heart

search

SHIAのレビューコレクション

  • メロンソーダになりたいと聞いている
    メロンソーダになりたいと聞いている
    初回プレイで私の大好きなプリンを使用したプリン・ア・ラ・モードになる診断がくだり、むしろ本望です!! やったぜ!!とガッツポーズでした! @ネタバレ開始 メロンソーダにはなれず、初回からプリンになった後で今度はミルクセーキになったりと……メロンソーダとは縁がないのでは?と思う離れっぷりでした……。 どの飲み物に転生するかという発想が面白く、転生先の飲み物を模索する物語とそれぞれの飲み物に付属する物語とで一度に二度美味しいゲームでした。 プリン大好きな身としては、飲み物とはいいがたい気がするプリン・ア・ラ・モードになることができて本当に嬉しかったです! @ネタバレ終了 画面を覆うメロンソーダの色と揺れが印象的で美しい、どんな飲み物になるのかワクワクする面白いゲームでした。 ロアさんとのやり取りも全体的にほのぼのしていて、飲み物になった後で画面下で二人で会話している部分は特に毎回楽しみでした。 素敵なゲームをありがとうございました!

    レビューページを表示

  • げきやくをつくろう!
    げきやくをつくろう!
    思った通りに劇薬を作ろうとすると難しい……!! メモを取るという半ばリアル実験記録をつけている状態になりつつサクサク進めるようにして、(爆発したりしながらも)なんとか目的の劇薬を作って、結末に辿り着くことができました。 @ネタバレ開始 初回はこれはどう考えても陽だろうなーと思ったら陰になったりして、ただのポーションになりました……当然のようにこの役立たずー!!とループすることに(泣) 難しいからメモ取るかーとメモを取ってちまちまと進めたら、他のエンドにも辿り着けました。 クリア後に変化するお花畑が素敵でした。 選択肢の陰陽にちまちまメモを取っていたかいがありました……! 変化前の迫力あるタイトルも素敵です。 @ネタバレ終了 劇薬制作の道もやはり最初はメモを取って繰り返し実験してみることから……!という、成功には失敗や試行錯誤が必要になるちょっとしたリアリティもある面白いゲームでした。 ありがとうございました!

    レビューページを表示

  • お弁当作ってきたの
    お弁当作ってきたの
    屋上で大好きな彼氏とお弁当を食べてラブラブするゲームだと思ってプレイしたら、一転。晴天から突如として発生した巨大な竜巻に襲われ、盛大に飛ばされて地面をゴロンゴロン転がったような「こんなことってある?」という気持ちに……。 @ネタバレ開始 ラブラブどころかまさかの不穏要素たっぷり大盛ゲームでした! 恋の危険なスパイスの一つヤンデレ要素でも入ってくるのかなと思ったら、主人公がとても重たい過去と陰謀を胸に抱えて打算的に近づいたという……ラブラブおにぎりに噛り付いたら、中から出てきた具材は不穏だったー!!という衝撃を受けました。 「ああ、やられた!」となる面白い衝撃でした。 タイトルもラブラブ度が分かるものから、もう引き返せないぞ……となるサスペンス風味のものまで、選択肢ごとに変化するこだわりにも脱帽でした。 ハートのキラキラ演出がとても素敵です。 @ネタバレ終了 良い意味での「裏切られたー!」と胸が弾むとても素敵なゲームでした。 ありがとうございました!

    レビューページを表示

  • Collection
    Collection
    某テレビ番組『世●も●妙な●語』が好きな方であればオススメしたい、ちょっと怖かったりちょっと世界が一瞬ズレたような気持ちになったりする5分ほどで読める短編が集まった短編集でした。 隣りの枕が特に良いなぁと思いました。 世界線が一瞬ズレたような感じの空気があり、ちょっと脱力気味な音楽と相まって、奇妙な感じのするお話でした。 最後に明かされた三日目の「何故」には、なるほど!と思いました。 終わりも非常にあっさり書かれていますが「しーん……」とした虚無感がどことなくあって、作中に感じていた不思議な感じを保ったまま終えられたのも個人的にはとても良かったです。 連作などではなく独立しているので、ちょっと隙間時間にサクッと一つ読もうかなと気軽にプレイできるところも本当に良かったです。 どの短編も独特の雰囲気があり、お手軽に読める素敵なゲームでした。 5分後に○○といったような手軽に楽しめる小説を、映像と音楽つきで楽しんでいるような贅沢さでした。 素敵な作品をありがとうございました!

    レビューページを表示

  • 4月、図書室を出る。
    4月、図書室を出る。
    主人公の加隈くんは「友達がほしい」けれど人と話すのが超絶苦手。転校生の八王子さんと図書室でお話しする機会があり……から始まる、友だちを作るためのきっかけと友だちであり続けるための大切なことのお話でした。 陽キャ陰キャ……学校では自分がどちらであるか嫌でも知ることがあり、コミュニケーション能力が高くなければならないような空気がありますが、友だちを得るにおいて何が大切かを教えてくれる良いお話でした。 @ネタバレ開始 八王子さんに世界シリーズを借りてもいいかと聞かれたとき加隈くんの反応が面白過ぎました。 「ふぁっふぁ。い、いいよ。」という日本語の持つ力よ(笑) 初回でトゥルー(仲直り)に辿り着いたので本当に良かったのですが、三番目の選択肢はいくらなんでもないだろうと「やめるんだ加隈くん!!」と見た瞬間になりました。 トゥルーの後でロードして試しに選んでみたら(鬼か)、やっぱりねーという結末に……。 噛み合ってなさというか勘違い感が出ていて、選択肢としてはとてもリアルでいいなーと思いました。 @ネタバレ終了 加隈くんは弄られるというか、虐められやすいタイプのようですが、八王子さんとこれから先は楽しい学生生活を送れたらいいなと思いました。 一番良い結果を出した加隈くんならそれができるはず!と信じて。 素敵なゲームをありがとうございました!

