鳥飼のレビューコレクション
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番犬もちまるもちまるが勇敢で賢いわんこでした。 シンプルな選択なのに上部にカウントダウンが出て来たのには 初見でプチ慌てです。 @ネタバレ開始 なんとなく部屋を見渡して攻撃して…3つ目の数字がゲット出来ず 少し迷いましたが、冷蔵庫を見過ごしてた!とけーくんが とどめを刺すアイテムを見つけていないとダメだったのねと納得。 お母さんが強い。ほのぼのにみせかけてカウントダウン要素も あってスリリングな展開が面白かったです。 @ネタバレ終了 ほのぼのとサスペンスがもちまるで可愛らしく融合されていて 良かったです。素敵な作品をありがとうございました! -
咲みと残り香ねむりんの前に己の眼鏡センサーが作動しておりました。 前作同様、多彩なエフェクトがお話の深い雰囲気を醸し出します。 @ネタバレ開始 今回の主人公とねむりんとの関係はフランクな友人といった感じです。 前作のダウナーな彼と同じようなタイプのイケメンですが、 ここに付属するのが意外にも「兄属性」でした。 添い寝実行までは仲の良い友達カップルの健全デートといった感じで、 R15はよ来い!カモン!!と疑似恋人の京都デートをストーキング。 花火大会辺りから少し色っぽい感じになってきて… 彼自身の妹の存在とヒロインの妹としての実の兄への思慕が リンクしていきます。 兄妹好きとしては、この辺が明確になっていくのが良かったです。 そしてエミリ嬢の激重愛…たまりませんね! 生まれてから兄が唯一の己の存在意義。 合歓君がいかに実の妹を最愛の人に選んだ激しい男であっても、 さらに上をいく彼女をみたら「善人」に思えてしまうほど。 あと、我が眼鏡センサーは初登場シーンから額の傷を見逃さなかった! 「……これ、あの妹といた男?じゃね?」と。 ロン毛から短髪黒髪めになってもセンサーはアイツだ!って ウホウホしておりました。 エピローグのエミリンとセッカクさんをデザートとして 堪能させていただきました。 愛の重い女は好き。 人の子を誑かす人外も好き。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました! -
てのりフェアリーパニュラちゃんが可愛い。その一言につきます! おやつ食べてる時にお口がもちゅもちゅ動くのも愛おしい…! @ネタバレ開始 初回はセーブなしで気ままにお世話してたら、 パラメ上げあと少しで失敗…。 次はセーブやなでなで、遊びで好感度をあげ 平和的にHAPPYENDへ。 エンド2がわからなかったので、 おやつあげ過ぎてダイエットエンドとかになる?と ヒヤヒヤしつつ、成功したらセーブでフルおやつタイムへ。 おやつが豪華になるたびに夜にプレイしていることを 公開する飯テロにあいました(笑) 甘い物からピザトーストが出て来た時に、 朝食はピザトーストにしようと決意しました。 プリンアラモードに変化するのもときめきますね! @ネタバレ終了 癒しの作品をありがとうございました! -
人の気持ちが分からない!観察パートが入るのか~と少し(私自身の腕前で)プレイするのに ドキドキしていましたが、全然大丈夫な仕様でした。 スーツの良い男達が、若いのから渋いのまで出てきて、 色男スチルも美しいのです。視点が切り替わることが多いので、 途中から群集劇として彼等の動向を見守る感じでお話に入っていきました。 @ネタバレ開始 シャルル…妹…?えーっと、と他の方のコメントで前作の最後に 颯爽と登場してきた王子か!と前作のおまけを見に行ってきました。 スーツメンズいっぱいに眼福っていてすっかりあの兄だとは 忘れておりました。新たな現代劇だと思っていたので、 街の人やアメリちゃんの服装がややファンタジー感はあるなあ…と 感じていたので、前作つながりに世界観への合点がいきました。 