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ソルトのレビューコレクション

  • 泣けない兎2
    泣けない兎2
    うう、、、辛い。白夜くんが健気過ぎて泣いてしまう。 本当にね、いい子なんですよ!でも頑固!!! 相手を想うがゆえにすれ違いがちな兄弟の絆が丁寧に描かれています。 バッドエンドが9個と多いのですが、どのエンドも白夜くんが抱える痛切な気持ちを反映したものです。 読み進めるほどに、バッドエンドを迎えるほどに、彼の笑顔を見たいという気持ちの高まりが主人公の笛とシンクロしていきます。 @ネタバレ開始 白夜くんを助けたいという思い、重荷を少しでも背負ってあげたいという思いで「教えてくれ」を選んだのですが、なかなか衝撃的な展開でした。 いえ、本音を言えば、それまでの言動から何となく予感はしていたのです。 それでも知りたいと思ったのは私のエゴ。 幸せのカタチはひとつではない、他人が決められるものではないというのがひとつのテーマなのだと感じました。 これは裏を返せば、彼が自分がいないことが姉の幸せと考えていることも、思い込みでしかないのです。 笛の気持ちが届いて、彼が「一緒にいたい」と、自分の幸せに目を向けた言葉を発してくれたことが本当に嬉しかったです。 そう、今までも幸せかもしれない、でもそれ以上を望んでいいんだよぉぉ! 1話に続いて神と精霊の面々からの励ましがとても温かかったです。 特にアンゼの言葉が心に残りました。 本当に天使か。素敵な考え方をするなあ。 @ネタバレ終了 とても素敵な作品をありがとうございます。 続編も楽しみにしています!

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  • 泣けない兎
    泣けない兎
    とても魅力的な現代ファンタジーでした!続きもあるので楽しみ! 数多くのキャラクタが活き活きと描かれており、あっという間の2時間でした。 神様や精霊なのに妙に人間くさいところがあり、主人公の笛だけでなく、相手にも感情移入してしまいました。 全体はシリアスですが、コメディ調のパートが良いスパイスになっているからこう感じるのかも。 まだまだ語られぬ点も多いですが一区切りついているので、ここからどう展開されていくのか、気になります。 @ネタバレ開始 初回はTrueエンドに到達しました。 精霊たちの立場からすれば笛のお願いは受け入れ難いこと、過去の出来事を聞くほどよくわかります。 だからこそ、過去を乗り越えて未来を向いた決断に感動しました。 姉弟仲良く幸せになっておくれよ~。 エンド1は秋仁が笛を大切に思う気持ちが溢れ出していて良かったです! エンド2がまだ見つけられていないので頑張って探します! @ネタバレ終了

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  • 蕎麦といえば出雲そばだよなァ!?
    蕎麦といえば出雲そばだよなァ!?
    タイムリーに大晦日の夜にプレイしました。 めちゃくちゃ楽しかったです! 出雲そばは食べたことないので、今度機会があったら食べたいです! 割子の読み方、食べ方、宍道湖、八岐大蛇伝説など、出雲に詳しくなった気がします。 自分の心に正直に選んだら全部暗転なんですが、最後のほうは防衛本能が働くようになってきました(笑) 楽しいゲームをありがとうございました! @ネタバレ開始 二八って答えたらやられると思ったのが悔しい! @ネタバレ終了

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  • ももちゃん先輩を奪え!!
    ももちゃん先輩を奪え!!
    豪華フルボイスでとても楽しめました! 高校時代の憧れの先輩と運命の再会を果たして、とここまでは王道ですが、ももちゃんは一筋縄ではいかず・・・ 余裕たっぷりのももちゃんに翻弄される年下の上総くんという構図で、どちらもとても可愛い! 清楚なももちゃんも、愛嬌たっぷりのももちゃんも、小悪魔なももちゃんも、色々な顔が見られて満足です! 攻略しようとしているのに、格好つけきれずに逆に押されてしまう、ヘタレで誠実な上総くんも愛すべきキャラクタでした。 @ネタバレ開始 上総くんの決め台詞の練習が面白過ぎました! 声優さん良いお仕事されてる! 勿論ももちゃんの甘い声もとても良かったです! 彼女が幸せになれて本当に良かったです。 @ネタバレ終了

