heart

search

SHIAのレビューコレクション

  • 狂愛ファミリア
    狂愛ファミリア
    ほぼ全方向狂愛成分onlyで出来上がった狂愛ファミリーゲーム(+α)でした。選択すれどもすれども待ち受けるは狂愛・狂愛、また狂愛。 お手軽に狂愛からしか取れない成分を摂取したい方にオススメのゲームでした。 @ネタバレ開始 クロエくんとの「美味しいご飯を一緒に」エンドが最も穏やかなルートで、個人的にはこのエンドが好きでした。 全エンド達成後に解放される「共愛ファミリア」は家の中に狂愛成分が増えただけでは……という冷静な思考が一瞬働きましたが、蓋をしておきました(笑) クロエくんだけが最後の砦なので、他の3人からの防波堤になってくれることを願います。 世は戦国……正に狂愛の三国志……主人公さん、強く生きてください…!! @ネタバレ終了 サクサクと読めて、エンド回収も難しくなく、とても快適にプレイできました。 キャラたちがLive2Dで動くことで狂気の臨場感が一際出ていて、身近な狂愛の濃さを堪能できる刺激的で素敵なゲームでした。 ありがとうございました!

    レビューページを表示

  • 一心同体
    一心同体
    気軽にサクッと進められる戦慄の「一心同体」ストーリー。狂気と愛情も一心同体。目が覚めたら見知らぬところにいた……はホラーや謎解き系の定番ですが、読み進めるとまさかこんなことになっていようとは。 エンド回収も難しくなく、捜索なども選択肢のみなのでサクサクと進めて、たいへん遊びやすいゲームでした。 目覚めたら二人の関係性が色々な意味でいきなりクライマックスでしたが、どうしてこうなったよりも「まさに一心同体を目指したのですね……」となんだか納得してしまう雰囲気がゲーム全体にありました。 一心同体の意味が分かる物語の後半は「な、なるほど!これが一心同体!」と戦慄と驚愕を禁じえませんでした。 素敵な作品をありがとうございました!

    レビューページを表示

  • あたしはコットンちゃんのためにアホくんと戦ったのっ!
    あたしはコットンちゃんのためにアホくんと戦ったのっ!
    コオォオオオオーーー!!!と呻るコットンちゃんとフルボイスで再生される伊予弁がとても面白いゲームでした。方言のゲームはあまり見ないので、新鮮でした。 @ネタバレ開始 両方共のエンドを見ましたが、立ち絵のシャツまで変わる仕様が素敵でした。 アホくんと出会って手にガブリされたときのシャツの目が……(笑) 私もビックリ、シャツもビックリ……バッドエンドルートでも公園に逃げた主人公が口からダラーンと血反吐垂らしていましたが、シャツも同じく垂らしているところが面白いです。 こういう細かいところまで遊んでいる感じがとても好きです。 コットンちゃんもクセが強い子で全編とても笑わせていただきました。 夜にワオオオオオ!!!と鳴いているときに窓を開けて見るとぴたりと鳴き止む姿が特に面白い子だなーと思いました。 @ネタバレ終了 ノンフィクションということで、こういうとても面白いかわいい子がいたのだなとゲームを通じて触れられてよかったです。 ありがとうございました!

    レビューページを表示

  • ヒーローショーへ行こう!
    ヒーローショーへ行こう!
    幼馴染の紫音くんが初めてのヒーローショーを鑑賞しに行く、まったりほのぼのと癒される物語でした。 初めから終わりまで、休日にちょっとショッピングモールに出掛けたよという気持ちで読める安定感でした。 @ネタバレ開始 マッドハンターさんが臨機応変に対応したのが、さすがヒーローショー!でした。 分かりやすいヒーローだけがヒーローではなく、運営スタッフさんたちも含めてみんながヒーローという言葉がとてもよいなと思います。 着ぐるみとか中に入って演技するもの全般ですが、炎天下での着衣は本当に暑いそうですね……中の人はとても大変で。 友人がマスコットキャラの着ぐるみを真夏に着たとき「暑いなんてものではない」と言っていたのを思い出しました。 @ネタバレ終了 ほのぼのまったりとした話で癒されました。 ありがとうございました!

    レビューページを表示

  • 怪談小噺・残
    怪談小噺・残
    1000文字の小噺集ということで、ホラーは苦手のビビりチキンでもおそらく大丈夫だろうと意を決してプレイ。1話2、3分程度でサクサク読めました。 一番怖かったのが画面の迫力が他より強い「道化師」でした…画面の圧が…圧が違いました(震え) 逆に興味深かったのが明晰夢でした。 昔の因習や風習などとも関係している話がリアルでした。 夏にちょっと怖いもの見たさの気持ちが起こったとき、真冬の寒さでさらに寒くなりたいホラーな気分なとき、どんな時でもほんの数分で楽しめる素敵な短編集でした。 ホラーといっても言葉にならない怖い画像がドドーンと出てくるタイプではなかったので、話に集中して楽しめました。 ありがとうございました!

