SHIAのレビューコレクション
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いつか、この海が凪ぐ日まで。うーちゃんの短編集に続いて、こちらも気になったので遊ばせていただきました。 とても緻密な設定と謎の多い世界で個性が際立つ登場人物の皆さんたちとの会話が面白く、また物語の後半になるにつれて少しずつ明かされていくミナミさんやお父さんたちの関係や真実…最後の一行まで目が離せませんでした。 @ネタバレ開始 珠鬼さんや夷仔さん、ロアさんやカチャさんたち、そしてうーちゃんたちとのやり取りが時に面白く、時に胸に重たくのしかかってくる物語でした。個性的な皆さんが次から次に登場するので、新たな方が画面に出演されるたびにどんな方だろうかとワクワクしました。 一番初めは機械のような無機質さだったライカさんが日々を重ねることで少しずつ心の機微に動かされていく姿は見ていて気持ちよく、同時に知ったからこそもう元には戻れない、本来の自分の在り方には戻れないという部分を見るのが後半に行くにつれて苦しいときもありました。 ミナミさんの言動や態度に怒りを感じているシーンは、個人的に本作屈指の胸が熱くなるシーンでした。 これが数十分前まで世界番地42番を消し去るという目的で来たはずのライカさんの心境の変化…! ミナミさんに対するライカさんの思いに画面の前でクリックするユーザーも感情移入が止まりません。キャラクター紹介での好き嫌いを見た時も胸が熱くなります…。 上野哀次さんだけキャラクター紹介よりもワードの上野一族のインパクトが強すぎて「それはうん…なんかちょっと頭というか人格とか色々と大変なことになってしまうわ…」と納得でした。ミナミさんもお生まれが壮絶すぎる…。 各キャラクターのプロフィールもとても興味深く、さらにワード内の様々な謎もとても気になりました。 いつか遠い遠い未来、ライカさんの心の海が凪ぐ日が来るように願います。 あまりにも長い長い時間が必要かもしれませんが、幸いにも時間がある方ばかり…ライカさんはもちろん、協力者の皆さんがまたミナミさんに出会えますようにと思いました。またみんなで食卓を囲んでほしいです。 @ネタバレ終了 海の波の音がとても切なくなる素敵な作品をありがとうございました! -
うーちゃんはきみのともだち。様々な事情や境遇の方に寄り添い続け「ともだち」であるうーちゃんの物語、そして寄り添うだけではないうーちゃん誕生のお話など、最後まで楽しませていただきました。 @ネタバレ開始 戦場で生きる方や捨てられた赤子、寝たきりの方…あるいは死体の山になってしまった方…。 ありとあらゆる方のともだちであるとてもやさしいうーちゃん、毎日そこかしこで争いや殺人や理不尽が起きる世界でみなに親しまれるうーちゃん。 そんなうーちゃんですが、誕生まで読むと複雑な気持ちになりました。 夏々智さんの話など、うーちゃん自身がどのように誕生したのかの話はとても興味深かったです。 産みの親と子どもを愛せなくなった親…うーちゃんが想像以上に重たい誕生を抱えていて「本作はとてもやさしい話でした」と言い切れないところがビターでした。 誰に愛されても、それこそもしかしたら世界中の人に愛されても親にだけは愛されないという状況、うーちゃんが報われなさすぎる大変難しい世界ですが、ある意味それは私たちの現実でも当然のように起きていることなのかもしれないと思うと…胸にくるものがありました。 うーちゃんがともだちである方々が、うーちゃんを大切にしてくださることを願います(もうできない人もいますが…)。 @ネタバレ終了 ほんわかやさしいだけでは終わらない、重みもある物語たちでした。 素敵な作品をありがとうございました! -
