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かおりのレビューコレクション

  • ◻︎◻︎マ◻︎
    ◻︎◻︎マ◻︎
    推理もの大好きなので意気揚々と挑み、あえなく撃沈しました! 三番目にマの入る言葉を探さねばならないのに、頭に浮かぶのはマから始まる言葉ばかり。ヒントを見ても全然ピンとこなくて、泣く泣く答えをみることに…自力で解けず残念です。 答えがわかればなるほど!なのですが、これはピンとこなければ一生解けない問題だろうなと思います。また現時点では一般的な言葉…とまで広まっていない気もするので、ご存知でないと更に迷宮入りしてしまいそうですね。 ただ、謎めいた構成に求心力があって引き込まれましたし、非常に面白い試みの作品だなとも思いました。 頭を悩ませる時間もとても有意義で楽しかったです。ありがとうございました!

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  • 筋筋肉肉
    筋筋肉肉
    勢い溢れる青春ラブコメでした! その一方で筋肉の名称についてもたくさん学べる学習系ゲームでもありますね。上腕二頭筋や表情筋などごく一般的な筋肉くらいしか知らなかったので、その筋肉はそんな名前なんだ!の連続でした。 でもやっぱり真骨頂は @ネタバレ開始 二人の顔と逞しい肉体とのギャップ、そして筋肉での感情表現! 体から出ているのはオーラですか…!主人公、感情が筋肉に現れすぎ!いやむしろ筋肉で相手の思考を読めちゃうカスミさんが凄すぎるのか?どんだけ?! などツッコミどころ満載。面白すぎました。 でも、約束をきっかけに10年も鍛え続けてきたなんて、どれほどお互い相手を思いやっているのかがうかがえて、最高にエモいなと思います。 このまま鍛錬を続けた先に、ボディビル大会をアベック優勝で総なめにする二人の未来が見えるようでした。 @ネタバレ終了 笑えるだけでなく、ドラマも感じられる爽やかなラブストーリーでした。ありがとうございました!

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  • 宇宙人の憂鬱
    宇宙人の憂鬱
    マーダーミステリー未経験ですが、とても楽しく遊ぶことができました。 犯人当てや真相当ても難しすぎず、また外してしまってもヒントがもらえたりとプレイしやすさへの配慮も随所に感じられ、推理とストーリーとのバランスが上手くとれた作品だなと思いました。 @ネタバレ開始 また真相に辿り着くことでタイトル回収される構成も見事でした!そういうことか!と思う一方で、辿り着いた結末のやるせなさに切なくなってしまいましたが…。 @ネタバレ終了 マダミスは興味があるものの一人プレイができないというハードルの高さから断念していたので、このようなゲームを作っていただけて嬉しく思います。 素敵な機会をありがとうございました!

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  • つくもと空の屋台
    つくもと空の屋台
    とても楽しいなぞなぞゲームでした。 私は頭が固くてなぞなぞが苦手なのですが、そんな私でも解ける難易度でスッキリでき、爽快なアハ体験となりました。 でも何より面白かったのは @ネタバレ開始 持ち主さんの話に出てくる神様のお姿です。 本物と違い過ぎる!! 記憶の中のモヒカンやお婆さんなどの姿…からの美形な本物登場。そのギャップが最高に面白くて毎回笑ってしまいました。 @ネタバレ終了 また、正解後のイラストもどれもとても可愛らしくほっこり癒されました。 問題数が6問しかなかったことだけが残念です。もっともっとプレイしたかった…。いつか続編があれば嬉しいな、と密かに期待しています。 楽しい時間をありがとうございました!

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  • FirstMagic ~はじまりの魔法~
    FirstMagic ~はじまりの魔法~
    教え子のルミナさんに慕われ、究極の選択を迫られるお話でした。 短編ながらも選択肢による分岐で結末?も複数あり、画面にはルミナさんしか登場しないものの沢山の立ち絵差分で感情が豊かに表現されていました。更には演技力の高いボイス付き!という贅沢仕様。耳が幸せでした。 @ネタバレ開始 4つの魔法をかけた際はどれもヤンデレな感じでしたが、特に雷魔法の展開は病みが強かったですね。あんな先生になってしまってもいいのか…とちょっと切なく感じちゃいました。 個人的には氷魔法をかけた時が一番好きです。いつ壊れるか、そして壊してしまうかわからない「氷像」が、病と愛が同居したルミナさんの心を表しているように感じられていいなぁと思いました。 あと火系で退化した先生を可愛がるルミナさんも良かったです。 でもやっぱり最後の、本当の魔法に辿り着けた時の結末が一番素敵ですね。可愛さ溢れるデレにギャップ萌えしました!これから先生と仲良く歩んでいってほしいです。 @ネタバレ終了 短い時間で恋愛模様を楽しめる作品、ありがとうございました!

