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白玉ユキトのレビューコレクション

  • 血染めの花【フリー版】
    血染めの花【フリー版】
    このタイトル見覚えあるな、と思ったらリメイクなのですね。当時は気になりつつもプレイできなかったのですが、今回見かけて良い機会だと思い、プレイさせて頂きました。 面白かったです! プレイ時間7~8時間と知って慄いていたのですが、いざ読み始めてみると長さを感じず、一気に読み終えていました。次々と事態が変化していくので、途中でだれることなく、ぐいぐいと物語を引っ張ってくれます。OP動画のクオリティが高くて、開幕から期待を煽ってくれるのも大きいですね。 正直、プレイ前はSSの雰囲気を見て、イロモノ系かなと思っていたのですが(失礼)、実際には登場人物達それぞれが抱える過去と、そこから連なる因縁が入り組んだ人間ドラマの物語でした。 @ネタバレ開始 謎の痣が出て死に至り、また感染し、それが花の毒によるものだと判明する流れはパニックホラーのそれでしたが、読み進めていくと、れっきとしたサスペンスでした。また「1つの舞台で2つの事件が起きている」という形はあまり馴染みがなかったので盲点でしたし、こういう形もあるのかと新しい発見でした。 杏ちゃんの感染経路は明らかだったので、椿先輩が犯人なのか?とは思いつつ、でも動機や因縁が不明でしっくりとは来なくて。そこが明らかになると、これが2つ目の事件であることが判明して、上手い具合に真相へのミスリードになったものだと驚きました。やはり主人公に近づく優男は怪しかった……! そして、最後にはほとんどの人が死んでしまって、事件が解決してもめでたしでは終われないな、と思っていたのですが、まさかの一手でした。序盤からずっとあった「なぜ桜ちゃんが元気になれたのか」という疑問と繋がっての解決だったので痺れるようでしたね。まあ、全員が助かったわけではないのが、悲しいところではありますが……。 @ネタバレ終了 プレイ時間の長さを感じさせない物語の完成度と、豊富なイラストにフルボイス。とても満足度の高い作品でした。 ありがとうございました!

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  • 星霊調香師
    星霊調香師
    今作も大変楽しませて頂きました! ファンタジーな世界で、更に調香師という一般には馴染みの薄い職業ゆえに必要な説明も多いのですが、物語の流れに応じてキャラクター達によって少しずつ紐解かれていくことで自然に馴染んでいけるのは、本当に巧みな筆致だと思います。 そうして紡がれた世界観・設定の数々が、無理なく無駄なく、そして余すことなく作中で展開されるので、物語全体の納得感、そして読み終えた後の満足感が非常に高かったです。人と星霊の関わりや登場人物のバックボーン、王国の継承争いに恋愛まで、これだけの要素を盛り込んでいながら、決して駆け足に感じることなくこのプレイ時間に収まっているのが、本当に不思議でなりません。1つ1つのイベントが物語に対して2つ3つの意味を持つ密度と構成力が本当にすごい。 @ネタバレ開始 最初、読み始めた時は、調香師に星霊、はぐれ星に堕ち星と畳み掛けられてちょっと戸惑ったのですが、森へ巡回に行った辺りから一気に物語にのめり込んでいきました。墜ち星の危険性を目の当たりにして、約束通りに守ってくれるジュリオン様、ロサさんの指摘による不信感、セシリアちゃんの意思の表明、そして流れるようにロサさんの過去編へ、加えて黒幕に悪意がないという伏線まで。振り返ってから、このイベントの密度の高さに驚きました。 そしてロサさんの過去で「はぐれ星とはこういうことか」と理解できて(激臭に笑いながら笑)、シエルくんの過去では「こうして墜ち星になるのか」と理解できて。同時に星霊という存在があった時にどう悪用されるか、という点も描かれていたので、世界のリアリティが感じられましたし、クロヴィス様による軍事転用も納得感のある展開でした。 シエルくんの弱さがすごく好きです。過去編での「愚かで臆病な俺を許してほしい」という独白がとても響きました。好意は否定しないのに前に出られなくて嫉妬がちなところ、自身が堕ち星で星霊の力がなく、それを隠しているという引け目ですよね。明かしてしまった後の投げやりなところとか、ロサさんが魔法を掛けている時の悲しそうな顔とか、切なくて堪りません! ジュリオン様も恰好いいですよね。ロサさんからの追及をごまかさなかったり、想いを伝える場面では「優しさに付け込んだ」と自分が悪く映るまでに実直であったり、この人なら信頼しても大丈夫だと思えました。後日談でセシリアちゃんが通い妻化しているのは笑いましたし、やり取りがめちゃくちゃ甘くてとろけました。あと、アップになった時に気付いたのですが、泣きぼくろありますよね? ドキッとしました! @ネタバレ終了 物語の完成度が高く、とても充実した時間を過ごさせて頂きました。 ありがとうございました!

