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柘榴雨(ザクロアメ)のレビューコレクション

  • カペル-Caper-
    カペル-Caper-
    海外の絵本のような絵に惹かれてプレイ致しましたが プレイヤーに考察を促す、雰囲気ある作品でした。 ENDが数多くある中、TruthENDがあのような 切ないものだったのが良いな…と思いました。

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  • 崇高なテロリスト
    崇高なテロリスト
    グラフィックセンスに惹かれプレイ致しましたが、 風刺のきいた生々しい作品でした。 人間関係や世間の描き方がとにかくリアルです。 エンドの皮肉にはダメージを受けますね……。 作者様のセンスが存分に表れた一作でした!

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  • ハローライブ!
    ハローライブ!
    俺は働くぞひよりイイイイ!!!!!! 一番星じゃねぇ、俺がひよりの願いを叶えてやるんだ……。 なぁ、お前もそう思うだろう?お空の星さんよぉ……。 (ティラノで音ゲーが出来るとは凄いです! Live2Dやボイスも使われており凝った作品でした。 最終面が難しくて何度かプレイしたのですが、 クリア後のエンドロールが壮大で達成感がありますね☆彡)

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  • いつかその手を取るために
    いつかその手を取るために
    短編でありながら起伏のある素敵な作品でした…。 勇者はどうして魔王を倒そうと城へ向かったのか? 彼が抱える過去や、身体にまつわる謎が語られ 勇者を受け止める魔王の優しさによって 読後感の良い物語に仕上がっています。 勇者だから魔王を倒すべき 魔王だから勇者を倒すべき という定型にあてはまらない二人の関係の続きは これからの二人だけのものなのでしょうか。 魔族だから、人間だから、種族で判断するのではなく 彼、彼女そのものを見てあげる事は大切ですね。 ドットグラフィックに切ないBGMが合わさり 物語の雰囲気が高められています。 選曲がとても良いと思いました。 @ネタバレ開始 眷属になった後もソウルが勇者を勇者であると 言ってくれたことに優しさを感じました。 種族が変わろうと本質は変わらないのですよね。 また、勇者が自分の名前を明かしたのが魔王だけであり プレイヤーには知らされない終わり方が良かったです。 @ネタバレ終了 今後の創作活動も応援しております! 制作お疲れさまでした。

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  • 忍者爆発
    忍者爆発
    さあ、感想ぶちこんでいくぜ! 作者様のギャグセンスが文字通り爆発した とても面白い作品でした……!! タイトル画面と曲の勢いでもう笑えて、 忍者記録! 忍者再臨! 忍者凝視! 忍者退散! メニュー画面の勢いも笑えます(笑) 「忍者退散」を押すと「忍者退散?」と念押ししてくる のも「忍者記録」しようとすると「忍者がないぞ!」と 書かれているのも芸が細かく面白く…(笑) いわゆるギャグゲーですが作りこみが丁寧な作品です。 シナリオのテンポも良いですし、主人公の権三郎の キャラ設定も良く言動や行動に好感が持てました。 エンドロールのSEの畳みかけもセンス抜群です。 「お前の心の忍者を爆発させてみな……。」 (面白いのでぜひプレイしてみて下さい。)

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  • かみさま の きもち
    かみさま の きもち
    表紙からめくるも裏表紙からめくるもよし。 絵本を読んでいるかのようにページをめくり、 かみさまとひととまちとむらについて考えさせられる 温かくも切ない読み心地がする素敵な作品です。

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  • Eveplus(イヴプラス)
    Eveplus(イヴプラス)
    繊細なイラストに惹かれてプレイしましたが、 主人公の心境とプレイヤーの心境の乖離が 物悲しい世界観を作り出す作品でした。 @ネタバレ開始 そのままのイヴちゃんを歓迎してくれない主人公と 代わりの存在でも笑顔で接してくれるイヴちゃん…。 それでもトゥルーエンドでは皆幸せなのだろうと思います。 @ネタバレ終了

