ももい ゆずのレビューコレクション
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残業深夜 -ザンギョウシンヤ-タイトルビジュアルから既に「この作品は怖いです」と分かるので、ホラー好きとしては絶対プレイしたいと思っていた作品です。 とにかく、ホラーなビジュアルのクオリティが高い…!ホラー作品のポスターにそのまま使えそうなレベルで、作者様の技術とセンスの高さに圧倒されます。 @ネタバレ開始 まず、気付いたらフロアに一人……ということを体験してきた身としては、このお話はかなり没入感が高く、また懐かしい気持ちでプレイ出来ました(笑) 最初の選択肢では、早く仕事しよう!と意気込んで仕事を進めたのですが……た、田島さん……!!と泣くことになりました(笑)一生懸命仕事していただけなのにそんな……! 次は、やっぱ休憩大事だよね!と思って外階段に出たら、見知らぬ男性と手を振り合うことに……。 この展開が全ルート一番怖かったです。どんどん増えて行く人達が、怖い…! 最後の「うわぁあああ!」で、こっちも「ぎゃーーー!」となりました(笑) 手を振らないルートは「や、山口さん……好き…!」……と感動の涙を流していたのも束の間、最後の展開で真逆の涙を流すことになりました。。。 次々!こういう時は身体を動かそう!とうろうろして給湯室に向かうも、結局外階段にいくことになり……外階段∞ループに陥りました。まさに怪談から抜け出せない……! 自棄になり、こうなったらトイレだ!一番お化けが出そうなトイレだ!とトイレに走ったら…初めてまともに(?)生還出来て歓喜しました(笑)田島さんが生きてた~!! でも、トイレに残ると、まさかの便器からS子~!?的な展開になってしまい、田島さんと一緒に「うわぁあああああ!」となりました(笑)田島さん、アナタ不運過ぎませんか…!! その後(情緒が)疲れて仮眠を取っても、結局山口さんにkillされる……! 他に田島さんが生き残る道は無いの!?と右往左往して、トゥルーエンド?に辿り着いた時は「やった……!やっと残業が終わる!山口さんはやっぱりイイ人だったんだ……!田島さん、人生頑張れよ!」と温かい気持ちでエンディング曲に浸っていたら……突然の曲停止。 そこからは永遠の深夜残業をする羽目になり、さっきまでの余韻を返してくれ……!と泣きたくなりました(笑)だって電話鳴ってたら出ちゃいますよ……!? しかしながら、本当のトゥルーエンドは、素晴らしいハッピーエンドだったので、色々とカタルシスのようなものを感じました。 ビルの向こうの沢山の人も、そういうことだったのか……と。あと、山口さんが「ちゃんと存在していたこと」に個人的には感動しました。 こちらの作品は、全てのエンドと真のエンドまで見て、初めて完成されるような気がしました。諦めずに最後の最後まで見て良かったです。トゥルーの向こう側まで堪能させていただきました。 @ネタバレ終了 社会人なら多かれ少なかれ残業はしたことがあるのではないかと思いますが、深夜残業の恐怖を余すことなく体験出来るゲームでした! 沢山の分岐がありますが、分岐点まですぐに戻れる親切設計なので、是非とも頑張ってトゥルーエンドまで見て欲しいと思う作品です。トゥルーを見ると、作品のイメージが変わると思います。 素敵な作品をありがとうございました!
