 みゃあすけ」にしていたおかげで、これがデフォルト名だったんじゃないかと思うくらい、新田さんと噛み合いました。 (最初のSNSでのやり取りで、超驚きました) さあ、私についてくるのです。新田一等兵!!と神社で転がしながら進めてまいりましたが、最後の……雨のシーンが、私に突き刺さりました。 猫ちゃん……ずっと、ずっと待っていてくれたのか……私を……。(涙 新田一等兵の笑顔はとっても可愛かったけれど、もちろん次は猫ちゃんルートへ。 こっちはもう(私の涙腺に)効果はばつぐんだ!で 猫ちゃんが少しずつ崩れていく様は、もう辛くて見ていられない。 病気で亡くなった親戚の最後を見ているようでした。 一番辛いのは本人だから、明るく接しようとする隊長の気持ち、ほんとによく分かります。 そして最後の「わたあめ」のお話で私の涙腺は崩壊しました。 そうなんよ、結局買ってあげられなかった……。あんなに楽しみにしていたのに、辛すぎる。 それでも、他ルートとは違って最後の最後まで一緒に過ごすことができたのが救いでした。 消えてしまった彼女に想いを馳せながら、youtubeでオープニングを再生しました。 コンプ後に見るオープニングも最高すぎました……。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。

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  • 自殺同盟R
    自殺同盟R
    タイトルにある通り、自殺について考えさせられる作品でした。 自殺に関する物語は今までいくつか触れたことがありますが、今作は「自殺をする側」よりも「自殺をされる側」がより深く描かれている印象を持ちました。 最初はやたら叫んだり、やたら暴力的だったりする主人公を(彼のクラスメイトと同じように)引き気味で見ていたのですが おまけエピソードで彼が抱えているものだったり、あるいは自殺をされた別の人の想いを知ることで 誰かに自殺をされることが、どれだけ苦しいことなのか……を感じることができました。 @ネタバレ開始 反対に、自殺を取り扱う作品で描かれる「自殺をする側」の気持ちに関しては、サラッと描写する程度にとどめてあるなという印象でした。 特定のEDやおまけエピソードで描かれることは描かれるのですが、「自殺をされる側」と比べると気持ちの面で簡易的で プレイヤーとしても、主人公くんと同じように「自殺をする側に寄り添えない」作りになっていると感じました。 なので、「どうしてそんな簡単に自殺してしまうんだ!!」という主人公くんの憤りに、より一層共感できました。 全てのEDを見ましたが、最初に辿り着いたEND3のルートが最も衝撃的でした。 「まずは軽くBADを回収しておくか~」くらいのノリで選んだのですが、全ルートをプレイした今となってはあのルートが最も志賀くんの問題に濃密に触れていたな!?と思います。 初回プレイで志賀くんの動機を知れたのは大きくて、それ以降のルートも彼の事情を踏まえて読むという濃密なプレイができました。 @ネタバレ終了 概要欄にもある通り、中にはショッキングな描写もありますので 特に未成年の方はある程度覚悟をしてプレイしたほうが良いかもですが、「自殺」という問題に真正面から取り組んだ作品だと思いました。 素敵な作品をありがとうございました。

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  • とりあえず遊園地で!!!!!!
    とりあえず遊園地で!!!!!!
    とりあえず!!!遊んできました!!!! 上司からのパワハラで疲れ切った主人公が自分を追いこ……みません! 残業代もろくに払われず、外食続きで身体を壊し……ません!! そう、嫌になったらとりあえず遊園地!!! 主人公がタクシーの運転手に言い放った場面では、思わず笑ってしまいました。(笑) そういうポジティブさって大事ですよね。 自分も今まで人生が嫌になったことは数え切れないのですが「そうか。とりあえず遊園地に行けばよかったんだ」と思いました。(!? なんだかすごく元気を貰えました! 素敵な作品をありがとうございました。

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  • まったく証拠は無いですが、あなたが犯人です。
    まったく証拠は無いですが、あなたが犯人です。
    タグに「バカゲー」と書いてあったので、笑いのツボを全開放で楽しみました。 面白かったです。 すべての事件において、考えているようで全く考えていないようでやっぱり考えてるのかも知れない論理を炸裂させ いくつもの難事件を解決に導く主人公の姿が眩しかったです。 ちなみに私が犯人です。 @ネタバレ開始 全ての事件で自白を繰り返したため、最後の最後で「いや、自白しとったやんけ」とツッコまれて、ぐうの音も出ませんでした(笑) いや、とりあえず私が犯人なんですよ。 それにしても黒タイツ姿はなかなかのホラーでした。 @ネタバレ終了 考えたら負けだと分かっていつつも、つい全部の事件に関して真剣に考えてしまいました。 やっぱり私が犯人でした。 面白い作品をありがとうございました。

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  • Just A Moment.
    Just A Moment.
    プレイヤーそれぞれの死生観の違いで、様々な印象を抱けるような物語だなと思いました。 初めて「あかり」さんからメッセージが届いた時は、都市伝説的な感じでドキッとさせられましたが プレイを進めると、切なさが恐怖を塗り替えました。 あかりさんとのやりとりを通して、彼女との思い出を振り返っていく流れは切なくもあり、愛おしくもありました。 @ネタバレ開始 最初に書きましたが、作品に抱く感想は各々の死生観で全く違ってくるかと思います。 私は「死=別れ」ではなく、むしろ死後のほうが関わりが強くなると感じておりますので 最後の選択肢は、ためらいなく削除を選びました。 ですが死を永遠の別れだと思っている人は、なかなか思い悩む選択だと思います。 偽物でも良いから、彼女と同じ時を過ごしていたいという主人公の気持ちは分からなくもない。あれはあれで、主人公にとってはHAPPY ENDなのかもなぁ……なんて。 Trueでは朱莉の死を受け入れ、新しい一歩を踏み出せた主人公。 きっとこれからも辛いことがあるでしょうが、前を向いて生きていってほしいなと思いました。 あとゲーム制作も再開だ!!!!!再開!再開!(笑) @ネタバレ終了 取得バッジの画像もメッセージもとっても素敵でした。私も大好きです! 素敵な作品をありがとうございました。

