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ももい ゆずのレビューコレクション

  • クリムゾンレッドの死神 -KILLER INSTINCT-
    クリムゾンレッドの死神 -KILLER INSTINCT-
    死神無印が最高に面白かったので、FDまで一気に駆け抜けました! 相変わらずオシャレでかつ不穏で物騒な始まり。これぞ死神の世界という感じが何だか安心してしまいました(笑) @ネタバレ開始 今度は模倣犯?それは穏やかじゃないね!と洋画のアテレコを脳内妄想しつつ、御馴染みキャラ達のやり取りを微笑ましく眺めました。パンケーキ頬張りながら(※口にチョコ付けて←大事なポイント)物騒な話をするレオ君もこれまた相変わらずの可愛カッコよさ。からの、照れ顔!かわっ!デートって言葉くらいでそんなに照れないで!!さっきまでぶっ殺すとか何とか言ってた人と同じ人だと思うと頭がバグってしまうからwwwと、開始早々レオ君に振り回されました。ギャップがすごい!! 今回は、前作よりもキャラクター同士の心のやり取りや恋愛描写に重きが置かれていて、よりドラマ感が強く、レオ×キャロル推しとしては大歓喜な内容でした!レオ君が、キャロルちゃんとの日々に癒されながらも、まだ悪夢を見てしまう状況が心に来つつ、それでもキャロルちゃんと共に生きて乗り越えて行こうと前を向くレオ君、それを支えるキャロルちゃん、お互いがお互いを信頼し合えている様子に胸打たれました。女が男を聖なる善パワー(?)で浄化して救うのではなくて、悪の面も全てを受け入れて癒すというのが個人的に大変癖なこともあり、この二人の関係性本当に好きです。 海でのデートシーンキュンキュンしました!レオ君がキャロルちゃんの前では弱い所も見せられるのも、それを自然に引き出してあげられるキャロルちゃんの包容力も。やっぱこの二人永遠に推せる!……からーの、レオ君がヤキモチを妬いて強引に唇を奪うシーンが大変に燃えました!ほっぺにチューで照れ照れなのに、ヤキモチからのキスは出来ちゃうの!?おーまいがー!(手を叩いて喜ぶ)レオ君、可愛いが過ぎる。 キャラクターと言えば、新キャラ達皆魅力的で沸きました!オリーブさん。オネエ!?と、ときめきの予感……!(※訳:好き)に震えていたら……処刑人さん!あ、こちらもときめきの予感(略)首痛めポーズで現れた刑事ヴィンス君。胡散臭いですね。迷探偵ももいゆずが断言しましょう。「アナタが処刑人ですね!!」(ドヤ顔)……と、大勘違いぽんこつ探偵爆誕させたりしながら、物語が終わる頃には皆の魅力を前に推し変しそうになってしまったりしてました。特にマルセルさん!ドラッグ、弟への想い、死神への憧れ……。今の状況を肯定は出来ないけれど、否定も出来ないもどかしさ。人の心の弱さに共感してしまう自分がいて。マルセルさんがクソクソクソ人生って連呼してたところ、何だかとても悲しくなってしまった。君がただのコーンスープの処刑人だったら良かったよ……(涙) そんなわけで、個人的ハイライトを私の心の叫びをそのままお伝えしておきますね。 「え?ロキ君!!来るじゃん!無印ではアウトだと思ってたのに、めちゃくちゃカッコ良くなってるじゃないですか!!!ずるいよずるい!!!!(ジタバタ)」 「きゃーーーーー!皆様!ついにお二人が身も心も結ばれましてよーー!各位お赤飯をご準備くださいましーーーー!(踊)」 「えっ、髪解く逆光のレオ君カッコ良すぎでは?REC!!!!」 「マルセル兄さーーーーーん!そんな最期の最期でイイ男ムーブかましてくるの反則ですよ!!最期までクズでいてくれないと辛過ぎだよ!!!うぉおおん!!!(遠吠え)」 「ハーヴィーおじさん、パパって言われてめっちゃ笑顔になってるじゃん!やめろばかやろう♡になってるじゃん!!え!好きーーーー!!!(叫)」 すみません、後半物語に熱中し過ぎていて語彙がはじけ飛んでおり、こんな言葉しか出て来ませんでした(笑) レオ君とキャロルちゃんの糖度高めのシーンは、色気と切なさと心の機微が伝わってくるシーンが多くて、二人がいつまでも幸せにいられますようにと願わざるを得なかったです。おまけシナリオの先、二人が幸せな家庭を築けることを画面の前で祈ってます……! @ネタバレ終了 前作よりボリュームアップした今作、安定のクオリティと内容で前作ファン大満足の内容でした! より甘く、濃密に描かれる二人の恋愛模様を始め、人の心の弱さや強さ、家族愛などなど、非常に分かりやすくドラマティックに描かれていて、お話に没頭出来たのが良かったです。FDとして欲しいものがしっかり詰め込まれた感に、心もお腹も満たされました。 今作も大変面白かったです!すっかり死神世界の虜になってしまったので、また何か違う媒体でも皆のその後が見られたら嬉しいなと思います。ミズ・パンケーキになりそう(笑) 素晴らしい作品を生み出して下さりありがとうございました!今後ともご活動応援しております!

