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丹綿樫のレビューコレクション

  • もんだいがある▼
    もんだいがある▼
    冒頭から「あっ須藤くん好きだ」と思いながら読みました…須藤くんの後ろでそうだそうだ! と腕を張り上げて援護している自分がいた…! トネリくんやミノリさんの性格と突き刺さるような台詞もめちゃくちゃ好きなのですが、やっぱり須藤くんを見てにやにやするのが…好きです… @ネタバレ開始 頭がいい◎ 周りを見てない◎ 三白眼◎ 実は眼鏡◎ 勢いがすごい◎ すぐ泣く◎ 過去があまりにもかわいそう◎ アアア…好き…!! @ネタバレ終了 表情差分が細かくて、色んなイラストが見られるのも眼福です。 とっても甘酸っぱい物語と、そこに隠された過去、とても素敵な作品でした。ふたりで幸せにおなり…

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  • 真夜中の学校
    真夜中の学校
    前年「真夜中のお散歩」をプレイさせて頂いたのですが、こちらも同テイストの素敵な作品でした! これは「お散歩」と共通部分ですけれども、明確な背景がなくともヒナちゃんが何処で何をしているかの様子が想像出来、可愛らしい立ち絵に注目して進めることが出来ます。 ストーリーに、化猫さんの誘うオカルトモチーフを交えつつ、展開されるふたつの分岐にはらはらしながら眺めていました。 学校がモチーフだったので、名前だけ知っている怪異もあって、非常に興味深く拝見しました! メニュー横のイラストが変わるのも、とても素敵な演出でした。 以下は内容を含むので畳みます。 @ネタバレ開始 テケテケおねえちゃん~~~!! あれからどう生活してるのかなと思っていたら、まだまだ楽しそうな感じでめっちゃ安心しました。だとしたらゆめちゃんも元気にしてるかな? ヒナちゃんもそうだったけど、もしかしたら怪異の世界は救いの世界でもあるのかなあと思いました。人間と判り合えないなら、他にピッタリの居場所があるのかもしれませんね… @ネタバレ終了

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  • バスルーム
    バスルーム
    何の変哲もない「身体を洗う」というシーンから、ジェットコースターのような感覚でだんだんと恐怖感が募っていくお話でした! 平生考えそうな「これちょっと怖いな」を主人公さんがどんどんやっていくので、その度に待って待ってになってしまう…! お話の終わり方も、ここまでの違和感を種明かしするような、とても腑に落ちる内容になっていました。こういう細かな違和感を拾っていくのも楽しい作品だと思います。

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  • 深夜徘徊のための音楽 beats to relax/stray to
    深夜徘徊のための音楽 beats to relax/stray to
    とってもオシャレな画面構成と、雰囲気のよい音楽、そして共感させられてばかりのテキストにふわふわした気持ちでプレイしました…! あまりにも心地よい時間だったので、途中からパソコンの前に座っておれず、何回か床にどてーんと寝転がりました。眠れない深夜とかにものすごく良いかもしれない。 作品の雰囲気もとても好きなのですが、兄妹の関係のぎこちなさだったり、「歪んだバッテリー」という言葉にふふっとなってしまったり。何だかふたりの日常をこっそり覗かせてもらっているような、イケナイ気持ちになりました。 そして、面白いオカルト話に前のめりになったり、括弧ちゃんの門出にポカリと心に穴が空いたような感覚にもなり…シットリだけど、色んな感情が湧きます。 とても濃い、一夜の物語でした。

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  • オカルト学園七不思議
    オカルト学園七不思議
    ふたりのルートから、それぞれ学校の七不思議を巡ることが出来る、私のような怪談大好きなプレイヤーにはかなりゴージャスに感じる作品です。 学園ホラーらしいオカルティックな効果音や、夜の学校の雰囲気がとても好きでした! 七不思議部分も楽しんだのですが、それぞれのBADにびっくりしたり、HAPPYで嬉しくなったり…どのエンドもふたりとの関係性が見えて良いなぁと思いました。 特にスチルはどれも素敵ですね…! 個人的に主人公ちゃんのキャラデザが可愛いかったです。