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  • おじさんと遊ぼう
    おじさんと遊ぼう
    日曜日……ではないですが、おじさんと遊んであげました。 おじさんが、おじさんで、おじさんおじさんしてました。(!?) おじさん構文がすごく上手だったネ(^_^;ちょっと、ビックリしっちゃったヨ(^o^)(笑) ルートごとに色んなおじさんが!?見られて、楽しかったナ♪♪♡ ……ハァハァ。たった2行打つだけで、もの凄く体力を持っていかれますね……。 こんな凝った文章を毎回送ってくるおじさん、すごい……!! @ネタバレ開始 すったもんだした挙句、最後に下ネタをぶちこんでくるのが、いかにもおじさんらしかったです(笑) おじさん元気ダナー(遠い目) と思ったら、最も恐ろしい事象は一番近い所にありましたね。 思ったよりデカくて、もう絶対に朝食足りてないやんけ……ww @ネタバレ終了 面白い作品をありがとうございました。

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  • 機械仕掛けのマーセネリア
    機械仕掛けのマーセネリア
    世界観や雰囲気が最高の作品でした。エンドごとに違った切り口で感動させられます。 荒廃した城が舞台なのですが、全体的な色合いからBGMから全てが世界観にマッチしているので、グイグイと物語に引き込まれました。 そして面白いのが、その舞台とは全く関係のない主人公が物語の幕引きをするという所。 全く関係ないので、何もせずにそのまま立ち去っても良いし 過去の問題に首をつっこんで、全てを知るも良し どのエンディングに辿り着いても、全て自分の選択によるものなので感動もひとしおでした。 @ネタバレ開始 特にED2はうるうるきました。その後に見たED1もうるうるきました。 もう、全部うるうるきてました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。

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  • 猫ノ目のような世界で
    猫ノ目のような世界で
    不思議で幻想的な世界観が魅力的な作品でした。 溶けそうな月が浮かぶ夢のような世界、不思議な姿をした生物たち…… ゲームを初めてすぐは、何がなんだか分からず進めていたのですが、次第に世界の意味が分かってくると、グイグイ引き込まれました。 @ネタバレ開始 最初は、死後の世界のような所なのかな?と思い、anotherエンドに進んだため 最後の「この世界にボクはいらない」がグサグサと刺さりました。 どうにかして魂を救うことができないのかと、真エンドのほうに進みましたら、びっくり! そういうことだったのですね。 これまた最後に「この世界にボクはいらない」と表示されましたが、それは悲しい言葉ではなく、救いの言葉。 anotherのほうとは180度違う意味の言葉になっていて、非常に興味深かったです。 @ネタバレ終了 仮に内容を理解しきれなくても、最後に解説が用意されているので安心です。 「難しいかも……」と心配せず、思う存分に幻想的な世界観に浸るべし! ボーカル付きのBGMが美しく、幻想的な世界観とマッチしてとても素敵でした。 素敵な作品をありがとうございました。

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  • マナーバトラー礼
    マナーバトラー礼
    マナーバトルという面白い設定と、アニメのような演出で楽しくプレイすることができました! 当然のように1回戦、2回戦と敗退したのですが(笑)直前からやり直せる親切設計でスムーズにクリアすることができました。 当方野蛮人ですので、ことごとく問題を間違え (堅苦しいマナーなんて、なんの意味があるんだ)と悶々としていたところ @ネタバレ開始 『マナーは相手への思いやり!!』……という礼くんのセリフでハッとしました。 そうか、確かにルールばかりに気をとられて思いやりの気持ちが抜けていたかも知れない……!! マナー以上に大切なことを教えてもらった気がします。 ありがとう礼くん。やっぱり君はチャンピオンに相応しい男だ!! @ネタバレ終了 今度から、お茶をすすめられた時は20mlずつ飲みます(笑 面白いゲームをありがとうございました。

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  • 今日のご飯は何だろな
    今日のご飯は何だろな
    食器に対しての気持ちが180度変わるお話でした。 自分は、食器に対してそんなにこだわりがなく サイズ的に使いやすいものを使うくらいでした。しかも自動洗浄・自然乾燥。ズボラおぶズボラです。 ですが、作中のご主人が1つ1つの食器を大切に扱い、食後はすぐに綺麗にして、大切に食器棚にしまう所を見ていると ちょっとしたことで幸せって作れるんだなぁと、しみじみ思いました。 @ネタバレ開始 おまけシナリオを読んで…… ご主人が食器を大切にする理由を知って、自分もしばらく使っていない食器を洗いたくなりました。 お皿にご飯を盛って「いただきます」 ただそれだけで、人は幸せになれるんですね。 @ネタバレ終了 食器目線のコミカルなお話だと思っていたのですが、大切なことを学べるとても良いお話でした。 素敵な作品をありがとうございました。

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