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SHIAのレビューコレクション

  • Comme des Macarons
    Comme des Macarons
    色鉛筆で描かれたようなかわいいふんわりとした絵柄に「猟奇ホラーと書いてあるけれどきっとスイート・キュート・ファンシーな物語に違いない☆」と軽い気持ちでプレイし始めたところ……かわいいだけではない、ちょっぴり怖い要素もある物語でした。 マカロンちゃんが出会ったばかりの主人公のことを「何でも知ってる」と言う時点で「これは可愛いだけではない予感」と第六感が働きました。 マカロンちゃんがしきりに「私を食べて」と勧めてくれつつも、可愛いので食べられない…!とひたすら食べないを選んでいたのですが、それだとエンディングがコンプリートできないので食べることに……。 @ネタバレ開始 ああああああああ猟奇ホラーだあああああ!!!!!(気絶) なんですかこの日に日に体の一部がどんどんなくなっていくグロッシーな画面はっ…! 待って待って待って、血ではないと分かっていてもこれがこれから数日間も続くの? ああああああああ猟奇ホラーだあああああ!!!!!(気絶) 顔面ガブリってアン○ンマンじゃないんだからそれはどうなの主人公なんでそこを選んだの片目で大丈夫とか聞いてる場合じゃないよそれならまだ両脚とか両腕にしておこうよ顔面は駄目でしょ顔面は!!とノーブレスで叫ぶくらいの衝撃でした……。 それならまだ四肢と下半身とかにしておいたほうがよかったのでは(どっちもどっちだよ!) 5回話した状態でスキップする機能がとても親切でした。 そしてそんな親切機能を使っても自力でエンドコンプできなかったので、攻略記事があって助かりました。ありがとうございました。 エンド4があって本当に良かったです…! @ネタバレ終了 かわいい絵からは想像できない、確かに猟奇ホラーもある楽しい物語をありがとうございました!

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  • パラダイム・シフト-雑踏-
    パラダイム・シフト-雑踏-
    最後まで読了すると、人間の脳みそはどこまでいっても面白い・研究し甲斐があると思わずにはいられない仕掛けが施されていました。 ピクトさんかわいいねと眺めていましたが、ピクトさんであることもすべてが伏線という非常に面白い仕掛けでした。 ある種の防衛本能なのか、それとも脳の一部に生じた修復不能なバグのようなものなのか……仕掛けが個人的に本当にツボでしたので、もう少し彼の世界をこのまま見ていたいなぁと思いました。 @ネタバレ開始 2周+2周ですべての真相が繋がり、とても面白い体験でした。 ピクトさんになっていた友人や女性がまだピクトさんでなかった頃の真実の部分で主人公がどう行動したのか、そしてそれによる自己防衛がどう働いているのかが非常に面白かったです。 「俺は、悪くない。」と繰り返す主人公が、自分の放った言葉やあの時に取った態度を心のどこかでは「俺がもし、あの時ああ言わなければ、ああしていれば」と後悔する心があることも伝わってきました。 罪悪感の大きさに比例しての「俺は、悪くない」の繰り返しだったのかなと。 @ネタバレ終了 これからプレイされる方には、是非とも何周かしていただき、作品を骨の髄まで楽しんでいただきたい素敵な作品です。 ありがとうございました!

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  • 電波に乗せた不思議な出逢い
    電波に乗せた不思議な出逢い
    つい~とアプリのとある男性フォロワーと仲が良かった主人公は、日に日にそのフォロワーさんのことが気になりついに生活にも影響が出るように……SNSにはまる主人公がどうなっていくのか、ちょっぴりハラハラしつつ見守りました。 読了後、リアルはもちろんSNSも人との出逢いは良くも悪くも偶然の賜物なので、良い出会いに関しては大切にしないとなと思いました。 ソウルメイトやエンジェルナンバーなど、自分の普段の生活では見ないものを見られて面白かったです。 シンプルながら味のあるイラストもすごくいいなと思いました。 素敵な作品をありがとうございました!

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  • 名探偵(じゃないから何の役にも)タタン
    名探偵(じゃないから何の役にも)タタン
    どこかで見たことがある気がする……いやないけれど、うっ、頭が……!なビジュアルの人たちが出てくる、名探偵が殺人事件を解決するはずの物語―――いや、違う、これは何かが違う! @ネタバレ開始 まぐれ警部っ……あなたの仇は私がとる!と勢いづいて犯人探しをして、見事に犯人を当てましたが、最後の終わり方がっ…!! 確かに天下の毛井さんならブラック持っていそうですが、これからはそのカードを使って推し活をするのですね! 月に100万も推しへの愛を注ぐなら、確かに良いバイト先だと思いました。 最後のエンドロールで毛井さんの首が掴まれている図がシュールで面白かったです。 全体通して腹筋が持っていかれました(笑) @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!

