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あびのレビューコレクション

  • ホントウの僕
    ホントウの僕
    バッドエンドになるかなと思って選んだ選択肢でハッピーエンド、皮肉を感じるエンドタイトル。 おや? と思いながら進めていった中でのバッドエンド……。 バッドエンドとの分岐にあるハッピーエンドも正面からハッピーエンドとは言い難いエンディングでしたが、それでも他のハッピーエンドの中では最もトゥルーエンドに近いエンディング……、だとは思ったのですが、やはりバッドエンドこそがゲームタイトルに対する最大のトゥルーエンドなのでしょうね。かなしいなあ。 最後の選択肢が何とも言えない余韻があって良かったです。

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  • LikeRoute:浅草
    LikeRoute:浅草
    うわ、うわ、ゲームとしての画面デザイン、そして演出がすごく良かったです! 開始前コンフィグ画面を見た時点でデザインが良いとは思っていたのですが、台詞がない時の為のクリック待ちを見た時にデザインに対する拘りを感じて感動しました。すき。 恵美ちゃんの表情指定も細かくて、影になってる場所では立ち絵も暗くなってたりと背景との自然な融和がすごい! ふとした瞬間の瞬き演出等もまた自然で良かったです。 散策パートも効果音や演出でわくわくしました。浅草には何度か行ったことはありますが、知らないことの方が沢山なので、二人のほのぼのとした会話の中で様々なことも知れて面白かったです。 かぼちゃのチーズケーキも美味しそうで、紹介されてた喫茶店、めちゃくちゃ行ってみたくなりました。

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  • 「帝都のフロントクラーク〜セルビアンナイツ〜」
    「帝都のフロントクラーク〜セルビアンナイツ〜」
    オープニングなどムービーが豪華ですごかったです……! 帝都というタイトルと煌びやかなサムネで耽美にも真面目な雰囲気を想像していましたが全体的なノリは……軽い! お花と話す方の選択肢での頭部薔薇化には笑ってしまいました。 序盤は喋っている人物の名前と対応する立ち絵が分からず困惑してしまいましたが、話が進むにつれて少しずつ把握できてきたので安心しました。 綺麗な絵と上品な背景、それから挿入歌による盛り上がりが素敵でしたね。ボイスには吃驚しましたが、最後のタイトル、良かったです。

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  • ただのぼっちと、くものまち
    ただのぼっちと、くものまち
    くもと名乗る女性との出会いから始まる不思議な物語。 語られた情報から新潟が舞台かな……? とぼんやり思いながら読み進めました。イタリアン(日本料理)が食べてみたくなる……。主人公の肥満性に対する終盤の回収には思わず「おお」と唸ってしまいました。 シルエットがより不思議な雰囲気を出していて素敵でした。常にどんよりと曇っている空気感も良かったですが、境界線のシーンが実に異様性あって良かったですね……! くもに少女性を感じて脳内では少女の背丈で想像していたが為に、くもに対する最初の家族の反応に「まあ小さな女の子がびしょぬれになってたらな……」などと思い掛けてしまいましたが、その後の反応で我に返ったりなど。笑 爽やかな読了感の素敵なお話でした。

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  • Elysion2 -genes of the saints-(first part)
    Elysion2 -genes of the saints-(first part)
    前作を通してある程度の背景事情は分かっていることもあって、そこまで怖さは感じなかったのですが、やはり仄暗く退廃した雰囲気はぞくっときますね……! 今回はレイが一緒にいることもあって恐怖感は和らいでいたのですが、最初のマルタ操作時の人気のなさは怖かったです。私はマルタ操作時の最初の鍵入手で大分詰まってしまって攻略を拝見しました……。笑 クロエ操作時は単独ということで(クロエが操作できると分かった時はびっくりしました)マルタモードでの安全性の皺寄せが全て来てるかのようにデッドエンドの機会が多い……多い! メインルートクロエくん運に愛されてる! と思ったけど前作マルタちゃんも大分運に愛されてることになるので皆ギリギリを生きている……。 新キャラの人達も魅力的な雰囲気を感じて続きが気になりました。後編の制作も頑張ってください! (以前readmeの内容から1.06最新版だと判断して進行不能ループバグについてメールを送ってしまったかと思うのですが、そのあと再DLしてプレイし直したら無事最後と思われる箇所まで進めました。もしお手数お掛けしてしまいましたらすみません)

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  • 俺の生死を決めるゲームがパリピ感パない件
    俺の生死を決めるゲームがパリピ感パない件
    こんなん絶対に面白いじゃんとサムネを見た瞬間から思ってましたが全く期待を裏切られることなく面白かったです。 ロゴやボタンに使用されている強弱の強いフォントと、緊迫感がありながら高揚感もある音楽と、それから要所要所で使用されているアニメーションの組み合せが非常にゲームとして映えていてワクワクしました。 お話のテンポも良かったのですが特にトンチキミス選択時のテキストが面白くて、全て回収する為に何度もやり直したのですが、ゲーム上の流れでコンティニューもしやすかったので助かりました。いいからユニットデビューするんだよ! どんどん酷くなる絵面でも笑っていたのですが最後の絵の状態で突入するクレジットはずるすぎる……! とても面白かったです。ありがとうございました。 でも続編も楽しみにしてますって途中まで本気で書こうとしたのに裏切られたことだけはゆるしてないです(ゆるします)。

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  • ONE DAY
    ONE DAY
    近過ぎる幼馴染の甘酸っぱい青春でした……! 彼女を通り越して嫁なしずくちゃん、とても可愛かったです。 タイトル通り「一日」の物語でゲームが完結してるのも何だか良かったなあ。 ブラウザ版でプレイさせていただきましたが、先にバッドエンドを回収してからノーセーブで周回プレイしたところ総当たり的に進行していってもバッドエンド以外のエンドが見られなかった感じが……? 再読み込みしてプレイしたら問題なく見られるようになったので、もし同様の状況になっている方がいらっしゃいましたら参考までに~。

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  • 夜半の夏、地下鉄にて
    夜半の夏、地下鉄にて
    翻訳作品とのことですが翻訳と感じさせないほど自然な文章と更にはボイスで、表記されていなかったら翻訳作品だとは全く気付けなかっただろうなあと。 仲夏の言葉、最初は何を言われているのか全く要領を掴めなかったのですが、彼女の言葉でもたらされた観測外に在る幸福の可能性は、まさしく希望と呼ばれるに相応しい概念なのでしょう。 どこか不可思議な雰囲気のある夜空に似た美しい画面も素敵でした。

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  • 蛆の住処
    蛆の住処
    あらすじから濃密な百合の気配を感じましたが、うわーん百合感情です……。 アンバランスで破綻した殺人鬼との不穏で平穏な薄氷の上の日常。 途中で明かされる過去も衝撃的でしたが、その上で成立してしまった歪な救済がもう……。 メイン以外のエンディングも決してハッピーではないのだろうけど切なくて良かったです。 重ねた業の果てに破滅が待つとしても、小木曽美夜子、とても美しい女性でした。 (ただ全エンドを見てもバッジの取得箇所だけ分からず……?)

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  • 僕は異世界に行ったことがある
    僕は異世界に行ったことがある
    よくある異世界転生のような始まりで、どこか斜めの方向に進んで行くかと思えば……。 切なくも幸せに向かって歩いていく素敵な物語でした。途中で察したのに、それでもほろりときてしまって。 まさにタイトル回収がお見事でした。 場面に合わせた音楽チョイスも良かった!

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