    レビューページを表示

  • オモイデオンライン
    オモイデオンライン
    どれほどそこに留まり幸せな日々を繰り返したいと願っても、いつかは卒業して巣立っていく……オモイデとして胸の奥にしまいながら前を向いて生きていこうと思える素敵な物語でした。 @ネタバレ開始 オモイデオンラインのサービスが終了した後、物語の最後が再会して恋に落ちてハッピーエンドという形に持って行かなかったのがすごくいいなと思いました。 人によってはそうなってほしいという方もおられると思いますが、人生そんなにトントン上手く奇跡的にいくほうが少なく、主人公と綾瀬さんが別々の人生を歩んでいく姿が「オモイデはオンラインの中に」という綺麗なまとまりを持っていて好みでした。 演出面でも少しずつ思い出の場所が消えていく演出が素晴らしく、等身大の目線で感じられる物語をさらに輝かせていました。 先に「さよならをセカイに」を遊ばせていただいてからこちらを遊びましたが、どちらの作品にも共通するご都合主義などの展開を排除した等身大の物語が秀逸です。 世界のどこかにはこういう人たちがいるだろうなと思わせる「自分ではないけれど、あの人の話かも」とふと身近に感じる隣人感のような空気がどちらの作品にもあり、その魅力が好きです。 @ネタバレ終了 このゲームは大人にこそプレイしてほしいゲームだと思いました。 素敵なゲームをありがとうございました!

    レビューページを表示

  • 鈴の音の代償は
    鈴の音の代償は
    開始15秒、正体不明のなにかに追われる恐怖開始。行動選択を誤らずになにかから逃げ切れるのか…!?という、見えない行動回数を駆使して逃げる緊張感のある逃げ切り脱出ゲームでした。 残り何回調べられるかが分からず、追ってくるものが自分に辿り着く前に情報を集めて移動するというのが「時間がない、失敗できない」という緊張感があって面白かったです。 最後に一つだけあった謎解き要素もストレートで難しくなく親切でした。 @ネタバレ開始 主人公が見ていたのは幻覚だったのか……それとも何か別のものだったのか……この一連の怪奇現象がなんであったのか全貌が明示されなかったのも個人的には好きでした。 エンディングの分岐が分からず、鈴を持って一人で脱出してしまいました…。… @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!

    レビューページを表示

  • 隊員、募集。
    隊員、募集。
    パパは我が子のためならどんな逆境も跳ね返し、悪のボスとしてカッコイイ姿を見せるのだ!! お手軽サクサク遊べるシリーズ作品、今回も大変面白いゲームでした! @ネタバレ開始 初回プレイで偶然にも無作為に選んだダーク先生とダーククラウドとダークサンタの絵面が相当なダークパワーを持っていたら、本当にダークネスビームも強くて(笑)、とてもかわいい花火が見られました。 いきなりトゥルーエンドを見られたような気分になって、とても嬉しかったです。 ほにゃレンジャーさんにとても丁寧にお手紙を出すパパの姿が微笑ましくて、ほっこりしました。 ワルッと団のはずなのに、傍から見るとまったく悪いところがないのが個人的にとてもツボです。 周回プレイでは、一部キャラの組み合わせで「闇の五人衆」になっていて笑いました。 さすがにダークレンジャーにはなれないから五人衆ですね(笑) こどもたちのピュアピュアなキラキラおめめが最高に可愛いです。 みんな、このまますくすく育つんでちゅよー。 (ワルッと団のVネックシャツがヴィクトリーとヴィランのVだったとは……!!) シリーズ作品をこのティラノフェスでいくつかプレイさせていただき(本作でシリーズ3作品目)、ほにゃレンジャーさんたちにもワルッと団の皆さんにも、愛着がわいています! @ネタバレ終了 シリーズを色々とプレイさせていただいていますが、今回もとても面白かったです! ありがとうございました!

    レビューページを表示

  • 終生列車
    終生列車
    ホラー苦手のビビリチキンの頭がパゲるようなガッツリなホラー話がメインのオムニバス式短編ゲームでした。 4つのホラーな話をしてくれるかわいい終生ちゃんと時々雑談しながら終わりまで見届ける物語は、面白くてノンストップでした。 @ネタバレ開始 個人的には肉屋さんと骨抜き屋さんがトラウマチックでよかったです。 肉屋さんは前日に明らかなフラグが立っていたので「そうですよね、こうですよね……にゃーん……」という居たたまれない気持ちになりました。世の猫好きさんが卒倒しそうなお肉屋さんでした。 骨抜き屋さんはホラーとして話そのものが面白かったです。 骨抜きなだけに骨抜きにされました。はい寒い。すみません。 エンディングはやはり直球ストレートなEND1が好みです! @ネタバレ終了 ゲームの構成的にホラー話→終生ちゃんとのお話という繰り返しでお手軽に進むためホラー話に集中できましたし、終生ちゃんのホラー話はとても面白いのでもう少しお話を聞きたいなと思う絶妙なボリュームで、4つのホラー話を堪能して余韻をもって終えられる良い感じの終わり方でした。 選択肢によって変わる終生ちゃんと主人公の今後ですが、終生ちゃんが幸せならなんでもいいか!となるかわいさでした。 クリア後に変わるタイトルの終生ちゃんが、大好きです。 素敵なゲームをありがとうございました!

    レビューページを表示

  • 陰の盗人
    陰の盗人
    あの手この手を使えない限られた状況の中からなんとかマスコットを盗み見るために奮闘するかわわい女の子のサクッとしたミニゲーム感覚の短編でした。 @ネタバレ開始 自撮りし始める波羅石さんが意外と苦戦しているのが大変かわいかったです。 NGシーンはどれもとても面白く、映り込むモブフラッシュとバニー写真の「波羅石さん起きて」の力強い掛け声が特に面白かったです。 このNGシーン見たさに全エンディングを探しました! 何気なく調べた窓の上にも「調べるなら下かなぁ」と出てビックリしました。 ブラウン管テレビの隣の机もきちんと反応があり、細かいところまで調べる面白さと丁寧に作り込まれたこだわりを感じました。 @ネタバレ終了 8bitの独特の音楽を耳にサクッと楽しめてエンドロールで流れるNGシーンの面白いゲームでした。 素敵なゲームをありがとうございました!

    レビューページを表示