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鈴乃屋のレビューコレクション

  • 私の声が聞こえますか
    私の声が聞こえますか
    オープニングで夏アニメがはじまったのかと思いました。 爽やかな曲調と高峰先輩の美しさが、物語の期待感を高めてくれますね。 最初の注意書きに『可能な限り調査を……』とあったので、何を取材したのだろうと疑問符をうかべつつ読ませていただきました。 @ネタバレ開始 高峰先輩の差分、どのくらい描かれたのか気になりました。 見る側としては色んな高峰先輩を目で楽しむことができ、スチルも含めて眼福です。美しい! テーマの取材はHSPでしたか。 声の小ささは、まず自分で出す声すら大きく感じるので、自然と声が小さくなってしまうのかなぁ、と考えたことがあります。 作中にも描かれていましたが、「もっと大きい声を出せ」や「気にしすぎじゃない?」と、言った本人も何気ないだろう一言が刺さることもありますね。大概は些細なことで気にしない人が多いのだ、と気づくまでに時間がかかるのも、わかる気がします。 選択肢! この試みと言うのでしょうか、アイディアはとても素敵なことのように感じました。(びっくりしました) じっと好きな人を観察して、ことばを紡がなくても、何を考えているのか、感じているのかを知ろうとする間。どれだけ時間をかけても自分がそれをしたいのだという意志を伝えられた気がします。エンディングに結びつく流れまで。 いつかHSPが話題になった際、あまりにも大きくひろがったせいで、小さな声はまたより小さくなった気はしています。 あなたの声を聞いたよ。声を届けてくれてありがとう、高峰先輩。 @ネタバレ終了 うっすらと忘れかけていたささやかな幸福を思い出させてくれる素敵なお話でした。ありがとうございます。

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  • アドヴェント・カレンダー
    アドヴェント・カレンダー
    ノベコレニュースでお見かけして興味を惹かれたので遊びに参りました。 作品集を拝見した際、「(出雲そばの人か!)」とはじめに思ってしまいました。(不躾で申し訳なく。『出雲そば』のほうも楽しく読ませていただきました) カレンダーが半ばに来たころ、この物語がどう傾くのか心配になり、一気に読みました。ヒントのおかげで全部回収することができ、ゲームのプレイヤーとしてもありがたかったです。 @ネタバレ開始 そして…… なんとも咄嗟に言葉が出てこない読了感です。 ただ、また季節が来たら思い出すでしょうし、あっという間に読んでしまったにもかかわらず、長い長い旅をした気持ちでいます。 一途で恰好いい女性主人公が大好きなので、その点でも深く没入できたと思います。 教義的なおはなしも勉強になりましたし、クリスマスまで毎夜のごと、夢の中での物語もひとつひとつとても面白かったです。黄色の夢が好きです。 誠慈くんが一番気になっていまして、ひととおり読み終わったあとも、やっぱり心に一番のこったのは彼への赦しでした。彼についても、しっかり背景を語ってくれていて、しかも救いの未来が描かれていたので、よかった、と。 次の未来はどうかわからないけれど、赦し、赦された、その事実はあたたかく心に降り積もるのでしょうね。忘れ得ぬ魂の記憶として。 @ネタバレ終了 『Las lágrimas de san Pedro』Public Domain のものを参考に。笑顔の望さんと絵画を並べた構図にしたかったので、そう描きました。イメージが伝わりましたら嬉しいです。 思わず誰かにすすめたくなる、素敵なクリスマスの物語をありがとうございます。また読みます。

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  • Doll's
    Doll's
    冒頭部分から、つい惹き込まれてしまいました。 この作品は2017年ですが、もう最近だとBPM300の時代ですもんね。どこまで速度があがることやら。 はじめて瀬名ちゃんに出会ったとき、この子の笑顔が見られるのかな? と淡い期待を抱きつつ、読み進めました。 @ネタバレ開始 ひとたび、ふたたび、みたび、何度も物語の展開に驚きました。 文章と言いますか、描写が美しいですよね。音楽も相俟って、物語の“転”に驚きながらも不思議な居心地の良さです。 何度も繰り返しつつ、新たな展開のある物語は、ある程度予想しながら読み進めてしまうこともありますが…… それでも、明るい黄色の表紙から『真相』を紐解いたとき、やっぱりびっくりしました。そして、瀬名ちゃんのあたたかな言葉と笑顔が結びついたような気がします。まさに明けない夜はないのだな、と。 ふたりが幸せならそれでいいと思えます。 静謐に浸された言の綾を楽しませていただき、ありがとうございます。 @ネタバレ終了 ファンアートもお納めくださったら幸いです。 タイトルの歯車にイベントシーンの印象から羽をかぶせました。シルエットはもう一人の主人公くんの名前のイメージで、見辛いかもしれませんが、星のシルエットにしました。 素敵な物語を見届けることができて幸せです。ありがとうございます。 (※編集しました。うっかり者で失礼を! 重複しましてもご容赦くださいませ)

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  • 睦眼さん - hizumi2 -
    睦眼さん - hizumi2 -
    前作から物語を読みに参りました。 最初はバッジのデザインが素敵だなと思い、この前作を開いたのですが、「あら、見知ったお名前!」でした。 線と点、虚数と並んで、とても腑に落ちていたところです。 どうにもブラウザとの相性が悪く、バッジ取得まで難儀しましたが、別のもので開いたら何とかなりました。よかった。 ゲーム内の睦眼さんのデザインも素敵でしたし、形状だけではなく、色もまたデザインの一部なんだなあ、と感じ入っています。 @ネタバレ開始 本当にびっくりしたのですが、昔飼っていた黒猫の名前が、『φ』でした。 もう涙が止まらなくて…… だからよけい、“さち”と共に在りたかった。 この作品は2019年でしたね。置いておいてくださってありがとう。 @ネタバレ終了 黒猫だから渡り歩いているのかと、妙に納得しつつ。 擬人化睦目さんと“さち”のお話も読ませていただき、微笑ましさに幸せ心地です。素敵なお話をありがとうございます。