マリアンヌさんの幼馴染の件は気の毒だったなと感じつつも、 結局は一緒に連れていくほどの思い入れはなかっただろうから、 最終的には何らかの形で破綻しそうな気もしました。 シャルル自身ももっと狡猾に動いていたら、 勝手に外堀を埋めるまえに幼馴染と揉めさせて 良い感じに慰めて丸め込むことも出来たんだろうな…とも。 初回は恋愛脳のプレイヤーなので、BADENDを踏み抜きまして。 なんでそこで防腐処理した手が出てくるん!?とビックリ。 その後の殺人に関してのシャルルのセリフシーンが中々に いかれてて突然出てきた黒い部分にほくそ笑みました。 BADですが、好きです。 @ネタバレ終了 すっかり前作で登場したキャラだったことを忘れていましたが、 それでも人間同士のあれやこれを含んだ仄暗いシナリオは上手だなと 完走させていただきました。 スーツ美男子は良い。皆様、それで食いついてもOKですよ~ 素敵な作品をありがとうございました! -
和紙因習村人間関係ドロドロ!昼ドラ大好きな自分は狂喜乱舞でした! 最初はホラーか~でも、他の方が15禁乙女ゲーといっていたし…と 恐る恐るプレイ開始してたんですよ。 演出はドキッとしますが、ホラー苦手派でも怖くなかったです。 @ネタバレ開始 恐る恐る…で初めて、エリコさんが好き…ん?百合…え? その旦那に手を出してる…??え??大好物なんですけど!という 初っ端からしれっとぶっ飛んでる主人公に惹きつけられます。 大昔、こういう因習系ライトノベルが大好物だったので、 遠野物語を彷彿させるワードがどんどん出てきてこれは好きだ!と なりました。 腹の子が…旦那の子じゃない!?とか中々攻めますね(好物) ミナさんの夫も一本愛という感情のネジがへしゃげてるのも みんな微妙に狂っていて愛おしい…。 ここまでツワモノのヒロインだからこそ、ハッピーエンドに 導くことが出来たのかなとも感じました。 おまけのノタリバコさんが出て来た時は、 いじらしくて泣きました。人間よりも純粋で健気…。 さあ!私の絵を描きたい欲をかっさらっていったお方! ソウマ様!! いやいやいや、この方に全部持っていかれました。 養子縁組しようとしたりそこボケるという可愛さと、 お馬さんに片目をもっていかせて、一目惚れ?したヒロインを そっと日常に返すとかツボ過ぎて!! 愛が重くて、仄暗くてあああ、眼鏡かけさせたい…と レイヤーを増やしたくなりましたが、裸眼でいかせていただきます。 @ネタバレ終了 もっと恐ろしい系のホラーとばかり思っていましたが、 因習と愛憎劇が好きな方におすすめしたい内容でした! 素敵な作品をありがとうございました! -
ももちゃ~ん…竿之助君誕生からツッコミどころ満載なんですが、 一目惚れから愛の大冒険が始まるなんてロマンチックじゃないですか! ゆるっとしたアニメがぬるっと動くのが楽しいです。 @ネタバレ開始 も、ももちゃんが痛んで…いや熟していく! そうだよね。桃ってちょっとぶつかるだけで傷むから…と ハラハラ。 初回はとりあえず踏みつけろとゴリ押ししたらTRUE ENDを 迎えていました。…アジトがヒワイ…。色合いとか…。 何はともあれ、ラストの桃栗三年柿八年には お跡がよろしいようで!とふふっとなりました。 @ネタバレ終了 心の綺麗さを十分に保って大冒険楽しみましょう! 楽しい作品をありがとうございました! -
図書館の季節に閉じこめた前作の「涙を止める方法」が好きでしたので、 こちらの作品も登録されてすぐにプレイさせていただきました。 @ネタバレ開始 なんとなく二人の関係の予想は出来ていましたが、 この静かに流れていく時間を見守ります。 本を渡すことで解放され、音楽が流れる瞬間が良かったです。 どこかに居続ける「君」と「私」が向き合うことで 前へと進んでいく。 変化したタイトル画面もほっとあたたかな気持ちになりました。 @ネタバレ終了 短いお話の中で優しく人生を紐解いていくような時間でした。 素敵な作品をありがとうございました! -