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  • 多知くんは何も知らない
    多知くんは何も知らない
    レビュー済でしたがフェス感想として再投稿失礼致します…! 女性と少年が織りなす、歪な愛のお話です。 作者様の補足通り、真っ白とは言えず真っ黒な愛ではありますが、 個人的には黒色で包まれた中に白い愛が見つかる作品だと思います。 @ネタバレ開始 愛美さんも多知くんも人間性が「善」であると感じたからです。 愛ゆえの行き過ぎた行動が生んだ悲しい結末ですね…。 @ネタバレ終了 プレイヤーによって受け止め方は変わるのかもしれません。 UIも作風にマッチしており、クリア後のバッジ表示も 演出の一部に組み込まれているのが秀逸だと思いました。 クリア後に再度「はじめから」を押す事をオススメ致します。 制作お疲れさまでした。

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  • ティラノフェス2020オープニング
    ティラノフェス2020オープニング
    ティラノフェス2020開催おめでとうございます! 昨年に続き今年も参加させていただきましたが、 新しい企画や景品も増えてワクワクしています。 今年も楽しませて頂きます!

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  • 私は蛇の餌を辞めた
    私は蛇の餌を辞めた
    三匹の雄蛇と少し歪で爽やかな恋をさせてくれる、独自の世界観ながら人間の女性の恋心をうずかせる一作です。 想像していたよりもずっと傷のつかない優しい作品でした。 人間は「蛇の餌」という格差が存在する世界の中で、ヒロインである美人(みひと)が餌としてではなく個として認められ、性的な対象としても見られます。 餌を辞めるという決意をした私が『特別』になり、甘やかでちょっぴり刺激的な恋を体験できます。 彼らの皮をぺりぺりと擦って脱皮を手伝う行為を少しいやらしいと思い始めたら、この世界観に浸かっている証拠なのだと思います。 どの蛇に気に入られる選択をするかによって性格の異なる雄蛇とのエンドを迎えられるのですが、どの蛇ルートでも甘い気分に浸れます。 男友達としての気軽い関係「冬牙」 雌蛇の憧れ、お金持ちで容姿端麗「鱗」 ぶっきらぼうだけど優しい「締太郎」 どの蛇も大変魅力的で素敵な物語ですので、全ルートを味わってみて下さい。 @ネタバレ開始 ①鱗end 全員魅力的ですが、特に萌えたのは鱗会長です…。 出会ってすぐ蛇との初恋は彼にすると決めていたので、すぐに脱皮の手伝いを申し出たのですが、他蛇攻略ルートで断ると実はもう脱げていたと知って悶えました。 ……ずるい蛇です。 君を食べたいと言った鱗会長の「食べたい」が食料としてのソレではないのが嬉しいと感じます。 あの世界では鱗会長は特殊性癖と言われてしまうのかもしれませんが、餌の人権について真剣に考えてパートナーを探してくれたりと公正な蛇であるという印象を受けました。 後書きで下着手錠拘束プレイを望んでいたSっぷりにも萌えましたね…。 ②冬牙end あとにょろにあったように、美人への好感度が元から高いのが伝わってくるのが良かったです。嫉妬万歳。蛇装束着てきたら焦っていたのが可愛いです。 美人がすっかり餌のつもりでいるのをイヤに思う気持ちと、美人(みひと)が美人(びじん)で動揺したのかな?とも思いました(ダジャレですみません…) 性行為への移行が最も爽やかで微笑ましかったです。 ③締太郎end 医者に「お友だち同士?」と聞かれて 美人の「いえ、ただの餌です」と答える一方で「あ、はい」と即答する締太郎に好感度がぐっと上がりました。 餌であるとされる『人間』を迷わず友人と認める彼の心優しさ。 小突いて力加減をミスって謝って少し笑う彼…。 恋に転げ落ちそうですが、冷静な美人は強いですね。 締太郎「じゃあな」これからずっと。 美人「え、……うん」これからずっと、さよなら。 こちらの台詞と地の文の組み合わせが大変お上手だなと思いました。 エンド後吐き出したと信じてるぞ締太郎!と思っていたら、後書きで分かって良かったです。体質に悩む所がお人好しで良いですね。 @ネタバレ終了 蛇が這っているような演出や、オシャレなBGMもお洒落で刺さりました…。後書きの「あとにょろ」に世界観の補足や、エンド後の雄蛇についても書かれているのでお見逃しなく。 素敵な作品をありがとうございました…! 何度もプレイしたくなる大好きな作品です。 出会えて良かったです!

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