ちょっとそこまでスイカもらいに本気でスイカたちを叩き割っていくお話への当方の感想に、大変丁寧なお返事をありがとうございました。 こちらのお話も気になりましたので、再びダイタロスさんやイカロスさんたちにお会いしにまいりました。 バリエーション豊かなスイカ叩き割り放題のお話でもご登場のあの方に関わる本編のお話も、おまけの番外編ストーリーも人物紹介も、すべてとても面白かったです。 @ネタバレ開始 ダイタロスさんとイカロスさんの軽妙で楽しく、そして歩まれてきた人生の苦しさや悲しさの断片が垣間見られる会話は、本作もとても面白かったです! イカロスさんが道の守り神様に攫われてしまった時にダイタロスさんを逃がしたり、残されたダイタロスさんが怖いながらもイカロスさんのために勇気を奮い立たせたり…と、二人の強い強い信頼関係とお互いを大切に思う気持ちが様々なシーンから伝わってきました。 なお、帰宅時にいきなり背後の鏡に神様が写っていた時は「ほぎゃー!!」とホラー苦手ビビリチキンのため、盛大な悲鳴が脳内で出ていました。ユーザーもダイタロスさんも怖がりまくり、画面の中のイカロスさんだけが怖がっていなかった状況でした。 二人が神様といざ対峙したときに、いきなりラーメンとマリンさんが出てきたときは「これはどういう…!?」と思いましたが、時を止めるという超チートなフィス・グレイスさんのご解説のおかげで「なるほど!」となりました。時間を止めていることそのものに対する小さなツッコミのやり取りもとても面白かったです。 ロバートさんは先に遊ばせていただいたスイカ大戦な物語ではご登場時からスイカに囲まれていましたが、本作ではまさかまさかの黒幕的な立ち位置で…! 今回の物語の騒動と人物紹介を拝見して、一人で色々な重責を抱え込んでおられるのだなと思い、ダイタロスさんたちの助けも借りながらお兄さんたちの分まで広大な土地を頑張って治めてほしいと思いました。 道の守り神様は「あ、そういう経緯で…」と思いましたが、文字だけで見ても儀式のあたりなどは「い、いやいやいや! 型にはめて、焼く!? 焼くってどういうことですか!?」と、少年が歩んだ過酷な運命に悲しくなりました。因習村…的な、そういうものでしょうか…ずっと蔵の中にいて、ご飯などもろくに与えられていなかったとあり、もう太陽の光をいっぱいに浴びて美味しいものたくさん食べてほしくなりました。 スイカでもあんぱんでもラーメンでもなんでも好きなものをたくさんお食べよ…!という気持ちでした。 起きてしまったことは変わらないですが、どうか道を通るすべての方に感謝されながら過ごしてほしいです。 悠陽さんの祈りにはウルッときました…御二人に近しい者として色々思うところがあるであろうその胸中と最後の一文に「御二人のみならず、あなた様もいつまでも健やかで、できれば楽しいことがたくさんある人生を送ってほしいよ…!」と思いました。 番外編ストーリーでご登場時は「そういう順番だったのですね…!」と真相の部分が大変興味深かったです。イカロスさんとの会話は、お互いクソガキやジジイというチクチクした言葉をたまに挟みつつも根底には互いの無事や平穏であることを思いあう気持ちが伝わってきて、事態はただならぬ状態ですが、みんなが平穏無事にいけるといいなと思いました。 イカロスさんが「長命種ではない人間の一生くらいどうとでも~」と口にされたとき、胸が熱くなりました。立ち絵の表情と相まって「何があってもお前の一生はちゃんとまっとうさせてやる」という気概が感じられて、グッときました。 (途中のダイタロスさんの「何も聞かずに抱いて!!!!」は思わず吹き出しました。) 本編はもちろん、人物紹介や番外編ストーリーを見るとさらに物語の深いところが入ってきて、本当にとても面白かったです。 細やかな設定がとても緻密かつ広大で、細かいところの世界観などもとても気になりました。 ◆バグ?のご報告 CG集から番外編ストーリーに進むと、CG集の選択画面が前面に出てくるようです。井戸端会議、匿名希望のTさん、どちらのストーリーでも同現象が確認されました。一度タイトル画面に戻ってからCG集は通らずに番外編にそのまま進むと大丈夫でした。 一応ご報告だけさせていただきます。ご迷惑でしたら申し訳ありません。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました! -