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  • クリムゾンレッドの死神
    クリムゾンレッドの死神
    満を持して、巷で噂のクリムゾンレッドの死神に会いに行って参りました!! HAHAHA、こりゃ傑作だ!洒落た海外映画でも観てる気分だぜ!……とか、アテレコしたくなるハイクオリティな洋画……じゃなかったゲームでした!タイトル画面のイラストとBGMがオシャレでカッコ良くて、期待感MAXで開始すること3分。既に面白過ぎて、心を鷲掴みにされました。これは本当に、洋画が始まってしまう感覚に陥るぞ……! @ネタバレ開始 まず、キャロルちゃんが可愛い!ハーヴィーおじさん渋くて素敵!そしてミスターパンケーキ……!!めちゃくちゃカッコイイ!こんなに紳士的でカッコイイのに、パンケーキ好きで、口にクリーム付けちゃうだと!?ギャップがたまりません! セリフ回しがいちいちカッコ良くて、本当に洋画を観ている気分(二回目)粋、という言葉がぴったりですね! レオ君の背負っている過去が壮絶で、彼が死神になった理由も、今復讐に身をやつしていることも、納得出来てしまうのが辛い。シェリーちゃんと赤い手袋のくだりは本当に泣いてしまう……。でも、そんな彼を否定することも肯定することもなく受け入れるキャロルちゃんの懐の広さに救われました。 カッコイイのに年相応に可愛い所もあるレオ君と、姉さん女房感のあるキャロルちゃんはお似合い過ぎますね! そして、ロキ君とレオ君の因縁……。これはもう、どっちが正しいとかではなく意地と意地とぶつかり合いのように思えました。ロキ君。登場時から自分のことしか頭にない人なのかと思ってたら、重要な所ではちゃんと仲間のことも考えられるんじゃん、え、可愛い(?)とこあんじゃん(何故か上から目線)……なんて油断してたら、レオ君撃たれましたね!?正々堂々とか言いながら、撃たれましたけど!?やっぱロキアウトです!!!!と一人相撲してしまいました。ロキ君に踊らされてしまう……(笑) しかし、若き日のレオ君とキャロルちゃんの出会いがあまりにも可愛くて尊過ぎたので、全てを許しました。こんなの絶対好きになるじゃん!パンケーキもキャロルちゃんも!!!ひょわ~~~、めちゃめちゃ尊い……!そりゃこれが懐かしい味なわけだよ!そりゃ通っちゃうよ!好きなんだもん!!レオ君はキャロルちゃんじゃないとダメだよね!こういう男大好きです!!!!ふぁーーーーッ(あまりの尊さに言葉を放り投げ遠吠え) 手に汗握るバトルシーンは少年漫画のような熱さがあり、燃えました!血しぶき舞う中漂う人情だったり悲哀感が個人的にとても好きです。ちゃんと救いが残されている所にも後味の良さを感じます。(一応、選択肢を敢えてミスって救いの無い死へのダイブは全て試し済みですwww) 最後のレオ君とキャロルちゃんのうふふなスチルはパンケーキ並みに甘くて、デザートを頂いた気分でした。大人な色気がすごくてすごい!大変ご馳走様でした! しかしレオ君、死神の時のカッコイイ姿と恋愛ごとには慣れていない初心な姿のギャップがエグイです可愛すぎます!タイトル画面がクリア後二人共笑顔になるのも素敵でした。一生二人、手を繋いでのうのうと生きていってほしい!!!! @ネタバレ終了 スピーディでスリリングな展開の中に差し込まれる切ないシーンや色気のある恋愛描写が、物語をよりドラマティックに魅せていて、全体の構成力の高さに脱帽致しました。無駄なくコンパクトにまとめられていながらも、キャラクターの魅力や背景、心の動きがしっかりと感じ取れるシナリオも本当にお見事だと思います。そして特筆すべきはやっぱり、オシャレで小粋なセリフ回しでしょうか。 緩急の付け方や間の取り方も本当に素晴らしく、まさに短編作品のお手本のような作品だと感じました。このまま映画化してほしい……!!!いや、これはもう映画ですね!私は今映画館から出てきたのですわ。ハードボイルド・ラブ・アクション!! 最高に面白かったです!素晴らしい作品をありがとうございました! さて、パンケーキでも食べに行くか。

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  • 地雷系女子!?ほなみさん
    地雷系女子!?ほなみさん
    可愛いサムネイルと、地雷系女子!?の見出しからとっても気になりプレイさせていただきました。 @ネタバレ開始 冒頭、主人公が凛君か凛ちゃんか迷いましたが、何となく男の子なのでは?という気がしたので、凛君は可愛いモノが好きな男の子というていで京兄様をお出迎え致しました。京兄様、TLでお姿お見掛けしておりましたが、イケメン過ぎて倒れそうでした。そんな京兄様にフラフラになりながら、ついに地雷系女子とご対面!噂のほなみさんだ…!!とテンション上がっちゃいました。 その後、ほなみさんと会話を始めたわけですが、いきなり押し倒!?されてしまい大変驚きました!ほっ、ほなみさん大胆!!……ではなくて、なるほど、ほなみさんは凛君に会うためにいらっしゃったのかと理解し、ドキドキしながら他エンドを回収。段々とほなみさんへの理解が深まっていった所でのエンド4で「何てイイ話なの!」と思わず拍手してしまいました。 ほなみさん、めちゃくちゃ可愛いです♡ほなみさんが好きなもののために色々と努力している姿を想像して、応援したくなりました。 「固定観念に囚われずに自分を好きを貫くって素敵だと思いませんか?」凛君のこの言葉がとてもとても刺さりました……!こんな言葉をサラッと言える凛君カッコよすぎませんか!?と画面の前で凛君コールしていたら、ウインクスチルで「え!?凜君見た目男前過ぎない!?!?(大興奮)」となり今度こそ倒れました。美形兄弟最高過ぎる~~~!!凛君、可愛いモノ好きな所と発言のカッコ良さとのギャップもイイなと思います。 途中お胸の威力でお洋服がはじけ飛ぶラッキー(?)ハプニングがあったり(笑)ウィッグが取れてしまったりとほなみさん的には散々だったかもしれませんが、視聴者の私は大変微笑ましく眺めさせていただきました。ほなみさん、凛君は本当にお似合いのカップルですね。お二人がこの先もお互いの好きを尊重して、一緒に楽しんでいけるような素敵なカップルであられ続けることを心から祈ります! @ネタバレ終了 自分の好きに素直になるって素敵なことだよな、と改めて思い出させてくれるような、明るくて優しさ溢れる作品でした。 ポップでキュートな絵柄、明るく軽快なBGM、テンポの良いシナリオと、三拍子揃ったまさにラブコメ!な可愛さが特に魅力的に感じました。 とっても沢山の元気を貰えました!素敵な作品をありがとうございました!