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ニュースありませんかずっとプレイするのを楽しみにしていた作品です。 不穏なタイトル画面、そこに続くオープニングのアニメーション演出が、まさにここから始まるぞ…!を感じられて期待が高まりました。 文章が口語体で綴られているので、テンポよく読みやすく、あっという間に読了しました。 @ネタバレ開始 「ニュースありませんか」まさに実在しそうな都市伝説な感じが出ていて、題材が良いなと思いました。ニュースを教えなかったらどうなるか…と言うくだりで、あ~きっと自分がニュースになるんだろうなと結末が想像出来るようにされていたので、誰がニュースになってしまうの!?と逆に最後までハラハラしてしまいました(笑) ラスト、主人公はこの先どうなるんだろう…な所で終わっているのが、恐怖の余韻を残していて良いなと思いました。最後のボイス演出、良いですね…! こういったじわじわっと日常を侵食していくような静かなジャパニーズホラーが好みなので、演出含め面白かったです! @ネタバレ終了 BGMもゲームの雰囲気にマッチしていて、素敵でした。 素敵な作品をありがとうございました。
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誘蛾灯の夜出た当初から、印象的なタイトルとタイトル画面にずっと気になっていた作品です。 @ネタバレ開始 まず最初、画面が縦長だったのが新鮮でした。 そして次に目に飛び込んできた「お胸ばいーん、お爪シャキーン、おみ足むちむちのナイスバディハイテンションリコちゃん」に、度肝を抜かれました(笑) そして……おぉ、リコちゃん人食べるのね~!とちょっと笑いました(笑) カニバもの?はあまり読んだことが無かったの、まさに新しい世界を開いたという感じでした。 リコちゃんはきっと人間ではないけど、自分を人間だと信じて疑っていないところに、不思議な哀愁を感じました。人間は自分が理解出来る範囲の人間しか愛せない、をリコちゃんが言っている所が皮肉めいてて印象的でした。 そして、リコちゃん篇が終わった後に始まる、お姉様篇。……こちらが特に私は好きでした! きっと普通とは違うお姉様なんだろうなと想像していたら、想像通り普通じゃなかった(笑)見た目の厨二感も好きです。 お姉様の人間という生物への嫌悪感は、若かりし頃は多かれ少なかれ皆抱いたりするものかな?とも思ったので、サイコめいてはいつつも、共感出来るところもあり。 気付いたらあっという間に終わってしまいました。過去作とも色々繋がりがあるようなので、そちらもまたプレイさせていただきたいなと思います。 @ネタバレ終了 作者様の作品はいくつかプレイさせていただいているのですが、かなり突き抜けている内容の中にも、要所要所でハッとさせられるような、重みや深みが散りばめられているところが毎度魅力的だなと思っています。 今作も一見すると、色々とぶっ飛んでいるキャラクターが多いように思えるのですが、言葉の端々に「人間味」やら「一度は思うかもしれないこと」やら、心の深い所にあるモヤモヤっとしたものが言葉として出て来たような印象を受けます。 だから、どのキャラクターも憎めないです(笑) @ネタバレ開始 これでもか!と言う程に、ポンポンと罵詈雑言や悪態が飛び交っているにもかかわらず、そこも含めてクズ可愛いな~と思えるので、そこが個人的には一番すごい所だと思いました。 @ネタバレ終了 キャラクターの作り方が素晴らしいです。 また、こちらに語り掛けてくるような文体がとても印象的で個人的に大変好みです。そしてテンポが良く読みやすい。 画面の色合いもサイケな感じで雰囲気がよく出ているなと思ったのと、BGMの選曲がお洒落で好きです。 面白い作品でした。 楽しませていただきありがとうございました!