告白で先生を困らせたいXで制作されている旨を拝見したときから、とても楽しみにしておりました。 タイトル画面からして「困り顔の先生尊いっ……尊い先生尊い、先生尊すぎる先生っ……!」と尊いと先生を互いに挟むくらいに期待と尊さで溢れつつ、いざ先生とお話しさせていただきました。 @ネタバレ開始 先生と一対一でお話ししているというだけで、やたらとテンションが上がり年末年始の休み程度では取れなかった一年の疲れが瞬く間に浄化されていきます…シュアアアア... ビアリク先生とお話しできる空間、とんでもない癒しの魔法空間状態でした…! お勉強のお話も好きな食べ物のお話も、時に一拍置きつつもふんわりと応じてくださる上に、お菓子をお渡しした際にはサラッとこちらまで気遣ってくださる先生…輝いていらっしゃる…とても輝いていらっしゃる…!(※プレイヤー個人の先生尊いフィルターによるものです) 思わず画面の前で拝みたい衝動に駆られました。先生が尊すぎます…。 まじないまでかけていただいた茶葉で主人公さん(と寮の皆さま)が魔法概論を猛勉強できますように…次に先生にお会いしたときはスラスラ答えられるように戦名をしっかり覚えておかねば、ですね! (魔法概論の部分のお話から、先生の授業を一度受けてみたいと思いました。魔法史や魔法概論の授業内容にとても興味があります…!) 選択肢を選ぶ順番を変えると、サラッとカミンスキ教授に渡しておいでと仰られるので思わず「ああああー!ちがいますーー!」と心の中で叫び声が出ました。立派だと褒めてくださる先生は大好きですが、ちがーーーう! 涙が滝のように出てきて止まらなーい!状態です。 何事も順番が大事だなと思いました…でも生徒の頑張りをきちんと見て適確に促す先生も好きです…。 どちらのエンドも教師と生徒で終わるのが最高でした。 不器用で努力の御人ということで、努力の大切さや何かを成したり習得する大変さを知っておられるがゆえであろう頑張る生徒が生徒として好ましい、人として好ましいに留めてくださっていることが本当に好感度高すぎて、さらにビアリク先生のことが好きになりました。 聞かなかったことにしてすぐに軌道修正して、教師と生徒としての時間を取り戻すのもやさしさだと感じました。 特に最後の「明日も教室で~」は、告白した側が変に気まずい気持ちを引きずらないようにというやさしさもあるのかなと思いました。 ビアリク先生は教師としても人としてもしっかりした倫理観とお考えをお持ちで、さらに厳しさとやさしさを持っておられて大好きです。そんな先生と一時過ごせて大変幸せな気持ちになりながらの読了となりました。 日々多忙だと思われるビアリク先生が、紅茶やハーブティで癒されつつ今日も幸せでありますように。 @ネタバレ終了 大好きなビアリク先生と過ごす一時、とても楽しかったです。 素敵な作品をありがとうございました! -
シューカツ! ~forever with 御社~きちんとした就活をしたことがない社会人が通ります、初めましてシューカツ。なんて怖い。 面接官によっては面接時間があまりにも怖いのでホラーみまで感じました。なんて怖い。 そして、面接をいくつも超えて最終面接までしないと就職できないという事実。なんて怖い。 世の中の方はこんな厳しすぎるシューカツ戦争を生き延びて「御社にForever!」していらっしゃるんですか…それはもうどこかの会社に無事に就職できただけで偉業の中の偉業なのではと感じます。 自分の人生をまるごとぶつけて落とされるなんて、これから社会に出る若者に社会が初手で出すにはあまりにも世界チャンピオン級の右ストレートすぎて、私も「シューカツもうやだー!地獄ーー!」と世の中のシューカツ戦士の大半の方が叫んでいるのではないかと思う叫びが出ました。 ここで、私がいかにシューカツが不得意でド下手であるか…御覧に入れましょう。 初回プレイ、ない内定(約束された結末)をいただいた後の強化で、全強化をMAX最大値まで強化しても就活ポイントが9999のまま!! なんということでしょう、どれだけシューカツが下手なのこのひよこプレイヤー! @ネタバレ開始 一周目、盛大にやらかしました。 