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  • 白雪とネクロマンス
    白雪とネクロマンス
    美しく不穏なタイトルと、動くスチルを製作中から拝見しており、ずっと気になっていた作品でした。 白雪姫がモチーフと思われる描写から始まって、ここにネクロマンスが出てくるとなると……これは大変な悲劇の予感です(ドキドキ) @ネタバレ開始 白雪姫の王子は「死体愛好家」的な側面があると記憶しているので、その辺りと絡んでくるのかな~とドキドキしながら物語を追い掛けたのですが……お話が好み過ぎて、最後発狂してしまいました‼︎(笑) まず、アイビーちゃんが可愛い!見た目もお声も可愛い!しかし、これで死体というのもまたある種背徳的な魅力がありました。が、しかしいきなりエリオット様にぼかすか殴られててそこは泣きました!!ひ~、鼻血が……鼻血が~~~!! この時はまだ、二人の関係性や過去を知らなかったので、エリオット様は気難しいヤバ男なのかな?……くらいの感覚だったのですが、その後に出てくるリカルド様を前にしたら、エリオット様がとてもまともに見えてくる不思議体験をしました(笑) リカルド様の言葉と、その後のエリオット様の表情から、過去何らかの理由でアイビーちゃんは亡くなり、それをエリオット様が生き返らせたのだろうなと思っていたのですが……想像以上に過去が悲劇過ぎて情緒が大変でした!めちゃくちゃ想い合ってるのに、すれ違いからの……(涙)元はこんな優しいエリオット様もいたのかと思うと、今が悲しくて辛い。しかしながら、アイビーちゃんの過去、つよつよ女子過ぎて笑ってしまいました。イノシシ狩れちゃう系女子、すごい!しかも、エリオットさまの首を獲ろうとしていた所にも笑ってしまった。つよかわ!! 回想から戻ってきた後の二人のシーンで、アイビーちゃんからも、エリオット様からも(ここは私の幻覚?)涙が零れているのがもう……もう……!最後、アイビーちゃんの独白が、執着と闇を感じさせるところに震えました。なんという悲劇! とかとか思っていたのですが、エンディング後のエリオット様の独白で、全私がスタンディングオベーション!大歓喜しながら床を転がりました……!!ひょわ〜!!!エリオット様最高過ぎませんか!?最高の愛重執着男!!!!大好き!最後のセリフ、永遠にリピートしたい!!悲劇なことに変わりはないけれど、執着という呪いで二人は永遠に一緒にいて下さいお願いします!!(語彙が爆ぜました) リカルド様は、これまた清々しい程の悪で……好きですね。傍にいてほしいから死者にしておいておきたいとか、実際は腐敗が進んでいるにもかかわらず彼の目には昔の姿のままに映っているとかとか……こういう男からしか得られない栄養素ありますよね(笑) おまけの鏡さんとの会話も楽しかったです。こういうおまけ、とても好き! 実は、男性から女性への暴力描写が少々苦手なこともあり、最初のシーンでは少しひよってしまったのですが、今はプレイして本当に良かったという気持ちでいっぱいです。愛は暴力を超えますね!(愛=暴力かもしれませんが) @ネタバレ終了 美しく物悲しいBGM。効果的なエフェクト、そして美麗なスチル。工夫を凝らした演出が物語の魅力を更に引き上げていたように思います。スチルが全部動いてるの、本当に凄い! また、声優さんたちの演技が大変素晴らしかったです。皆様キャラクターのイメージにピッタリで、お話にどっぷり浸ることが出来ました。 上質な舞台演劇を一本観劇したような満足感に浸っております!総合芸術という言葉を体現したような、素晴らしい作品でした。 素敵な作品をありがとうございました!

