御子柴のレビューコレクション
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My treat to Halloweenハロウィンシーズンに何か季節感のある乙女ゲームはないかな…と探していたところ、とびきり可愛いイラストを発見!さっそくプレイさせていただきました。 キャラクターも手描きのUIも、どれも本当に可愛くてほっこり…でもほのぼのだけじゃない乙女ゲーム展開もあり、楽しく全ルート駆け抜けました! 全員キャラデザがとっても可愛いくて、スチルも立ち絵も見応えたっぷりでした。 @ネタバレ開始 はじめ、いろは君の女の子みたいに可愛いのに一人称が俺、なところがどストライクで。終盤どんどん妖艶な魅力を増していくご様子にとてもドキドキしました。 次に攻略した秋哉くんで、お化けちゃんがかけた呪いの謎がわかり、納得!寄り添うことが自然な雰囲気が可愛かったです。 そして最後に八一さんを攻略し…結乃ちゃんにめちゃくちゃベタ惚れですね!?お兄さんだけどベタ甘な展開と熱量の高い対応、一番糖度の高いルートありがとうございます…! 八一さんはtrick・treatどちらも(幸不幸の別はあるにしても)彼の元から離れないエンドなんだなぁと思うと、この過去に暗いものを抱えていそうなお兄さんのことをもっと知りたくなりました。 物語の端々に、エンデの「モモ」のお話や、悪魔八一さんのルートで「時間が止まって…」というワード(ファウスト…!ゲーテだぁ〜!)が出てきたり、古典文学のキーワードを感じられるのも楽しいポイントでした! @ネタバレ終了 イラストもストーリーも印象的なハロウィンの物語、楽しませていただきました!素敵な作品を、ありがとうございます!
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ネグサ恋愛攻略対象の三人が、みんな根腐れ男子…!?可愛いイラストとキャッチコピーのインパクトに惹かれ、プレイしました! 合唱部に所属することとなった主人公ちゃんが、ひと癖もふた癖もある部員たちと過ごす物語…とにかくタイプの違う三人が個性豊かで奥に秘めた物があって…どのルートものめり込んでプレイしました! @ネタバレ開始 初見、最原くんの可愛さ&あざとさに絶対この子好きだわ…と思っていましたが、三人クリア後、見事城ヶ崎くんに落ちていました…! ぶっきらぼうで捻くれていて、でも弟くんへのコンプレックスに悩んで誰かに認めて欲しくて。まさに根腐れ、という性格。 そんな城ヶ崎くんが主人公ちゃんに撫でられて無表情ながら喜んでいるのが、もうたまらなく可愛かったです…。 最原くんの母親との関係、「可愛い」にこだわらなくちゃいけない事情。 山田くんの他人への共感能力への悩み。 どれも根の深い問題があって、でもそれに寄り添う(そして寄り添いつつツッコミも上手い)主人公ちゃんがすごく好感度高かったです。 三人とも最後は天使の衣装で屋上での告白シーン…というのがロマンチックでみんな可愛かったです! @ネタバレ終了 どのルートも全力で楽しませていただきました!素敵な作品を、ありがとうございます!
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通り雨のよびごえ静けさと不穏さの中で紡がれる、雨の日の会話。概要欄にある「どこか噛み合わない会話」と「クソデカ感情」に惹かれ、プレイしました! @ネタバレ開始 映唯くんとよく似たウツリくん。 雨の日だけに現れるイマジナリーフレンドなのかな…?と思っていたら、ガラスやお風呂でも出てくると言うことは、お名前の通り映唯くんの姿が何かに映し出された時に会話できる存在なのでしょうか。 縦書き文章とイラストの見せ方が作品の雰囲気を作り出していて、二人の会話を覗き見るあっという間の15分でした。 激しい感情が隠れているはずなのに、どこか淡々としてモノクロの世界は退廃的な雰囲気に満ちていて、息を詰めて行く末を見守りました。 どちらの結末を選んでも悲しくてどうしようもない状況と感情にまみれていて、でもどちらも、好きです…! @ネタバレ終了 雨の日に、一人でしっとりと読みたい物語。素敵な作品を、ありがとうございました!
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三人ぼっちの世界なら素敵なイラストと「三人ぼっち」という印象的なタイトルに惹かれ、プレイさせていただきました! ゲームを起動してすぐタイトル画面で流れる優しくてきれいな楽曲に「ああ、このお話ぜったい好きだ…」と制作者様のセンスをひしひしと感じました。 とある事情から母親の元を逃げ出した少女と、キャンピングカーで旅をする男女二人の物語。 物語の中盤からわかる「三人ぼっち」の言葉の意味に、なるほど…!と膝を打つ思いでした。 @ネタバレ開始 スタートから少女・シロが母親から逃げなければならない衝撃的なシーンで幕が開き…!水希さんと大地さんもなにかワケアリな雰囲気があるけど、とにかく二人に救い出されたことにホッとしつつ、旅を見守りました。 シロの母親との生活が明かされるたび「なんてひどいことを…!」と思と共に、それを優しく受け止めてくれる二人の温かさが身に沁みました。 初め「三人」をキャンピングカーで旅する彼らのことかと思っていましたが、水希さん・大地さんの幼馴染三人を指していたんですね…。 お互い辛い過去や罪を背負ったみんなが、寄り添いあって歩むべき道を見つけていく。心が痛むけれど、確かに存在する温かさがより大切に感じられる。そんな胸に響く物語でした。 トゥルーエンドでは、シロが誰かに希望を伝える形として歌をうたう事を選んで…その時の笑顔の美しさが、格別輝いていました! @ネタバレ終了 旅を描いたロードムービー的な楽しみもあり、人間ドラマを描いたシリアス・サスペンス要素もあり。心に残る映画を見終わったような心地になりました。素敵な作品を、ありがとうございました!
