富井サカナ/DIGITALLのレビューコレクション
-
今日から漢!少年漫画のような勢いのあるギャグテイストの展開が魅力なゲームでした。 漢の中の漢を目指すボスはおバカながら気持ちの良いキャラクターで、引っ込み思案な主人公との相性は抜群でした。主人公が成長していく姿が気持ち良いですし、多くのボケとツッコミが繰り広げられて、テンポよく楽しめました!
-
ジッキーくんのなつやすみいけめんでむてきでさいきょーなジッキーくんのほのぼの夏休みが見られます。 草むしり中にやたら凛々しい表情を見せるのでおっ、イケメン!となることウケアイ。 個人的には終盤の走っているジッキーくんの足の描き方が好きなのと、エンドロールのメイキング動画が凄く興味深かったです!制作タイムアタック、面白そうです。
-
熊本熊本愛に溢れた熊本感満載の熊本ゲーでした! そして今作はそれだけでなく、かなりガチな熊本マニアッククイズも収録されています!私は阿蘇山の問題以外全く歯が立ちませんでした!悔し…くないくらいムズイ! でも無事に全バッジ取得できてホクホクでっす!
-
岐阜
-
「ようこそ、聖夜の猫柳堂書店へ。」前作プレイヤーへのご褒美的な一作でした。 クリスマス向け掌編作品で、ストーリーも綺麗にまとまっていて、オチもしっかりオチていて面白かったです。何より書店のみんなに再会できるのが嬉しかったです! 本作の前にまずは本編をプレイすることを強くお勧めします!
-
向日葵に添えるアイリス美しいbgmと「アイリス」目線のテキストが印象的な掌編作品でした。句読点や文章表示の間などにもこだわっている印象を受けました。 テキストがとても綺麗で、花のうつろいで季節と月日の流れを表現しているのがとても印象的で美しいと感じました。全体的に直接的な表現は控えめですが、くっきりと状況が浮かび上がってくるようでした。 決して両手を上げてのハッピーエンドではないのですが、ラストシーンでは良かったなぁと安堵し、しみじみと感動することができます。
-
ずっとあいしてそばにいてタグの通りのヤンデレ作品だとは思うのですが、叶くんの穏やかな表情からその分闇深い印象を受けました。乙女ゲーとしてもBLゲーとしても読み取れる設定にしているようですが、個人的には完全にBLゲーとの印象を受けました。(自分が男だからかもしれません) プレーヤーからするとそっちは危ないぞ!と分かっているのに誘われるようにドツボな方向に進んでいくのを見てなんともやるせない気持ちになりました。 おまけのパズルは多少地縁のある場所の名所だったので楽しく遊べました。はじめスマホでプレイして操作が良く分からなかったのですが、ブラウザでプレイして操作に慣れればあっという間でした!
-
ともだちができる廃集合住宅地個性的なグラフィックがとても印象的な作品でした。 絵本のように鮮やかなイラスト群が次々と表示されますし、ルートによってはかなり予想もつかない展開が巻き起こります。まるで夢の中のような異世界に足を踏み入れてしまった印象を受けます。 初回プレイでたまたま注意文に書いてあった某生物が出てくる方のGOOD ENDに到達できました。見た目は確かに結構強烈でしたがグロい展開ではなかったので良かったです。もう片方のGOOD ENDは全ての選択肢でBADエンドを見ながら到達しましたが、かなり異なるストーリーで驚きました。 @ネタバレ開始 バッジコレクターなのでエンブレムを獲得しました!と表示が出るのにバッジがもらえないのが悔しかったです! @ネタバレ終了
-
「ようこそ、猫柳堂書店へ。」書店を舞台にした連作短編集のようなゲーム。とても本屋が好きなので嬉しい舞台設定! 主演が変わる各エピソードとも、店員と客や店員同士の交流が温かく微笑ましいです。登場人物全員善人!と映画のようなキャッチコピーが頭に浮かびました。 全編フルボイスでボイスドラマのような趣がありますし、読後感も非常に良かったです。 EDムービーやおまけでプレイ後もこの世界に浸れるのも嬉しいところでした。
-
SO SAD様々な演出の中でストーリー進めていきながら色々と考えさせられる一作でした。 主人公はロボット。心優しく、他者が困っていれば何でも平常心で進んで手伝います。例え自分自身にとても大切な用事があっても。 ミニゲームのような作業を繰り返している中で、ロボットである主人公と気持ちが近づいていくような感覚がありました。演出として素晴らしいと感じます。 そして最後に出会う所長とのやりとり。他の方も仰っているように、人間が合理主義、ロボットの方が情緒や思いやりに溢れるこの世界の不条理を見ました。