「途中でやめてはいけない」と文字色まで変えて注意してくださっていたのに、いざ面接でいいカードが出てこないと「もー、なんで主人公こんなエピソードしか出てこないの? やり直そう!」と何度も途中でやり直しを…だから、それダメなんだって!と気づいたのが二次面接でした(プレイが下手すぎる) それが響いてお祈りメールがいつ来るのかとずっと待って、延々とプレイしていました…。 一周目で貯めに貯めた就活ポイントを使い全強化MAX、二周目はレアな強力エピソードを用意してもなお、なぜか説明会の時点で9999Pで開始しました…。 あらゆるチート解放を駆使した結果、二周目はわずか3日目でベンチャー企業を立ち上げるという無敵の人になっていて、1周目に終わらぬ就活をしたかいがありました。謎の美少女のまま終わってしまった星乃さんのお名前や所属大学などとともに、一周目も返しそびれていたボールペンを返却できて安心しました。 星乃さんほどの方なら引く手数多でシューカツしなくてもいいんじゃないかな?と、スペックを見て驚愕しきりでした。海外のトップ企業が「ぜひわが社にForeverを!」と逆にお願いしていそうな気配がします。「最近のイシュー」がサラリと出てくるあたり、あまりにもつよつよすぎる(でもつよつよな方はそれだけ人一倍努力もしていることを忘れてはなりませんね…!)。 二周目は何もかもが順調に…というよりたぶんリアルに近い感じで?面接日程などが過ぎていき、無事に就職活動を1か月以内に終わらせることができました。 面接にて、どこかで見た先生…いえ、あの面接官さんが出てきたときは何を言ってもどんなカードを切ってもダメな感じで「もはやホラー。恐怖映像ならぬ恐怖面接。入社したらこの人が上司でないといいなー」などと失礼なことを思いながら半ば「これで落ちるかな」と思っていたのですが、落とされずに次に進めたときはホッとしました。 最終面接での質問は「あ、大学名!?」と焦りましたが三択だったので助かりました。入力だったらたぶん詰んでいました。 面接で大切なカード類は、強化失敗で思ったように強化ができなかったり、見たことのない強いカードが手に入ったりと、悲喜こもごも、入れ替えも育成も楽しかったです。 ベンチャー企業のカード、いかにも強そうでいいねーいいねーと思いながら、経験の海外関係では結構タフなエピソードのカードが多くて「主人公タフですね!」と驚きました。 就職活動はとても奥が深く面接官さんたちの中にはまったく会えていない方もいそうで、やり込み要素もたくさんあって、まだまだ就職活動は終わりそうにありません。 内定ほしい~~!と思いながらチート入手(いいのか?)カードを切っていきたいと思います。レアカードもどこどこ~?と探すのが楽しいです。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました! -
涙恋花R -Never Ending Flowers-お懐かしのあの方から、ご新規の方まで様々な悲恋を楽しませていただきました! 今回は自作背景にも挑戦しておられるとのことで、背景も楽しみでした。 @ネタバレ開始 クリア順でルート毎に感想を寄せさせていただきます。 ▼四ツ辻彼岸さん 彼岸花が大好きなので迷わず四ツ辻さんルートから乗り込ませていただきました。 ……が、なんやねんお前ェッ!と言いたくなるつよつよ怨霊さんがひどすぎて…どう考えても悲恋の未来しか見えなくて悲壮な思いとともにエンディングを迎えました…二人とも…なんでそんなことに…怨霊さん強すぎて泣きます…。 四ツ辻さんみたいなお料理上手で京言葉のやさしいお兄さんとかもう大好きすぎて、四ツ辻さんが登場するたびにわくわくしました。方言男子が素敵すぎて、画面の前の私もツッコミが京言葉にならざるをえません。「お祓い仕事も台所仕事も、きりっとしたはるわ~」。 しかし…しかしながら…! こういう外見も中身もとてもイイ男に限って薄命すぎて「これが涙恋花よ…!」