弐藤(ニトー)のレビューコレクション
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非公開後悔ぐあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ (今作は過去作品プレイ済のファンが集うと思うので通常よりも一層怪文書です) @ネタバレ開始 せかいぜんぶつながってた ぜんぶつながってた うあ………………………………………………………………………… 勢いで〇年ぶりに怠惰な天使は夢を見るもコンプしてきました (まさか蝶世さんって堕天使なんじゃ…と勘ぐってしまったけど、桜月くんの例の姉だったんですね!クロくん、どうなる!) 天使から始まりここまで世界が繋がってるとは… エソラちゃんのその後と悪魔さん再登場うれしい コイサクカガミにこんな展開があると誰が思った?? マイチルモミジの救いはここにありました ここにありました!!!!!!!!!!!!!!! ここまでブン殴られすぎてあだ名でくっそ笑ってしまった 地味にストーリー中のスチルとギャラリーで日記のページ変わるのさりげなエグすぎます。 そしてあとがきですよ……全俺が待っていました。世界が繋がってると分かった今だからこそ最適のタイミングだと思います…感謝…… というか全部本命やないかい(爆) @ネタバレ終了 過去作のキャラクターたちの立ち絵が素晴らしくリファインされて、寒天ワールドの謎に迫れるファンディスクのような作品です!! UIもチェックボックスもすごい… 関連作は全て短編作品なのでこの機にシリーズ制覇をおすすめしたいです。 一緒に叫ぼうよ
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家にだれかいるある日家に帰ると突然現れた自分よりデカい生物(???) 未知との遭遇、ホラゲが始まらないわけがな……………… 共同生活が始まった………!!???!? えっしかもめっちゃかわいい…… @ネタバレ開始 最初に玄関で出会ってからわけも分からないまま部屋に運ばれるアニメーションがめちゃくちゃ可愛くて、それから以降も癒しと可愛いアニメがたくさん…!! ポテトに包まれる時、まるで自分ごとのようにほんわかしました。 幸せは長く続かない…という展開も折りこまれつつ、最後は平和が帰ってくるのが誠に胃に優しいです。 ポテトの体調不良の理由は一体…!でもなんか荒事をして帰ってきた彼の表情はいつも通りでしたが清々しく見えたような…… 後輩くんも可愛い&有能でポテトと遊ぶターンでは必ず話を聞いてました。 @ネタバレ終了 ポテト抱き枕ほしい(真顔) 先にぷりしー版をクリアしていたのですが、ノベコレ版も出て嬉しかったです!ありがとうございました!
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FAKEウオーーーーッ闇深!!!!!! イラストに惹かれて遊ばせて頂きました! 一周目、まんまと引っかかりました!! @ネタバレ開始 絶対付箋に意味があるって思ってたのにクリック探索をご用意されたら隅々まで見ちゃうよねえ!!!!!!緑で縁取りされた分かりやすいオブジェクトは罠だったなんて(と言いつつ縁取られていない写真や新聞も見た) イラストだけでなくエンドクレジットもスタイリッシュでめちゃくちゃ素敵です。 1周目にまんまと失敗エンドを迎えてからあちこち調べた状態の変数?が引き継がれていたのか、一回ブラウザをリロードして再挑戦しアイスブレイクをお断りしたら成功ENDに行けました! 実はどうしてもイエティには触れたくてクリックしちゃいましたがセーフ…ッ! 失敗ENDで背景を知り、成功ENDでその上を強制的に行くような流れで良い闇深でした。ひぃぃ…… @ネタバレ終了 短時間で遊べるのにかっこいいグラフィックをたくさん拝見できました。 ありがとうございました~!!
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超能力探偵御手洗~空飛ぶ犬を追え~サムネを見た瞬間、空飛ぶ犬!?!?と空飛ぶ犬が気になりすぎて遊びに行ったらテンポ良く空飛ぶ犬の謎を解くことになったので面白すぎる…… そしておばあちゃんのキャラが良すぎる…… @ネタバレ開始 でも最後のおばあちゃんの「見てるよ〜」でめちゃくちゃ目が潤んでしまった………弱気な探偵と硬派な女子高生、大変いいと思います!! 扱う謎が超能力ゆえ通常の推理より想像を働かせなくてはいけない!ということで最初の根拠提示はやや当てずっぽうになってしまいましたが、その後からは謎に迫りつつ選択してついに……良かった万引き犯じゃなかったー!! サイコエフェクトかっこいいのでシリーズ化してほしいなぁなんて思ってしまうのでした!(でも超個人的な感想なのでお気になさらず…) @ネタバレ終了 コメディお手軽ミステリー(ただし相手は超能力)で短時間で遊べます! 楽しかったですありがとうございました〜!
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パワハラ課長が捨てられた!?TGF開催につきフェス用コメント欄からFAだけ失礼します…!! 絶対他に描くべきものがあったはずですが、作者様の作品を初めて遊んだきっかけがサムネの課長のインパクトだったため後悔はありません……!!!!! 課長の尊い…?犠牲によってお手軽推理ゲームが楽しめますので是非〜!!
