SHIAのレビューコレクション
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都会の雪に関わるアソートメント雪国でないかぎりなかなかお目にかかる機会もない「雪」に関わるアソートメント、一つ一つは雪の結晶のように小さくもキラキラと輝いていて、全体を通してみると雪景色の中で微笑む雪だるまを見つけたときのような楽しさがありました。 @ネタバレ開始 あの話がここに繋がっていて、この話はあそこに…と、さりげなくあちらの話とこちらの話が繋がっている仕様、とても面白かったです。 雪一つとっても人によってこんなにも違う光景が見られるのだと、雪の日に起きている日常の様々なシーンを切り取ったような構成も素晴らしくて、「これあるある、私も一度はやった」や「へえ、雪国だとそうなんだ」と没入して自分も雪の日を楽しませていただきました。 最後の方は冒頭で現在の状況を理解していたので、「がんばれ」と小さな声で囁きかけたくなりました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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ありきたりな怪談話ありきたりな怪談話…その導入部分は確かに誰もが一度は聞いたことがあるようなお話ですが、構成がお上手で「ありきたりっぽく見えて深い」物語でした。 @ネタバレ開始 祠をアレコレしたら祟られてバッドエンド…というのは、現代では一度は目にしたことがありそうな怪談話ですが、実はそれこそが続くBさんやCさんの話の核として深く関わってくる構成、大変お見事でしてやられたーという感じでした! 次の話のボタンを選ぶのももどかしく、早く続き続き!続きが読みたい!と最終話までノンストップで読ませていただきました。 その場にいたBさんCさんが一つの怪談話、祟り神を終わらせるという斬新な物語、とても面白かったです! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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おさななじみ Childhood Loveお兄(さま)との恋、ちょっぴりビターな終わりからうれしい甘い終わりまで、すべて堪能させていただきました! Mirinさんのかわいい女の子とカッコイイ男の子、どちらもたっぷり楽しめて大満足です。 @ネタバレ開始 ゲーム全体がとてもかわいくて、どこもかしこも可愛すぎて悶えました。 特におまけコンテンツの可愛さは飛びぬけていました。 想い出の品々がズラリと並ぶと可愛さが天井突き抜け、どれもこれも可愛すぎて可愛すぎて可愛いのゲシュタルト崩壊。 お兄さまとの物語は、ベースがクールドライなお兄さまのツッコミがキレッキレで、でもほのかさんのこと本当に大切に大切に思っているのだなというのがこれでもかこれでもかと端々から感じました。 ほのかさんが頑張って大好きなお兄さまのために思い悩んだり背伸びしたりするところが、とっても可愛くて健気で背中をぐいぐい押したい気持ちになりました。頑張れ、ほのかちゃん…! でも服は脱いだら駄目だ…! エンドコレクションのムービーでショーンくんのところへ伺っていたのは、あの突如の服脱ぎエピソードの…!と、ショーンくんVS海お兄様の図に、戦慄してしまいます…あの後、はたしてどうなったのか…。 おまけコンテンツの仲良くLI●E風のやり取りをしている二人は大変面白くて思わずニヤニヤしました。 第二志望になってほしいがため、ちっちゃく端っこに書くいじらしさよ…!(海さん的には「こらこら…」という感じだと思いますが!) お兄と呼んだから100円なーの後に慌ててもう1回お兄呼びしてしまうところも大変可愛らしいほのかさんでした。 この二人のやり取り、ずっと見ていられる自信があります(それはただのカップルストーカーだ) スチルはどれもこれも美し可愛いのですが、個人的お気に入りはほのかさんが頑張って頬ちゅーしているところと、頭にキスされているものです! ほのかさんの全力の頑張りが尊すぎる…そして身長差ゆえにできるナチュラルな頭へのキス…尊すぎる…! Mirinさんの素敵なイラストはいつも楽しみですが、一度にたくさん拝めて大変眼福でした! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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ポンコツホラゲのおばけちゃんかわいいおばけちゃんと一緒に過ごす楽しい一時…見るべきはいかに組み合わせるかではなく、おばけちゃんでした。 彼女の嗜好が分かってくると、大成功にちょっとずつ近づけました。 @ネタバレ開始 おばけちゃんが暗くて怖いのは嫌いだと初めのほうは「おばけちゃんなのに???」と思っていましたが、少しずつ組み合わせを変えていくことで段々と彼女の好みが分かってきました。 あと一つ、どこかどこか…あとちょっと~となったときはなんとか完璧な組み合わせを作るぞー!と俄然やる気が出ました(その前までに死屍累々と積み重なる失敗たちよ…) おかげさまでスーパーポンコツ0点から大成功までたどり着けました。 