と、かなさんの真骨頂を堪能させていただきました。 お祓いのたびに苦しむ四辻さんを見るのは辛かったです…。 些事ですが、あのシーンで豆腐を三角形に切るのは逆にすごいですよ、主人公さん! 選択肢に思わず笑ってしまいました。 ▼馬酔木颯さん 結構なツンツン具合で皇帝という言葉が相応しい御方だなー、でも面倒そうでも相手にしてくださってやさしい…と思っていたら、まさかの大家族のお兄ちゃんでしたか! なんだかんだでやさしいわけだと納得でした。 そして、本当に申し訳ないのですが途中まで「思春期の弟みたい」と思ってしまいました…結構な頻度で「馬鹿女」と連呼してくる&主人公さんがサラッと流す余裕があるので、思春期で反抗期な年下の弟くんを「はいはい」と見守るポジのお姉さん的な気持ちでした。主人公のポジション的にもそう感じたのかもしれません。「ツンデレかな? そこがかわいい!」などと皇帝に対して大変不敬でした…でもツン具合がかわいいのだもの、仕方ない…! ハッピーエンドだと結婚して頂点に連れていくところは「うんうん、そうだよね」と思っていたのですが、トゥルーエンドはまさかの機械の心臓が…でビックリしました! 本当に二人で一つ、いつか必ず優勝ですね! 余談ですが、お写真に見慣れたあの方が…嬉しかったです! ▼青鈴龍之介さん チラチラチラつく女の影やめてよぉー!と思っていたら、まさかまさかのパパ!? 確かに「彼女に似ている」ではなく「あの人に似ている」とのことでしたね…プレイヤーの思い込みが激しくてすみません、昔の女だと勘違いしていました…パパでしたか…娘さんなら確かに似ているところもありますよね…勘違いして本当にすみませんでしたー! 土砂崩れ後のそれぞれのエンドは、腹グサッはもう論外レベルの悲しみでした。飛んできた瞬間に間に入って手でパンッ!と弾いてあげたい、その鉄の塊…! お墓参りエンドがもちろん一番ハッピーで個人的には推したいところですが、お別れお手紙エンドも捨てがたい…過去の回想に目頭が熱くなりました。とても立派な自衛官さんでした。お父様もきっと一緒に働きたかったと思いますし、娘さんを守ってくださったなんて、すごく嬉しいだろうなと思います。 このルートの主人公さんはエンドによっては二度も大切な人を失って、本当に悲しい運命背負いすぎて不憫でした。 ▼百合園円さん 四ツ辻家の怨霊さん、できることならこっちのヤリ逃げ彼氏の家に派遣いただきたいと思いました。まる。 涙恋花の中でも百合園さんのお話は比較的マイルドで、思いが届いたか届かなかったで綺麗に結末が分かれるところが好きです。 そして、円さんがとにかくかわいいです。かわいい…ふわふわしていて、かわいいの権化すぎます。 推したいのは10年後エンド、Anotherも好きです。トゥルーはせっかく見た目まで変えて主人公さんの前に現れたのに…と、彼の想いを思うとやりきれなくなりました。 性別なんて関係ない、好きな人に好きって言っていいんだよと背中を押してくれるやさしさをたくさん含んだルートでもあったので、最後の悲しい終わり方は本当に「百合園くんが報われてくれないと困る!」と叫びたくなりました。悲しみが深い…。 ▼日向井葵さん バイトの先輩ストーカーすぎる! 目の前にいる葵さんにしておきなよ!とバイトの先輩の迷惑行動などを聞いて思いました。一方的に深夜に電話をかけてくる時点でロクな男じゃねーですよ!と画面の前で騒ぐユーザーでしたが、この時の私は真っ白で無垢でした…葵さんの闇が微塵も見えていませんでした。後々に彼の別側面に震えることになるとは、露ほども思いませんでした。 あと四ツ辻家の怨霊さん、ヤリ逃げ彼氏一族をシメたら、今度はバイトストーカーセンパイのお宅にも臨時派遣いただいて…(怨霊さんのリクルート先が多すぎるよ涙恋花…!) 葵さんは途中までスパダリ感溢れる頼もしい好青年だっただけに、ストーカーセンパイの新しいお宅に光の速さで駆けつけてくださったときは「GPS仕込まれてるー!?やりよったな、葵くん!」と秒で悟って、今後はヤンデレきちゃうやつだ…と予測しました。