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  • すがれる4月
    すがれる4月
    とても素敵な物語でした。 亡くした彼女を忘れられない主人公に訪れる出会いと、それによってもたらされる心の変化が描かれているのですが、劇的な変化ではなく悩みながら一進一退する様が非常にリアル。切なげな表情で葛藤する主人公の姿に何度も胸を打たれました。 グラフィックや音楽などのセンスも良く、詩的な表現で心の機微を描いた繊細なシナリオとの融合も素晴らしかったです。抑えたトーンで描かれる絵がひたすらに美しい。 そして演出面もとても凝っていて、 @ネタバレ開始 それぞれのEND後のタイトル画面変化にはドキッとさせられました。特にEND1…! シナリオ面でも、TRUEエンドですら主人公の「彼女への思い」は変わらないという展開には驚きでした。ただ、痛みを抱えながらその日を待つという生き様は非常に主人公らしいというか、納得の選択だなと。 それに自分の思いを吐露できたことこそが、様々な出会いによって起きた確かな変化だと感じられる前向きな結末で良かったです。とても爽やかな気持ちで読み終えることができました。 が、何よりの驚きはタイトルの意味! 縋るの変形なのだろうか?などとお恥ずかしながら思っていたのですが、「すがれる」という言葉があるのですね。しかもダブルミーニングにもなっている?(おそらく)と気づいた時には膝を打ってしまいました。主人公が花屋であるという設定がここに活きてくるとは。 @ネタバレ終了 細部にまで仕掛けのある細やかな作りに感動しました。 またシナリオを読み進めるだけでなく、探索パートやお客様のために花を選ぶ謎解き推理に近い部分など、ゲーム性の高い部分もあり楽しかったです。 総じて完成度の高い作品でした。処女作でこのクオリティとは…本当に驚きです。次回作もあればぜひプレイさせていただきたいです。

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  • 中生代好きの後輩と古生代好きの先輩
    中生代好きの後輩と古生代好きの先輩
    とても楽しい恐竜クイズでした。 問題は3択で詳しくなくてもそれなりに正解できる難易度でしたし、出題順が毎回同じなので覚えれば全問正解までの道のりも困難でないのがありがたかったです。 @ネタバレ開始 が!後輩くんの中生代クイズから先輩の古生代クイズになった途端急激に難しくなった…!(笑)あまり目にしたことのない単語がいっぱいで、ほぼ当てずっぽうからのエンド6を繰り返してしまいました。 先輩クイズになってから画面下のメニューが消えQセーブなどもできなかった(エンド5が解放されるまでの間は)ので、頭をフル回転。必死に覚えて全問正解のエンド5に辿り着けた時は嬉しかったです。先輩の満面の笑みも見られて嬉しかったですが、あのヌイグルミは一体何の生物だったんでしょうか…気になる。 @ネタバレ終了 楽しく遊びながら恐竜の知識を学べるので、お子さんと一緒にプレイしてもいいのかも?なんて思ったりもします。 また個人的なことではありますが、問題を解いている内に幼い頃「恐竜展」へ行った記憶が蘇ってきて、当時を懐かしむことができ有意義な時間となりました。素敵な作品をありがとうございました。

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  • 血霧丸
    血霧丸
    度々ですみません。作者さまより「もうひとつエピソードがある」と教えていただき、再度攻略させていただきました故、新たに感想投稿させていただきます。 ※先日投稿した内容に誤りがありましたので、削除し、再投稿させていただいております。 @ネタバレ開始 分岐の選択肢は全部調べてみたのですが、まさかそこに秘密の入り口があったとは!教えていただかなければずっと気付けなかっただろうと思いますし、その変化に気付いてからもタイミングが大事だとわかるまで結構時間を要してしまいました…汗。 そしてこの隠しルートは主人公の父上が血霧丸を所有していた頃のエピソードだったのですが、実は非常に物語の核となる部分だったかなと思います。こちらでは、そもそも父上も人斬り鬼だったことが判明し、狂気に飲み込まれてしまった主人公の行く末を暗示するかのようでした。ただ父が「血霧丸を手放すまでの経緯」も描かれており、主人公ももしかしたら父上のように血霧丸と決別することができるのかも?と思える展開になっていたと感じます。今後制作されるという続編で、更に語られるであろう主人公の選び取る結末が楽しみです。 @ネタバレ終了 隠しエピソードを見たことによって、物語の面白味がより深まった気がしました。作者さまに教えていただき読むことができて良かったです!ありがとうございました!

