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ナナのレビューコレクション

  • おさななじみ Childhood Love
    おさななじみ Childhood Love
    シンプルなタイトルにこのゲームの魅力のすべてが集約されている気がしました。 @ネタバレ開始 ところどころに笑える台詞があって、かけ合いにクスっとさせられました。ステーキじゃなかったとしても、材料代360円はシビアすぎません!?買い物帰りに「怒る」を選んだ際のほのかちゃんのものすごい暴言は笑いましたw でもお互いがお互いに片想いをしていて、それぞれの相手に嫉妬したり、すれ違ってしまうところが切ないと思いました。 実は「このキュートな世界観でR-15!?」と驚いたところもありますが、漫画で読んだことを、わからないなりに自分でもやろうとしたほのかちゃんがいじらしすぎて、胸が痛くなりました…… アル管シリーズと世界観が共通しているのは把握していましたが、結構がっつり登場してておもしろかったです。確かに、いたいけな少女にその手の漫画を貸すのはちょっとどうかなwと思いますが、ショーンさんのその後が心配になりました(しかもその後が見られた!笑) UIが可愛い上、全部手作りなのに驚かされました、ガチャが回せたり、お兄に話しかけられたりと遊び心を感じました。 ボイスキャストさんもみんな合ってて、特にお兄の今と幼少期は別の方が演じているはずなのに、ちゃんと「同一人物だ!」とわかるのがすごかったです。 ED回収はめちゃくちゃ必死でやってましたが、選択肢を総当たりすれば全ED見られる親切設計でよかったです。大人になったふたりの話も見てみたい、と思いました。 @ネタバレ終了 とても楽しくプレイしました。ありがとうございました!!

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  • 驟雨交々
    驟雨交々
    年末年始スマホしか手元になく、動画が効果的な演出になっているようなので、PCを使えるようになったらやりたいと思っていたゲームです。 @ネタバレ開始 事前情報だけ見て、大人の男女が主役の情緒ある話なのかな……と思っていました。前作もそんな雰囲気だったので…… が!! や、やられた~~~~~!!!!!(ex.の感想でも言った気がしますねこれ……笑) まさかのネコチャンゲームだった!!!しかも男女ふたりは可愛い兄妹だった!!! 気のおけない間柄だからこその微笑ましいやりとりにクスッとさせられました。 新しい家族と一緒に、楽しい毎日を過ごしてほしいと思いました。 @ネタバレ終了 とても楽しくプレイしました。ありがとうございました!!

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  • イモータル・ブレイブ
    イモータル・ブレイブ
    グラフィックがとにかく美しく、高い臨場感がありました。特にOPのこだわりには脱帽です……! @ネタバレ開始 あの壁画はめちゃくちゃかっこよくて個人観賞用スクショを撮ってしまいました。描かれたエクレールさん本人は嫌そうでしたが……笑 導入部から世界観の解説、ストーリーの流れも丁寧で、物語に入り込めたと思います。メインキャラも誠実な人ばかりで、感情移入しながら進められました。ふたつの種族の対立についても考えさせられました。エクレールさんのモノローグの中の「殺害された仲間に寄り添い泣いている魔族」という一文が胸に刺さりました…… どちらのルートのストーリーもすごくよかったけど、フレイさん自身がノヴァさんの魂と一緒に戦う展開が激アツだったので、個人的にはティアさんルートが好きです。 レヴィンさんが、(見た目だけなら)フレイさんと同い年と言われても別に違和感ないのもあって、エクレールさんとは本当の親子じゃないのかなと思っていました。正真正銘、実の親子で安心し……た直後に「これ安心してよかったのか???」と思いましたがw、やってることは非道でも、どうしてもレヴィンさんを嫌いになれませんでした。きっとあの事件さえなければずっと仲睦まじい家族だったのかなと思うと……エピローグで生きててくれてよかったです。異様に若いお父さんキャラという設定は私の性癖でした(?) 伏線もほとんど回収されますし、綺麗なハッピーエンドで安心してエンドロールを見られました。壁画でしか存在が窺えなかった魔王様についても、もっと知りたいと思いました。 クリア後のタイトル画面、鎖が外れて青い空が見えて……良かったです。 メンバーのみなさんによるおまけイラストも最高でした! @ネタバレ終了 とても楽しくプレイしました。ありがとうございました!!