「目の前にいる葵さんにしておきなよ!」とかバームクーヘン片手にする主人公ちゃんに勧めていましたが、後の祭りでした。 手 錠 で て き た 。(可能性として監禁の予想はしていましたが、まさかの手錠…!) 恋は人を狂わせると言いますが、本当だったのですね…主人公さんが監禁されてしまうのも、監禁されずに葵さんだけが亡くなるルートも、どちらも悲恋が過ぎる…!と震えました。主人公さんだけで世界ができている人も好きですが、叶わなかったときの激重度の桁が違いますね…! ▼黒宮神薔さん 冷たく見えるけれど本当はとてもやさしいシゴデキスーパー社長、数年ぶりにまたお会いできてうれしいです。 他社の社長さんからの心無い言葉などをビシッと制してくださるところなど、黒宮さんらしくていいなと懐かしさも感じながら結末まで行かせていただきました。 包丁を出してきたあの方は…お気持ちは分かるのですが…ですが…あまりにも救われない…こちらの方も運命が狂ってしまった、あるいは自ら破滅に突き進んでしまって、悲しかったです。恨みの気持ちは本人にとっても、とても息苦しかっただろうなと思います。 ルートによっては社長が大変なことになってしまうのがつらい…ですが、ハッピーでは二人の明るい未来が、黒薔薇エンドでも主人公さんと再会できるのでこちらも個人的にはハッピーエンド。二種類もハッピーエンドがあってよきよき…と大満足でした。 社員を大切にする黒宮社長には、社員さんたちの真ん中で笑っていてほしいので、救いがあるエンドがイチ推しです。 なお、社長がお泊りを提案してきたときは「しゃちょおぉおお!?」と変な声が出ました。急展開ドキドキすぎました。 キャラ紹介で100万円の使い道に、青鈴さんが貯金→老後の資金にしていて「まじめすぎる…!」と思わず唸りました。大変堅実で、いまの日本の状況を考えると大変頼もしく、安定感が抜群すぎます…! そしてさらに唸ったのが日向井さん…すべてが彼女でできている(震え声)。激重な愛がこわi…素敵です! 日向井さんは、本当に彼女でできているんですね、彼女100%。何もかも愛されたい女性にはとことん突き刺さる男だーと改めて再確認できました。 Extra Storyでは四ツ辻さんの嫉妬具合が好きすぎました。ニヨニヨが止まらないです。そうですよね、主人公ちゃんは職業柄そういうこともありますよね…お仕事と分かっていても、上書きせねばですよね…その静かに燃える心が好きです。ニヨニヨが止まらないです(大事なので二度言いました)。 ボリュームたっぷりの6人の物語、いずれも個性的でとても楽しかったです!(&切なすぎました…!) 主人公さんの背景など、一部自作された背景も堪能させていただきました。主人公さんのお部屋の背景はとてもオシャレで楽しげで特に素敵でした。 @ネタバレ終了 今回も素敵な悲恋の数々、情緒乱されながら楽しませていただきました。 また、ご活動5周年とのこと、おめでとうございます! 今後のご活動も応援しております! 素敵な作品をありがとうございました! -
ドッキリ!でおヨメにきなさいっ!!全世界の可愛くて可憐な女の子は幸せであるべき! というわけで、かわいい女の子たちを幸せにするべく、私も幸せな彼女たちを見て幸せになるべく、プレイさせていただきました♡ やったー♡ 可愛い女の子ばかり、それも最後は一人一人みんな幸せそうで私も幸せ~♡ @ネタバレ開始 クリア順の感想になりますー。 ▼陶子さん かわいいメイド幽霊さんのまさかの死因に、私も滑って転ぶところでした。 履歴書など過去の例歴や仕事にかかわるものに怯えてしまうところが可愛かったです…いや、確定申告関係とか私も激ブルなのですが! リアクションが大きいところも可愛くて、目を瞑ってイエーイ!みたいな差分は激カワでした♡ こんなかわいい幽霊さんなら憑いてこられても怖くないどころか、賑やかで仕事のストレスも吹っ飛んじゃいそう…と思いつつ、剛四郎さんに憑いてずっと一緒、何かあれば呪っちゃいます!なゴースト流の愛が素敵でした。 