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  • ナツノイドコロ
    ナツノイドコロ
    爽やかで、でもちょっと切ないようなタイトルとタイトル画面が印象的でずっと気になっていました。 @ネタバレ開始 冒頭から、これはアレかな。「ぼく」は家で虐待か何かを受けていて、そこから逃げ出したのかな……と大変不穏な始まりに開始5秒からハラハラしてしまいました。(タイトル画面で「外に出る」ボタンに、んん?となっていたので、色々納得でした) そんな時に現れたお兄さん。彼との穏やかな時間に「ぼく」が癒されていく様子が分かって私まで癒されていました。しかし、アルビノであることを悪く言われていることや、お姉ちゃんが拾ってきた猫ちゃんの末路のことなど、少しずつ明らかになっていくぼくの境遇を思うと、癒されながらも胸が痛くなってしまい辛かったです。 そしてお兄さん。とても穏やかで優しいけれど、何かを諦めているようにも思えて、ぼくはもちろんですが、このお兄さんも心配になってしまいました。蝉や蟻のくだり、高校生でここまで死生観が達観している所に、お兄さんの心の闇というか、抱えているものの大きさみたいなのを想像してしまって苦しくなりました。特に、ぼくが耐え切れずに泣き出してしまう所と、それを優しく見守るお兄さんの懐の広さ(或いは、逆に色々諦めてしまっているが故の虚無感なのかも……)が垣間見えるシーンは、大変に情緒がかき乱されました……! 最初はエンド「ばいばい」に辿り着き、あの後ぼくが自らそれを選択してしまったことを思い、泣きました。その後、ばいばいを二回ほど見て(ちょっと攻略に詰まりました(笑))次に辿り着いた「ただいま」エンドで、お、お姉ちゃん……!( ;∀;)家庭環境がそもそも酷い様子なので、お姉ちゃんの愛情もそこから歪んでしまったのかなと思うと、何だかやるせなくなりますね……。 そして最後、白エンドに辿り着き。緋色の花……ハッカ飴……緋色君……!!となりました(語彙力霧散)。緋色君との夏のひと時があったから、真白君は、何とか今を踏ん張れているのかなと思うと(´;ω;`)最後保健室のドアの向こうにいたのは……そうだったらいいなと心から願いました。 そして、おまけがまさかの複数構造になっているとは!?クリックする度に新たに物語が紐解かれていくのが、ワクワク感がありました。 お兄さんこと緋色君と藍君のお話は、真白君とお兄さん時代を彷彿とさせる瞬間があり。緋色君は、昔から誰かに執着されやすい人なのかな?という印象を受けました。先輩こと灰君も話していましたが、緋色君はまるで蜃気楼のように儚げで、どこか消えてしまいそうな危うさを持っている子のようなので、相手は緋色君をほっとけなくて構っていたら、いつの間にか緋色君沼にハマっている様子を想像してしまいました。緋色君みたいな子いたら、私絶対好きになってしまう気がします……(笑) 真白君の今が幸せとは言えないけれど、それでもあの夏の日が、真白君を、そして緋色君のことも支えてくれているのかなと思うと、偶然の出会いの尊さを感じます。 おまけ3種続けて見まして、その後しばらく3種目が繰り返されたのでこれで終わりかな~と思ってたら……んんん?また新しいお話が!?こ、これはお姉ちゃんのこと!?黒江ちゃんというのですね。黒江ちゃんは、やっぱり周りからも異質な存在に思われているのだなと納得しつつ、彼女自身は弟を心から愛していると信じているのが物悲しかった。願わくば、彼女含めて、皆が少しでも生きやすい未来を選び取れるといいな~。真白君、灰君、緋色君、藍君、黒江ちゃん。皆、お名前に色の名前が使われているのが印象的でした。 @ネタバレ終了 短いながらも、夏の空気感と二人の様子が鮮烈に心に刻み込まれるような、趣深い作品でした。 全編通してBGMが無く環境音だけなのも、物語の深みや切なさをより強調していて、お話に没入出来る作りになっていると感じました。途中でセーブが出来ない仕様なのも、このお話では自然に思えます。もう戻れない、あの頃には……感! 多くを言葉で語らない作品で、読了後の余韻がすごいです。フルコンプまで30分程度とのことでしたが、その三倍くらいはナツノイドコロ世界に浸っていたと思います。今、完全にふやけております。 素敵な作品をありがとうございました!

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  • ヤンデレ好きが推しに執着される、悪役令嬢に転生できたのに、プログラムに勝てません!!
    ヤンデレ好きが推しに執着される、悪役令嬢に転生できたのに、プログラムに勝てません!!