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閉鎖性ホワイトアウト可愛いイラストながら、病衣にも拘束衣にも見えるデザイン。 そして奇病や施設に閉じ込められてしまった…という不穏な作品概要。 気になるポイントがたくさんで、制作中からこっそり進捗を拝見しておりました! 闘病生活をおくる主人公・ホタルくんが、同じく奇病を抱えた二人と施設からの脱出を目指す物語。ハラハラしたり、三人の抱えるものを覗き見るたび胸が乱されたり…情緒を乱されながら、全エンド回収しました。 @ネタバレ開始 施設に閉じ込められ、記憶の一部が欠落した不安定な状態。その中でも冷静に助かる道を探すコハクくんや、明るく叱咤しながら、まさしくアイドルのようにみんなを励ましてくれるマリンちゃんに本当に救われました。 ホタルくんも初めは「大丈夫かな?」と心配になるところもありましたが、二人に引っ張られていくうちに「外へ出る」ことへ前向きに=生きることへの気持ちが見え始めた…と、思った矢先。 ダイヤさんの登場そして残酷な選択を迫られることになるとは…。 どっちを選んでも、辛い…! 初めED1→2→3の順に回収しました。特にED2がツラくて精神にくる… 助けたかった友人たちの無残な最期を見せられた挙句、絶望こそが自分を生き永らえさせる方法だと知るホタルくんの、地獄たるや。 でも取り押さえられながら二人の名前を叫ぶ時のスチル…絶望顔が非常に真に迫っていて良き…!でした…。 ED3は選ばなかったことによって進むことが出来る、生き残りエンド…! 外に出られたことに安堵しつつ、これからまた病と向き合う三人を思うと手放しでハッピーエンドと言えない部分もあり。でもその複雑な感情を抱く後味が、またこの作品のダークな魅力だと感じました。 @ネタバレ終了 物語の展開やテキスト、演出やイラストすべてクオリティの高い作品で、本当に楽しませていただきました。素敵なプレイ時間を、ありがとうございました!
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とりもどせ!愛!!婚約者は眼鏡男子「攻略対象は全員眼鏡男子!」という一文だけで伝わってくる、並々ならぬ眼鏡愛…。 眼鏡男子と一言にいっても、それぞれタイプがあり…というまさに「それぞれのタイプ」を年代とともにテーブルに並べて選ばせていただくような作品。 どのキャラクターも素敵で、一周約30分ほどのプレイ時間の中で、しっかり乙女の糖分を摂取させていただきました! @ネタバレ開始 初めの選択肢によって、攻略対象と主人公ちゃんのタイプが変わるのがわかりやすくてすんなり物語に入っていけました♪ そして、不思議な力で御三方がこんな可愛いネコチャンに姿を変えるなんて〜〜!? 眼鏡ネコチャンすごく、すごく可愛いです… そりゃあ人間に戻ってほしいけど、タイムリミットさえなければしばらくこのままのお姿で愛でさせていただきたい気持ち。姫様、その呪力時にはお貸しいただけませんか?(邪ま願望) 初見(そして制作過程でひっそり見守っていた時から)、40代男やもめの作家先生…!?ということで羽柴先生にものすごく惹かれており…。 結果、全ルートクリア後「三人とも好きだけど…やっぱり羽柴先生、好き〜〜!!」となりました。奥様に先立たれた作家先生って、美味しすぎませんか…しかもそこで前妻さんと比較して卑屈になることなく、強く立ち振るまう主人公さんも素敵でした。 鳴海さんの生真面目お兄ちゃん感、 遊馬さんの陽キャコミュ力高め感もそれぞれ魅力たっぷり。 そしてエンドロールで過去のイラストがこんなにたくさん拝めるなんて…ハッピーエンドにたどり着いた〜!という達成感たっぷりでした。 タイトル画面がハッピーなウェディングフォトに変わるのも益々幸せたっぷりです!個人的に鳴海さんが和装なの、生真面目な魅力が溢れていて素敵でした。 @ネタバレ終了 三者三様いろんな眼鏡男子の魅力を堪能できる、ハートフルで素敵な物語でした。楽しいプレイ時間を、ありがとうございます!
