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富井サカナ/DIGITALLのレビューコレクション

  • えっ、いや・・・俺は犯人じゃないです!!
    えっ、いや・・・俺は犯人じゃないです!!
    タグにもある通りミステリーでもあり、バカゲーでもある一作でした。古今東西の様々な作品のパロディ感があり非常に楽しめました。犯人はうっかり過ぎるし、周りは全員ポンコツ過ぎる! これだけたくさん外れなくネタをぶっこんで畳みかけるのは素晴らしいです。特に選択肢を選んだ後は常に面白かったです。ここまでではないですが、ミステリ作品の中には割と無理なロジックなどもちょくちょく見受けられので、何となく若干の既視感を覚えるのも良かったです。 個人的には2つ目の殺人のくだりが特にお気に入りです。何かと自らの祖父の名前に誓ってみたり、真実はいつだって1つだと信じる名探偵が好きな方は絶対にプレイした方が良いです。

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  • 箱の外の夢 poco a poco
    箱の外の夢 poco a poco
    ハコニワさんゲーはバッジ取得でいつも苦労していますが、最大で5つも取得できるということで喜び勇んでプレイしました!1つ2つは苦労するんだろうと思ったのですがサクっと全部取れました!嬉しい!!(1つは分からなかったのですが、バッジそのものを見て解決しました!) ゲームシステムの基本はオーソドックスな場所移動もあるADVですが、行動に応じて選べる選択肢が変化する楽しみがありました。また、細部に至るまで演出などが凝っていて楽しめました。特に某ルートのぶっ飛び演出は意表を突かれてワクワクしました。

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  • 電脳天使心中
    電脳天使心中
    予備知識なくプレイしたので、自然に動くアマツカさんに驚きました。 世界観がすんなりと頭に入ってきたのは主人公の境遇に対する唯一の救いであるアマツカさんの存在があってこそと感じましたが、アマツカさんの豊かな感情の変化や滑らかな動きが演出として見られることでより没入感が強まりました。 ここがドット絵でカクカクしてたらここまで救いには感じられなかった気がします。 プレイ後にも色々想像の余地がある儚くも美しい結末の迎え方も良かったです。

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  • ゆーたん
    ゆーたん
    一般的なADVなのに細かくロードするなぁ、と思ったら、迫力のアニメーション演出にとても驚きました! みゆちゃんを見ていると、天真爛漫・純粋無垢も行き過ぎると周りからすればホラーというのが分かりました。本領発揮しているゆーたんの横でも平然としているみゆちゃんが一番怖いです。 きつねのてぶくろさん恒例のクリア後おまけは凄く充実しています。 制作の裏側に興味がある者にとっては最高のご褒美だと思います!

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  • 紅い月の奇妙な路地裏
    紅い月の奇妙な路地裏
    最後までプレイしました! 蝶々の演出がとにかくカッコ良いです! ストーリーはホラー風味な展開が多いのですが、ENDによっては前向きな雰囲気の結末を迎えたりもします。単純にハッピーで終わらない部分が現実味や味わい深さがあって良かったです。クリア後のおまけも楽しめました。 以後、END別感想です。 @ネタバレ開始 END2は人生における残された時間の重要性を日々感じている年齢の自分にとってはホラーが過ぎる展開。2年目からラストイヤーって! END3は単純にメチャクチャホラーが過ぎる展開で怖い。 END4が主人公の境遇を考えると一番ハッピーかも? END5は本当にこれってハッピーなのか?と感じたので、ジェイさんのコメントや書庫のメッセージを見てバランス感が良いと感じました。 @ネタバレ終了

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  • はじめての!あかねとジョーキョーパズル
    はじめての!あかねとジョーキョーパズル
    かなり以前にプレイさせて頂きましたが、感想未投稿だったことに気付いたので再プレイしました。 改めてプレイするとまさにウミガメのスープ問題をきっちりとゲーム化した作品で、思考実験的を楽しめました。難易度やヒントなどが絶妙だったと感じましたし、演出も含めた作り込みが凄いです。

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  • cat likes you
    cat likes you
    クリアまで一気にプレイしました。 catちゃんは可愛いし、全体的にとても中毒性のあるゲームでした。 最低限の説明なのにやることやストーリーが理解できる作りが秀逸です。 EDがエモいのはもちろんですが、冒頭は振り返ると更にエモいです。catちゃんの健気さが泣けます。

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  • みちのく怪奇譚 5話
    みちのく怪奇譚 5話
    まずはシリーズ完結お疲れ様でした!1話から追いかけていた作品なのでちゃんと最後まで制作して頂いて有難いです!数年越しに追いかけていた義胤、景道、ハルノさんの物語の結末が見られて大満足です。 前作までと比べるとサスペンスホラー的な要素がやや薄まり、オカルトファンタジー的な要素が強めだと感じました。最後の最後で今までと違った色を出してくるのも完結作にふさわしいな!と。特に終盤はおおっ!というグラフィックもあって感動しました。今作までおよび本作の序盤で広げた大風呂敷のたたみ方が気になっていましたが、大風呂敷にふさわしく豪快にストーリーを包み込んで華麗にまとめ上げられたという印象です。 シリーズ通してピアノBGMも素晴らしかったのと、グラフィックはどんどん上達されていたので、また別の作品でお会いしたい!なんて勝手なことも思ったりもしちゃいました。

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  • あの空の向こうに
    あの空の向こうに
    全ED拝見しました。OPからずっと不穏な空気をまとっているのですが、この日常が不気味な雰囲気に侵食されていく感じがとても良かったです。テキストや演出効果の成せる業だったと思います。 冒頭の人物紹介や行き止まり感の強いEDの構成など、見どころに溢れた作品でした。分かりやすく提示しないところも好みによると思いますが、ざらっとした感情が残るので個人的には良かったです。

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  • 百花の街をさまよう
    百花の街をさまよう
    卯月のオリのオリと同様に、今作のバケモノも不思議なデザインでした。 可愛いとのコメントもありますが、私はなんだか見ていてザワザワしてしまいます。 なんにせよ主人公の精神状態の現れなのかなぁ、と。 ストーリーは全体像が見えてくるとかなり切ないお話でした。

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