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  • Two people one animal love
    Two people one animal love
    印象的な色合いのサムネイル画像から気になっていた一作です。 双方から投げ込まれる謎に「いったいどれが真実なんだ…」と混乱しつつ、不思議な読後感に浸りながら読了しました。 以下は内容を含むので畳みます。 @ネタバレ開始 来守谷さん、目が泳ぎまくってて怪しさ満点…! これは私でもうかうか落ち着いていられないぞと思いながら読み進めていきました。 来守谷さんの動向を気にしていたら、出てきたのは奥さんでちょっとびっくりしました…! もしかすると屋敷内に存在していないのでは…? なんて疑ってしまっていました。 機械が実際にある以上、来守谷さんが言っていることが本当なのか…? それとも、とてもメルの心を持っているとは思えない言動の奥さんの言っていることが本当なのか…? 色々想像をめぐらせるのも楽しい作品でした。 @ネタバレ終了

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  • 手は口ほどに物を言う
    手は口ほどに物を言う
    テキストだけでもキャラクター像が判ってめちゃくちゃイイ…と思っていたら、まるで性格を表すかのような手の差分に、もはや顔を見て喜んでいるのと同じくらい喜んでいる自分が居ました…ご、語彙が出て来ない…!! 主人公ちゃんの参加動機に「なるほどぉ!」と微笑ましく思いながら読み進めました。舞台となる「ユビ委員会」の活動もとても興味深いもので、こういう活動やってみたいなー! と思ったり。 手袋とキラキラ王子系が好きなので、第一印象から中宮くんが推しです(横向きの手がまじでたまらん)。しかしながら三人とも好きなタイプで、ひとりひとりのルートがドラマチックでとっても素敵でした。 以下は愛を綴っているだけのネタバレなので畳みます。 @ネタバレ開始 王子ポーズたまらん…たまらん…自信家なところもスキ…(中宮くん沼にハマッている) 確かに田舎って「栄えてるとこ」みたいな言い方しますよね!笑 ふたりの感性が交わる感じ、とても胸に響いてしんみりしていました。段々仲が深まっていくのが判って、もうときめきが止まらない…手に文字書くところ、リアルに「やっべぇ…!!」と声に出してしまいました。なんて格好良いんだ王子~~~!!(主人公ちゃんの妄想もオモシロカッタ…) 示佑くん、寡黙キャラなのに頑張ってアプローチしようとしているところが良すぎて…応援したいという気持ちが湧きまくる…!! 最後のアドリブに繋がる場面、本当にドラマチックです…。 きつねさんの印象的なエピソードも相俟って、ふたりの月日を感じました。 薬師寺先輩~! 冒頭から過去が匂わされていましたが、何だかメッセージのやり取りから他のふたりよりも距離が近くていいなあと思いました! 手負いの猫可愛すぎる… もうなんというかやり取りが可愛くて良いのに、時たまくる突っぱねられる雰囲気が温度差でまた癖になってしま…いや喜んではダメですけどこの場合…! こじらせ方が最高に良きですね… 三者三様にエピソードが素敵で、とても読み応えがありました! @ネタバレ終了

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  • 永続する世界
    永続する世界
    以前「無視する世界」をプレイさせて頂いたのですが、またガラッとちがう世界観に作風の幅を感じました…! 気紛れで起こった不思議な出逢い、主人公の心情を紐解くようなマリアちゃんの言動、ひとつひとつが気になりながら読み進めました。 「そういうことか!」と合点がいってからは、本当の意味でこの作品の「終わり」がどうなるのか気になって仕方ありませんでした…あいあいさー! 前回同様に、クライマックスの演出がとても素敵な作品でした。

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  • 小さなおくりもの
    小さなおくりもの
    のどかでとっても可愛らしいキャラクターデザインで、まるで親に絵本を読んでもらっているような気持ちになりながら拝見しました。 (もしかしたら小さい子に画面をみせながらプレイするのも良いかもしれない!) イラストがとっても可愛いのは勿論のこと、お話自体もとても心温まる内容で、心に染み入ります…。 あとがきで記載されていたキャラクターの設定もとても気になります(ひとりひとりのデザインが非常に素敵だったので…!)。素敵な作品でした!

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  • 裏表旅館
    裏表旅館
    記者を待っていたのは、可愛らしい女将さんと、あるカップルの事件! とても可愛いイラストと、続きが気になるストーリー展開に、一気に読み進めました。 キャラクターの含みある仕草や表情差分、タイトル画面の変化など、ひとつひとつの演出がとても丁寧で、短編作品として完成度の高い作品でした。 ふたりのことをもっと知りたいと思ったりもするのですが、女将さん目線のお話でまだまだ謎も多いのが怪異雑誌向けな感じでそれもまた良いですね…!

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