    レビューページを表示

  • うそほんと。
    うそほんと。
    うそかほんとか。エイプリルフールから始まる恋もある……この気持ちは嘘じゃないよね、好きという気持ちは本当だよ!と素敵な気持ちになれる短編でした。 @ネタバレ開始 アルベリオくんのルートの展開が好きすぎました……紳士的かつやさしすぎました。 ネノくんのグイグイくる感じも好みですが、相手のことを尊重して行動できる同意思考のアルベリオくんみたいな人と恋人同士になれたら絶対に幸せだろうなぁと思いました。 特に一番初めの「好き、かは分からないけれど」と今の自分の気持ちを言葉にする姿にドキドキしました! ネノくんはギャップがすごかったので、ギャップ萌え!!な人にはたまらないだろうなーと思いました。 初めに間違えた選択肢を選んでしまって「何も始まらなかった」時はギャップのある子だと気づきませんでした……話が展開していく選択肢を選んだらネノくんワールド全開で、ネノくんのペースにハマりました! @ネタバレ終了 選択肢を間違えてしまうと「何もなかった……何もなかった!」になってしまいますが、選択肢を間違えずにいくと正に「これって嘘じゃないよね?」と思うとっても素敵な物語が堪能できる素敵なゲームでした。 ありがとうございました!

    レビューページを表示

  • 狂愛ファミリア
    狂愛ファミリア
    ほぼ全方向狂愛成分onlyで出来上がった狂愛ファミリーゲーム(+α)でした。選択すれどもすれども待ち受けるは狂愛・狂愛、また狂愛。 お手軽に狂愛からしか取れない成分を摂取したい方にオススメのゲームでした。 @ネタバレ開始 クロエくんとの「美味しいご飯を一緒に」エンドが最も穏やかなルートで、個人的にはこのエンドが好きでした。 全エンド達成後に解放される「共愛ファミリア」は家の中に狂愛成分が増えただけでは……という冷静な思考が一瞬働きましたが、蓋をしておきました(笑) クロエくんだけが最後の砦なので、他の3人からの防波堤になってくれることを願います。 世は戦国……正に狂愛の三国志……主人公さん、強く生きてください…!! @ネタバレ終了 サクサクと読めて、エンド回収も難しくなく、とても快適にプレイできました。 キャラたちがLive2Dで動くことで狂気の臨場感が一際出ていて、身近な狂愛の濃さを堪能できる刺激的で素敵なゲームでした。 ありがとうございました!

    レビューページを表示

  • 一心同体
    一心同体
    気軽にサクッと進められる戦慄の「一心同体」ストーリー。狂気と愛情も一心同体。目が覚めたら見知らぬところにいた……はホラーや謎解き系の定番ですが、読み進めるとまさかこんなことになっていようとは。 エンド回収も難しくなく、捜索なども選択肢のみなのでサクサクと進めて、たいへん遊びやすいゲームでした。 目覚めたら二人の関係性が色々な意味でいきなりクライマックスでしたが、どうしてこうなったよりも「まさに一心同体を目指したのですね……」となんだか納得してしまう雰囲気がゲーム全体にありました。 一心同体の意味が分かる物語の後半は「な、なるほど!これが一心同体!」と戦慄と驚愕を禁じえませんでした。 素敵な作品をありがとうございました!

    レビューページを表示

  • あたしはコットンちゃんのためにアホくんと戦ったのっ!
    あたしはコットンちゃんのためにアホくんと戦ったのっ!
    コオォオオオオーーー!!!と呻るコットンちゃんとフルボイスで再生される伊予弁がとても面白いゲームでした。方言のゲームはあまり見ないので、新鮮でした。 @ネタバレ開始 両方共のエンドを見ましたが、立ち絵のシャツまで変わる仕様が素敵でした。 アホくんと出会って手にガブリされたときのシャツの目が……(笑) 私もビックリ、シャツもビックリ……バッドエンドルートでも公園に逃げた主人公が口からダラーンと血反吐垂らしていましたが、シャツも同じく垂らしているところが面白いです。 こういう細かいところまで遊んでいる感じがとても好きです。 コットンちゃんもクセが強い子で全編とても笑わせていただきました。 夜にワオオオオオ!!!と鳴いているときに窓を開けて見るとぴたりと鳴き止む姿が特に面白い子だなーと思いました。 @ネタバレ終了 ノンフィクションということで、こういうとても面白いかわいい子がいたのだなとゲームを通じて触れられてよかったです。 ありがとうございました!

    レビューページを表示

  • ヒーローショーへ行こう!
    ヒーローショーへ行こう!
    幼馴染の紫音くんが初めてのヒーローショーを鑑賞しに行く、まったりほのぼのと癒される物語でした。 初めから終わりまで、休日にちょっとショッピングモールに出掛けたよという気持ちで読める安定感でした。 @ネタバレ開始 マッドハンターさんが臨機応変に対応したのが、さすがヒーローショー!でした。 分かりやすいヒーローだけがヒーローではなく、運営スタッフさんたちも含めてみんながヒーローという言葉がとてもよいなと思います。 着ぐるみとか中に入って演技するもの全般ですが、炎天下での着衣は本当に暑いそうですね……中の人はとても大変で。 友人がマスコットキャラの着ぐるみを真夏に着たとき「暑いなんてものではない」と言っていたのを思い出しました。 @ネタバレ終了 ほのぼのまったりとした話で癒されました。 ありがとうございました!

    レビューページを表示