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可惜夜のあがき神社TGF開催につきフェス用コメント欄からFAだけ失礼します…!! (ちなみにこんなシーンは無いです、幻覚です) シリーズの中では怖さ控えめなので是非!!なのですが先にあかすぐりをクリアした方がより楽しめると思います!!
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八ツ神のかみかくし「__神様にも、悩みがあるらしい。」 このキャッチフレーズ、あまりにも核心……!! プレイ後だと噛めば噛むほど味がします。訪れた理由は不動のしきたりであれど、神の子たちの「悩み」から全てドラマは引き起こされ、物の怪が見える主人公だけがその源泉を知っている。いずれ水面下で神かくしが起きることも。 @ネタバレ開始 転校生が7人!?というインパクトのある掴みから、主人公:冬へ突然降ってくる頼み事(強制)!そこから神の子7人それぞれの悩みへ次第にフォーカス…なのですが、構成が「どうやって順番決めたんこれ!?」と思うほど上手く絡み合って進行していくので(要するに一ツ神シナリオ→二ツ神シナリオ…と単調な理由で7章を要するわけではない)めちゃくちゃすごいと思いました……… 「ニヶ月間と、それから。」という紹介の通り、表面上はしきたり通りであったとしても二ヶ月間の出来事は確実に神の子らの「何か」を変え、クリア後の展望へ影響している作りになっていました。 短い期間内に全てを覆す奇跡を起こすような短絡的な物語はここには不要で、培った感情や向き合う覚悟や変わった認識を持って長いスパンでの「それから」に想いを馳せることができる……そう思うと私はやはりエンディング①が好きで、黒鷹神が稲日神のそそのかされながらも我慢できたの偉いしエンドロールでは屋敷に来れてるしさりげに法改正(掟変わった!?)されてるし、冬くんには子どもが…!? エンディング②は作者様がSNSにアップしていたおまけ漫画が衝撃的で、いや、それも確かに良い…と思いかけましたが正気に戻らせていただきたく存じます(震)しかし最後にエンディング③ならもっと良い展開が待ってるはず…!と思ったらものすんごい角度で抉られたので人の子の分際で高望みしてすみませんでした!!!!!! そもそも呼ヶ野の平和と器の神かくしを天秤にかけたら完全大団円は存在することができないのと、「冬や宗助(敬称略)の進路は変わらないこと=選びようがない自分の道を認めること=神の子が親となり呼ヶ野を守るお役目を受け入れること」という神の子と人間の子の共通した一面が現実的で堅実であることがこの作品の味だと思ってしまいました。好きに生きるのと目の前の努力を放棄するのは紙一重…… もちろん抑圧感情だけが全てではなくて、 禄華神と沙里神は過去の事件と向き合い掟を変える気持ちになれた 美布神と恵太神は逃げてる自分に気づいてお役目へ前向きになれた 寿菜神と黒鷹神は見ているものの違いに気づいて距離を取れた 天真神→かわいい と、能力劣化による日常系シナリオの中でネガポジとヘイトコントロールがとても良くて……やっぱり最後の日は会いに行きたいなぁと思ってしまうのでした(タイトル画面で花束持ってるし)(そしてエンディング①へ) なお終盤にかけて一気に心を開く黒鷹神、もっと早く仲良くなれてたら言えたのにと言われてもそれはこっちのセリフだぜ!!そういうところがナイス残念!! またクリア後の「それから」を読むまでにおよその出来事は憶測完了できるようになっており、大昔の稲日神や世真神までビジュアルが用意されていたことに驚きながら真実を読むことができてとても良かったです。 ちなみに「それから」の各項目では度々心臓を撃ち抜かれており、特に天真神+ワカクサのニッコリ×2……そして恵太神の書き下ろし……イラストは全て美麗なんですがクリティカルありがとうございましたッ!! ちなみに好きなシーンは沙里神の窓割りの真相でめちゃくちゃ剛力だと分かったところや、恵太神がわちゃわちゃになでなでされるところですね…ただし後者は全身全霊で「冬いま絶対帰って来ちゃダメ冬いま絶対帰って来ちゃダメ冬いま絶対帰って来ちゃダメ冬いま絶対帰っ」とお祈りしていたので何事もなくてホッとしました…笑 誰が誰を連れて行ったのだろう…というのは神にはまぁ…瑣末なことですよねえ…… @ネタバレ終了 美麗イラストはもちろんのこと、読み始める際には丁寧なチュートリアルも挟みキャラも読み途中で見れて、解説も豊富な完成された一本となっています!! リリース時から立ち絵に惹かれていたので…やっと読めて良かったです!!