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  • 回顧、来ぬ
    回顧、来ぬ
    プレイして驚きました。めちゃくちゃ面白かったです。 特にシナリオの構築力が飛び抜けて高い! 土着信仰のオカルトミステリーに少年少女のジュブナイル的な要素が組み込まれていて、非常に読み応えがあります。オカルトにもルールがあるはずだ、と謎を探っていく流れがすごく好みでした。 また結構な長編でありながら、序盤から気になる要素で惹きつけられますし、中盤も少しずつ謎が紐解かれては覆され続けて、最後までだれることなく読み進められました。作中で出てくる要素の繋がり方が本当に見事だと思います。 イラストは結構癖がありますが、だからこそ和らいでいた部分もありますし(黒田くんとか)、欲しい箇所ではバッチリ出てくるので良かったです。 それとキャラクターが、特に序盤は好感度が低く感じましたが、物語自体がとにかく面白いので、どんどん読み進めるうちに愛着が湧いてきました。自分は賢治郎さんとアキくんが好きでした。あと主人公の紗羅紗ちゃんの成長していく姿は見所の1つだと思います(触角みたいにぴょこぴょこ動く髪が可愛い!) @ネタバレ開始 黒田くんや司書さんの見え方が明らかにおかしいのに、一切突っ込まれずに話が進んでいくんですよね。おかしいんだけど、回想とかで明かされたりもしないので、その謎を抱えたまま流すしかなくて。で、そのまま読み進めていると、化け物に襲われるんです。それで「化け物ヤバいやつ」と思っていると、実は大抵の人が化け物に見えていることに気付いて「これは逆なんだ」と。 そうなると、もう完全に引き込まれてますよね。自分で答えを出すように誘導されているわけで。 最初に襲ってきた化け物が明らかにカイコの姿であることも、かなり大胆な提示ですよね。それ以降はおくろもっけが強調されているせいで、分かっているのに分からないみたいな状態になってました。 田舎の宗教という怪しさと、家庭の問題による子供の歪みが、オシラヒメの祝福というオカルトで繋がっているのが、本当に見事だと思うんです。登場人物がそれぞれ宗教に関する重要な位置にいて、登場人物を描写すると、それがそのまま舞台の説明になっていく。キャラクタを描くと世界の理解が深まるというのは、物語の最適解ですよね。 アキくんが途中から、何でも出し入れできる便利屋みたいになっているのが面白かったです。序盤は影が薄いんですが、呪いが解けてから自分の意見を口に出すようになると、ちょっと嫌味っぽいのが好きでした。 享四郎さんとの会話での「約束は言葉で縛る身近な呪い」というのは妙に納得感のある表現でしたね。鹿肉を食べて口が曲がったエピソードですが、調べてみたら実際の蚕の神オシラサマにもそういう逸話があって驚きました。 あと、きりえさんが死を選んだのは救えるものがこの世に無かったからだ、という解釈は、とても心に響くものでした。誰が悪いわけでもない、ただ世界が悪かったのだと。もしあの場面が本当にきりえさんの演技であったなら、彼女はきっと救われたのではないかと想像します。 @ネタバレ終了 本当に楽しませて頂きました。ありがとうございました!

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  • 天使のロマンホリデー
    天使のロマンホリデー
    アニメ調のイラストにキツめの色合いが気になってプレイしました。 とても面白かったです! 罪人とはいえ皆に事情があり、肯定してあげる分には素直な話で終わるのに、つついてみれば裏の事情が見えて様相が変わってくるのが本当に面白かったです。 二人一組の組み合わせも関係性がいいですよね。メイリンとクガイとか。 @ネタバレ開始 自分の推しはギルさんとウラさんです。グイグイいってタジタジなのがすごく好き! あとセンパイも。こっちは実るのだろうか。 @ネタバレ終了 分岐のバリエーションも豊富で、いろんなパターンが見れて楽しかったです。 ありがとうございました!