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置き去りのビバリウムやわらかいタッチと色合いのイラスト、箱庭のような空間を探索して楽しむ静かな時間。 これはたぶん、熱帯魚を観察する不思議な気持ちに似てる…そんなことを思いながら、プレイしました。 @ネタバレ開始 登場するキャラクターたちは個性的で可愛らしいのに、どこか欠けた部分があるようで。 ちょっとした言葉の端々に苦しげな感情やこちらにグサリと刺さるものが秘められていて…その不穏さが、ゲームの舞台と相まってすごく重要な何かが隠れている予感がしました。 すべてクリアして、まだまだ謎が残るお話ではありましたが…それゆえにこの不思議な空間が心のどこかにずっと存在し続けるような心地がしました。 それぞれのお部屋にいる子たちと、先生、そして主人公である『僕』の関係。気になるところがたくさんあって、考察が進みます…! この世界の監視者はいったい誰なんだろう。部屋に集められたこの子たちはどこからやってきて、どうしてここにいるのだろう。 個人的に、ねこくんの可愛さにすごく癒されました…!この人に懐かないシビアなネコチャンムーブなのに、語尾が〇〇にゃ…ですって!?めちゃくちゃ可愛いです。 @ネタバレ終了 また時折手に取って、この世界の雰囲気に触れたいと思う不思議な色合いの作品。素敵なプレイ時間を、ありがとうございました!
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給食爆戯制作者様の別作品がすごく面白かったので、こちらもプレイしました! タイトル画面のデザイン!個性がびしびし伝わってくるキャラクター!決して素通りできない面白さをひしひしと感じる…給食四天王と熱い激闘を繰り広げました〜! @ネタバレ開始 ミニゲームは初め「よゆ〜よゆ〜!」と思っていましたが、ナリタちゃんあたりから難易度がグッと上がり…カンダくんとの勝負は、じ、自由入力…だと…!? 数回リロードを繰り返し、ようやく勝利エンドを迎えることができました。 それにしても、イラストとキャラクターの力が本当に、強い…! 特にノダブラザーズがものすごく好みでした…この、双子の鏡写し感とブラザー以外世界の全てを見下してそうな感じ、たまらないな… カンダくんもちっちゃくて気の強いお坊ちゃまでめちゃくちゃ可愛かったです。負けてお顔が真っ赤になるご様子、可愛すぎませんか… @ネタバレ終了 キャラクター全員が「この子たちの活躍、もっとみたい〜!」と思うような個性が光っていて、すごく素敵でした!楽しいプレイ時間を、ありがとうございました!
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YOU CALL ???印象深いタイトル画面とイラストの雰囲気に惹かれてプレイ!レトロゲームぽいピコピコしたBGMの中で、めちゃくちゃ可愛い後輩・フジちゃんとコックリさんに似た遊びに興じた結果…!? エンドに辿り着くまで、そしてそれぞれの結末で見られるフジちゃんのイラストがどれもめちゃくちゃ可愛かったです! @ネタバレ開始 フジちゃんのキャラがえもいわれぬ良さで… ちょっと気の強い幼馴染後輩ポジション。さらにパイセン呼び。可愛い。 そんなフジちゃんに応える主人公くんの返しが絶妙な温度感で、すごく良いコンビなだなぁと思いながら見守りました。 果たしてフジちゃんは本当に悪魔やら天使やらに憑かれてしまったのか…!? 5日間のそれぞれ様子が変わるフジちゃんは立ち絵がどれも可愛くて、とくに眼鏡モードが最高でしてた。かわいい〜〜! ハッピーエンドでの嬉しそうな笑顔が見られて、最高だ〜!(さっきからキャラ萌えしかしていないすいません) @ネタバレ終了 BGMもゲームの雰囲気にあっていて、ちょっと不穏な感じがすごくワクワクしました♪ いろいろなエンドに分かれるシステムも面白くて、エンド回収できるまで何周もしました! 素敵な作品を、ありがとうございました!
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図書館より愛を込めて独特の可愛さに溢れたイラスト、そして図書館というワードに惹かれ、プレイしました! 全エンド回収で1時間弱。不思議な夢の中でぐるぐると迷い続けるような、特別な時間でした。 キャラクターだけでなく、アイテムの画像ひとつひとつがとても可愛い…!不穏な雰囲気の本たちが、可愛いイラストでいっそう魅力的に映りました。 @ネタバレ開始 エンドを周回するごとに、主人公・かなめさんが何度もループしていること、その要因がマギエさんにあること…物語の核心へどんどん近づいている実感が楽しかったです! 選んだ本によってかなめさんの人生、そしてどんな最後を迎えるかが変わってくるところ。 どれも残酷だったり悲劇的だったりする最期ばかりで、でもそのダークさがまた良かったです…可愛らしいイラストと、このダークさの対比が好きです。 エンド6ではようやくマギエさんの想いを知ることができ、たどり着いたハッピーエンド…! かなめさん、お子さんがいらっしゃるんですか…!?大人になってしまったかなめさんはこの図書館にたどり着くことができないかもしれないけど…お子さんがこの場所にやってきて、マギエさんに出会えるといいな…と願っています。 @ネタバレ終了 音楽、イラストそして物語…全てが不思議な夢のように組み合わさっていて、本当に素敵な作品でした。楽しいプレイ時間を、ありがとうございます!