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白玉ユキトのレビューコレクション

  • 世界一彼女の近くで
    世界一彼女の近くで
    面白かったです! 挑戦的なあらすじを見て挑んだわけですが、見事に終盤まで気付けませんでした。そして、気付いた瞬間に「これか!」と驚き。その発想はなかったです。 @ネタバレ開始 最初は「守護霊か?」と思い、体を拭いてもらっている、で「ペットか?」と来て、絡まれた時に体をずらしたところで、ようやく「眼鏡か!」と気付きました。自分も普段眼鏡を掛けているので、眼鏡に対して違和感が全くなかったんですよね。 ちなみに近づいてきた男がオールバックのオラオラ系に見えて、自分も「僕」と同じように警戒してました笑 良い人で良かった。髪を下ろしてる時のほうが優しそうで好きですね。 惣田さんも童顔を気にしていましたが、髪を下ろしてるイラストがすごく大人っぽく見えたので、こちらも髪型のせいもあるのかもしれませんね。 @ネタバレ終了 おまけも含めて、とても満足な時間を過ごせました。ありがとうございました!

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  • 特別清掃部隊STOCK
    特別清掃部隊STOCK
    タイトル画面カッコイイ! と思いながらプレイさせて頂きました。 コミックみたいで面白かったです! オシャレな画面に個性的なキャラクターの魅力が強くて、またコンパクトに纏まっているので、難しいことを考えずに一気に読み進められました。研磨さんが可愛い! @ネタバレ開始 明らかに「僕」に何かあるな、という感じで、二重人格の殺人鬼なのかな、とか考えておりましたが、そちらだったのですね。 終わってみれば、なるほど、と納得できることも多くて、そして元村さんが良い人だなぁと思いました。 @ネタバレ終了 楽しかったです。ありがとうございました!

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  • トナリノ
    トナリノ
    怖い!! 短いお話ですが、非常に綺麗に纏まっていて肝が冷えました。自分も気を付けようと思います。 @ネタバレ開始 タオルなんか借りてどうするんだろう、と思ったら……。しかもその凶器によって自分は容疑者から外れる寸法でヒエェとなりました。 でも恐らく彼女は捕まりますね。素手でドアロックを解除したから指紋がいっぱい付いているはず……いや、タオルで拭いたかも笑 それにしても、相手の状況を文章で語らず、背景でさらっと出してしまうのは上手いですね! あと関係ないんですが、エンディングの恐竜の着ぐるみの女の子でふふってなりました。 @ネタバレ終了 面白かったです! ありがとうございました!

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  • Slide to Slide 夏をとりもどせ!
    Slide to Slide 夏をとりもどせ!
    スライドパズル! 最初は簡単だったのですが、4×4くらいから難しくなりますね。まず元の絵が分からないので配置を推測するのが大変でした。 @ネタバレ開始 ツンデレのアンガーちゃん、可愛かったです! @ネタバレ終了 楽しかったです。ありがとうございました!

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  • 変な意味怖
    変な意味怖
    「なんだろう、このタイトル」と思いながらのプレイでしたが、これはアイデア賞ですね! 1話ごとに「そうきたか」と思わせてくれる内容でした。 仄暗い感じで始まってじわじわと怖いのですが、途中には笑えるパートもあったりして、プレイしての満足感は結構高めです。 あと毎度のことながら作りが丁寧なので(左右の看板とか)、安心感と安定感がありました。 @ネタバレ開始 開幕「お母さん艶っぽい!」から始まったので、すぐホラーになってビビッてました。カメラマンのおじさんとか、店主のおばあちゃんとか、無駄に怖すぎる。読み終わった後でも「見守っててくれてたんだよね……?」と確信が持てなかったくらいです。 左右の看板が間違いを選んだ後は通行禁止に変わるようになっていて、作りが細かいなぁと感じました。 2話目も怖い感じになるんだろうなぁ、と思っていたのに、人形ちゃんをぶん殴ったところで声を出して笑ってしまいました。勢いが良すぎる! あと、おばあちゃんが走ってくるだけで面白いのはずるいし、まさかのオチ! まぁ幸せなら良いのでしょう。 エンディングには動きがあって驚きました! でもこれ、結構悲しい結末ですよね。そうすると、本編の不気味な展開は夢の中だったからなのかな、と想像しました。 @ネタバレ終了 素敵な作品でした。ありがとうございました!