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  • 無限の月空
    無限の月空
    まるで映画のような作品でした! 3Dのキャラクタという見た目に始まり、記憶喪失の主人公を助けてくれた刀を携えた謎の美少女、彼女が仕事として引き受ける異界の怪物退治、Rayという光学式の端末、更にはOPムービーと、序盤から引き込まれる要素ばかりで、開始早々とてもワクワクして最後まで一気に読み進められました。 また、選択肢でエンドは変わらないとあったので、心の声に従って麻耶さんを選びました。喫茶店で「ポスターの女優さんだ!」と声を掛けたら依頼主って、もう運命じゃないですか! @ネタバレ開始 皆がそれぞれ何かを抱えていて、それを明かしながら展開していくので、読み応えがありました。しかもそれがラストバトルで結集する流れで熱い。 ただ、要素の噛み合わせが悪いのか詰め込みすぎなのか、妙なダイジェスト感があったのは事実です。例えば凛ちゃんのエピソードは単体では良くても、仮に無かったとしても物語自体には影響しないと思うんですよね。 ちなみに映画で一馬くんが出てきて、しかも彼女と上手くいきそうな流れでびっくりしました。前作ではトラウマだったはずなのに! でもお互いの心境に変化があって、上手く付き合っていけるなら良いことですね。幸せになってほしい! @ネタバレ終了 トップの画像もそうですが、ビジュアル面での見せ方がやっぱり上手いなぁと思います。 面白かったです。ありがとうございました!

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  • 箱入り娘たち
    箱入り娘たち
    今作も高い技術力を目の当たりにしました。 起動してすぐの選択肢がくるくる回っている時点で軽く感動を覚えてしまうわけですが、プレイ中も文字が背景をスクロールしていて不思議な読み味でした。 「箱庭のイヴ」の2面スクロールには、きちんとそれに見合った演出がありましたし、「恋をする箱」の切り口は「なるほど、そうきたか!」と。左から順番に読んでいくと、次々と驚きがある構成でした。 (ただ「恋をする箱」は何かめちゃくちゃ重かったです。スペックは充分なはずなのですが) ありがとうございました!

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  • fluffy
    fluffy
    性格診断のような、ということでプレイさせて頂きました。 何かの質問をYES/NOで答えていくのかと思ったら、行動によって変化していくのですね。面白い! 初回プレイでは3本足の宇宙人みたいなやつになりました。 バリエーションも豊富ですし、キャラもたくさんいるので、いろいろ試したくなりますね。 全体的にパステルカラーで、キャラも愛嬌があって、とっても可愛かったです! ありがとうございました!

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  • 晩夏の神様
    晩夏の神様
    何とも温かく切ない気持ちになる作品でした。 読んでいて、とにかく穏やかな空気を感じました。 大きな事件などは何も起きず、ただ2人が仲良くしているだけなのですが、その距離感や雰囲気がとても心地のよいものでした。いつかの夏を思い出します。 @ネタバレ開始 ちょっと濃い目のカルピスとか、ラムネのビー玉の取り方とか、近所に住む3つくらい上の兄ちゃん感。 夏の数日しか会えないけれど、お互いにその時間を大切にしている関係が、すごく愛おしいですね。 別れの日に「眠れないよねぇ」なんて最後の時間を惜しんだり、ビー玉を返されたことで「必要なくなったんだ」と弱気になったり、何だか無性に切なくなりました。来年はまた会えても、いずれは会えなくなる日が来るのでしょうね。 @ネタバレ終了 キャラのイラストなどはないのですが、それが却って内容に集中させてくれた気がしました。 素敵な作品をありがとうございました!