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  • オルタナティブ・マスカレード ~槐夏の章~
    オルタナティブ・マスカレード ~槐夏の章~
    花飛の章に引き続いて、こちらもプレイさせていただきました。 こちらでは主人公の卯月桜さん(デフォルト名)が、隣人であり桜さんの慕う「愁にぃ」こと山大地 愁さんに支えられながら、行方不明となってしまった父親を探すお話でした。 @ネタバレ開始 父親が行方不明になってから時折こちらの様子をうかがっている、どう見ても怪しい人物…。その人を追いかけて行ったら…というサスペンス調の導入から始まりますが、読後にはほっこりしてしまうとても甘い乙女展開なお話でした。 顔に傷があったり、ちょっと胸元が大きめに開いた服装だったり…と、武骨そうな出で立ちのイケメンは予想通りマフィア?そして父の行方不明にもかかわっていて?と思いきや、正義のヒーローだった!という嬉しい誤算。花飛の章を先にプレイしていたので、こちらでも不穏な展開があるかもと構えていましたが、天神川さんは純粋に素敵な殿方でした。 制服姿も似合うし、何より最後のスチルの笑顔が最・高!八重歯がかわいい…!正体を隠しているときは無表情に努めていただけなのね…と思うほど表情豊かで、非常に愛くるしいキャラクターだなと思いました。これは惚れる。更に上目遣いにこちらを見上げてくる表情も可愛かったですし、EXTRAでも作者お二方の天神川さんが見られてホクホクでした。 職業柄身の危険がありそうで心配ですが、桜さんとの関係が進展していったらいいな、と思います。二人の未来のため、どうか天神川さんが今後部署変更になってくれますように…。 また、大元の設定は同じでも花飛の章とはガラッと趣の違う展開で、どちらを先に読んでも楽しめる工夫がなされているのが本当にすごいです。素晴らしい構成と感じました。 そしてどちらのお話もメインとなるキャラクターが非常に魅力的で素敵!今回の企画のみというのが残念なほど好みなキャラクターだったので、またいつか何かの形で再会できたらなと思いました。こっそり期待しています。 @ネタバレ終了 仮面をつけているのは誰なのか、そしてその下に隠されている嘘とは何なのか…短編ながらドキドキするような乙女要素を堪能できる素敵なお話でした。 そしてキーとなるキャラクターが本当にカッコかわいくて、とても好みだったのも幸せポイントです!素敵な萌えをありがとうございました! ※槐夏の章と花飛の章どちらを先に読むかについて 花飛の章の感想にも書かせていただきましたが、個人的には色々な事が判明する花飛の章を後にしたほうがいいのではないかと思いました。クリーンな状態で槐夏の章を読み、花飛の章で真相を知った後ふたたび槐夏の章を読むとまた物語が違って見えて面白いと感じたので、槐夏→花飛→槐夏とループすることもオススメしたいです。

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  • 血霧丸
    血霧丸
    父から譲り受けた「血霧丸」という刀を手にした主人公の、数奇な運命を描いたお話でした。 @ネタバレ開始 選択肢どれを選んでも救いのない、タグにある通りまさしく死にゲーでした。血霧丸を手にした時点でもう結末は決まっていたのかなと思います。気の毒な主人公…。 でも父は刀に影響を受けなかった(のかな?)ことを考えると、主人公自身が刀に選ばれたというか、そうなる素質があったということなのかも?とも思いました。変貌してしまった彼が今後どうなったのか、続編を予定されているとのことなので、その辺りが描かれたら嬉しく思います。楽しみにしています。 @ネタバレ終了 短いお話ですがフルボイスで豪華!そして淡々と進むストーリーの中に驚きが隠されている精神的ホラーで、ひんやりとした怖さをサクッと堪能できる作品だったように思います。 狂気を描いた物語、面白かったです。ありがとうございました!

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