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  • 混同仮面
    混同仮面
    ファンアート失礼します。とても面白かったです! 何度か幸せな結末に流れてしまいましたが笑、仮面氏も(たぶん)幸せな結末を迎えさせてあげたくなりまして……! OPアニメもすごかったのですが、非常に細やかで、隅々まで拝見しました(バックログも) かと思うと撃ちっぱなしモードがあったりして。笑いどころも、すごいなと感じる繊細な部分も盛りだくさんでした。 楽しい作品をありがとうございます。めちゃ笑いました。

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  • つくもと空の屋台
    つくもと空の屋台
    今回は章仕立てなのですね。 また、つくもさんの屋台を見つけることができて嬉しかったです。 バッジの位置だったり、毎回、ちょっとした遊び心がありますよね。好きだなあ。 @ネタバレ開始 付喪神が出て来たあと、「あれ?」と思って、また一番最初の屋台まで戻ってきました。 傘さま……またどこかで誰かに持ち去られてしまったんでしょうか笑 アニメも目パチが追加されたことで、もっともっとキャラクターの魅力が増した気がします。お箸ちゃんズ、片方ずつデザインの違うおしゃれなやつだー、きっと……と思いながらニコニコでした。 持ち主様に戻っていたあとのエンディングもあって、あったかい気持ちで楽しく遊ばせていただきました。 @ネタバレ終了 このシリーズの続きを楽しみにしていたので、また彼らに会うことができて嬉しかったです。素敵な物語をありがとうございます。

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  • むこうがわの礼節
    むこうがわの礼節
    柳田国男の名がちらっと見えたので、とても興味をひかれ、読みに参りました。 テンポ良い会話にお話、そしてなぜ、この題なのか。一筋に繋がって行き、ほんのりちょっぴり怖くて、仄かにやんわりとさみしさが残る、そんな心地良い読了感です。 イベントイラストが特に素敵で、その間、颯と吹き過ぎる稲穂のにおいがするようでした。 文太郎先生のフィールドワークの昔話など、生徒としてたくさんもっと聞いてみたいなと思えました。 素敵な体験をありがとうございます。

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  • 嘘の手紙
    嘘の手紙
    タイトルに惹かれてプレイいたしました。 一度、真までたどり着いたあと、開発後記も拝読し、またもう一度世界を見て参りました。 @ネタバレ開始 最後は青空。ハッピーエンドで良かったと感じます。 私が涙脆いせいなのかもしれませんが、開発後記の「まさかの涙」につられました。 赤い空の下、山中くんがひっそりと笑みを殺したシーンで「そうだろうな」と思えてしまった、切なさ、苦さが心に刺さっています。ハッピーエンドの空の下、一抹、どこかで苦い夢をぐるぐると彷徨った苦さが残っているような。 ゲームシステムがスタイリッシュ且つスムーズで、そのぶん間隙がなく、没入感がとても高いのだと感じます。 そして、山中くんを思い出すことで、もしかしたら忘れたようで残っていた罪悪感を原田くんも払拭できたのかもしれませんね。 再会後はどんな嘘を吐くのだろう。 たぶん、「きみのことを忘れていたよ」と笑い合ったりするのかもしれません。 @ネタバレ終了 泥土の夢から嘘の真偽を掬いあげる、物語とゲームシステムとマッチした素晴らしい作品を体験できたことに感謝をこめまして。ありがとうございます。

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  • やはりこいつはヤンバルクイナ
    やはりこいつはヤンバルクイナ
    真相にたどり着きました卍 情報量とツッコミどころにあふれ、頭の中での漫才が止まらなかったです。 中でも新(種)の妖怪(?)さんに、いまでも思い出し笑いが……笑(Tシャツ、ピッチピチやん!) @ネタバレ開始 家のものが寝静まったあとに、この作品をはじめとして、他のお話もいくつか遊びましたが、笑い声をこらえるのに必死でしたよ! 謎解きはヒントをいただきました。 あとから考えてみると、ひっくりカエル? という意味だったのかな、と。 ここへたどり着くことが難しかったです。でも、ヒントをもらう動線も提示してくださっているので、安心して楽しくプレイいたしました。 それと……懸賞金のヒトは、左上(アイコン)で良くお見かけするので、つかまえたら何かありますか?(冗談です) @ネタバレ終了 この記念モヒカンはいただいておきますね!(^_-)-☆ 楽しいゲームをありがとうございます。

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  • 私の執事ジェラルド
    私の執事ジェラルド
    恋愛モノ……が、何だか一番緊張するのは私だけでしょうか。 何と言いますか、主人公より、ジェラルドのほうに共感と感情移入をしました。 選択肢があったとしても、「もしかしたら」のチャンス権はないのですよね、身分の低いほうには。切ない……。 @ネタバレ開始 最初からEND2まっしぐらでした。 月夜のシーンのとき、ジェラルドもお嬢さまのことをずっと考えていたような気がして。本当は素直なのに表現できない切なさがぐるぐると。 キスシーンは思わず照れてしまいました。そりゃ、「……へたくそ」とか誤魔化したくなるわ……とか何とか、思いました、はい。 こうしたトキメキから遠ざかると、恋愛免疫が低下してくるものなのですね。 あと、リゲルの顔が好きです。なんとなくジェラルドと似たような表情をしてそう。 @ネタバレ終了 つたないFAやら感想で恐縮です。とても、この物語を楽しませていただいたと思います。ありがとうございます。 (おまけ漫画読ませていただこうと思います!)

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