heart

search

ソルトのレビューコレクション

  • 崇高なテロリスト
    崇高なテロリスト
    すごい!PC画面風に隅々まで作り込まれていて、クリックできる場所を思わず探しちゃいます。 この作り込みと掲示板コメントがリアリティを生んでいて、生々しさにうわーと思いながら読み進めました。 心が元気なときにプレイすると色々考えるところがあっていいと思います。 そもそもタイトルからして皮肉が効いていますね。 @ネタバレ開始 境遇や考え方の全く違う人が瞬時に繋がってしまう時代、 言動には特に注意しなきゃいけないと思いますね。 ふとした一言が人を傷つけるかもしれない。 子どもたちだって見ているかもしれない。 自分の意図しない形で拡散されてしまうかもしれない。 牛も魚も卵もおいしく頂きます。 でも粗末にしちゃうこともありますね。 理想を追い求めすぎるとしんどいですものね。 @ネタバレ終了

    レビューページを表示

  • サイレンと
    サイレンと
    言葉を認識できなくなった「わたし」の視点で語られる、不思議な雰囲気でした。恋愛要素あり。 断片的な情報から想像する余地が多く、プレイヤー毎に色々な受け止め方になりそうです。 @ネタバレ開始 「わたし」はずるい男ですが、どうやら2人はお互いベタ惚れのようなので良しとしましょう。 サイレンが離れて行こうとしたのは、「わたし」のためにならないという思いと、「わたし」が好意をカタチにしてくれない不安からだったのではないかなと思いました。 ガラスのコップはそういうことか。2人が幸せでありますように。 @ネタバレ終了 トゥルーエンドの到達条件は、ドツボにはまると全然わからなかったです。 私は明後日の方向に考えていたので、2時間くらいかかりました。 同じように詰まっている方向けに攻略メモ↓ @ネタバレ開始 ・選択は2回だけ ・1回目は〇でOK ・1回目で×を選んだときの展開がトゥルーへのヒント ・〇→〇の「ちゃんと、見て、読んで。」はヒントとかじゃありません。  (私はこれに拘って彷徨い続けました。) @ネタバレ終了

    レビューページを表示

  • 篠目村
    篠目村
    切なくほろ苦い青春ホラー掌編。 古い伝承にまつわる村へ友人の誘いで訪れ…という不穏過ぎる展開。 2人の関係性や心情が丁寧に語られ、徐々に明かされるにつれ、 もっと読みたい、名残惜しいと感じました。 雰囲気や演出がとても良かったです! しん、と静かさが満ちるのが特に好き。 個人的には青春7、ホラー3くらいの割合に思いました。 @ネタバレ開始 最初は2人は大学で知り合った友人Aくらいの関係だと思っていたので、 生贄にされるやつじゃん!と思いながら読み進めたのですが、 True endで語られる渡辺の心中に感動しました。 幸せになりたくて、身代わりにするために近づいたはずが、 共に過ごす日々で満たされたのだろうなと思いました。 @ネタバレ終了

    レビューページを表示

  • ありすすいーぱー
    ありすすいーぱー
    あのマインスイーパーがこんなに可愛く!? しかもとっても遊びやすいです! 完全クリアまで一気に遊んじゃいました。 と言ってもカスタムとかスコアアタックとか、まだまだ遊べそうですね。 本当にあらゆる点で可愛くて、特にありすちゃんのフルボイスが良かったです。 他にも、立ち絵、星&猫の足跡マーク、アイキャッチなどなど、素敵でした。 楽しい時間をありがとうございました! @ネタバレ開始 ありすちゃんのぱんつ(小声)は観測するまで柄が決まらない・・・? @ネタバレ終了

    レビューページを表示

  • 忍者爆発
    忍者爆発
    ぶちこんでいくぜ! これクセになりますね! 最初から最後までめちゃくちゃ楽しかったです! 心の忍者が爆発して寝られなさそうです。

    レビューページを表示

  • さらば劇薬
    さらば劇薬
    主役の座を競う2人の少女のエチュード(即興劇)。 なんと、役者2人の物語と、彼女らの演じるエチュード、 2つの物語が楽しめてしまう。 役者の思いがあった上で舞台上でどう動くか、という面白い構図です。 どこまでが演技なのか、そもそも現実と演技の境界はあるのか、 そんな考えが頭を過ぎる迫真のストーリーでした! そして演出が凄いです! 公演ポスター、チケット選び、開演前の挨拶、 章間のイラスト、パンフレットなど凝ってる! 選択肢の選び方も斬新でした。 素敵なイラストを画面いっぱいに使って、 鏡写しのようなそれは内面の変化を暗示しているようにも思えました。 @ネタバレ開始 私の読解力では理解が追い付いていないかもしれないのですが、 最後の選択肢が一際印象的です。 何をしてもマチネが止まるイメージが湧かず、ドキドキ! エンド2には茫然としました。 役に入り込み過ぎて現実となった悲劇なのでしょうか。 後から考えると、マチネ王子役を抜けてもマチネ役としての激情が 彼女を突き動かしたように思えました。 エンド1は、張りつめていた緊張が解けて、 現実に引き戻されるような感覚でした。 「女子高生たちがエチュードを演じる」というお芝居だったのかなと。 ○○役の××ですという、役を解除したときの安心感、好きです。 @ネタバレ終了