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  • ティラノフェス2023オープニング
    ティラノフェス2023オープニング
    フェス開幕おめでとうございます! プロモーションカード面白そうですね。 今年も楽しませて頂きます!

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  • 血染めの花【フリー版】
    血染めの花【フリー版】
    このタイトル見覚えあるな、と思ったらリメイクなのですね。当時は気になりつつもプレイできなかったのですが、今回見かけて良い機会だと思い、プレイさせて頂きました。 面白かったです! プレイ時間7~8時間と知って慄いていたのですが、いざ読み始めてみると長さを感じず、一気に読み終えていました。次々と事態が変化していくので、途中でだれることなく、ぐいぐいと物語を引っ張ってくれます。OP動画のクオリティが高くて、開幕から期待を煽ってくれるのも大きいですね。 正直、プレイ前はSSの雰囲気を見て、イロモノ系かなと思っていたのですが(失礼)、実際には登場人物達それぞれが抱える過去と、そこから連なる因縁が入り組んだ人間ドラマの物語でした。 @ネタバレ開始 謎の痣が出て死に至り、また感染し、それが花の毒によるものだと判明する流れはパニックホラーのそれでしたが、読み進めていくと、れっきとしたサスペンスでした。また「1つの舞台で2つの事件が起きている」という形はあまり馴染みがなかったので盲点でしたし、こういう形もあるのかと新しい発見でした。 杏ちゃんの感染経路は明らかだったので、椿先輩が犯人なのか?とは思いつつ、でも動機や因縁が不明でしっくりとは来なくて。そこが明らかになると、これが2つ目の事件であることが判明して、上手い具合に真相へのミスリードになったものだと驚きました。やはり主人公に近づく優男は怪しかった……! そして、最後にはほとんどの人が死んでしまって、事件が解決してもめでたしでは終われないな、と思っていたのですが、まさかの一手でした。序盤からずっとあった「なぜ桜ちゃんが元気になれたのか」という疑問と繋がっての解決だったので痺れるようでしたね。まあ、全員が助かったわけではないのが、悲しいところではありますが……。 @ネタバレ終了 プレイ時間の長さを感じさせない物語の完成度と、豊富なイラストにフルボイス。とても満足度の高い作品でした。 ありがとうございました!

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  • 星霊調香師
    星霊調香師
    今作も大変楽しませて頂きました! ファンタジーな世界で、更に調香師という一般には馴染みの薄い職業ゆえに必要な説明も多いのですが、物語の流れに応じてキャラクター達によって少しずつ紐解かれていくことで自然に馴染んでいけるのは、本当に巧みな筆致だと思います。 そうして紡がれた世界観・設定の数々が、無理なく無駄なく、そして余すことなく作中で展開されるので、物語全体の納得感、そして読み終えた後の満足感が非常に高かったです。人と星霊の関わりや登場人物のバックボーン、王国の継承争いに恋愛まで、これだけの要素を盛り込んでいながら、決して駆け足に感じることなくこのプレイ時間に収まっているのが、本当に不思議でなりません。1つ1つのイベントが物語に対して2つ3つの意味を持つ密度と構成力が本当にすごい。 @ネタバレ開始 最初、読み始めた時は、調香師に星霊、はぐれ星に堕ち星と畳み掛けられてちょっと戸惑ったのですが、森へ巡回に行った辺りから一気に物語にのめり込んでいきました。墜ち星の危険性を目の当たりにして、約束通りに守ってくれるジュリオン様、ロサさんの指摘による不信感、セシリアちゃんの意思の表明、そして流れるようにロサさんの過去編へ、加えて黒幕に悪意がないという伏線まで。振り返ってから、このイベントの密度の高さに驚きました。 そしてロサさんの過去で「はぐれ星とはこういうことか」と理解できて(激臭に笑いながら笑)、シエルくんの過去では「こうして墜ち星になるのか」と理解できて。同時に星霊という存在があった時にどう悪用されるか、という点も描かれていたので、世界のリアリティが感じられましたし、クロヴィス様による軍事転用も納得感のある展開でした。 シエルくんの弱さがすごく好きです。過去編での「愚かで臆病な俺を許してほしい」という独白がとても響きました。好意は否定しないのに前に出られなくて嫉妬がちなところ、自身が堕ち星で星霊の力がなく、それを隠しているという引け目ですよね。明かしてしまった後の投げやりなところとか、ロサさんが魔法を掛けている時の悲しそうな顔とか、切なくて堪りません! ジュリオン様も恰好いいですよね。ロサさんからの追及をごまかさなかったり、想いを伝える場面では「優しさに付け込んだ」と自分が悪く映るまでに実直であったり、この人なら信頼しても大丈夫だと思えました。後日談でセシリアちゃんが通い妻化しているのは笑いましたし、やり取りがめちゃくちゃ甘くてとろけました。あと、アップになった時に気付いたのですが、泣きぼくろありますよね? ドキッとしました! @ネタバレ終了 物語の完成度が高く、とても充実した時間を過ごさせて頂きました。 ありがとうございました!

