あびのレビューコレクション
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平成最後の夏軽快なシャッター音に合わせてスクショを撮りたくなるようなゲームでした。 笑顔の可愛い女の子と美しい景色の組み合わせは最高ですね! たった一度しかない長くて短い夏の青春を思い出に残していこう。
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転生少女の筋肉な日々 ~マッスル娘 in ファンタジー (アナザー)~前作のアナザーバージョンということで、もしやピエール先輩の立ち絵も一新されているのでは? と思ったら相変わらずのやまピエール先輩だったので逆に笑いました。 前作よりイベントがめちゃくちゃ増えてる! すごい! デートだ! デートか? テンポのいいギャグが面白くて、全部の選択肢テキストを見たくて周回しました。エンディングも何かもう笑いました。ピエール先輩……。 やっぱり筋肉こそが世界ですね! とおとい。
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ひとりぼっちの魔女基本シリアスだけど途中コメディ感もあるお話でさくさく読み進められました。 「これは死ねないうちに行くしかないのでは?」が好きです。 「おかげで、戦士はいるが戦死をまとめる者がいないのじゃ」が誤字か上手いこと言ってるのかで悩みながら笑いました。 ひとりぼっちの魔女の物語は切ないけれど、ともあれ良かったなあ、と思えるお話で、ちらりと続編を仄めかすような主人公の背景事情も気になる引きでした。
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僕の妹が飼育係になりました無邪気で予想だにしない行動を起こす小学生の妹だ……! ほのぼのコメディで面白かったです。 語り口に独特の空気感があって、それが各シーンのテンポなどと絶妙に合ってるんですよね。ふふってなりました。
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時ヲ刻ムハ怪奇ナリ ~雨ノ憂鬱~第一弾の方でも思いましたが、やはりゲームとしての始まり方がとても凝られていてワクワクしますね。イラストとボイスとテキストでザイン、その全てをひっくるめたゲームデザインが本当に素敵です。 話の進行に合わせてテキストエリアの位置や形が変わるのも本当に良いなあと思います。 第二弾の今作では第一弾よりもゾクッとくる話が多くなってる印象で、それを寒い場所でプレイしたものですから余計に寒くなって、思わず炊飯器を抱き締めました。 それぞれ異なる作者様による異なる作風の怪談話、とても楽しませていただきました。
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Home coming面白いギミックだと噂を耳にして気になっておりましたのを、ようやくプレイさせていただきました。 モノクロで統一された不気味な画面デザインと音楽が実にマッチしていて、また所々に挿入されたアニメーションが更に不穏さを引き立てていて、とてもドキドキしました。 システム演出は勿論のこと、テキスト演出も良かったです。ヒエッてなったり、ほう、となったり。 ナースさんのデザイン、キャラクター性、表情指定から成る絶妙な雰囲気が、どこか恐ろしくも好きでした。
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エスパ青紫色系統で美しく纏められた画面デザインと魅力的で可愛らしいデザインのキャラクターに迎えられて、プレイ中ずっと視覚が幸せでした。 序盤、どこか不思議で掴み切れない世界観が物語の背景に対する興味を引き立て、ひとつひとつ選択肢を経ていく中で分かっていく事情が時にやるせなく、時に愛おしかったです。 エスパは優しいね……(この選択肢を改めて読んで深く頷く)。
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太陰と太陽の物語コメディ皆無って言うけど登録タグが既にコメディだし(以下略)。 どこかで聞いたことあるようなないような、と思いながらも途中ではぐぐらずに読み進めていってましたが、あっお師匠さん……! 割と直球で登録タグの内容が含まれますが、だからこそ古典文学みがある。感情的でない淡々とした描写と古典みある語り口のおかげで、するりと読めました。 プレイ後に某登場人物のwikiなどを見て、ああこういう断片から今回の物語を作られていったのかな、と考えられたのも含めて面白い物語でした。
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ワンコインコメディ皆無って言うけど登録タグが既にコメディだし多少なりコメディなのでは? と思いながらプレイし始めたことを告白します。説明文を信じろ。 本質は重い物語ですが、するりと掌編として読めるよう綺麗に纏まっていて、切ない、というか、嗚呼、というか……。 どこか現実から遠いのに現実の重厚味がある良き女感情の物語でした。
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愛しのライア「愛しのサラ」をプレイ済みだったので説明文あらすじを見た時点で深読みしていたのですが、やられました。笑 渋良い……。猫は猫というだけで可愛いからね、仕方ないね。 ふふっと笑えて、でも何だかほっこりもするお話でした。