    レビューページを表示

  • てんがいちかく
    てんがいちかく
    え?おお!なんと!・・・プレイ中に感嘆の声ばかりあげてしまった。 センスの塊のような短編作品(15分くらい)。ネタバレなしでやるべきです。 作者様の「もんだいがある▼」とは打って変わって暗めの雰囲気でしたが、どちらも素敵です! 恋愛要素とミステリ要素が含まれていて、 なおかつしっかり心情が伝わってきてこのコンパクトさ! 密度が凄い! ちゃんと最後まで見れたかどうかだけ不安ですが、 @ネタバレ開始 リセットして最初からやり直す項目が出てくるところ @ネタバレ終了 で完結ですよね。たぶん。

    レビューページを表示

  • 桜影に揺蕩う
    桜影に揺蕩う
    和風の世界観で繰り広げられる主人公総受けの甘々BLコメディです。 抱腹絶倒のギャグ・小ネタから格調高く情緒溢れる情景描写まで、多彩な文章が素晴らしく、時間が経つのを忘れました。 立ち絵は美しく、読み進めるほどにキャラのイメージにピッタリでした! どのキャラも第一印象からは想像も付かないような素顔を覗かせてくれるのがとても魅力的です! あまりに純真で、初心で、世間知らずで、ちょろい、けれど芯のある主人公にイケメンたちが翻弄されるのが楽しくて楽しくて。 本当にありがとうございました! 下ネタは多めですが、過激な表現や肌色はないので、間口広く色々な方が楽しめる作品だと思います。 @ネタバレ開始 個人的には東雲が一番好きですね。 威風堂々(テーマ曲大好き!)でおっふさせられるのも、両目に眼帯で爆笑させられるのも、ほのぼのと壺を鑑賞するのも、全部好きです。 かつて取れなかった手と手を取り合って進んでゆく。 突っ込み不在の二人はとってもお似合いだと思います。 千早の口が悪いのに性格が凄く優しいのも大好きです。 死ぬまで耐久お友達ごっこのパターンもこの二人らしくていいなあ。 紺の本心がどこにあるか分からない、掴みどころのない感じ、好きです。 その本心を駄々洩れさせちゃう主人公は恐ろしい子・・・! ゆかりは純真で可愛い、でも多分肉食なんだろうと思うとそれも良き。 東雲エンドで彼の才能の片鱗が伺えて震えました。 瀬尾は有能過ぎる。その有能さで主人公をおちょくりに来るので、彼との会話シーンはずっと笑っていました。 お母さまは懐が深くて素敵です。 深すぎて深淵を覗いてしまいそうですが。 @ネタバレ終了

    レビューページを表示

  • タイトル無し
    タイトル無し
    これは一本取られたという見事な展開でした!満足度が高い! ゲームなのに文字のみで魅せて、それがむしろプラスにはたらいている面白い作品です。 いや、内容は若干ホラー&奇妙な気分になるものですが。 何を言ってもネタバレになってしまいますが、15分くらいでブラウザで遊べる超短編なので是非に。

    レビューページを表示

  • 和泉くんと三姉妹。
    和泉くんと三姉妹。
    高校生の男の子が三姉妹と過ごす日常ラブコメです。 会話中心の賑やかな日常が多数のスチルで描かれていて、とても楽しかった! 伸び伸びとしていて、いい意味ですごくフリーゲームらしい作品だなと思いました。 というのがエンド1までの感想ですが、本作は各ヒロインにエンディングがあります。 これらを見ないと分らないことも多いし、みんなめちゃ可愛いので、ぜひ見るべき! 少しだけ難しめですが。全エンディング閲覧で解放される後日談も良い! 最初はくるみ推しでしたが、クリアするころには皆好きになりました。 三姉妹と和泉くんは、育った境遇が全く違うのですが、お互いの価値観を少しずつわかり合っていく構成が凄く素敵でした。 他に2作品投稿なさっているようですので、そちらも折をみてプレイしたいです。 @ネタバレ開始 おまけエピソード良かったです! 3人の服装が違うイラストが見れる豪華さ! 和泉くんとくるみのお似合いっぷりが良い。 お揃いにこだわる和泉くんも可愛いな。 控えめなしずくが勇気を出してという感じがグッときました。 ベタですが、ラブコメ的な意味では一番好きなシーンかも。 あまねさんは「覚悟していていいんでしょう?」というセリフが好きです。 時々弱さを見せたりするところもいいんですが、少し挑発的な振る舞いが好き。 @ネタバレ終了

    レビューページを表示