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富井サカナ/DIGITALLのレビューコレクション

  • 忘れ傘の矜持
    忘れ傘の矜持
    擬人化された傘とのストーリーが2編楽しめるゲームです。 2編ともに全く異なる展開が楽しめました。 システム面がかなり凝っており、とても可愛いキャラクターをきちんと活かすため、 メッセージコマンドが上に移動したり真ん中に移動したりと自由自在です。 おまけモードのBGM紹介がとても丁寧なのも良かったです。 なお、個人的には堂林との会話シーンが非常に好きでした!

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  • 生きるその先に -岐尾森編-
    生きるその先に -岐尾森編-
    全俺が泣きました!(3日連続3ルート) 『美少女ゲームがサブカルの頂点に君臨していたあの頃』の雰囲気をひしひしと感じました。当時だったらばっちりフルプライスでしかも当たりに分類されていたであろう本作がフリーで遊べるなんて本当に凄い時代になったものだとしみじみしてしまいました。そりゃ年も取るもんです。(フリゲなので)昔懐かしいテキスト分量の水増しはもちろんなく、今となってはやめてほしいダラダラ展開はなかったのもとても嬉しいところです。 とにかくシナリオの良さが際立っており、各ルートともボロボロ泣きました。本作の攻略対象キャラは3人で、途中で割とくっきりとルートが分かれるタイプです。選択肢はかなり分かりやすいので自力でも楽々クリア可能と思われますが、カンニング魔なので作者さんの丁寧な攻略サイトを拝見しながらクリアしました。プレイ後の個人的な感覚では鬼晶ルートは最後が良いかなぁと思いました。 イベントCGも数多く用意されており、特にクライマックスでは畳みかけるように表示されて感動気分を盛り上げます。 動画演出やボーカル入りの主題歌など、演出面も豪華でしたし、サクサクと挙動が軽いおかげでプレイはとても快適でした。 岐尾森編と銘打ってある通り三部作の一作目ではあるのですが、本作でストーリーは一旦完結しますし、第二部はがらりと舞台が変わるのでプレイを躊躇する必要はないです! 作者さんのゲームはこれまでまったく遊んだことがなかったのですが、 高い評判に期待してフェスの終盤までプレイを控えていたのですが凄く良かったです。 未プレイの方は是非プレイしてほしいと心から思える逸品でした!

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  • 親友に憧れの先輩を取られたので転生します。
    親友に憧れの先輩を取られたので転生します。
    ラノベ風のタイトルに油断してしまいましたがずっしり重たいストーリーでした。 転生先がつくづくハードモードでコンナハズジャナカッタ感が強いです。 あまり視野狭窄になって物事を軽々しく考えちゃだめですよ 置かれた場所で咲きなさい みたいな人生訓が勝手に頭に浮かんできました。面白かったです!

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  • 常夜の品さがし
    常夜の品さがし
    お祭りの屋台が楽しめるとても良質なオカルトゲームでした。 音楽や背景が醸し出す雰囲気がたまらなく良かったです。 なんだかとても懐かしい気分になりました。日本人には馴染みの風景ですよね。 くれじっとから参照できる攻略ヒントや、 ストーリーのおさらいをしてくれるねたばれがとても親切だと思いました。

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  • 寺帰りのKさんと犠牲になった僕のスマホ
    寺帰りのKさんと犠牲になった僕のスマホ
    オカルト&ミステリーが題材の作品です。 頻繁に用いられるアニメーション演出は豪華でしたし、 マップ移動や推理選択肢などは丁寧な作りとなっていました。 選択肢の正誤判定が効果音で分かるのも親切でした! どこかで見たような服を着たラウソンとどこかで見たような服を着たサカワが印象的です。 @ネタバレ開始 ピンチで助けに来るKさんがカッコ良かったです。 @ネタバレ終了

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  • 狂った百合
    狂った百合
    ギャグのセンスが光りまくったとても面白い作品でした。 タイトル名の百合はあくまでスパイスでとにかく狂ったゲームだと思いました。 選択肢による分岐が数多くあり、どのルートも外れなく面白い!! 夢中になってしらみつぶしにすべての展開を追ってしまいました。 まともな登場人物が誰一人いないのに不思議と話はきちんと進んでいくものですね。 意表を突いて出てくるアイテムもことごとく面白かったです。

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  • 四次元堂奇譚 二冊目 時戻りの時計~愛と執着
    四次元堂奇譚 二冊目 時戻りの時計~愛と執着
    不思議な道具を扱う不思議なお店の物語です。 今回のアイテムは1度だけ過去に戻れる時計というまさに王道のアイテム。 年上の女性に恋焦がれる男性を主人公にしたとても良いお話でした! そのまま世にも〇妙な物語のシナリオになりそうな綺麗な短編だと感じました。 ED2種はそれぞれ趣がありました。 通常では良いほうのEDが好きなことが多いのですが、 スケールの大きな悪いほうのEDの展開も印象的でした。

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  • ファントムゾーン ダイモンズ
    ファントムゾーン ダイモンズ
    オカルト要素満載、オカルトの権化のような作品になります。 本作では怪異だらけのお馴染み夜森市に怪異が引き寄せられるというお話。 キャラ立ちしまくりの新キャラ『赤鬼』が新たな展開を引き起こします。 独自演出は今作でも健在でした。その時のトークテーマが文字で表示される演出は他ではあまり見ませんが分かりやすくて良いと思いました。 昨年のフェスでも屈指のインパクトを誇っていたキャラクター、 陣内先輩の大活躍がまた見られたのが一番嬉しかったです!!

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  • 堕ちた恒星、朽ちた嶺岸
    堕ちた恒星、朽ちた嶺岸
    唯一無二と言える文体が魅力の作者さんのテキストが存分に味わえました。 主人公鈴木と前の席に座る鈴鹿さん、学校の有名人嶺岸の物語です。 あまり長くないので、是非プレイして個性を感じでほしいところです。 2つのEDはそれぞれとても印象的でした。愛すべき嶺岸。

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  • 故郷からの便り
    故郷からの便り
    他では見たことのない珍しく面白い趣向の作品でした。 短い手紙がポンポンと表示されて初めは人名理解すら覚束ない感じでしたが、 最後まで進むと一気にたくさんの俯瞰情報が得られるので、ウキウキと2周目直行ルートでした!

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