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タカスガタイキのレビューコレクション

  • 3MEN6P!
    3MEN6P!
    プレイさせていただきました。 まさに三面六臂。縦横無尽のぶっとび具合で、どのルートも尋常ではなかったです。予想外の展開と、これでもかと!動く画面で、めちゃめちゃ面白かった。 @ネタバレ開始 異形萌えなので、ギャグとして以上に普通に三面六臂姿が刺さりました。阿修羅かわいいよ阿修羅。 トンデモに次ぐトンデモで、何度か声に出して笑ったり、ツッコミ入れたりしながらプレイしました。特に、「師」がまんまハリウッドザ〇師匠で笑いました笑。シュールで破天荒な展開なのに、アジアンテイストで統一されているため、妙にまとまっていて、なんか謎に納得してしまうんですよね。この世界ならば仕方ない、みたいな。 「結」ルートは、意外に面子ちゃんも嫌がっていなさそうで、お?と思ったり。そもそも、こういうゲームでお母さん主観で進むのって、すごい珍しい気がしますね。よく考えると、阿修羅になってもお母さんの言うことちゃん聞いてる面子ちゃんは普通にいい子。 タイトル画面が毎回変わって楽しかったです。侵攻モードがEDリストとは別で用意されていたり、とにかく入れられるポケットに全部お菓子詰めたみたいな、要素もりもりゲームでした。 @ネタバレ終了 ブラウザからプレイしたところ、「結」ルートの最後の動画で止まってしまいました。ブラウザコンソールで動画ファイルがNot Foundと出ていたので、ノベコレ側の問題かもしれません。DL版は、問題なく遊べました。 素敵な作品をありがとうございます。

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  • 埋められたふたりの人形
    埋められたふたりの人形
    作者様が本作のビジュアルイメージを公開されていたので、FAを描いてみました。あらためて、フェス参加おめでとうございます。

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  • 灰と再生の導きの星
    灰と再生の導きの星
    プレイさせていただきました。 タイトル画面の子がかわいくて興味を持ちました。主人公のもとにこの子がやってきて、すったもんだ!みたいなラブコメよりの話を勝手に想像していたのですが、プレイしてみると、想像とは全然違いました。童話のような肌触りで、やさしくじんわりするお話でした。 @ネタバレ開始 主人公の名前がカイであることや、童話のようなお話に、アンデルセンの「雪の女王」を思い出したりました。 いのちをもやしつくした、という言い回しが出てきますが、まさかこれが比喩ではなく、まさしくその通りだったとは。きっと幾度となく死と再生を繰り返してきて、今の主人公があるのでしょうね。ある意味で、長い寿命を持て余し、絶望してしまうエルフ族の苦悩のようなものかなとも思いました。 色のない世界で出会うセイのなんてあたたかでやさしいこと。笑顔が愛らしいです。癒されました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございます。

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  • 日かげり日おろしひまつぶし
    日かげり日おろしひまつぶし
    プレイさせていただきました。 開始すぐに自作背景が出てきて、お!と思いました。「くら」シーンの背景の描き込みは感嘆に値します。 主人公とよしつぐ君の会話が大変微笑ましく、お互いに知らないし、相手を否定しないので、期せずしてすれ違いコントみたいになっていて、面白かったです。スズコちゃんというツッコミ役が入ることで、会話の幅は更に増えていきます。 @ネタバレ開始 お母さんが知らない大人と話し込んでしまい、なんだかむずむずした手持ち無沙汰になるのが、実にいいあるあるだな~と思いました。この時点で、主人公のボクに違和感なく感情移入することができました。 平然と出てくるえのき、あやしげな蔵のアイテム、浄化できる村人の存在、明らかに一歩向こう側に常ならぬ存在の影が見えるのに、子ども達のやりとりはあくまで無垢で、子ども時代の大切なひとときと、あやしげな世界が同居している不思議なゲームでした。 アイテムひとつひとつに、結構しっかりとした会話が用意されていて、これだけでシナリオ的にはたっぷりボリューム満点です。それらは読むか読まないかの選択権はプレイヤーにゆだねられ、それ次第で15分ゲームにも30分ゲームにもなりえる余地があるのが、すごいなと思いました。まさに一粒で二度おいしい状態です。 @ネタバレ終了 最初の探索シーンで、アイテム一覧が表示されず、進行不能になる場合がありました(ブラウザとDL両方で発生)。この場合、直前であらかじめセーブしておき、もう一回ゲームをやり直した上でロードし直すと、無事表示することができました。もし、同じく先に進めなくなってしまったかたは、この方法を試してみてください。 子ども達の心温まる交流と、日常のすぐそばにある不思議を同時に味わえる良作です。 素敵な作品をありがとうございます。

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  • そらから来たのは宇宙人
    そらから来たのは宇宙人
    プレイさせていただきました。 宇宙から日本を侵略にやってきたシャルちゃんがとてもかわしいらしいです。天の声のテンションが高く、シャルちゃんも言えば話が早いタイプなので、テンポよくさくさくプレイできます。 TRUE ENDは見れたのですが、HAPPY ENDの条件がわからず…。なにか根本的な点を見落としているのかもしれません。ぐぬぬ。 @ネタバレ開始 BAD END扱いですが、個人的にはシャルちゃんに普通に宇宙が侵略され、アイスが流行る展開が好きです。 @ネタバレ終了 Windowsからのプレイですが、スキップはCtrlで、セーブ/ロードはマウスのホイールクリックでいけました。(タブレットの場合は、二本指で右にスワイプと…セーブ/ロードは何だっけ?とにかく、できなくはないと思います) 最初に名前入力があるので、入力し終わった後にセーブをし、そこを起点とするとよいかと思います。 素敵な作品をありがとうございます。