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  • 回顧、来ぬ
    回顧、来ぬ
    プレイして驚きました。めちゃくちゃ面白かったです。 特にシナリオの構築力が飛び抜けて高い! 土着信仰のオカルトミステリーに少年少女のジュブナイル的な要素が組み込まれていて、非常に読み応えがあります。オカルトにもルールがあるはずだ、と謎を探っていく流れがすごく好みでした。 また結構な長編でありながら、序盤から気になる要素で惹きつけられますし、中盤も少しずつ謎が紐解かれては覆され続けて、最後までだれることなく読み進められました。作中で出てくる要素の繋がり方が本当に見事だと思います。 イラストは結構癖がありますが、だからこそ和らいでいた部分もありますし(黒田くんとか)、欲しい箇所ではバッチリ出てくるので良かったです。 それとキャラクターが、特に序盤は好感度が低く感じましたが、物語自体がとにかく面白いので、どんどん読み進めるうちに愛着が湧いてきました。自分は賢治郎さんとアキくんが好きでした。あと主人公の紗羅紗ちゃんの成長していく姿は見所の1つだと思います(触角みたいにぴょこぴょこ動く髪が可愛い!) @ネタバレ開始 黒田くんや司書さんの見え方が明らかにおかしいのに、一切突っ込まれずに話が進んでいくんですよね。おかしいんだけど、回想とかで明かされたりもしないので、その謎を抱えたまま流すしかなくて。で、そのまま読み進めていると、化け物に襲われるんです。それで「化け物ヤバいやつ」と思っていると、実は大抵の人が化け物に見えていることに気付いて「これは逆なんだ」と。 そうなると、もう完全に引き込まれてますよね。自分で答えを出すように誘導されているわけで。 最初に襲ってきた化け物が明らかにカイコの姿であることも、かなり大胆な提示ですよね。それ以降はおくろもっけが強調されているせいで、分かっているのに分からないみたいな状態になってました。 田舎の宗教という怪しさと、家庭の問題による子供の歪みが、オシラヒメの祝福というオカルトで繋がっているのが、本当に見事だと思うんです。登場人物がそれぞれ宗教に関する重要な位置にいて、登場人物を描写すると、それがそのまま舞台の説明になっていく。キャラクタを描くと世界の理解が深まるというのは、物語の最適解ですよね。 アキくんが途中から、何でも出し入れできる便利屋みたいになっているのが面白かったです。序盤は影が薄いんですが、呪いが解けてから自分の意見を口に出すようになると、ちょっと嫌味っぽいのが好きでした。 享四郎さんとの会話での「約束は言葉で縛る身近な呪い」というのは妙に納得感のある表現でしたね。鹿肉を食べて口が曲がったエピソードですが、調べてみたら実際の蚕の神オシラサマにもそういう逸話があって驚きました。 あと、きりえさんが死を選んだのは救えるものがこの世に無かったからだ、という解釈は、とても心に響くものでした。誰が悪いわけでもない、ただ世界が悪かったのだと。もしあの場面が本当にきりえさんの演技であったなら、彼女はきっと救われたのではないかと想像します。 @ネタバレ終了 本当に楽しませて頂きました。ありがとうございました!

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  • 天使のロマンホリデー
    天使のロマンホリデー
    アニメ調のイラストにキツめの色合いが気になってプレイしました。 とても面白かったです! 罪人とはいえ皆に事情があり、肯定してあげる分には素直な話で終わるのに、つついてみれば裏の事情が見えて様相が変わってくるのが本当に面白かったです。 二人一組の組み合わせも関係性がいいですよね。メイリンとクガイとか。 @ネタバレ開始 自分の推しはギルさんとウラさんです。グイグイいってタジタジなのがすごく好き! あとセンパイも。こっちは実るのだろうか。 @ネタバレ終了 分岐のバリエーションも豊富で、いろんなパターンが見れて楽しかったです。 ありがとうございました!

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