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ティラノフェス2024オープニング
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大強盗幽霊痺れております。もう色々と…… 過去作から毎回Live2D技術については驚き続けてきたのですが、今回は立ち絵だけでなく終盤の大演出にも使われており物語の臨場感がえげつないです。特徴的な厚塗りのグラフィックも好きでキャラの民族衣装も素敵… 3国の世界観を「生存の可能性」という命題や「復讐」という目的と並走しながら流れるように飲みこませてくれて、それで終盤の盛り上がりとシナリオの風呂敷広げすぎないコンパクト感。BGMも最高。家で民族ファンタジー映画を1本見終わったようなそんなドドド満足感に包まれています。 勇敢だったから死んだのであって、お前から勇敢を奪ったら生き残れるよね?あ、ちなみに残りの臆病も失ったらお前は死ぬよ~ん! …というのが基礎ルールなのですが、この方程式が後々すごく効いてくる…!! @ネタバレ開始 臆病を失う=死 ○○する=臆病を失う この連立方程式がすごい!! カシュウが箱を開け、見せかけではない「本物の勇敢」を手にする…(それがカラスに取られた「少しの勇気」だったのか、新しく芽生えたものなのかどうかは解釈ゥ…ですが)そのシーンのBGMの盛り上がりが本当に良くてかっこよくてとてもよかったです…(語彙力無) その時点で死の運命が走りだしているとしても、その死をどこで迎えるのか?復讐を終えてから?という命の使い方へ発展していくのも面白いです。 死=勇敢 勇敢=臆病を失う 臆病を失う=箱を開ける 箱を開ける=死 死=自死し竜神となる(ED1) 最初はその手があったのか!と驚きましたが、式にしてみると法則通りなのでこれが本来のカシュウの運命だったのではないかと思います。 しかしカヤ姫の「信念」を奪い「疑念」を残すことで洪水を回避、さらにカラスをとっ捕まえて自己暗示?を晴らし(既に箱を開けた時点で抜け出せていたのかもしれない)たか、強盗からの逃亡で臆病判定が生き返ったかでカシュウの生存の可能性を取り戻すのが、方程式通りなのか法則ブッ飛ばしてるのかなんかもうすごいことになってて良すぎです。 卑しくとも「生存の可能性」を探り続けるのが命題であるので、ED3が一番素敵ですね… タイトル名の「大強盗幽霊」がどういう意味なのかプレイ前は分かりませんでしたが、今は幽霊として乗り込み大強盗を成したカシュウと、サータ王の建て直す新たな国に想いを馳せています。雨季と乾季もサータ殿ならきっと理解できるはず…!! あと最後の動く水竜がすごくて、ああ、まじでこれ降ってくるんか……と呆けました。でも水の表現がとても綺麗…!!!! @ネタバレ終了 終盤までは一本道で物語をスラスラ体感できつつも、じわりと考察も捗る、すごいシナリオでした。臆病な主人公の旅をぜひ!!
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竜と白昼夢 -Dragons & Daydream -ぜtttttったいやるぞと決めていたゲームでした。 一言で申し上げますと戦闘システムとUIがあまりにもプロ……プロですこれは……なにこれ……コンシューマーゲームでも違和感もないですなにこれ…… しかしシナリオのボリュームは周回を除けば大変助かるコンパクトさで、物語の性質もフリゲらしさがあるというか、いや、その、中盤あたりでブン殴られてから一瞬記憶が無ェ。泣きながらラスボスと戦ったんですがあの……まじで………… 主要キャラ3人には物語の深みにもなるそれぞれのエピソードを解放する必要があるのですが、1周では絶対に全員は無理ということでおまけを含む「シナリオ全解放機能」が備わっています。これが本当に本当に本当に助かる……ゲームを始める前からストレスが減る……この世のシナリオ集めゲー全部これでいい(コラ バトルと本編は1周でも充分楽しむことができると私は思ったので、時間かかりそう…と思った方も1周だけなら、と遊んでみてほしいところです! @ネタバレ開始 本編中、キャラのシナリオは ウィル→エリオ→ノア→ウィル の順番で拝見しました。 最初はあれっボードゲームなのか!とびっくりしましたが、世界樹の話から「患者の…??」と雲行きが怪しくなり、おばあちゃんの家=ボードゲームやってる家と判明してボディブローを食らい、じゃあこのおじいさん誰…え、目の色が青い、どっち、どっちだ、え?と戸惑っているところに書きかけの…手紙? wait、ここは落ち着いてとりあえず防御を上げようと思ったのです。 ハートのコマで「ウィル」を選択……え? え えっ ………… ……………… そこから一瞬記憶が無ェ。 「死」じゃん。約束された確定の「死」じゃん。 でも展開は想像以上でした。ただの敗戦、犬死に、とかではなく師匠の正体に行動やウィルとの別れ(さらに手記で明らかになる死に場所と回収される遺品)とその後の都の惨状とかなんかもう…いや、違うんです好きです。最高にファンタジー的闇の歴史が生まれる瞬間を味わったなと…… そして夢だと分かっていても、花畑でドラゴンを倒すのは報われた感情と叶わなかった感情でしっちゃかめっちゃかでした。 シナリオ全解放のお陰ですべての行間も拝見することができ誠に助かりました…「3ない」の男たちだったんですね、彼らは…… 手記の心情の描き方にとてもリアルを感じ、人を亡くすことに対する解像度の高さ、そのベースあってのシナリオだったのではないかと感じました。 @ネタバレ終了 コマの進み方、強化の取り方、デッキの取捨選択、そしてサイコロを使っていく楽しさ!強いカードとたくさんのサイコロを駆使できる終盤はタクティカル感が最高でした!!ありがとうございました!!