剛四郎さんを支えて、これからも御皿を数えながら楽しく暮らしてほしいです。 ▼めむさん 稀代の天才科学者めむさんは、怖がらせポイントが一番分かりやすかったです。科学者ならオカルトなど非科学的なものより、現実の動物などのほうが怖がりそうと予想しました。 一度頭が回転し始めるとGO!GO!と突き進んでいき、何やら不穏で危険なことを超スピードで進めようとしているところも可愛くて、背中を押したくなりました(押してはいけないときもありそうですが)。 最後のスチルがあまりにも可愛くて失神するところでした…え、これこの角度から抱きついているの可愛すぎでしょ! 可愛すぎてこの角度のドローンとしてずっと飛び続けて二人を眺め続けたい…! とおバカ丸出しになってしまうほど可愛かったです♡ 夫であり実験体でもある剛四郎さん、頑張ってください…! ▼桃菓さん まさかのストーキングのプロ…! 可愛い女の子~アイドル~高嶺の花~なんて思っていたら、中身はだいぶおもしれー女だったなんて。 しかもストーキングレベルの桁が違う! とんでもねぇ御仁じゃないですか、桃菓さん…! 剛四郎さんが桃菓さんの身に起こったアカン現場に乱入していくのは、さすが剛四郎さん!と思いましたが、それを忘れているのもまたさすが剛四郎さん!でした…はい、剛四郎さんならそういう現場を目撃したら手当たり次第に乱入していきそうなので、覚えていなくても仕方ないかなと思いました。 メイクや髪形が崩されそうになると「は?」みたいな顔で目から光がなくなって、とんでもなくコワイオーラを出されるのも魅力的でした。 大好きな人の背中に追いつくために、いつかその横を歩くために頑張れる女の子、大好きです!(ストーキングレベルには目を瞑りつつ) 最強の広報担当さんがついた『悪の組織』は、向かうところ敵なしですね! 御二人のますますのご活躍を応援しています♡ ▼なびげーしょんさん まさかまさかの中に人がいるとは思わず、びっくりしました! 頼れる我らがなびげーしょんさんが、とても可愛い女の子だったなんて…! なびさんの名前の件は、おもわず「名前ぇえェァァアイ!」なんて奇声とともに先代のパパ様へ苦情の言葉が出るところでした…他の子たちのルートプレイ中、AIがお名前とは微塵も思いませんでした…私もずっと人工知能のほうのAIだと…。 巨大チンアナゴのぬいをぎゅっとするなびさんも、あとがきのあのとても素敵なスタイルのなびさんもとても可愛かったです。 四人ともをクリアして、女の子たちはもちろん可愛いのですが、性別を超えた存在である剛四郎さんもとても可愛いお人でした。 くるくると表情が変わり、自分の美しさや強さはしっかりと把握して武器にしつつ、相手のこともよく考えて行動する…そんなお人でしたので、魅力がありすぎました。人間力が強いと言うべきでしょうか、女の子たち同様、私も剛四郎さんが大好きになりました。 なびげーしょんさんとのコミカルなやり取りもとても楽しかったです。 一番好きな子は誰?とあとがきにありましたので、挙げるとしたら…すみません! 剛四郎さんです! 蜘蛛に怖がったり、ふふーんとなってみたり、赤くなったり、呆れたり…どの子に対してもツッコミとやさしさを忘れない剛四郎さんが大好きです。 今作はドット絵がとても素敵で、女の子と剛四郎さんがてくてく歩くところはもちろん、占いなどもとても華やかで見ていて楽しかったです。 さらに、TLで公開なさっていた時からずっと気になっていた小物たちも総数がすごいことになっていて、一つ一つ埋めていくのが楽しかったです。履歴書に不採用がつくところには苦笑いが出ました…。 ドット絵は初めてのことでしたが、初めてでこんなに素晴らしいものが描けるなんて…御子柴さんすごすぎます…! @ネタバレ終了 過去二作品とは異なるカラーのコミカルかわいいお話、とても楽しく堪能させていただきました! 早くも次回作がとても楽しみです✨ 素敵な作品をありがとうございました! -