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nail lainかなり前に、一部ルートのみクリア済みで、その後まとまった時間がとれるまで温め続けてきた作品でした。 集中して一気にフルコンプまで突き進みましたが、大変良かった……! @ネタバレ開始 ■トレジア君 トレジア君の、三人の中で一番普通の男の子感がとても良かったです。恋に恋して周りが見えなくなって、勢いのままに来てしまう若い感じが好きだー!しかしながら、罪悪感に苛まれて、死にたくなってるのも可哀想だけど好きだ……!若気の至りが一番当てはまる子でしたね。 もらい事故的な感じで、人生狂わされていったのがとても可哀想でしたが、人生ってこんなもんだよな~と一番思えたのもトレジア君でした。 可哀想で可愛い、そんな印象でした。 ■ジルツィアさん 誰よりも照れ顔が可愛いかった…!しかしながら、あまりにも忠犬ハチ公過ぎて、プレイ中心配になる程でした。善悪の基準を全て主人公に委ねていそうで、お~こりゃあ病んでんな~と思いながら追い掛けていました。 自分に依存させて甘やかす感じが大変好きーでした。ザ・病み。 なので、トゥルーに入ってからの彼の暴走(?)っぷりは、おー来たー!という感じでした(笑) 罪の浄化を主人公ちゃんに求めているジルツィアさんは、誰よりも一番パスみを感じました。 神だと崇め奉るその信者感……いいぞいいぞ(笑)生かすも殺すも貴女次第だと本気で思えてるその気質がまさにサイコデレ…!? 殺す⇒姫に会える・話せるという図式を自然に構築しているところとか、サイコパス診断一発アウト~!的な感じで、笑ってしまいました。ファナティック! 一番人としてまともそうに見えていたけれど、中身は一番ヤバすぎ君なところが魅力的です。 ■テオラさん めちゃくちゃ口が悪い&口が回り過ぎて、最初は開いた口が塞がりませんでした(笑)突っ込む隙すら与えてくれない……。 でも、段々と見え隠れする主人公ちゃんへの想いが何だか辛くて、イラっとはしませんでした。不器用なんだな~と。 素直になれないテオラさんが時折見せるデレ(?)は破壊力が高くて、ちょろい私はそのギャップに完全にハマりました。 正直最初は主人公ちゃんへの当たりが強すぎて、メンタルがボコボコにされていたのですが、慣れてくるとハマってきますね……(笑) テオラさんルートが一番叙情的で、美しかったかなと個人的に思いました。 トゥルールートでは、何度も「テオラ…おまっ……!(涙)」となりました。心中が永遠に穏やかじゃない男の嘆きがグサグサ来て「何もかも全部主人公ちゃんのこと大好きだからじゃねーか!(号泣)」とこっちも口が悪くなりながら(笑)泣きました。 好きな女のために自国を売り飛ばすその弾けっぷりが大好きです! テオラさんが何だかんだいって、一番主人公ちゃんの本質を分かってる感じなのがとても泣けました。ケンカップル?とでも言うんでしょうかね。 トゥルールートがテオラさんだったことも、とても納得です。このエンドは、最後本当に涙腺崩壊しました。最後の最後まで不器用な二人と「今生だけは愛してる」というセリフはもう涙無しには見れませんでした。めちゃくちゃ刺さりました…… ……と、各キャラクターに傾倒すると、三人とも好きだ!になるのですが、主人公ちゃんの気持ちを考えると「ふざけんじゃねー!」と怒り心頭になるのはごもっともという感じでもあります(笑) 彼らの身勝手さ故に、人生狂わされたのは紛れもない事実ですしね。 なので、その身勝手さに怒り爆発⇒自死決意⇒阻止⇒足切られる(!)⇒怒り爆発⇒の一連の流れはとても自然に思えました。 nail lainの主人公ちゃんは、トゥルールートにおいては特に誰かに明確に恋しているわけではないのもあって、こういう考えになるよなー、そりゃ受け入れられんわな、納得という感じでした。 主人公ちゃんは、最初から最後まで一国の姫だったのだなと分かる描写が、個人的にはとても良かったです。(恋愛脳も悪くないけれど、姫らしく国を第一に考える振る舞いが個人的には好きなので) トレジア君の見た目最推しで始めて、この先もずっとトレジア君推しだろうな……と思っていた過去の私でしたが、フルコンプした今、テオラさん一直線になりました。 幕間の三人の掛け合いも楽しくて、トレジア君のオカン具合やジルツィアさんのポンコツ具合、テオラさんの何だかんだほっとけなくて手を出してしまうところ…など、イイ感じに気が抜けてホッとしました。 スチルも豊富な上に、視線や口元が細かく動くのが凝っていたのもより没入感を高めていて素晴らしかったです。 テーマは「ヤンデレ」な作品だと思うのですが、フルコンプした今は「恋や愛に振り回される男達の悲喜劇」という印象を持ちました。 @ネタバレ終了 大変に面白く素晴らしい作品でした! ヤンデレはあまり……という方でも、是非ともプレイしていただきたいと思います。 素敵な作品を生み出して下さりありがとうございました!
