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浦田一香のレビューコレクション

  • ex.
    ex.
    あらすじ通り、恋人生活の終わりを見届けるお話でした。 @ネタバレ開始 恋人生活が終わる、というと 基本的に結婚するか別れるかの2択しかありません。 どっちだろうなあ、と思いながら読み進めて ハッピーエンドになって安心しました。 また、主人公には良い友人もいて羨ましいです。 きっと、主人公もいい人なんでしょうね。 後書きにあるとおり、特別大きな事件が起こったわけではなく 日常のワンシーンです。 ですが、幸せは特別ではなくこういった日常の 積み重ねかもしれませんね。 @ネタバレ終了

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  • 消えない痣の治し方
    消えない痣の治し方
    顔の痣に悩み、積極的になれない男子大学生のお話。 顔のコンプレックスは、マスクなどを除けば隠しようがないので 人によっては人生を左右するほどのものです。 @ネタバレ開始 しかし、純平は周りの人のおかげで最終的に前向きになれて 良かったと思います。 純平が「一番見ていないのは自分ではないか」 と気付くシーンが好きですね。 顔に限らず、身体的なコンプレックスはほとんどの人にあります。 しかし、それによってその人の本質的な価値や 人間性が否定されるわけではありません。 これからも三人が良い関係でいられることを 祈りたくなるような作品でした。 @ネタバレ終了 素敵な作品でした。

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  • あきのかえりみち
    あきのかえりみち
    生成AIで全てが作られた世界で幼馴染と一緒に家へ帰る、という内容です。 この可愛い幼馴染も、背景CGも全てAIで作られており 幼馴染は自分がゲームキャラクターであることや AIで描画されたことを自覚しています。 まず、幼馴染が可愛く、立ち絵の差分も豊富で良かったです。 また効果音も意識的に取り入れられており 良かったと思います。 @ネタバレ開始 シナリオは意欲的だったと思います。 幼馴染は最初から最後まで、AIであることに抗いたかった。 と感じました。 最終的には幼馴染が救われるような内容だったので、 安心しました。 終盤名前を呼んでくれたのが嬉しかったです。 @ネタバレ終了

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  • 蘭月の流星
    蘭月の流星
    家族愛、親子愛について真摯に描かれていたように思います。 もっと読んでいたいと思えるような作品でした。 文章表現も好きです。

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  • 誰そ彼の陽
    誰そ彼の陽
    主人公とヒロイン、二人の視点が面白かったです。 春陽視点で読んでいたとき、特に序盤は 望海がちょっとずうずうしいところがあり、 あまり好感を抱かなかったのですが、 @ネタバレ開始 読み進めているうちに、彼女の苦悩などを知り 好感を抱くようになっていきました。 お互いに等身大の若者、大学生らしい悩みを抱えており 登場人物の解像度が高かったように思います。 最後のメールの演出好きです! ところで、クロムウェル症候群でググってもヒットしなかったので、 おそらく病名を変えたのだと予測しています。 (人より早く老いる病気は実際にありますし) @ネタバレ終了

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  • 風の音、君の声
    風の音、君の声
    大切な仲間を事故で亡くした高校生達のお話です。 彼ら彼女らは心に傷を負い、それでも支え合って 生きていこうとします。 それがすごく不器用で、見ていて胸が 締め付けられるような気持ちになりました。 僕はこういうお話が大好きなので、飽きずに最後まで 夢中で読めました。 @ネタバレ開始 風音の健気で優しい性格が大好きです。 それはノーマルエンドでも伝わってきました。 また、様々な要素が上手く絡み合って、一つの物語になっており お話作りが上手いなあと思いました。 人は必ず死にます。 そして、残されて生きて行く人達が必ずいて、 死ぬまで生き続けなければいけません。 鈴夏のように突然お別れもできずに去ってしまえば、 残された人達の心の傷はとても大きいでしょう。 それでも、心の傷を抱えて生きて行かないといけない。 そして、去る人は何かしら残してくれると思います。 鈴夏の残した風鈴が残された人達を癒やしたように、 現実に物語のように幽霊などが存在しなくても、想いは生き続ける。 そのように思いました。 クリア後タイトル画面変化!! 好きです!! @ネタバレ終了 BGMは素材のようですが、聴いたことのある曲はなく どれもシーンにぴったりで雰囲気がとても良かったです。

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  • ティラノフェス2023オープニング
    ティラノフェス2023オープニング
    開幕おめでとうございます! 今年も楽しみたいと思います!

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  • 海の見える遊園地
    海の見える遊園地
    彼女の独白のような感じで進みますが、僕には大切な手紙のように思えました。 きっと、素敵な恋愛だったのだと思えて、心が温かくなりました。

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  • 贖罪と命
    贖罪と命
    他人を100%理解できないように、この作品を全て理解することは出来ませんでした。決してわかりやすい作品ではありません。明るい作品でもありません。しかし、時々こういった暗い難解な作品から、いろいろ吸収したいと思うのです。 読むのにだいぶ時間がかかりました。主人公はとても正常な人間とは言えません。とはいえ、異常とか狂ってるとか安易な言葉で表現して切り捨ててしまいたくはありません。陰鬱な表情で難しいことを考えるタイプの人間だと思います。そんな人間は幸せになることが難しいですし、そもそもそのような人間にとっての幸せとはどんな状態かも想像できません。欲求や欲望を満たすだけでは、心まで満たされないでしょう。 明るいハッピーエンドも好きですが、時々こういう作品も読みたくなります。 人間の内面を抉るような作風を貫いてほしいと思いました。

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  • 世界一彼女の近くで
    世界一彼女の近くで
    プレイしました。 面白かったです。 @ネタバレ開始 このお話が眼鏡の視点であることは、 序盤の「体をずらして……」というところで うっすら感づいて、次第に確信へと変わりました。 面白い発想だと思いましたね。 少し脱線しますが、以前テレビを観ていたら 小説家の方が「物語は自由、部屋のカーテンが主人公でも良い」 というようなことを言っていました。 生き物以外の物にも魂が宿るという考え方もありますので、 大切に使っている物は、自分のことを見守ってくれている、 そのように考えると、身近な物に対する愛着がより湧くように思いました。 二人には幸せな家庭を築いていってほしいですね。 もちろん、眼鏡くんも一緒に。 @ネタバレ終了

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