物語としては、おばけちゃんがアラタくんと別れるシーンはグッときました。 彼はまた筆を手に取ったのでしょうか…たぶんそうだといいなと思いました。 その時は、彼はきっと誰よりも先に読ませたい少女のことを思い浮かべながら完成まで一本一本線を引き続けるのだろうと想像しました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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【完結】女攻めの国のアリス【R-15版】11/5 更新大変美麗なイラスト、雰囲気抜群な各種UI、ムードを盛り上げる音楽など、すべての完成度が高い大変えっちでシリアスもたっぷりなゲームでした。 黒うさぎさんのぽややんとした言動には様々なところで癒されました。 @ネタバレ開始 大変濃厚な乳首こねこねショーから始まったので全編このノリでいくのかな…と思っていたら、実は…な展開、楽しませていただきました。女王も色々ある…時期女王も色々ある…と、ノリノリのショーのような愉悦だけしていればいいわけではない裏側の部分までたっぷり楽しめました。 (とはいえ、大変しんみりしたシリアスなシーンが続く最中に挟まれる「ア●ルプ●グを誰に引き継ぐか~」のセリフなどは、思わず正気に戻りました~。/それ君専用ではなくて次世代に引き継ぐものなのですかー!?) 雄っぱいバレーは黒うさぎさんたちをもうどんな目で見ていいのか分からず、このシナリオを書き上げた柘榴雨様がすごいとしか言いようがありませんでした。覚醒したアリス様が最強に格好良かったです。雄っぱいを笑うもの、雄っぱいに泣くがよい(ドゴォン!ドゴォン!)。 海編があるなら山編もあるさと思っていたら、山編の前のレモンのくだりなどは大いにまたアレな展開で…アリス様の雄っぱいにかける情熱と女王即位を控えた悶々としたものとで、緩急あるジェットコースター感が大変感じられました。さっきまでこねくり回してぴゅーぴゅーしてたはずなのに、いまは過去の壁ナイフ痛い痛いの回想を見ている…情緒が乱れます。大いに乱されます。大変楽しかったです。 アリスさんが誰なのかに話が移ってからは(誰の答えはここではすべて伏せます)、物語の最深部が一気に加速して、黒うさぎさんがいつ報われるのかとやきもきしておりました。 そして、色々な意味で何をされてもアリスさん一筋の黒うさぎさんが一世一代の勇気を奮い立たせてナイフ取り出したあたりからアリスさんがブーブー鼻水を拭う(まさかのヒロインにこのシーンがあるとは)あたりは、ちょっとウルウルしていました。黒うさぎさんはアリスさんのためなら本当に何でもできてしまうし、何度だって「すきーー!!」と叫べるところがとても格好良かったです。 最後はハッピーエンド大団円で「え、これ審査通るの? これ審査通ったの?」と思う大変エッチな美麗スチルも拝めてお腹いっぱいでした。 女王様との謁見では名前が一部バカップルになっているところも、楽しゅうございました。 二人が末永く幸せにドエロセッ●スし続けますように。 猫と女王様のカップルも末永く幸せでありますように。 @ネタバレ終了 えっちなところとシリアスなところ、どちらも楽しめる素敵な作品をありがとうございました!
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マイチルモミジすれ違い青春とはなんぞ?と思い、きっととてもエモい感じにすれ違って、最後は掛け違えたボタンも正しい位置に納まる感じの物語かな…なんて、思っていました。二人の名前に萌えていたプレイ当初は。 @ネタバレ開始 すれ違い続けたーーーーーっ!!!!(驚愕と悲しみのあまり大声) 最後の最後まですれ違い続け、最後の最後のあの願いまですべてがすれ違い…! 全方向すれ違い続けて、本当にすれ違い青春ADVでした。 秋と冬は一緒にはいられない。どちらかしか世界にはいられない。と神様的な存在に言われているかのようでした! 「え、これで本当に本当に終わり? お願い後輩ちゃん、嘘だと言って…」と、思わずエンド2が終わった後も色々な場所を探し回る奇行をしました。 すれ違い続けた終わり、とても切なかったです。 気持ちはすれ違っていないのに運命だけがすれ違う二人に、大変心乱されました…気持ちの着地点が見つからない…。 大変美しいタイトルイラストに始まり、雰囲気抜群なたくさんの美麗スチルの数々、大変眼福でした。 システム面も至れり尽くせりで特に物語進行に関わるカレンダーをメインとしたUIの美しさは芸術的でした! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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円環舞踏機エンジェライン(チャプター1配信)豊富なアニメーションと大変カッコイイ機体たちが織り成す熱いバトルに心躍る、続きがどうなるのか大変気になる物語でした。 タイミングを見計らってタップすることで相手に攻撃&相手の攻撃をかわすことができるバトルは、ちょうどよいバランスでサクサク進められました。 @ネタバレ開始 カズマさんすごく良い性格イケメンでした…なんという惜しい人を亡くしてしまったんだ…と、chapter1-6が終わった時はしょんぼりしました。 