朱の波紋前作履修済みで、本作も楽しみに遊ばせていただきました。 「あの方どうなった?」の部分が綺麗に謎が解けてよかったです。 @ネタバレ開始 桐子さんとソラさんのことなど謎だった部分がすべて解けると同時に、どうして死神になったのかという重たい部分など、とてもドラマティックな物語でした。 なお、バッドエンド回収に定評のある私ですので、ここ一番の「絶対に間違えないでよね、即死よ!」のシーンは「即死だね、オーケイ、気をつけるよ!アクセル全開!」かーらーの、無事即死でした(知ってた) ちゃんと即死ルートを回収するプレイヤーの鏡となりました。 朱羽さんの存在など、桐子さんの激つよ無敵謎すぎる面に留まらず、やわらかい部分もたくさん持った人だったのだなとジーンときました。 娘さんと夢見た授業参観のシーンは「ありえたかもしれない未来」を切望しているようで、とても悲しかったです。 ソラさんとお母様も無事に再開し、また日常へ…と戻った後、過去作に出てきた映画の2が上映されたりと過去作プレイ済みのユーザーは思わず笑顔になるうれしい終わり方でした。 オマケのゲームも遊ばせていただきました。Aランクまではいけたのですが、マウス操作だと移動+クリックの必要時間と動作があるためか仕留め損ねること多々…たぶんマウス操作よりスマホなどのタップ系だとSランクが取りやすいのかな?と思いました。 シリーズ完結おめでとうございます&お疲れ様でした! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました! -
ナンセンス・タイトル自分で色々とチョイスしておきながら「どういうことなんだ、それは」とお腹を抱えて笑うしかない成り行きに、いままでにないタイプのゲームで大変面白かったです。 私のあまりにもナンセンス・チョイスがすぎるせいで、最後はすべてが崩壊しました。 @ネタバレ開始 『前世の私の遺体』『ドラえもんを背に乗せたアンパンマン』『ピカチュウを口に押し込んだカービィ』『50代のおやじが一週間履き倒した靴下』『凝縮されたドォルドォル!!な加齢臭』など、あまりにもおかしなチョイスをしてしまったせいで、すべてが崩壊しました。 どうせならぶっ飛んだ内容にしてやるぞー!とやる気を出した結果、「『ゴリラのドラミング』で私の部屋の鍵を開け~」なんて主人公が言い出した時は「何で開けてるんだよ!それは明らかにそのまま突撃して破壊してるやろ!」などセルフツッコミをかます始末でした…。 選択肢がズラリと出てきたときの異様さといったら…思わずスクショしました。 他の方がどんなものを入れているのか、とても気になります(*´ω`*) @ネタバレ終了 真面目に組むもよし、ありえない展開に全振りするもよしの、楽しいお話でした。 素敵な作品をありがとうございました! -
好きなものは何ですか?好きなものは何だろう…突然の真っ暗闇の中、何が起きるのかと身構えつつ、質問に答えさせていただきました。 とてもコンパクトな作りですが、何が起きるか分からない感じがとても良かったです。 @ネタバレ開始 突然拘束と目隠しをされたらしいので、大変従順にいかせていただきました。 好きなものはあまり他のユーザーさんが入れなさそうなものを捻出し、敢えての超極論型かつ通常は絶対入れないものをとり「人類絶滅」と入れたところ、質問に答えるのも一苦労する有様でした…が、最後に主人公がやたら人類絶滅を叫んでいるところは完全に狂気の人になっており大変シュールで面白かったです。しかも脱出できてしまう。脱出させて大丈夫なのかこの人?となりました。 「使用済みオムツ」と「人類絶滅」と「赤ちゃんプレイ」と「50代オヤジの加齢臭」の四択で行こうと思いましたが、残りの三択だと人権が消えるところでした。 自分の性癖などを入れてしまうと、大絶叫で性癖を連呼する人になってしまいますね。 推しキャラなどを入れると全力で愛を叫ぶことになるので、それはよいかも~とも思いました。 入れるものによって印象が変わるのが大変面白かったです。 @ネタバレ終了 人権を自ら消してかかるところでしたが、人権が消えなくて本当に良かったです。 素敵な作品をありがとうございました!