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  • 茶碗蒸しは救われたい
    茶碗蒸しは救われたい
    前作のカップラーメンが美味しかったので茶碗蒸しも食べにきました(?) わけあってしばらくPCを使えず、スマホでプレイしたところ途中から進めなくなってしまったため、ずっと続きが気になっていました。 @ネタバレ開始 正義の味方ショクヒンジャー、暴言と暴力連発で早くも不安になりましたがw、なんとか悪を倒せてよかったです。 クイズは第1問は知ってて正解、第2問はわからないので不正解、第3問は消去法でなんとか正解できました。 ピンクは常識人だとずっと思ってたので、主人公ちゃんがついに「唯一の良心」と言い始めたところで吹きました。 ショクヒンジャーのメンバーが4人しかいないので、主人公ちゃんがブルーになるのかと思ってましたが、ホワイトだったんですね……(服の色ばかり見てた) @ネタバレ終了 私も茶碗蒸しが好きなので、茶碗蒸しのない世界は嫌だなと思いました。 次にお寿司屋さんに行ったらぜひ茶碗蒸しを食べます!

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  • with fresh coffee
    with fresh coffee
    レトロで安心感あるグラフィックが好きで始めました。 @ネタバレ開始 メニュー画面が本当にメニューだった!(笑) 最初、本当にドリンクを注文できることにすぐ気づけず……寒いのでホットコーヒーを注文しました。もちろん、1周してからもう一度入店し他のドリンクを注文ししました。パターンが細かい!! 登場人物が猫ちゃんになってる銀河鉄道の夜は私も見たことある気がします。辻さんが今日どんな日だったかを語ってくれるシーンの画面可愛いですね。 店主さんが、饒舌すぎず寡黙すぎず、絶妙に寄り添ってくれる感じがして、店主さんが好きで通っているお客さん、きっと辻さん以外にもたくさんいるんだろうなと感じました。注文したあと、カウンターの向こうから見える店主さんの横顔が素敵でした。 私も辻さん寄りの生活をしているので共感できるかも……パエリア美味しそうでした。これでいいのかなと思っていた辻さんの休日が前川さんを癒す、そんな構図がとてもよかったです。 前川さんはコーヒーフレッシュがきっかけで自分らしさを取り戻せたのかなと思いました。最後の豹変ぶりには笑いましたがw でも当人が楽しんでいるならそれが一番ですね! コラボしているゲームがあるとは知らず、後で「おじさんの居る世界」をプレイして驚きました。確かに「このお店に行きたい!」と思いましたが、本当に行けたような感覚を味わいました……ただそちらのネタバレを書いてしまってもよくないので、めちゃくちゃよかった!!!!ということだけお伝えしておきます。 @ネタバレ終了 とても楽しくプレイしました。ありがとうございました。