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  • 車座怪談
    車座怪談
    怖くて面白かったです! 10個の怪談が聞けるゲームということで軽い気持ちで読み始めたわけですが、どの話もしっかりと怖くてビビり散らかしました。本人の体験談という態で語られているからか、どの話も実体があって濃いリアリティでした。その怪談に当たっての語り手の感想が交えられている点も効いているのでしょうかね(マイナカードまだ作ってないのか、とか)。創作もOKという前提はありましたが、幕間の会話からするに(あるいはそのせいもあって)より実体験であるという感触が強くなりました。 何より、これだけバラエティに富んだ怪談を語れる作者様がすごい。心霊系から不思議系から人が怖い系から、なんだこれ的なエピソードなのに後からふっと怖くなる話から、よくこれだけ持ち出せたものだと引き出しの多さに感服します。「次はお前だー!」みたいな雑な驚かせ要素がなくて、じんわりと怖くなってくる怪談ばかり揃っていたのが好みでした。 @ネタバレ開始 「事故物件」の誰もが一度は見たことがありそうなオッサンの顔は、本当に夢に見そうです。しかも幽霊が出るという話の中に幽霊男の体験談という二段構造、更に終わったと思いきやのドアノブ……これが一番怖かったですね。 「かざす女」のグラスを通して人を見ていた理由だとか、「渚のフェス」の不気味ながらもいい話に見せかけて……とか、「ぬらりひょん」の夢だったのかと忘れた頃の松脂とか、後からゾッとするお話が本当にお上手です。 「かざす女」の話の後で、ガチで怖くて物言いがつくのが好きです。実際、酔った勢いでの怪談でホンモノは想定してないですし、まずジャンルが違いますよね。ホラーというよりサイコでしたし。 「ぬらりひょん」は宗教とか洗脳の話みたいで不気味でした。からの「テレビジョン」でふふっとなって、遅れてきた「かなめじゅん」でダメでした笑 「看板の店」は「100点を取り続けなければならない呪い」という表現が好きでした。あと「濁ったスーパーボールみたいな質感」という、まさに見てきたようなリアリティの高さですよ。 「仏壇」の話も、ただ聞く分には「なんだそりゃ」って感じなのですが、なんで三番目で五郎なんだろう、とか、実家は随分ボロくて散らかってるな、とか、仏壇に子供の写真が飾ってあるじゃん、とか、語られない部分が不気味でした。そしてコメントのほうを拝見して、そういうことだったのか、と。ついでに、夜中の語らいは何だったんだろう、と気になっていたのですが、この場自体が怪奇現象だったのですね。恐ろしや。 小林くんの話にはどうやっても辿り着けず、攻略を見させて頂きました。さすがにこの仕掛けは気付かない! 内容は何とも救われない思春期の話でしたが、呪いが返ってくるのが怖かったですね。これ以上に呪いが効いたらどうなっていたか、という話の後に、まさか入力させるのか、と震えたところで終わって安心しました。 @ネタバレ終了 エンディングが何だかすっきりしないまま、何となくの不安を残して終わるのが、ホラーって感じですよね。 面白かったです。ありがとうございました!

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  • 私の声が聞こえますか
    私の声が聞こえますか
    いろいろと考えさせられるお話でした。 声の小ささに悩む少年と、微かな呟きすら聞き取る先輩とのボーイミーツガール。一見するとよくある感じなのですが、いざ読み終えてみると最初の印象からは大きく異なり、あまりない題材に思えました。改めて思い返すと、その要素が物語を阻害しないよう丁寧に組み込んであることに驚きます。 @ネタバレ開始 事前知識なしで読み始めたので、最初は屋上という場所、そしてタイトルの「私」から、先輩が幽霊なのだと思っていました。でも中盤で普通に廊下にいたことで間違いに気付き、最後に教えてもらった時に「そういうことなのか」と。幽霊とかいう、ありもしない非現実要素で思考停止していたのが少し恥ずかしくなります。 分かってから思い返すと、ウグイスの鳴き声を「気のせいだった」と否定する場面がとても印象深く感じました。自分の知覚したものを否定して普通の振りをしていることもそうですが、箔斗くんにも自分と同じように聞こえていると油断している辺り、だいぶ気を許していたのでしょうね。 そして選択肢ですよ。「ああ、2周目で解禁されるパターンね」なんて深く考えずに選んでしまったわけですが、これ時間ですよね? 勢いで告白するのではなく、相手の気持ちを察するゆとりが要る、というのはテーマと合致した素敵なアイデアだと思います。 高峰先輩の「自分は普通と違うから」と好いた上で身を引く気持ち、よく分かるんですよね。それは相手のことを考慮しない選択だけれど、自分のことに精一杯で相手のことまで気が回らなくて、傍からは面倒くさい人に見られてしまうんだろうな、とか思ったり(実際、告白を断る姿を見て少し思いました……) 卓也くんも、本当にいい奴ですね。彼がなぜ箔斗くんと仲良く? という疑問はあったのですが、欠点を上回る美点があるからだと明かされて、良い関係だなと思いました。電車に乗る場面で彼が背の高さに不便する姿を見て、箔斗くんが自分以外の世界に少し気付く瞬間は好きなシーンです。 読み終えて、背が高すぎるとか左利きとか、それで困るのは自分だけど、声が小さいとか耳が良すぎるとかで困るのは相手なんだよな、とか、聾とか盲だと「かわいそう」になるのに、少しできないorできすぎる場合には途端に冷ややかになるのは何でだろう? とか、そんなことを考えておりました。 それから、おまけの棚からそっと記録を覗き見る様子は、温かさを感じてすごく好きです。 @ネタバレ終了 感じたことを書いていたら長くなってしまいました。 箔斗くんの台詞は文字が小さくなっていたり、卓也くんは少し頭が見切れていたり、細かなこだわりがとても印象良く感じられました。 優しく温かなお話、読ませて頂き、ありがとうございました。

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