ウサウミウシはオムライスをたべたいウサウミウシちゃんが可愛い!! ぴぃ!ぴぃ!!しか言わないのにその愛くるしいフォルムと 街の皆さんとの交流がハートフルでした。 @ネタバレ開始 初見でオムライスに辿り着いたんですが、 他のご飯も美味しそうですね。 酢ときのこになった時は、さっきは甘酢系だったけど… 何の料理になるんだ???と頭をひねりましたが おいなりさんかー!たしかにシイタケいれてるねえと ひらめいた気分でした。 @ネタバレ終了 ほのぼのかわいい生き物は心がやすらぎます。 素敵なお話をありがとうございました! -
オプライド世界観がしっかりと構築されていることや、 各キャラクターを担当される方々の演技がとても上手で、 映画を見ているようにするすると物語に入っていきました。 全員が苦悩を抱えている状態でありながらも、 登場人物達のやり取りでシリアスにもコミカルにも、 ドロ沼にもなる展開が胸を打ちました。 @ネタバレ開始 もう終わりにしたいと願うジータは、そのことについてウラノと徹底的に 言い合ったりしたのかな?と後から考えてしまいました。 一人にしてしまった負い目もあるし、弟が自分を生かしたいという気持ちも わかってしまうが故に逃げ出すことでしか己の意思表示を 出来なかったのかな…と。 ジータとウラノの直接のぶつかり合いも見たかった気がしました。 スタート時で、多分「兄」はジータだと思っていたので稼働年数はともかく 「ショタオジ」なんですね! 善人&紳士&コミカル担当ルイスさん。 いやー「彼女」への恋慕でウラノの記憶をあえて消しちゃうなんて大好きです!! その心の奥底に秘めた人間の嫉妬行動!! こんなことしちゃいけない。彼女はウラノが好きなのだから、でも…!! 紳士の顔の裏にこんなドロドロの葛藤があったんだね~と大好物の告白に 目が輝きました。 この辺!この辺もどこかで見たいです。 ウラノ弟君。研究の第一人者になったとはいえ、記憶を持って兄を 生かしているのは正直「ズルいな…」と呟いていました。 他の親は記憶消されちゃうのにさ…と。 エゴだよねと思ったら次の瞬間にルイスさんが突っ込んでくれてますし。 兄の記憶が残り続けているから余計に生かし続けたいと願ってしまったのかなと 感じるところもありました。 もしジータに記憶がなかったら、毎回初対面で心が折れるか… いや、これこそが永遠とその世界へとさらに沈み込んでいくかな… どちらになりますかね。 彼等の物語とは別に、このオプライド技術について深く考えさせられました。 一番の引っ掛かりが「親の記憶も消す」というところでした。 記憶を消せるような技術があれば、まずは世界の上層部が各方面に 利用しようとするだろうなと。それこそ軍事的であったり、 国民を操作することを願う層がいるでしょう。 ルイスさんが普通にその辺を歩くなんて出来ないだろうなとも思ったり。 拉致られそう。 親の記憶を消したとして、その子供が関わる友人知人、 近所の人…その辺りから歪みが生まれこの技術に疑問を感じる人々も いるんじゃないかなとも思いました。 後は、2、3年しか耐用年数がない有機個体の開発を優遇するなら、 体温調整も可能な無機体のアンドロイド移植の方がいいだろう?と 声を上げる団体も出てきそう…なんて。 まったく関係のない世界観まで想像させるくらいに深いお話だったと思います。 その日見た夢がSFちっくだったのがハマった証拠です! @ネタバレ終了 前日譚、後日談共にもっと見てみたいお話しでした。 素敵な作品をありがとうございました! -
ティラノフェス2024オープニング