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  • 恋に落ちてはいけない20分
    恋に落ちてはいけない20分
    かなり前にゲーム概要をお見かけしたときから「主人公ちゃんの気持ちわかるな」とすごく思っていました。実際に行動に移すことはできないにしても、心だけは誰にも縛れませんもんね。男性が運転している構図に弱いので、タイトル画面が秀逸すぎると思いました。 @ネタバレ開始 丹羽所長は確かに頼もしい年長者かつ男性としても魅力的な方であり、恋心までいかないとしても好きになってしまうと思います。私はコールセンター勤務なので、主人公ちゃんが丹羽所長を意識したきっかけにとても共感しました。対応に苦慮しているとき代わってくれるのはありがたすぎます…… しかし「好感度のメーターを振り切ってしまうとどうなるんだろう?」という怖いもの見たさに勝てず、初回からガンガン上げまくったところ、非常に後味の悪い結末(ED2)を迎えてしまいました。私はなぜ本名プレイしてしまったのか!(笑)余談ですが私自身もお酒は飲める方で、先輩たちから「お酒にめちゃくちゃ強い」と言われてるときに、自分の名前を入れてることもあって強い既視感がありました(余談すぎる) 個人的に山元先輩のキャラデザが好きです。 ED2も、その次に迎えたED3も、とにかく丹羽所長への罪悪感がすさまじかったのですが、コンプリートしてからだとまた見方が違ってきますね。でもどちらにしても注意書きの通り、ED2の行動は推奨はできないと思います。アルコール入りチョコレートを食べさせたのもわざとだったのかな…… ただ、「私がすっきりするために丹羽所長を困らせるのは違う気がした」という、良識ある主人公ちゃんのモノローグには敬意を感じましたし、人間としてのリスペクトに昇華させたところが素敵だなと思いました。 設定が設定のため、恋心が成就することはないのかなと思っていましたが、ED4ではお互いがお互いに影響を与えていたことがわかって、また無理やり感のない自然な流れで想いが通じ合うことになり、本当によかったな…….と安心しました。(ED4を見るためのサポートも手厚く、ありがたかったです) 最初、雛子さんは有能だけど気も強い女性という印象でしたが、丹羽所長のことをとても思いやっていて、決して後味の悪くないお別れでよかったです。おふたりに子どもがいない理由がわかった気がしました。いるとこの後の展開を見るにあたって心理的ハードルが上がるかなと思うので…… クリア後のタイトル画面を見て、今度こそ丹羽所長の本当の夢を叶えられたらいいなと感じました。 ドライブ中流れているのが、前から大好きだった曲で、雰囲気にもぴったりでずっと耳を傾けていました。「柔らかな嘘」というタイトルもストーリーによく合っていますね。 なお制作者さんによる制作裏話を読んで、ご自身は運転免許をお持ちでないと知り、びっくりしました。(描写に違和感なかったので……) 私も運転する自信がなく免許を取れずに今日まで来たため「私の作る創作物の中で運転シーンは描けないな」と思っていましたが、描いてもいいのかも!という気持ちになりました。 こちらはTGF2021参加作品とのこと、他の方が寄せられた感想もお読みしましたが、私はTGF新参なので、「この頃から参加できていればよかったな」と思いました。 @ネタバレ終了 一般的な乙女ゲームとは少し違った構成でしたが、ご縁って何だろうとか、考えさせられました。とても楽しくプレイしました。ありがとうございました!

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  • 図書館の季節に閉じこめた
    図書館の季節に閉じこめた
    私も本が好きで、自分で小説を書いたりしていたので、感情移入しやすかったです。 @ネタバレ開始 意図的にそう見えるよう描かれたのかもしれませんが、私も「君」を少年だと思っていたので、おばあちゃんが男の子と間違えるシーンで申し訳なくなりました…… 結末を見て、自分を救済できるのは、自分自身なのかもしれないなと感じました。一番自分のことを理解しているのは他の誰でもなく、自分だと思うので。 ただ、自分の過去を振り返ったときに、「君」が置かれてきた境遇とは全然違うので、「君」そして「私」の心情は想像することしかできないことを改めて実感しました。 また制作者さんの公式HPのご制作意図に書いてあった「自分と全く関係ない世界のことを、ゲームの味付けのために持ってきたわけではない」という一節を読んで、ハッとしました。なぜなら過去に、私自身のサークルの共同制作者に「シリアスなことを簡単に描いているけど、ナナ(私)は結局恵まれているから、美味しい設定くらいにしか思っていないんじゃないのか」と言われた経験があるからです。そのとき私は「そうじゃない」と言いましたし、事実そう思っていますが、今もそのことをずっと忘れられずにいます。 でも、ゲームを制作するときに誰かを傷つけるものは作りたくなかったのは本当なので、制作裏話を拝見して考えさせられました。 途中から私事が入ってしまい本来の話からそれましたが、最後の「私」のスチルを見たときにとても綺麗だと感じ、今は幸せな毎日を送っているんじゃないかな、きっとそうだと思いました。 @ネタバレ終了 このゲームを制作するのには葛藤がたくさんあったのではないかと思いますが、それでも形にしていただきありがとうございました。