    タイトルが印象的、かつヤンデレものということでとても気になっていました! @ネタバレ開始 まずメイちゃんの遺言独白からめちゃくちゃ笑いました!アル様の執着エンドをもう一度見たかった〜!からの、会社を事故物件にしてやったぜ!のくだりに噴き出しました!社畜、会社恨むよねっていうのが分かり過ぎて……(白目) 転生後、メイリーナ様の、ツンとデレと白目を行ったり来たりするのも面白過ぎました!そりゃそうだよね、推しに「気持ち悪い!」なんて言ってる自分を想像したら、そりゃあ顔面蒼白で白目も剥くよね。 とにかくメイリーナ様(の中のメイちゃん)が終始可愛い&面白いです!アル様の狂気ヤンデレ発言にも「最高!好き!」って言えちゃうメイちゃんは、本物のヤンデレフリークなんだろうなと思うとそこも面白い。多分メイちゃんよりもメイリーナ様の方が普通な感覚な気がするよ~?みたいな(笑) アル様のヤンデレ具合も、登場時からだいぶ飛ばしていて、どこからどう見てもヤンデレのヤバ男なんですが、メイちゃんがそこに萌えているので、微笑ましくなってくるのが新しい感覚でした。アル様イケメンだからこそ病んだお顔が怖い……(笑) そして、ミニゲーム。私には結構難しくて、何回か失敗してしまいました。そのたびに、ミニキャラのアル様お花折ってる~~~~!って泣きました。ヤバい、手折られてしまう……!! 最初はハッピーヤンデレエンドを迎えて、アル様とイチャイチャして楽しい時間を過ごすことが出来ました。推しと相思相愛になれてメイちゃん良かったね……こっちの世界で永遠にお幸せに(涙)で終わったんですが。バッドエンドは……来ましたね、本領発揮。震えました……。メタ的要素。ヤンデレ・執着ってこういうことですよねって感じで個人的にとても好きでした。そもそもが、あっちの世界のメイちゃんのための物語だったんですね。タイトルはアル様側の気持ちを表していたのでしょうか…。二次元の推しを覗く時推しもまたこちらを覗いているのですね……(笑) しかし、エンディングの最後。アル様のリセット方法(?)は10度見くらいしました!あまりにも衝撃的過ぎて!!えっアル様?ええっと、ここはどこの地獄でしょうか?その方法は、いささかアグレッシブ過ぎませんか……?(震え声)アル様に最後ボコボコに殴られた感が凄くて、画面の前でしばし呆然としてしまいました。色んな意味で私の脳天にもグサグサ刺さる~(笑) これは、ヤンデレホラー!!作者さんホラー苦手では……?と思ったりしました(笑) @ネタバレ終了 流行りの悪役令嬢転生モノを、新しい切り口から捉えて形にしている、大変に面白い作品でした! プレイ中は終始笑いが止まらなくて、でもエンドではドキッとしたりゾワッとしたり、感情が忙しく、あっという間にクリアしていました。今はめちゃくちゃ面白かった~!という気持ちと、ゾワゾワッとした感覚がないまぜになっています……(笑) ノンストップで駆け抜けられるテンポの良さと、緩急の効いたシナリオが特に素晴らしく、世界観を上手く表現したミニゲームも違和感なく組み込まれていて、構成もお見事でした! ヤンデレ好きな方もそうでない方も、推しという概念が分かる方には是非プレイしてみてほしい作品です。 素晴らしい作品をありがとうございました! @ネタバレ開始 (そして心のサポーター枠に入れて下さって本当にありがとうございます!!) @ネタバレ終了

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  • いのちのせんたく【年末年始のすごしかた】
    いのちのせんたく【年末年始のすごしかた】
    華やかで柔らかな雰囲気で、タイトルが意味深な感じがとても気になっていた作品です。 @ネタバレ開始 まずは年下の湊君と仲良くなろうと突撃!真面目そうで、一途そうな年下幼馴染君。こんなの絶対好きですね! 湊君は学生らしい可愛さにキュンとする描写が多くて、年上のお姉さんにからかわれたりする様子が見ていてとても微笑ましかったです。個人的に湊君の「あなた」呼びに大変萌えました……!年下男子のあなた、イイですよね! 湊君ルートの莉央さんは、とても大胆で見ていてとても気分が良かったです(拍手)まさにオトナの女。特に、「チャンスなんでしょ?」って言い方が、カッコ良かったです!(ここのシーンドキドキしました。髪の毛にキスって、紳士的なような気もするし、めちゃくちゃ独占欲が感じられるような気もするし、色気がすごかったです……!!) 二人が結ばれた後の莉央さんの独白も、何だかとても生々しくって(言い方)画面の前でにやにやしてしまいました。ごちそうさまでした。アダルティな展開イイですね!言葉回しも綺麗で、それが逆に妄想を掻き立てる感じがしてたまりませんでした~。 なんて浸ってたら……え!?莉央さん、ご両親はご旅……(尻切れトンボ)。いきなり来るじゃないですか、主人公の心の闇。流石です、先生。この上がって急降下する感じ、まさにジェットコースターストーリー!この描写があって、タイトルの「いのちのせんたく」に繋がるのかと納得しました。湊君は、莉央さんの心を洗い上げてくれる存在になるんでしょうか。それとも何かと何かを選ばないといけないせんたくなのでしょうか……( ;∀;) しかしながら、湊君とのその後のやり取り(いちゃいちゃ)は、付き合いたてのカポー感があって、とても可愛かったです。 お次はふわチャラセンパイ。電話口での飄々とした感じ、とてもSUKI!女に優しいチャラ男、嫌いなわけがありません!私もこんな風にエスコートされたい!って画面の前でジタバタしてしまいましたw そして……いいですね、このセカンドに選ばれた女感!(笑)こういうの個人的には現実感と悲哀があってとても好きですね。でもそこに落ち込まず(?)