主人公さんとの軽快な掛け合いがとても楽しかったので、これから先もうあの「レディー」と気さくに話しかけてくださることがないのだと思うと、お別れが悲しかったです。 バトルモードは敵方のHP多い!と思っても援護射撃などがあり、自分の攻撃力以上に削れていくので大変楽でした。 敵方の攻撃のバリエーションが本当に多くて、大変見ごたえがありました。 特にオラクル教団の方々のそれぞれの機体に合わせた攻撃バリエーションと演出、見るのが楽しみでした。 サーベルシャキーン!(この演出大好きでした!)の劉さんは機体がとるシュッと洗練されたポーズまで美しくて、撃破するの勿体ないなぁ…なんて思っちゃいました。 ミランダさんとシルヴィアさんの正反対な性格なのに息ピッタリな双子姉妹さんとのやり取りは、大変癒されました。 二人が「助けに行ってきて!」と主人公さんを援護し始めたときは「二人とも~~!」とあまりの頼もしさに心躍りました。 ◆ 2024/11/22現在 強化用のポイントですが、使用しなかったポイントが引き継がれる場合と引き継がれない場合がありました。 200ポイントが必要だからとchapter1-3で全ポイント使用せずにchapter1-4に向かい、ミッション達成してポイントを得ましたが、chapter1-4で得たポイントのみになっており、chapter1-3までの累積が消えていました…。 また、chapter1-5終了後も同じ現象が起きて累積ポイントが消えたため、強化ができないままchapter1-6に向かう形になりました。 最終的に1-1から1-5終了時点で攻撃力を一度強化できたのみ(一応1-5終了で得たポイントで耐久を50pで上げる余地だけはある)となりました。 こちら一周目で「あれ?」と思い、2周目も試行して同様の現象が起きることを確認しました。 バグではなく仕様の場合は申し訳ありません。 また、こうした報告がご迷惑な場合は、心からお詫び申し上げます。本当に申し訳ありません。 @ネタバレ終了 この先どういった物語が展開されるのかがとても気になります! 素敵な作品をありがとうございました!
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内緒のサイミンSHOWいつもとてもキュート×キュートなお話のリコペマ様が、ちょっぴりダークなお話を!? 今回のお話は直前にプレイした「てのりフェアリー」とはテイストがガラリと異なっていて楽しかったです! @ネタバレ開始 なんという素敵催眠…私にもぜひかけてほしい…そして二度と目覚めさせないでほしい(こらこら)。 どんな強い心を持つ勇者たちでも、人を駄目にするソファクッションやもふもふ、大好きなおいしいものフルセットを堪能させられれば堕ちてしまうものです…見ていて「これは駄目だー! 勝てない!」と何度も思いました。 ええ、私も即落ちする自信があります(抗わないのか)。 おまけで「力を使いすぎると自分も呑まれるよ」という旨を警告されていましたが…彼は〃まだ〃大丈夫なのでしょうか…今後が少しだけ心配になりました。 ほんのりとダークな空気が大団円ハッピーエンドとは違う肌触りで、味わい深いものがありました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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てのりフェアリーとってもかわいいてのりフェアリーちゃん、大変癒されました。 お世話をする傍らなにやら別に物語が進行していて、そちらもとても気になりました。 @ネタバレ開始 初回で無事にエンド4へ辿り着けました。 奇跡的に2回選択したおやつがどちらも成功したので、最終的に80くらいで到達でした。 お世話と同時に進行していた話も「なにやら不穏な気配…」と思っていたら、実は全然そうではなくて安心しました。 言葉が通じるようになって、ますますコミュニケーションが楽しくなりそうです♡ あとがきの没デザインもかわいいなぁと思いつつ…たくさんのアニメーション、今回も大変大変かわいかったです! 贈り物をいただいたときは、かわいさのあまりぎゅ~~っとしたくなりました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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”それ”〃それ〃が何なのか、震えながらいざ立ち向かってまいりました。 一周目…本当に〃それ〃 is 何!? @ネタバレ開始 最後まで〃それ〃 is 何 でした…! 主人公が過去に死なせてしまった子なのかと思ったら、もしかしてそれとは別の存在? 途中で出てきた首が曲がってしまっている化け物のほうが、たぶんその子? …と、謎が謎を呼ぶ展開のまま、やはり〃それ〃の存在は謎のままに終わり、とても怖かったです。 〃それ〃はけして良いものではなさそうで、主人公さんも何回か皮膚をぺろぺろされていましたが、いったい何であったのか…絶対に遭遇したくないなと思いました! 怖い…! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!