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  • Restaurant Yadorigi (料理店 宿り木)
    Restaurant Yadorigi (料理店 宿り木)
    王道RPG風お料理お使いゲーム(と解釈しました)は好きなジャンルなので面白かったです。イラスト可愛いし、動くししゃべる!! @ネタバレ開始 玉ねぎとお肉が見つからなくて、玉ねぎはバッジを見て「なるほどどこかを何度も調べればいいのね」、お肉は「良い弓がいるのかな?」と思いましたがその次にどうすべきかわからず……ひたすらリシオンくんと話していたら解決しました。お料理は全部美味しそうで、食べたいと思いました!特にカラカラピザのビジュアルがよすぎでした(辛いの得意じゃないけど……追いチーズしまくったら食べられるかなw) お薬にするイメージが強いマンドラゴラでしたが、こうやって食べることもできるんですね笑 幼なじみリシオンくんと親友のシャルちゃんも可愛いと思いました。 あるシーンでは「な、なんかひと昔前の日本のような……でもリシオンくんは田舎の結婚事情に驚いたわけではないんじゃないかな〜w」と言いたくなりました笑 シャルちゃんと一緒にお店を経営していくEDが印象に残っています。 @ネタバレ終了 とても楽しくプレイしました。ありがとうございました!

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  • ゆうまくんと雨宿り
    ゆうまくんと雨宿り
    ゆうまくんがいい子なのはゲーム紹介画面でわかっていたのですが、本当にいい子でした。 @ネタバレ開始 時折斜め上の回答が出てくるのに笑いながら、初回まさかの昆布ED!美味しいけど!笑 昆布と豚肉の炒め物が好きなのでゆうまくんに作ってごちそうしたい!と思いました。 てるてる坊主も可愛かったけど、トゥルーED(?)の虹スチルがとてもよかったです。 めちゃくちゃ年の差があったとしても、こんなに好意を向けてくれる人が存在するなんて幸せなことだなと思いました。 その後の妄想がはかどりますね。 @ネタバレ終了 とても楽しくプレイしました。ありがとうございました!

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  • クリミナル・ボンド
    クリミナル・ボンド
    登場人物たちのビビッドカラーとクライムサスペンス的な雰囲気が印象的だと思っていて、このたびようやくプレイすることができました。 真相EDって、公開したばかりの頃は搭載されていなかったんですね。その時期にプレイしていたら真相が気になってたまらなかっただろうなと思います……笑 @ネタバレ開始 怪盗さんから順当に裏切り→正規EDでプレイしていったのですが、怪盗さんは裏切らなくてもまさかの放火エンドだったので「みんなこんな感じなの!?私たちは絆を深めたんじゃなかったのか」と最初は思いました(笑)もちろんそれにはちゃんと意味があったんですけど…… でも、他の3名は絆を深めると分かり合えてよかったです。私は贋作家さんが一番好きです。敬語の紫髪お兄さんというだけでも私の好みなのに、ダウナーな感じがさらに最高でした。 事情で手元にPCがなく、スマホでプレイしていて何度も落ちまくったので、やっとのことで真相ルートにたどり着いたときの達成感がすごかったです。ここで会いに行くのが少女ちゃんになるのは「そう来るか!」と思いましたし、伏線の回収がとても鮮やかでした。よく考えたらみんなきょうだいがいて、怪盗さんと少女ちゃんもまた……という構図に痺れました。 紆余曲折ありつつも少女ちゃんと4人が最高の仲間みたいな感じで終わったらいいなと思ったので、本当にそうなってよかったです。 おまけの裏話も充実していて興味深かったです。 @ネタバレ終了 とても楽しくプレイしました。ありがとうございました!

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