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SHIAのレビューコレクション

  • オレの推しの命が危ない!?
    オレの推しの命が危ない!?
    推しの命を守るため推しの尊い命を狙うすべての不届き者を撃ち殺さんと、ゴ●ゴ13ばりの主人公の狙撃スキルが今こそ咆哮を上げる……!!というと聞こえがいいですが、なかなかにサ●コパスな面を持つ凄腕主人公でした。 @ネタバレ開始 握手会がすごく難しかったので、推しが何度召されてしまわれたことかっ……!! 撃つより早く不審者が推しに攻撃してしまう……! 私の場合は何回かやり直して髪の毛ピンクの人がちょうど悪い顔をした瞬間に撃てたので、なんとか殺害判定が出て次へ進めました。 ミニゲームの難易度は結構高いと感じました。 @ネタバレ終了 とても大変な推し活でしたが、何度もトライすることで無事に一つずつ突破できてよかったです! 素敵な作品をありがとうございました!

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  • Judasplus(ユダプラス)
    Judasplus(ユダプラス)
    アンドロイド系物語のシリーズ?作品、今回も切ないお話でした。一つ前に遊ばせていただいたイヴさんもチラリと出てきて、なおのことしんみりした気分になりました。 @ネタバレ開始 「イヴが終わるまで」のバックログも今回のバックログも、かわいい女の子が見られるので思わずチェックしてしまいました。今回もとても可愛いです。 ストーリーは前回よりも報われないという意味での悲しいほうに寄っていて、アンドロイドでありながら確かな感情を持つユダさんの最後の「マスターマスターマスターマスターマスター」とマスターを求める想いにとても悲しくなりました。 道具の一つとしか思っていないマスターと、道具以上のものになってしまったユダさんとの絶対に交わらない線が、生身と機械の永遠の溝のようでもあり……何とも言えない気持ちになりました。 @ネタバレ終了 独特のタッチで描かれた白と黒を基調とした画面が、逆にユダさんの一つ一つの表情などを強く印象付けてくれる素敵な作品でした。 ありがとうございました!

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  • イヴが終わるまで
    イヴが終わるまで
    短編ながら、しっかりとした軸のある切ない物語でした。私のような涙腺最弱族は、イヴさんの行く末と主人公のイヴさんへの並々ならぬ愛着と愛情を感じてウルウルとするのでした……。 涙腺が弱い人は絶対にイヴさんのような人型ロボットを導入してはいけないと、しんみりとしながら思いました。 特にイヴさんのように感情表現もできるロボットとなると……お別れが辛すぎて、壊れていくのが辛すぎて、たぶん大切な人を失ったのと同等の悲しみを味わうことになるなと思いました。 たとえ壊れかけのエラーから起きているものだとしても、愛していると言ってくれる存在を失うことに耐えられる人間は存在していないと思うのです。 現実では、ロボット技術は日々進化していますが、イヴさんのような人間型のロボットはあまり開発が進んでいないように見えるのも……こうした理由が絡んでいるのかもなんて思いました。 ロボットと人の間にあるあたたかな絆を感じられる素敵な物語でした。 素敵な作品をありがとうございました!

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  • ここスタ - KOKOKARA STARTLINE -
    ここスタ - KOKOKARA STARTLINE -
    アイドルの輝く姿に魂を揺さぶられた女の子が自身もアイドルを目指し、いざデビューを迎えるものの予期せぬハプニングのせいで事態は最悪な方向へ……というスタートラインに立ったと思った瞬間にスタートできなくなってしまったアイドルの卵の成長と再起のお話でした。 @ネタバレ開始 アイドル業界はただでさえ競争が激しそうですし、あんなことがあったりでずっと浮上できない緋月さんがどうなってしまうのだろうかとハラハラしていましたが、ファンやマネージャーさん、桃華さんの言葉に再起を誓う姿に胸が熱くなりました。 伝説となった3日間の耐久ライブ、のどは本当に大丈夫なの……!?と心配になりましたが、見事にトップへと駆け上がり、今度こそ堂々のデビューが果たせて本当に良かったです! たくさん泣いてきたので、最後のスチルの笑顔やMVの笑顔がとても眩しかったです。 いつの間にか、私もフレアに! 緋月さん、もっとなじって!(え) @ネタバレ終了 苦難を乗り越えて再起し、見事にあの憧れのステージへと羽ばたいていくアイドル緋月ちゃんの胸が熱くなる素敵な物語でした。 素敵な作品をありがとうございました!