前向きに楽しめる莉央さんいいなと思いました。 しかし、ここでぶち込まれるご両親の話題。湊君√のこともあったので、先輩の「……」が重くのしかかって参りますね……。だからこその先輩なんでしょうか。女性を癒すヒーラーらしい先輩、どうやって莉央さんを救ってくれるのかなと期待が高まりました。 先輩の「そんな先の未来まで俺のこと見てくれてるの?」っていうセリフとやり取りがとても好きです。自然と相手の未来の姿を想像出来るって、いい関係だなと思いました。 そしてハグ!ここのスチルの先輩がイケメン過ぎて禿げそうでした!ふわチャラ年上男の真剣な眼差し、刺さる~~~!! でもこの後の莉央さんの頭を過る言葉が、とっても気になりますね。ご両親……?のことで、親しい人を失いたくないという感情が莉央さんを頑なにしているのか、それとも他の理由があるのか……。 そして朝チュン……後の立ち絵!バスローブじゃないっすか!胸元セクシーひゅ~~~~!と歓喜しました。しかも、え?私セカンドじゃなかったの!?(しれっと莉央さんに成り代わるな)うそ、ますます先輩に落ちてしまう……! ビジネスチャラ男、最高でした!可愛い所ありつつも、ちゃんと肉っぽいのが好きです! サイドストーリーも堪能させていただきました。これは謎が謎を呼ぶ展開!続編あるのでしょうか!?先輩と莉央さんと湊君はどういう関係!?三人が抱えるもの、とても気になるのですが~!! そして、将さん、ドタイプで倒れました……美眼鏡男子。 そしてそして……何ですか、このご褒……いえ、湊君への悪戯タイムは!?莉央さん、攻めますね!?湊君、ナニされちゃうんですか!?結構攻め攻めな文章にドキドキでした!ご馳走様でした!! そして、お待ちかね(?)のムキムキをむきむき出来ると噂のCGモード、クリックしまくらせていただきました★楽しかった~!!(笑)美ボディなイケメンを剥いてしまう背徳感まで味わえる、何とも趣深いゲームです……。でもあの、先輩の2枚目3枚目は、背後注意でビックリしましたwせ、せくすぃ~~~! 作者さんのお話は、女性優位感(年上女房感とも言う)があって、見ていて気分が良いです(笑) 湊君も先輩もどっちも違ってどっちも良いですが、ビジネスチャラ男が個人的に刺さったので、今のところはセンパイを推したいと思います!続編で湊君の手段を選ばない何かが見られることを楽しみにしています……(笑) @ネタバレ終了 短いながらも、キャラクターがしっかり立っており、それぞれ違った魅力溢れるイケメンと甘い時間が過ごせる素敵な作品でした。 ドキドキする展開、綺麗で色気のあるスチルなど、大人の乙女ゲームという感じがして、とっても楽しませていただきました! 真相の回収ストーリーを首を長くしてお待ちしております! 素敵な作品をありがとうございました!

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  • 悪役令嬢はワンマップで婚約破棄を回避したい
    悪役令嬢はワンマップで婚約破棄を回避したい
    皆様ごきげんよう。わたくし、ノベルゲームの概念を覆す、とんでもない作品を遊ばせていただいてしまいましたので、そちらの感想をしたためさせていただきましたわ。 まだプレイしていないという画面の前の紳士淑女の皆様、一度こちらの作品を起動なさって? おそらく、最初の5秒でこの作品の素晴らしさを体感出来ますことよ! ……と、茶番はこの辺りで。 まず最初に「何これ!?え?すごすぎませんか!?」 神の所業を見た!という感想一言に尽きます……!! 夏さんの他の作品も、毎度同じように感じていましたけれど!作り込みの細かさ、演出の素晴らしさ、グラフィックの美しさ&センス、神がかったUI、痒い所に手が届き過ぎているユーザビリティの高さ。どれを取っても全てがフリゲの域を超えていますし「すご!!」という奇声とため息しか出なかったのですが。ががが!今作は、これらに加えてノベルゲームという概念すらも超越する、もはや神業としか思えないナニかが目の前に現れて、凡人の私はそのままひっくり返りました。 え?ナニコレ?すごすぎてすごすぎるんですけど!?(二回目)まずは画面に向かって拝みました。このような素晴らしい作品を無料で遊ばせていただけてありがたき幸せ……! @ネタバレ開始 最初、ダメだって言われてるのに探索パートでうっかり何度もマウスクリックしてしまい、そのたびにブビー!と怒られてしまいましたが、それすらも楽しかったです(笑) 初回は運良く、罠にかからずに色々な鍵を見つけられたのですが、その直後花瓶横の罠にかかってからがさあ大変!以降、何度も色んな罠にかかりまして、一気にゲームオーバーを埋めることに……!早く大公と大公夫人にアイテムを渡さないといけないのに、十字キー操作に不慣れ過ぎなポンコツマンの私は、何故か自分から罠を踏みに行くこと●●回……。画面の前で思わず「私、ゲーム下手過ぎか」ってぼやいてしまいました。 (この時は真相を知らなかったので「このks王太子め……!ピンク髪腹黒女(お二人をこのように呼んでししまい、後で土下座致しました!)に現を抜かして婚約者を陥れやがるなんて良い度胸しておりますわね!?ギッタンギッタンにしてやりますことよ~!!!とハンカチを噛んでいましたwww) レイ様がとても可愛らしく、また王太子様大好きというのが伝わってくるので、最初は王太子とハピエンなんてありえるのか?レイ様が可哀想すぎないか?……などと要らぬ心配をしてしまっていたのですが、蓋を開けてみたら……何だ、ただのバカップルでいらしたのね(笑顔) レイ様ダン様の関係への理解が、何段階かで深まるように作られている所がとても良かったです! 不幸な(?)すれ違いかーらーの誤解が解けてはっぴー!