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混同仮面ここまでぶっ飛んで面白く、また規制のギリギリ(?)まで攻めている作品に出会ったのが初めてで、狂喜乱舞しました!(笑) 深く考えずにただただ笑えて、プレイ後は頭がスッキリ!めちゃくちゃ面白かったです! @ネタバレ開始 いつもは、メモしたり考えながらゲームをプレイすることが多いのですが、こちらはそういうの一切取っ払って感覚で楽しめるのが最高でした。 下ネタもここまで詰め込まれていると、最早清々しく感じるレベル! 言葉遊びのような台詞の応酬もとにかく楽しくて、時間を忘れてプレイ出来ました。 キャラクターもコミカルな見た目で可愛らしく、内容とのギャップがまた良かったです。 ミニゲームが意外に難しくて、無事(?)二つのBADエンドを回収しました(笑) また、要所で入るアニメーションがとにかくすごくて、作者様のこだわりを感じました。いや、本当にすごい……! 今までプレイしてきたフリーゲームの中で一番弾け飛んだ、猛烈に楽しいゲームでした! 作者様の独創性とセンスと技能に脱帽です。天才ですか。 @ネタバレ終了 語彙が最早吹っ飛んでしまう程に、最高に楽しい作品でした! 楽しい時間をありがとうございました!!
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兄さんとラブホに入った俺!作者様の作品は他にも何作か遊ばせていただいているのですが、こちらはそれらのどれとも似ていない(?)ハイテンションMAXで始まり、序盤から度肝を抜かれました…! @ネタバレ開始 思わず【ビックリして声も出せない僕】になりかけました(笑) 陽太君の一言一句が面白過ぎます。とにかく陽太君の弾けっぷりが凄まじく爆笑しつつも、会話が成り立ってないけど大丈夫!?と、画面の外から心配になってしまいました(笑)この先一体どうなるんだろうと色んな意味でハラハラしました。 ……という私の心配はその後の入った回想で、見事霧散しました。 僕の過去が辛すぎて、悲しくて、やりきれない気持ちになりました。 そんな日々の中で、陽太君が、僕にとって癒しとなり、拠り所になるのは必然だったんだなと。家族愛、兄弟愛、依存愛。そして恋愛感情。色々な感情が陽太君に向くのはとても自然だと思えました。そしてそれは陽太君も同じだったのではないかなと思います。 作者様は他の作品でも同性愛が絡んだお話を作られていますが、同性愛の難しさや葛藤に切り込む描写がとても繊細で、同性愛について様々な考え方がある中で、個人的にとても共感出来るところが好みです。 しかしながら、最後「ゴリラがウホホ」が唐突に差し込まれて、私の情緒はおかしくなりそうでした(笑)ここでそのワードはズルすぎるよ陽太君…!! ラスト後、この先の二人がどうなるのか言及はされていませんが、二人にとって一番幸せな未来が築けることを願いたいなと心から思う終わり方でした。 @ネタバレ終了 前半⇒後半で、展開が180度変わるので、最初から最後まで常に驚き続けることが出来ました。 ギャグとシリアスが融合した素晴らしい作品でした。 ありがとうございました!
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暗がりビオトープかなり前から気になっていた作品で、ようやく読むことが出来ました。 まずはじめに、大変面白かったです! シンプルなサウンドノベル形式でありつつ、TIPS機能やシルエット立ち絵の細かい動きの演出、会話時の吹き出し等、所々に素敵なこだわりが詰め込まれていて、最初から最後まで夢中で読み終えました。 @ネタバレ開始 内容も、穏やかで切なくて優しく…古き良き時代の描写にとても懐かしい気持ちになれました。 限られた画像と文章だけで、臨場感とリアリティが感じられたのも個人的にとても好みでした。 最初ユーキちゃんは男の子かと思っていたので、女の子だと分かった時が一番ビックリしました(笑) でも、ユーキちゃんはとても素直で可愛いので、大人たちがほっとけない気持ちがよく分かります。 ユーキちゃんの心の機微がすごく伝わってくるので、途中何度も涙腺が大変なことになりました。 家族を求める気持ち、でもそれを重荷に感じる大人側の気持ちもよく分かり、あ~~~~となりました。 彼女には幸せになってほしいです。 そして…ウワサのサクラバさん!(笑)毎度Twitterでお見掛けしては、何だかすごいイケメンがいるな!?と思っていたのですが、ようやくお会い出来ました。 最初の立ち絵登場シーンから、シルエットだけで分かる、これはイケメン…!と大興奮でした(笑) 良いお兄さん風でありつつ、どこか影を持っていそうなところも最高でした。 ミホさんも良いお姉さんという感じで、この二人にも幸せになってほしいな~と思います。 余談ですが、ミホさんとサクラバさんの香りが同じ…という表現が、色っぽくて好きです。 最後、振り返った先に二人が並んで立っていることを、願います…! @ネタバレ終了 切なさや人の弱さ、そして人の温かさを感じられる素晴らしい作品でした。 この作品に出会えて良かったです。 ありがとうございました!