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  • 魔法学園 進級試験
    魔法学園 進級試験
    本格的な育成趣味レーションゲームで、最後の試験が意外と難しく、個人的には回復アイテムをきちんと持っているかがかなり重要なゲームでした。 初回プレイでは「まずは試験突破して最後までクリアするぞ!」と意気込み主人公をとにかく強く育てることだけに注力していたので、毎日試験勉強とアルバイト漬けな孤高の人状態でした(苦笑) とにかく魔法の杖を手に入れるぞと意気込んでいましたが、魔法の杖より回復アイテムが大事なのかも……と、戦闘の時に思い至ることに。 バイトと勉強三昧の末の試験では回復アイテムを併用しつつ敵の属性を見極めつつ、何度トライしたか分かりませんがクリアできました。 体力を限界値まで鍛えていましたが遠くにいる敵からの攻撃のダメージが地味に痛く、かと言って近くの敵ばかりを倒していても詰んでしまう…という絶妙なバランスでした。 10回の行動回数でいかに落ちている薬草類を手に入れるかなどのミニゲーム類も、楽しませていただきました。個人的にマンドラゴラのグラフィックが好きだったので、マンドラゴラ回収の人になってました。 模擬戦闘は慣れるまでボコスカ殴られまくりましたが最後の1体を倒してクリアし、無事に先生に合格と言っていただけて嬉しかったです。 1周目の反省を生かして、2周目以降はキャラクターたちとも仲良くなろうと話しかけてみたり、1周目では購入しなかったアイテムを購入してみたりと、隅々まで楽しめました。 素敵な作品をありがとうございました!

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  • 都市伝説 スキマ女はどこへ?
    都市伝説 スキマ女はどこへ?
    ホラーだけれどスキマ女さんがとてもかわいい、スキマで待機して彼が驚く瞬間をひたすらに待つ一途な都市伝説ゲームでした。 彼が学校に行っているうちに家の中で食事したり、シャワー浴びたり……気分はすっかり同棲生活!(色々な意味で) 周回前提に作られているためかシステムが細部まで親切で、周回時は隠れるところから始められたり、エンドへ辿り着くための条件などまでゲーム内にきちんと収録されていたりと、とても親切でした。おかげさまで全エンドへ到達できました。 花言葉がそれぞれのエンディングと関係しているのも印象的でした。 @ネタバレ開始 スキマ女さんが勝手知ったる我が家のように家主がいないことをいいことに食事したりシャワーを浴びたりと、やりたい放題なのもかわいいです。 特に食事をしたらケチャップをこぼしてしまったり、シャワーを浴びようとするとプレイヤーを凍てついた眼で見てきて、スキマ女さんがどんどん可愛く思えてきました。 小さくなって待機するスキマ女さんも可愛かったです! エンディングはTRUEにあたるエンディングが好きです。 頑張って色々な隙間に潜んでエンドを回収し続けてよかったと思いました。 @ネタバレ終了 動くスキマ女さんの仕草などが細部までこだわられていて、スキマ女さんの魅力をたっぷり伝えてくれました。 タイトル画面では怖そうな女性だなと思いましたが、蓋を開けてみたらとても可愛い人でした。 素敵な作品をありがとうございました!

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  • 一つ屋根の下なのに
    一つ屋根の下なのに
    一つ屋根の下で暮らす仲良し三姉弟は両親不在の中、三人で力を合わせて毎日を送っていたが……ある日、衝撃の事実が母の手紙で告げられて……から始まる、少年少女たちのホームドラマでした。 一つ屋根の下に住んでいて、自分が最も安心する場所、心身ともに安らげる場所であるはずの家。 その家が急に地盤沈下したような出来事に戸惑う三姉弟たちに、この子たちは大丈夫なのかとハラハラしながら見守りました。 1章と2章でストーリーの軸は同じながらスポットが当たるキャラが変わるので、二度楽しめました。 三姉弟たちのこれからがどうなるのか、特に理人くんがどうなるのかが楽しみな終わり方でした。 支え合う三姉弟たちの今後や日常をもっと見ていたいなと思う、素敵な作品でした。 ありがとうございました!