→その後、レイ様がダン様を守るために色々頑張っていたと分かって、レイ様最高の女!歓喜!→実はダン様もレイ様のために敢えて婚約破棄を持ちかけるダメ(?)王子ぶりを発揮していたことが分かり胸アツ!!ひゅ~~~~! ……のような感じにテンションがどんどん上がりました!まあ、ひとくくりにすると、バカップル達よ永遠にお幸せに!なんですが(笑)レイ様ダン様どっちも可愛いね!!! それはそうと、ダン様のポンコ…不憫な所やら、知ってはイケナイ何やらが露呈していく断罪シーンは、見ていて心が躍……胸が痛くなりましたわ~!(ゲスな笑み) でも二人のいちゃいちゃ、もといベストエンドを見た後で、まさか他の殿方と結ばれることが出来るなんて、誰が想像していたでしょうか?初回は「ダン様ともう一回ちゅーしたいからですわ」にしたんですが、もう一方にするとショックを受けて不在になってしまうのですね(笑)最初は、不在って何だろう?ってずっと分からなくて、かなり苦戦したのですが、ヒントを見て気付きました。 魔王様とボウ様は当て馬ポジでしたが、ボウ様に攫われるのめちゃくちゃイイ!とかなり浮足立ったのはダン様の手前秘密にしておきます。チャラ男に見せかけた苦労人……SUKI! 魔王様は……どんまい★ボッタモーチ男爵令息の駆け落ちエンドも……ぐふふ、へべれけになってるレイ様が可愛かったです。 セーブデータ的にはわたくし27周はしていたようなのですが(下手過ぎです)、体感的にはもう+10周くらいした気がしています(笑)このループ数を自動でカウントしてくれる親切仕様に感動しつつ、己のポンコツさが浮き彫りになって泣き笑いしました。でも茶番劇をすっ飛ばしてくれる親切設計のおかげで、楽しく元気よく約30周悪役令嬢として駆け回ることが出来ましたわ~! 出てくるキャラクターも、最初こそ皆敵だ!!と警戒していましたが、なんだかんだ言いつつも親切にヒントを教えてくれたり、ダッシュを付与してくれたり(ノウさんの「ははは」がツボでしたw)ん??皆優しくない??聖女ちゃんも結局ヒントくれるしな~?と不思議に思っていたので、全茶番……もとい全てが丸く収まるお話だったことを知って、とてもほっこりしました。 クリア後に見られるキャラクター紹介も、しっかり作り込まれていて、各キャラ毎のストーリーが見てみたい……!と思っちゃいますね。というか、おまけの作り込みがとにかくすごく、また美しく配置されているの、本当に惚れ惚れしました。(常にごちゃついている人) フルコンプ、私の場合はトゥルーエンドが最後だったのですが、フルコンプおめでとうメッセージもクリア状況によって変わるように見受けられたので、その辺りのきめ細やかさも流石夏さん……!とやはり画面の前で拝みました。手厚いです、本当に……涙 このような作品に触れることが出来て幸せです~! 素敵な作品への感謝と御礼と愛を込めて、お二人のすーぱーらぶらぶツーショットを撮らせていただきました! 夏様の可愛いらしいデフォルメ絵が特にこの作品を魅力的にしていると感じたので、僭越ながら私もちび姿のお二人を撮らせていただきましたので、お受け取りいただけたら嬉しいですわ~! この度は、神の御業を凡人に見せて下さり、ありがとう存じます!これからもご活動心から応援しておりますわ~! ああっ、困りましたわ!口調が元に戻せませんわ~~~~~~! @ネタバレ終了 細部まで行き届いた作り込みと、プレイヤーに対する親切さ、優しさ、愛に満ち溢れた大変素晴らしい作品でした! 素敵な作品を作っていただき、ありがとうございました!!

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  • 君焦ガレ夜明ニ葬ル
    君焦ガレ夜明ニ葬ル
    男子学生とシスターのひと夏の思い出ADV、とあったので、これはきっと、可愛いシスターとの●●体験が出来ちゃうお話なのでは!?と心を男子学生にして(笑)色々な期待を胸にプレイさせていただきました! @ネタバレ開始 何よりもまず、主人公の「僕」、そして自称親友の「春田君」。どちらもお顔がイイ!!(大声) そして、「マリ姉」。このマリ姉のビジュアルが本当に可愛くて、ああ、僕はこの後このマリ姉とひと夏の思い出を作るんだ……!ドキドキしちゃうぜ!!(僕になりきるももいゆずです) なんて思ってたら……速攻でKillされてしまいました!(笑)いや、三人しか登場人物いなければ、こうなるかなと分かってはいたけれども!もう少し!もう少しだけ僕に夢を見させていただけませんか~と泣きました(笑)ひと夏の思い出を作るどころか、命を失いましたね僕! その後別の選択肢で、春田君が助けに来てくれて無事に生還を果たしまして、僕は春田君に惚れてしまいました。あれ?シスターとイチャイチャする予定だったんですけども、気付いたら野郎に惚れてしまったな……? 春田君は警察官だったのですね。高校生のフリして潜入捜査……燃えますね!これは、僕ではなくて「私」として春田君と出会いたくなります。乙女ゲームとして春田君を攻略したい! そんなことを言いつつ、私が一番好きなエンドは、エンド2の僕がマリ姉の弟にされてしまうエンドです。マリ姉の病み具合と、生気を失った目の僕のスチルがとても好きです。良き病みを摂取させていただきました。 エンド1のマリ姉のスチルも、どこか物悲しい美しさがあって好きです……(持っているものは、アウト~!ですが(笑)) @ネタバレ終了 スタイリッシュな背景と立ち絵、そして漫画のコマ割りのような演出がとてもオシャレで素敵でした。 また、サスペンス×スリル×青春×病み要素が、まんべんなくコンパクトに、無駄なくスッキリとまとめられている所も、大変お見事だなと思います…! 素敵な作品をありがとうございました!