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  • クローネとはぐるまのしま
    クローネとはぐるまのしま
    大事なものを探すお話。まさに、です。 主人公のクローネと時計屋のシャトンは、島に住む人形たちを訪問し、大事なものを集める手助けをします。 モノトーンの世界において、大事なものたちだけは色づいています。 そしてただクリックするだけの動作ですが、それをプレイヤーの意思で行うことが、大切に拾い集めている気持ちを感じさせてくれます。 黒を基調としたマップに流れ続ける透き通ったBGM、島全体に漂うもの寂しさが一貫していてとても素敵です。 明るいお話ではありませんが、何処か勇気づけられるような、そんな作品です。 言葉選びや表現方法がとても素敵で、一言一言噛みしめたくなります。 「からだのとけいがすすんでも、こころのとけいがとまったときに」(細部の表現は違うかもしれません) という冒頭の一節がとても好きですし、この作品をよく表していると思いました。 また、島の人形たちは「いし」がなければ動きません。 それは「石」でもあり「意思」でもあり、ひらがなで表記することで色々な意味を感じました。 @ネタバレ開始 「いし」の名前は創作物なんですね。碧泉石とか本当にありそうな素敵な名前で調べてしまいました(笑) @ネタバレ終了 物語全体として、背景が分かっていく終盤も素敵ですが、 それぞれのバックボーンを持つ人形たちのエピソードは1章ごとに完結していて、 1章完結でいくらでも読みたくなります。 とても美しい物語をありがとうございました。

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  • 告白するまで@1分!
    告白するまで@1分!
    ここ最近で一番笑いました! 緊張で頭が真っ白になった主人公の代わりに告白フレーズを選んであげるゲームです。 「○○の△△が××なんだ!」に入るフレーズを3つ選ぶのですが、およそ告白に使わないネタワードが大半です。 ワードセンスがいいのも勿論なんですが、その後のあかねちゃんのツッコミとエンドタイトルが面白すぎる! 数行のセリフでこんなに笑わせる作者様は天才だと思います。 20個くらいのエンドを見たのですが、ハズレなし。 これはまた遊びたくなります。 楽しいゲームをありがとうございました!

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  • 生真面目な後輩ちゃんのゲーム
    生真面目な後輩ちゃんのゲーム
    Live2Dで動く後輩ちゃんが可愛いです! オープニングムービーが凄いクオリティで、ワクワクしました。 会話はコメディタッチで、色々な後輩ちゃんの表情が見られて面白いです。 ほんの数分のお話で終わってしまうのは名残惜しいなあ。 オチで不意を突かれる感じが良かったです。 可愛くて心に残るゲームをありがとうございました。 @ネタバレ開始 モンゴリアンデスワームでもう耐えられなかった・・・! @ネタバレ終了

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  • でぃふぇ~と
    でぃふぇ~と
    ゆるいノリで楽しかったです!キャラが可愛い! 格ゲーみたいなコマンドを覚えて、クリック入力していくんですけど、最初はキーボードの矢印を押してしまった。 失敗してもいいし、短いコマンドの小技でもOKなので気軽に遊べます。 技名も楽しい。格好いいのからネタまで。大技のアルマゲ丼が気に入りました。 楽しいゲームをありがとうございました!

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  • 東京都心パーファイブ
    東京都心パーファイブ
    すごいセンス!!! バーチャルフェスでふと目にとまってプレイしたので、あらすじを読んでいなかったのですが、読んでも分からない(笑) 英語の流暢さと、日本語の棒読み感がツボでした。 どのエンドを迎えても漂う哀愁がシュールです。 そしてキャラが濃い!誰だよ! とても楽しかったです。 @ネタバレ開始 ペガサスになっちゃうエンドが好きです。 ゴルフボールのはずなのに、自分で飛ぶか飛ばないか選べるんかい、と思ったらペガサスだったので、妙に納得してしまいました。 いや、冷静になると全部おかしいんですけど(笑) @ネタバレ終了

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  • 花散るまにまに
    花散るまにまに
    周回プレイ必須の作品です。ネタバレなしがベストだと思うので、感想なぞ読まずに是非プレイを!あ、メッセージ速度の変更画面は必見です。お兄ちゃんに関するエピソードがいくつか見られます。 「私」と「お兄ちゃん」が一緒に花火大会に行く。夏の夜の思い出。ただそれだけの話。最初は「私」とお兄ちゃんの他愛もないやり取りが繰り返されます。とても仲が良い2人の会話は見ていて楽しいです。 「私」の気持ちがリアルに端的に描かれていて、強く共感できます。割り切れない感情や、自分でも説明しきれない感情を抱える様子はまるで自分を見ているかのよう。 「もんだいがある▼」、「てんがいちかく」に続き同作者様の作品を遊ぶのは3作目です。一途で(頑固ともいう)、一癖ある登場人物は共通しているように思いました。 お兄ちゃんは超が付くほどピュアで優しく、「私」のどんな話も聞いてくれるし、心配もしてくれる。ちょっとズレているところもあるけど、それも含めて好きだ!! @ネタバレ開始 だからこそ、途中からは切なくて仕方なかったです。彼が公園で待っていてくれる、それだけで。 個人的には4番目のエンドが一番好きです。型破りなところや、関係性の変化に心惹かれました。自分もこうありたい。 @ネタバレ終了

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