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  • 年中無休門番
    年中無休門番
    プレイさせていただきました。 15分との表記に気軽にポチったのですが、めちゃめちゃ奥深いゲームでした。街には色々な人々が訪れます。貴族っぽいひと。商人。エルフ。謎の双子。でも、実は彼の守る門は……。 ぜひぜひ一周しておわりではなく、何度もプレイして、濃厚なエピローグを味わってほしいです。 @ネタバレ開始 前述したように、気軽にプレイし始めたのですが、まさかこんな重厚な展開が扉の先に待っているとは。 結局自力でエピローグに辿り着けず、ちょっとヒントを見てしまったのですが、大満足です。もしかしてエピローグは、出現キャラによって変わったりするのでしょうか。だとしたら、全部コンプするとしたら、どれだけのストーリーがそこにあるのでしょう…。「制作者の限界値!」という掛け値なしに事実だなと感じました。 黙々と街を守ってきた門番のかっこよさ。そして、同僚もいい味出している。それぞれのキャラクター同士に、つながりがあるのもよいですね。なんとなく「ファンタジーRPGクイズ」の五竜亭や、富士見ドラゴンブックで昔出ていたMAGIUSシリーズのまぎうす亭を思い出したりしました。 余談ですが、エルフは徹頭徹尾あやしくて、何周もした中、常に突っぱねていました。エルフ君よ、すまん…。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございます。

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  • 厨二病と、姉。
    厨二病と、姉。
    プレイさせていただきました。 ショートとのこと、さくさくプレイできました。お姉ちゃんの言葉は、主人公に容赦ないようで、ふわっと温かく、人生について諭す年長者の余裕を感じました。実際は、きっと彼女自身がもっと険しい道を通ってきたのだと思うのですが、弟にはそれを感じさせず、あくまでやさしい姉として助言を与える。守られているなと感じます。 タイトルと実際に登場するお姉ちゃんのビジュアルが違うことにちょっと驚きました。こういう手法もあるのですね。 弟くんは、今後もところどころ小さなやらかしをしそうだし、それをお姉ちゃんは程よい距離感で見守っていくんでしょうね。 素敵な作品をありがとうございます。

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  • 有栖と奉日本『幸福のブラックキャット』
    有栖と奉日本『幸福のブラックキャット』
    プレイさせていただきました。 警察機構と与党との癒着がひどく、新たな治安維持組織が設立された世界。そのちょっとの未来感と現実感にわくわくします。大好物です。古いゲームの話で恐縮ですが「メルティランサー」を想起したりしました。 かっこいいOP、かっこいい音楽、まるでドラマを見ているかのようで、ハードでスタイリッシュな世界観を堪能いたしました。 探索パートは、即エンディングもあるということで、注意して臨みましたが、探索回数が充分にあり、難易度的な配慮も感じられ、詰まらずプレイすることができました。 PC推奨と書かれているにもかかわらず、タブレットでプレイし始めてしまい、ゲーム概要欄に記載があるとおり、Enterで進行しなければいけないシーンでタップ反応がなく、いったんは詰んでしまいました。が、これも概要欄に記載ある通り、メッセージスキップで先に進むことができました。ありがとうございます。 @ネタバレ開始 強キャラ感漂う有栖と、全てを知っている奉日本の立ち位置で話が進むので、見ていて痛快でした。職場での一色さんとの掛け合いもよいです。巻き込まれただけの縁くんは本当にいい人で、幸せになってほしいです。 @ネタバレ終了 好きな作品をありがとうございます。

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  • 箱入り娘たち
    箱入り娘たち
    プレイさせていただきました。 箱にまつわる短編。いえ、短編というよりは掌編で、掌編というよりは詩篇でした。スクロールで綴られる文章は、時にとりとめなく、時にデカタンで、それらがスクロールによる不思議な演出と共にたゆたいます。 セレクト画面からして、なんぞこれ!で、実際に各話に入って更になんぞこれ!でした。もちろん、これは技術的な驚嘆の叫びです。同じツールを使って作られているとは思えません。ティラノの可能性を感じる一作でした。 素敵で意欲的な作品をありがとうございます。

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  • マジで桐生はイケメンだから!
    マジで桐生はイケメンだから!
    プレイさせていただきました。 もともと、ちょっとだけ実況動画を見ていて、なんとなく出だしの雰囲気だけ知っていたのですが、あらためて自分でプレイして、そのテンションの高さ、スピード感に持っていかれました。 @ネタバレ開始 マジで桐生はイケメン。本当にそれしか言えなくなる良作です。 開幕のテンションの高さに、これで30分もつのか、出オチにならないのかとちょっとはらはらしたのですが、そんな心配は全然いりませんでした。ひたすら、桐生が尊くて、俺くんのモノローグにそれ~~~!と同意する30分でした。 俺くんが友達という言葉を使うのに対して、そこにすっと同意できない桐生。このままくすぐったいライトBLでいくのかなと思いきや、思った以上に真剣な桐生の感情がそこにあり、ざらざらとしたガラスの表面をそのままなぞったような、心の叫びを聞いた気がしました。そこからの俺くんの巻き返しかたがまたいい…!ぜひ、このまま末永く爆発していただいて、くすぐったい会話から深い甘々展開までフルコースで人生謳歌してもらいたい二人でした。 個人的には、俺くんと桐生は、身長差15~20cmで、俺くんの方が上背だと大変捗るな~と思いました。(記述読み飛ばしていたらすみません) @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございます。

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