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    12歳の少年がお相手の恋愛!?…とずっと気になっており、満を持して(?)遊ばせて頂きました。 @ネタバレ開始 親戚のだいぶ年下の男の子に好意を寄せられているのですね桜さん。 アラサー女子と少年。この頃の男の子優しいお姉さんに憧れてしまうものだよなぁ~と微笑ましくも切ない気持ちで物語を追いかけていきました。 しかし12歳と言えど男の子。実体験は乏しくとも、桜さんのことをちゃんと1人の女性として見ているのが伝わってきて、その気持ちの純粋さや切実さ、健気さにキュンしつつも胸が苦しくなりました… 現実的に考えると、桜さんが少年の気持ちを受け入れることは無いだろうなと分かりつつ、子供だからこその素直さに心を乱される桜さんの気持ちもよく分かります。自分を慕ってくれる可愛い弟みたいな子、傷付けたくないよね…!でも、ご近所さん達の目も気になるよね…!こういう時、周りからは子供を誑かしてるヤバい女っていう目で見られてしまうのが悲しいね…。 そんな時に現れる同僚のイケメンお兄さん(幼馴染なのかな?)がまた良いスパイスになっており(実は私は初見からこの青年さんがど!!!タイプでした)ちょっと弱っている桜さんの心にススッと入ってきてあっという間に掻っ攫ってく感じが、ドラマティックでもあり、リアルさもあり…。(付き合ってくれ、よりも先に結婚しないかって言われるの、個人的にめちゃくちゃツボでした!あと、言いたいことを敬語混じりで淡々と、でも畳み掛けるように逃げ場を無くすような感じで迫ってくるのは狡いです…大好きです…(笑)) アラサーで12歳と恋愛する…は限りなくタブーに近く、また彼が大人になるまで待てるほどの気力や体力も足りない、というのが現実。そんな中で色んな意味でちょうど良い相手に、好意を寄せられたら大抵の女性はそちらを選んでしまうよな~。現実的な話が出来る相手と、夢しか語れない相手の差って、歳の差以上に大きい隔たりがある気がします。でも、純粋な少年を傷付けるのも辛いよな……(思考エンドレスループ) しかしながら、青年が自宅まで送ってくれた時の、少年の必死の抵抗と冷静な(フリが出来る)青年の対比がとても残酷でとても心踊りました。やるせないけど……そこがイイ!(笑) エンドロールは、少年が自身の叶わなかった願望を夢で見てるのかな?と思う内容になっていて、切なすぎて切なすぎて…涙 一人称がオレ→俺になっているのは、大人になりたいっていう少年の想いが反映されているのかな~などと妄想して泣きました。 (あと、もしかしたら夢のシーンは、少年だけではなくて、桜さんが見ているものなのかもと思いました。桜さん何か良い夢を見ているような感じでしたので。一人称が変わっているのも、桜さん視点で考えたら、さらに合点が行くなぁ…とかとか、考えていたら眠れなくなりました笑) 桜さんと同い年で同じ学校に通ってたら、きっとこんな風に何のしがらみもなく普通の学生カップルにもなれたのかもと私も思うよ…!でも!実際にはこんなに歳が離れていたからこそ、君はきっと桜さんに憧れて好きになったんだ…!今の関係だったからこそ、君のこの恋は成立するんだ…!!と何とも言えない気持ちで胸を掻きむしりました。くぅ…っ! でも、まだ小学生でこんなにも誰かを想うことが出来た少年君は、きっとこの先めちゃくちゃイイ男になって、恋人を大切に出来るスパダリになるでしょう!おば…お姉さんが断言します! 失恋は君を男としてより一層輝かせるから大丈夫!と画面の向こうにエールを送りたくなりました。 タイトルの意味を考えてみたのですが、二人を隔てる年齢差をフェンスに見立てており、ブランコを使ってそれを飛び越えたい気持ちと、それを怖がる二人の心情を表しているのかなとか思いました。そして、実は青年もずっと桜さんを好きで、でも気持ちを伝えるタイミングが上手くつかめなかったようにお見受けしたので、彼の勇気と行動力、そしてそれを受け入れた桜さんに+部分(関係を進めた・変えた)がかかっていたりするかなって思ったりしました。 @ネタバレ終了 作者さまの作られるお話は、ドラマティックでありつつも、しっかりと現実味もあるので毎度すんなり入り込めるのが魅力だなと感じております。そして、全てを言葉で語らないスタイルが、本当に味わい深いです……見習いたいです。 今回も、短い時間の中で色んな思いを馳せることが出来ました。 切なくも、少年の真っ直ぐな思いが尊くて愛しいお話でした。 素敵な作品をありがとうございました!

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