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  • 異世界の助っ人!!ー異世界の旅路外伝ー【おまけエピソード追加!】
    異世界の助っ人!!ー異世界の旅路外伝ー【おまけエピソード追加!】
    姿の見えない友人を探していたら迷ってしまった、そんな主人公の前に異世界から「時渡り」と名乗る助っ人が現れて……設定がとても細かいところまでしっかりとしているので、読んでいて胸躍る楽しいファンタジーでした。 世界観を説明する・世界観に関わってくる単語には色がついていて、解説などがスッと頭に入ってきやすかったです。 素晴らしい工夫だと思いました。 「喚ぶ」人物に関しても男女があり、どちらのストーリーも楽しませていただきました。 主人公も友人も助っ人も性別が選べるので、もうそれだけでもいったいどれほどの分岐や細かな管理が……と思うと、この仕様には舌を巻きます。 @ネタバレ開始 エンディングで用意されているスチルがとても美しく、特にエンド4,5のスチルがお気に入りです。 EDコンプは少し頑張る必要がありましたが、コツコツとエンドを回収してタイトル画面の一枚が見られたときには達成感がありました! 攻略のヒントの「誰を信じるかの選択肢でセーブしておく」をしっかり守っていたので、ここから分岐するエンドに関しては楽に回収できました。ありがとうございます。 エンドの「自分を信じる」と「友人を信じる」はバッドではありませんが、多少バッド寄りの感が……でしたので、個人的には一番しっくりくる「あなたを信じる」エンドが好みでした。 友人も「時渡り」であるアルさんたち2人も、全員のビジュアルがとても魅力的でした。 特に本編でのみ姿が出てくる友人2人は、どちらも出会えた時に「素敵なビジュアルだー!」と猪突猛進に闇の中を突き進んできてよかったと思いました。 個人的にBGMのチョイスが素晴らしいなと思い、タイトルや後半の緊迫した戦闘など心に残る曲が多かったです。 @ネタバレ終了 誰かに寄り添うということの本質が垣間見られる、心にじんわりとくる、やさしくあたたかな物語でした。 素敵な作品をありがとうございました!

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  • ふきのとう
    ふきのとう
    ゲームの紹介画像が黒・青・赤・白…ととてもシンプルだったので、どんな物語だろうと思いながら読み始めましたが、コンピューターあばあちゃんとは一転して切なさや悲しさなど、別の意味で情緒に溢れた物語でした。 初めてプレイさせていただいたコンピューターおばあちゃんの印象が強すぎて身構えていましたが、時の流れを感じる背景音とともに綴られる人の心を丁寧に描いた短編でした。 巡る季節を写真などの背景がなくても感じられる仕様が素晴らしいです。 @ネタバレ開始 「悪い奴は生き延びるのだろう」という言葉に、人間の歴史における愚かさの極致点が垣間見られました。 お嬢さんが亡くなられたように弱い者から食い潰されていく世界に悲しくなりましたが、厳しい冬を超えて春に顔を出すふきのとうにも似た主人公のように、厳しさの中でも折れないしなやかな本当の強さを持ち合わせている人もいると感じました。 物語の終わり、その最後には春のあたたかさをほんのりと感じました。 @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございました!

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  • 終末のバタフライ:心象に映る理想郷
    終末のバタフライ:心象に映る理想郷
    複数のクリエイターさんが携わっておられる、とても美しい銀河系の星空を背景に様々な人と語らう幻想的な物語でした。おまけ要素まで込みで全て見ることでどんどん味が出てくるスルメ型のボリュームのある作品でした。 @ネタバレ開始 本編だけではなく、サブシナリオなどまですべて込みで物語が深くなっていくので遊びごたえもありました。 かなり真面目なシリアスからちょっとコミカルな明るい話まで、ちょっとしたオムニバス形式の短編を読んでいるような気持ちになりました。 キャラクター個別のおまけでもかなりの情報が得られるので、それを見た後だとまたキャラたちへの印象が変わりました。 実は全員既に亡くなっていることや新人類や戦争、テロとかなりこだわりのある重たいテーマがバックグラウンドにあり、それらの話も色々と考察するのが楽しい物語です。 @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございました!