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  • メンヘラにだって理由がある
    メンヘラにだって理由がある
    友だちの言動が「メンヘラ」のそれに思え、しかも日増しに悪化している気がするが……とメンヘラに見える友人とどう付き合うかで結末がガラリと変わるちょっぴりサイコありかつあたたかな友情の物語でした。 @ネタバレ開始 初回で全員でプリクラを撮影しているエンド5(トゥルーエンドですね)にいったので、他のエンドがあんなに大変なことになったりするとは思いませんでした。 友人殺害と道連れエンドが、本当に行きつくところまで行きついてしまった……と怖くなりました。 個人的には「なぜそのような行動をとることになったのか」がきちんと分かるエンド5が一番良かったです。 このタイプの話の展開はほとんど見ないので、「なぜ」の部分の告白がとても良かったです。実体験をベースにされておられるからか、リアリティがありました。 親の過干渉は子どもを不幸にしかしないですね…。 @ネタバレ終了 タイトルの通り「メンヘラにだって理由がある」物語でした。 完成されたメンヘラキャラに迫られる作品とは一線を画した物語が秀逸です。 素敵な作品をありがとうございました!

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  • バッドエンドのキューピット!F
    バッドエンドのキューピット!F
    乙女ゲームの主人公になるべく色々と努力してきた主人公の前に、全順序をすっ飛ばして現れた女の子アマネさんとデートするだけのゲーム……ではありませんでした。 ギャルゲー・乙女ゲーのあらゆる展開をふんだんに盛り込んだハイスピードかつフルパワーな物語でした! 次から次に押し寄せる「あるある」だったり「ここできたか!」と思わせる展開に、たくさん笑わせていただきました。 @ネタバレ開始 アマネさんの笑い方が想像を絶するものでした(あまりにもインパクトがあったのでどうしても頭に言いたかった) 腐を用いてあんな笑い方をされる人がいるとは…! 一件落着かなと思った瞬間に登場する最終兵器「母」からの衝撃の異母姉妹設定に「で、出たー!」なんて半ばもう笑うしかない事実を眺め、人生がとことん振り回され続ける主人公の叫びを端に見つつ……アマネさんの前向きっぷりにアマネさんなら本当に新ジャンルを新規開拓してしまうに違いない!!と思いました。 @ネタバレ終了 ギャルゲー・乙女ゲーのあらゆるエッセンスを、色々な意味で詰め込んだ面白い物語でした。 素敵な作品をありがとうございました!

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  • 輪廻の門『終』
    輪廻の門『終』
    物の怪たちと顔面対決し続けてきた本シリーズも終わりとなりました。 「もう最後だから顔面対決もないだろう、だって前回倒しちゃったし!」とニコニコしていたのも束の間……新たな物の怪に何度ゴシャッ!!されそうになった(された)か分かりませんが、なんとか最後まで辿り着きました。 @ネタバレ開始 鏡やら籠の中やらに潜んでいた朧車さんに何度もゴシャッ!!されたり、式神バリアー!!と式神さんに犠牲になっていただいたりしながら、清明さんと朧車・イバちゃんと復讐者さんの手に汗握るラストバトルを見ることができました。 悠さんと清明さんの2人が負傷した後のイバちゃんの全力攻勢が格好良すぎてワクワクが止まらない状態でした。 アナザーエンドは大好きな茨木さんがっ…!になってしまいましたが、成長した茨木さんが見られたのである意味で「ありがとうございます!!」でもありました。 茨木さんとしては大好きな悠さんの腕の中で最期を迎えられて満足だったのでしょうか……元の時代では仲間はもう誰も残っていない・鬼は討伐すべしという状況になっていたので、せめて最後に逢いたい人に逢えてよかったと思いながら眠りについたと思いたいです。 トゥルーエンドでは悠さんが一時覚醒して自分で退魔するスチルがとっっても格好良かったです! 学校に行った後も2人との思い出を大切にしている悠さんが見られて、きっと悠さんの今後の人生でも2人の存在は心の大切な場所にあり続けるのだろうなと感じました。 お月見エピソードはかわいいイバちゃんの紅潮した顔にノックアウト、清明さんの大変貴重な照れ顔にもノックアウトでした。 この2人はこの先の未来に鬼が討伐される時代が来ても、こうして語らった日を忘れずにいるのだろうな……と思うと、胸にこみあげてくるものがありました。 いつかまた月を見上げて「ああ、そう言えば……」と想い馳せる日もあるのだろうなと。 (2人の良い雰囲気から、悠さんはもしかしてこの2人の遠い遠い子孫なのかな?と思いました。) @ネタバレ終了 シリーズ初作が面白く、そのままの勢いで1日でシリーズ4作すべてプレイさせていただきました。 悠さんや晴明さん、イバちゃんたち魅力的なキャラクターが織りなす物語そのものが面白く、また探索パートもゴシャ!!→そろそろ親の顔より見たお面から復帰しながら隅々まで探索を楽しませていただきました。 終わってみればあっという間な気もして、まだまだもっとこの3人を見ていたいと思う素敵な時間を過ごさせていただきました。 大変素敵な作品をありがとうございました!!

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