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白い日傘とアンデッドホネ子ちゃんのビジュアルが本当にすさまじくタイプど真ん中でずっとずっと気になっており、ようやくプレイ出来ました。 本当に、最初から最後までホネ子ちゃんが可愛過ぎました…! 色んな表情をしてくれますが、どれもこれもめちゃくちゃ可愛い! 可愛過ぎて、時々主人公の流太くんより、私の方が騒いでしまうほどでした(笑) ここまで可愛いキャラクターを作られた作者様方に、拍手喝采です! お話は、その設定から少し重め?を想像していましたが、実際はコメディタッチで進む明るいラブコメだったので、良い意味で裏切られました。この文体が、ホネ子ちゃんの可愛さを引き立たせていたと思います。 @ネタバレ開始 エンディング全て見ましたが、私はハッピーエンドが一番好きです。 ドレス姿のホネ子ちゃんは最強に可愛くて、あぁこのままお別れしてしまうのか…と切なくなっていたら、まさかの大どんでん返しにスタンディングオベーションでした! 個人的には、切ない話の方が好みではあるのですが、この作品に関しては、とにかくホネ子ちゃんに幸せになってほしい気持ちが強かったので、この終わり方で本当に良かったな~と思えました。完全にホネ子ちゃんモンペです…(笑) そして、上林君も非常に良いキャラでした!癖の強い良いヤツ感が好きです。 @ネタバレ終了 お話はライトノベル風な軽快なタッチで読みやすく、絵柄は商業ギャルゲーのように可愛くて、とても魅力的な作品でした。 プレイ出来て良かったです。素敵な作品をありがとうございました!
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彼と彼女の怖い話ホラー?コメディ?という説明がとても気になりプレイさせていただきました。 温泉で語られる怖い話……かと思いきや、とても面白い……いや、ある意味怖いお話でした(笑) @ネタバレ開始 怪談からのお色気コメディで、やっぱりこれはコメディなんだとなったものの、主人公君がエア彼女の存在に気付いた辺りで「やっぱりホラーだったの?」となったのですが、すぐにまたコメディに転じていて……色んな意味でハラハラドキドキが楽しめました。 ローディング画面からアニメーションがふんだんに使われていて、まるで動く漫画を見ているようで、すごい!と思わず声に出る程に素晴らしかったです。 またとてもテンポが良いので、気付いたらあっという間にお話が終わってしまいました。もっと続きが見たくなります。 絵柄もとても可愛くほんわかした印象で、とても心が和みました。 @ネタバレ終了 ゲームも漫画もアニメも一度に楽しめてしまうような素敵な作品でした。 ありがとうございました!
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私を見てタイトルのインパクトと、顔が猫で身体が女子高生というビジュアルの斬新さに興味を惹かれてプレイ致しました。 最初の美女の質問が妙に印象的で、これから何が始まるの?と既にハラハラしました。 @ネタバレ開始 冒頭こそ、二人の女子高生の仲睦まじさをただ眺めていたのですが、初回のAエンドの前で「わたし」がいることに気付き「ああ、なるほど……」と思いました。 この関係性って、すごく身近にあったなぁと学生時代を思い出しました。三人組のバランスってとても難しいと思うので、例え悪意は無くても、一人が「浮く」ような「少し仲間に入りきれない感じ」がとてもリアルで、ヒヤヒヤしました。 エンドAでもヒヤヒヤするのに、エンドBはどうなるんだろうと思い二週目。 カードが無くなったくだりが、まさにタイトルの「私を見て」に繋がるのかと思うと……何だか切なくなりました。 @ネタバレ終了 短い中に、シビアな人間関係が表現されていて、とても面白い作品でした。 素敵な作品をありがとうございました。