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  • ぼくらのなつやすみ
    ぼくらのなつやすみ
    開始30秒で「ど、どういうこと?」となり、選択肢で止まりました。そして呆気なくバッドエンド!! なんでですか、私の好みを反映しただけなのにー!!(血の涙) 呆気なくバッドエンド後、タイトルにエンドリストが出てるーと見に行ったら……「こ、怖い!!」となりました。 即座にバットエンドだったのでまだ物語がほぼ始まっていないのに、ホラーが苦手すぎてここでもう怖がり始めました(笑) @ネタバレ開始 選択肢ごとにセーブしてポチポチとバッドエンドも回収しながら進めたので、エンディングも無事にコンプリートできました。 コンプしてからエンドリストを見ると、何匹も紛れている目玉の怪異ちゃん(震え) あとがきで謎の忍者さんと目玉の怪異ちゃんの解説があって、なるほど!となりました。 特に忍者さんは何者なんだろうと思っていたので、座敷童だったと正体が明かされて「忍者座敷童!」と忍者さんの名前みたいになりました(すみません) 夏休みと言えば肝試しの季節ですが、古びた洋館などに行ってはいけませんね……目玉のお化けと鉢合わせてしまったりするかも! 最後の南国ハッピーなBGMに合わせてのイラスト、眼福でした! それにしても最初のバッドエンドーーー!!(まだ言ってる) @ネタバレ終了 短いお話ながら、キャラクターたちがとても魅力的&キャラクターじゃないものも魅力的な作品でした。 素敵なゲームをありがとうございました!

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  • RiddleRoom
    RiddleRoom
    目が覚めたら見知らぬロボットの女の子と白い部屋に閉じ込められていた……から始まる水平思考ゲームを解いて真実を見つける物語でした。 答えを探すためにムノーさんに質問を続け、自分なりに答えを導きだしていく過程が大変面白かったです。 @ネタバレ開始 ムノーさんがすごく可愛かったです。スリッパで殴ってくる部分が特に可愛いです。 ムノーさんにスリッパで殴られつつ始めた質問がどう一本に繋がるのかワクワクしていましたが「な、なるほどー!」と度肝を抜かれました。 一番初めは寂しいことに一人で脱出して一人でぼーっと月を見上げていましたが、即周回してタッチパネルに飛びつき、無事にもう一つのエンディングも回収できました。ムノーちゃんが外に出た後でスリッパを取り出した時は「本当に一緒に外に出られたー!」と感動しました。 スチルがとても美麗でした……月が綺麗ですね! @ネタバレ終了 仕掛けが分かった後はすぐにまたトライしたくなる素晴らしいシナリオがとても面白い、素敵なゲームでした。 ありがとうございました!

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  • ロボット先生
    ロボット先生
    教育の低迷が危惧される日本で極秘に開発され投入されたロボット教師ロバート先生。そのノリノリで真っ直ぐな性格と言葉がスクールライフを極彩色で染め上げる、とても面白い物語でした。 セリフ回しやテンポが非常に面白く軽快で、おそらく元ネタを知っているとより楽しめるセリフや小ネタもたくさん出てきていたと思われる楽しい物語でした。 おちゃめなロバート先生が本当に良いキャラでした。 @ネタバレ開始 最後にイケメンボディになって戻ってきたパーフェクトロバート先生の、中身は一切変わっていなかったところが大団円で本当に良かったです! クラウドにバックアップがあるとサラリと言えるところがクールです! プロローグで「トラスト・ミー」と締めくくられて「国のすることだし、どうなることやら……」と半信半疑な気持ちで始めたのが嘘のように物語にどっぷり浸かりました。 ロバート先生のキャラが全編通じて本当に面白すぎて、こんなロボット先生がいたら学校も楽しかっただろうなーと思いました。 ロバート先生、早く一クラスに一人導入されないでしょうか。 @ネタバレ終了 日本の教育現場にロボットの先生が導入されたら……という、いつか技術が進歩したら本当に実現しそうな世界を一足先に体験できるとても素敵な物語でした。 素敵な作品をありがとうございました!

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